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2024年10月の読書メーターまとめ

けいちゃん
読んだ本
12
読んだページ
3397ページ
感想・レビュー
12
ナイス
245ナイス

2024年10月に読んだ本
12

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

けいちゃん
ネタバレ期待度が高すぎたからか、「え?これで終わり?」という結末で、最後に梯子をはずされた感じ。たしかにミスリードに騙され、「この人の正体が実は……」という展開に驚かされはしたが、数ある珠玉のミステリーで感じる「いやー、見事に騙された!」という爽快感は感じられなかった。帯の「二転三転四転五転の力業で読者をねじ伏せてくる」の言葉には納得。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
12

けいちゃん
「シリーズものなのに、タイトルに統一性がないよな~」と思っていたので「あとがき」の作者の言葉が腑に落ちた。確かに、前シリーズでキリコが結婚したことに驚いたので、「わたしは彼女の羽衣を隠した」の言葉を「うまい例え!」と感心した。そして近藤さんの作品によく見られるまあまあブラックな内容も、予想がつかない意外な真相も面白く読むことができた。シリーズ序盤なので、まだまだ楽しめそうで嬉しい。
が「ナイス!」と言っています。
けいちゃん
ネタバレ「モヤヤン」、ピッタリなネーミング。誰もがその存在を抱えているであろうが、表に出すことはない。また、實成が囚われていた「善く生きる」、難しいテーマだ。實成の母の「やさしい人は、勝手な人でもある」の言葉と同じように、全方向に通じるものではないから。いろいろと哲学的なことを考えてしまった。「いつも月夜に米の飯」という言葉、初めて聞いたが、物語のテーマにふさわしい言葉。
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けいちゃん
アンソロジーって、たいてい知らない作家さんの作品も入っていることが多いが、これは見事に名だたる作家さんぞろい。残念ながら三越のある地域に暮らしていないのでイメージがつかみにくい部分もあったが、十分楽しめた。特に、「ガリレオ」シリーズに出会えるとは思っていなかったので、嬉しかった。とりを飾るのにふさわしく「そうきたか!」な展開にも満足。
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けいちゃん
「『隠れる』は運動をしない状態なので、身体に悪いのです。実際に運動をしてしまえば、恐怖が去ったと勘違いして身体が平静状態に戻れます。」時々、負の感情に支配されるときがあるので、これは使える!「イライラの先には楽しいことが待っているのです。……過酷な自然環境で進化してきた古い脳は、考える作業は適当に切り上げようと、嫌なイライラを発動する」なるほど!今度、イライラしたときに、自己分析してみよう。各章ごとに差し込まれる「しょうがなくない」の話題も、「しょうがない」だけでは割り切れない事象をフォローしてくれる。
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けいちゃん
ネタバレほっこり~。これはYAになるのかな。サクサク読めて、一気読みできた。世間の目が一人親家庭に偏見を持たなくなっているのは感じていたが、「確かに今は、さまざまな家族の形態がある。」の言葉通り、一世代昔なら考えられない家族の形態に違和感を感じなくなっているのを改めて感じた。世の中のいい流れだね。みかん=未完、なるほど!言い得て妙。
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けいちゃん
一話目を読み始めて「あれ?これ、エッセイだったっけ?」と思ってしまうリアルさがあった。また、ドキリとする一言も。「甘いということで言えば、人間はみんな自分に甘いのだと思う。それを律したり、努力するようにつとめさせるのは、環境の力なのだ。」親ガチャなんて、その典型だよね。「子どもは近い将来、なんて古臭い人間なんだろう、と自分をあきれた目で見ることだろう。」これは自分が自分の母親に思うこと、娘に思うことそのままだ。ちなみに、タイトルを冠した短編がないのが珍しく、各短編をタイトルと結びつけて考えるのも楽しめた。
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けいちゃん
「同じ内容なら漫画版で」と思い読んでみた。「『何のためにプレゼンするのか』『聞き手はどんなイメージか』を考えた後、次に考えるべきは『ゴールは何か』です。このプレゼンを通して、『聞き手をどういう状態に持っていくか』『どこをプレゼンのゴールとするのか』を言語化します。」「相手にどうしてもらいたいかがゴール」「意味がつながっているかどうかを確認する」「なくても通じる言葉はカットしよう」「『プロセス』は話してはいけない」「スライドは『読まずに頭に入る』ことを目指す」「話がかみ合わない時は『前提』を確認しよう」
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けいちゃん
ネタバレずっと気になっていたシリーズ。普段は気にしたことがないが、下戸であることを残念に思う。一話一話がとても短くて、それもいい。祥子の置かれた状況が切なくて、だからこそ、それがランチ&お酒の味を引き立てる。義徳の再婚相手に「姑にいびられてしまえばいいのに!」と思ってしまう自分がいて、自分に苦笑い。「見守り屋」の仕事のエピソードが続くのだろうが、義徳や明里との関係はどう展開していくのだろう。
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けいちゃん
ネタバレ「病棟シリーズ」、3冊目。一番おもしろかった。まさか、マリ江にまで聴診器を使わせるとは……。垣谷さんの作品は、結構な社会派(「果たして男子刑務所には父子像が飾られているのだろうか。」の言葉にハッとさせられた。)で、物語がノンフィクションっぽく進むので、キーとなっている聴診器の存在を違和感なく受け入れてしまっていた。うまいよな~。また、「神の視点」で語られないので、真実を明かさない人がいることがミステリーになっていて、最後の伏線回収でスッキリするのもクセになる。大団円での終わり方もいい!次作にも期待します。
が「ナイス!」と言っています。
けいちゃん
ネタバレ期待度が高すぎたからか、「え?これで終わり?」という結末で、最後に梯子をはずされた感じ。たしかにミスリードに騙され、「この人の正体が実は……」という展開に驚かされはしたが、数ある珠玉のミステリーで感じる「いやー、見事に騙された!」という爽快感は感じられなかった。帯の「二転三転四転五転の力業で読者をねじ伏せてくる」の言葉には納得。
が「ナイス!」と言っています。
けいちゃん
登場人物、みんな、何かを抱えている。でも、学園ものにつきものである「いじめ」が出てこなかったのは新鮮だった。また、「イーハトー部」と図書室を絡めながら本が紹介されるのも、趣向を凝らした感じがして、面白く読めた。図書室でキャンプとか、やってみたい!学生の頃から読書好きだったが、宮沢賢治の作品には全く手を出したことがなかった。自分でも「なぜ?」と不思議なのだが、これを機に読んでみようかな。とりあえず、今度、図書館の児童書のコーナーに行ってみよう。
が「ナイス!」と言っています。
けいちゃん
ネタバレ暴力シーンが苦手なので、冒頭からの不穏な空気にドキドキしながら読み進めた。結果、セーフ。染井さん、その辺りの加減も考えていらっしゃるのかな。正体をなかなか表さない石神の存在も不気味だし、「え!あの人だったの!」という犯人も、何か秘密を抱えている深町京子も、さらには警察側の内通者の存在も、読者を引き込む要素になっている。また、犯人による復讐を完遂してほしいという思いも、『凶徒聯合』のメンバーの穏やかな家族との暮らしの様子が描かれていることによって迷うことになってしまい、「罪と罰」について考える読書となった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/07/09(1967日経過)
記録初日
2019/07/06(1970日経過)
読んだ本
993冊(1日平均0.50冊)
読んだページ
267512ページ(1日平均135ページ)
感想・レビュー
993件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
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