読書メーター KADOKAWA Group

2021年12月の読書メーターまとめ

えっくん
読んだ本
10
読んだページ
3092ページ
感想・レビュー
10
ナイス
588ナイス

2021年12月に読んだ本
10

2021年12月のお気に入られ登録
1

  • 牛乳🐮

2021年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

えっくん
★★★★☆二重扉で窓がない子供部屋という不可思議な間取りを持つ中古物件について知り合いの設計士へ聞き取る対談形式で物語が始まる…。掲載された間取りを見ながらこの家でいったい何が起きたのかと自分なりに推理することも楽しめました。事故物件的な間取りを紹介した本かと思いきや、同様の間取りを持つ家が次々に出現…。所在不明の住民と家系を調査するうちに思わぬ繋がりが判明し、忌まわしい過去の出来事が明らかになるという展開に驚かされました。間取りの謎からここまで不気味な物語に広がるとは…新しいジャンルのミステリです。
が「ナイス!」と言っています。

2021年12月にナイスが最も多かったつぶやき

えっくん

最近、朝晩が一段と冷え込むようになりましたが、今日からもう12月ですね。寒い朝はふとんから出たくないんですよねー。ヾ(≧▽≦)ノ 11月のマイベストは「解きたくなる数学(佐藤 雅彦)」「風神の手(道尾 秀介)」です。2021年11月の読書メーター 読んだ本の数:10冊 読んだページ数:3055ページ ナイス数:623ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/102942/summary/monthly/2021/11

最近、朝晩が一段と冷え込むようになりましたが、今日からもう12月ですね。寒い朝はふとんから出たくないんですよねー。ヾ(≧▽≦)ノ 11月のマイベストは「解きたくなる数学(佐藤 雅彦)」「風神の手(道尾 秀介)」です。2021年11月の読書メーター 読んだ本の数:10冊 読んだページ数:3055ページ ナイス数:623ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/102942/summary/monthly/2021/11
が「ナイス!」と言っています。

2021年12月の感想・レビュー一覧
10

えっくん
ネタバレ★★★☆☆姪と暮らす二美男は、泥酔した公園で誰かが池に突き落とされた光景を目撃する…。池から見つかった頭蓋骨の真相は何か…個性豊かな貧乏アパートの住人たちとの人情味あふれる活劇が楽しめました。後半は、謎の集団に追われ、さながらインディージョーンズの映画のようなトロッコでの洞窟内の追走劇があったりと緊迫する場面も…。主人公を初めとし不幸な境遇を抱えながら生きてきた登場人物も多く、宝珠というべきそれぞれの幸せを見つけられたのではないでしょうか。どこか憎めない彼らの絆も深まり、読後もほっこり感に満たされます。
が「ナイス!」と言っています。
えっくん
★★★☆☆図書館本ですが、売上ランキング1位の話題の本だけあり、半年以上待ってようやく借りることができました。相手を全否定しない、拡張話法(感嘆→反復→共感→称賛→質問)により聞き役に徹するといった前半の記載事例は、この類の本にはよく見かける内容であまり目当たらしさは感じず…。ようやく後半部分で、高圧的な人への対応の仕方、言葉だけを額面どおりに拾うのではなくその奥の感情にもフォーカスする、相手の立場になり「幸せでありますように」と祈りながら会話する…といった記述に何か心に響くものがありました。
が「ナイス!」と言っています。
えっくん
★★★★☆コロナ論第2弾です。日本におけるコロナの死者は風呂で溺死する老人よりも少なく、インフルエンザよりも弱毒性の低いにも関わらず国民を恐怖に扇動するマスコミたちを非難するという内容は前巻同様一貫しています。かの岡田教授を初め、著者と意見が合わない人を徹底的にこき下ろすのも相変わらず…。ここまで俗物扱いされる岡田教授も気の毒にも感じます。京大宮沢教授との対談で、専門家という立場での空気感染の可能性や感染リスクのアセスメントの話は興味深い内容でした。コロナ論は続巻もあり、まだまだ著者の闘いは続くんですね。
が「ナイス!」と言っています。
えっくん
★★★☆☆集英社文庫の短編シリーズ第10弾で、谷崎潤一郎、椎名誠、夢枕獏といった豪華作家陣たちが紡ぐ食に関する14の短編集。美食への旅ではなく、タイトルに「味覚の冒険」とあるだけに東京オリンピックの「真夏の大冒険」以来の知られざる未知の世界へ誘われました。白石一郎「元禄武士道」、筒井康隆「蟹甲癬」もよかったですが、やはり田中啓文「新鮮なニグ…(タイトルが長いので以下略)」は、悪臭漂うゲテモノ喰いのあまりにグロい描写にやられました。これはたとえ美味であっても絶対食べたくない…えげつなさが強烈です。
が「ナイス!」と言っています。
えっくん
★★★☆☆元葬儀屋の漫画家と現役納棺師が現場で見てきた数々の知られざる世界を紹介したコミックエッセイです。葬儀場、火葬場でのえげつない出来事、金は出さねど口は出す親族たちの登場で「葬儀は争議の始まり」となるなどリアルな現場が赤裸々に描かれています。警察からの依頼で異状死体を葬儀社が引き取る事例も多く、遺体についた蛆虫の成長具合や腐敗状態による死後経過時間の解説や腐臭漂う凄惨な事故現場など壮絶極まる内容でした。葬儀は人の死を受け入れる儀式ですが、普段知らずに済んでいた裏の世界に衝撃を受けました。
が「ナイス!」と言っています。
えっくん
★★★★☆二重扉で窓がない子供部屋という不可思議な間取りを持つ中古物件について知り合いの設計士へ聞き取る対談形式で物語が始まる…。掲載された間取りを見ながらこの家でいったい何が起きたのかと自分なりに推理することも楽しめました。事故物件的な間取りを紹介した本かと思いきや、同様の間取りを持つ家が次々に出現…。所在不明の住民と家系を調査するうちに思わぬ繋がりが判明し、忌まわしい過去の出来事が明らかになるという展開に驚かされました。間取りの謎からここまで不気味な物語に広がるとは…新しいジャンルのミステリです。
が「ナイス!」と言っています。
えっくん
ネタバレ★★★★☆若い女性を狙った猟奇的連続殺人事件が発生し、捜査一課のエース西條たちが事件の行方を追う…。事件発生から通報を受け、警察内部でどのように捜査が進められてゆくのか…その過程が緻密に描かれており警察官という仕事の大変さも伝わってきました。それにしてもこんな深夜に捜査会議が始まるとは…警察という職業もまったくブラックなところですね。一方で内部の裏切りにより堕落してゆく西條もここまで矜持を捨てられるものかと、予想だにしなかったラストの事件の真相と合わせ衝撃的でした。しかし男の嫉妬ほど醜いものはないですね。
が「ナイス!」と言っています。
えっくん
★★★☆☆メールなどのビジネス文章で、いかに相手の懐に届き、熱意が伝わるような文章を目指すかを解説した本です。まずは文章力を上げるための語彙を増やすこと、決まり文句を自分の言葉として使えるよう習得することが大切だということです。本書にはビジネスシーンで頻出の語彙のほか、言い換え力向上のためのテンプレートも掲載されているためそのまま活用できそうです。「拝眉の上」「眼福」「仄聞」「ご海容ください」「管見ながら」といった普段見慣れない言い換え言葉もごく自然に使えるようになりたいものです。
が「ナイス!」と言っています。
えっくん
★★★★☆日本に住んで20年のアメリカ出身の大学准教授が日本語の多様さ、不思議さを元NHKアナウンサーと対談形式で再発見する内容です。日本人でさえつい誤りがちな二重表現「いちばんベスト」「後で後悔する」「すべて一任」や、「煮詰まる」「破天荒」など真逆の意味で間違ったまま使われ市民権を得てしまった言葉などが紹介されていました。まさに言葉は生き物で、変化し続けてゆくんですね。外国 の方ならではの視線で普段気にならなかった日本語固有の曖昧さといった特性を初め、言葉の響き、奥深さ、美しさに気付かされました。
が「ナイス!」と言っています。
えっくん
★★★★☆読書の合間の気分転換に最適なパズル集です。しりとり、迷路、暗号、穴埋めクイズなどたくさん揃っていますが、単純そうに見えて一筋縄では解けない問題ばかりで、決して侮れません。ヒントも掲載されていますが、見方を変えると実は別の文字を意図していたり、問題文や出題ページのどこかにパズルを解く鍵が隠されていたりと、実によく練られた問題でした。ずるいパズルとタイトルにはあるものの、決してがっかりさせられるような内容ではなく、頭の体操になりそうな問題ばかりでとても楽しい時間を過ごせました。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/04/10(4967日経過)
記録初日
2011/01/03(5064日経過)
読んだ本
1757冊(1日平均0.35冊)
読んだページ
565998ページ(1日平均111ページ)
感想・レビュー
1755件(投稿率99.9%)
本棚
17棚
血液型
A型
職業
役員・管理職
自己紹介

会社の先輩から薦められミステリー系を中心に継続的に読書を始めるようになりました。
通勤時間や休日中心に読書をしていますが、年間100冊を読破することが目標です。
書評をつけるようになったのは読書メーターに出会ってからですが、過去に読んだ本の内容を思い出せないこともあって、備忘録としてできるだけ活用しようと思っています。
(読書メーターを始める前の読了分は★評価のみです)

読了した本を書棚にずらっ~と並べて眺めるのが好きです。

好きな作家さんは、東野圭吾、池井戸潤、伊坂幸太郎、道尾秀介、荻原 浩、奥田 英朗、垣根 涼介、貴志 祐介、高野 和明、辻村深月です。
そして今、注目の推し作家は、今村翔吾、柚月裕子、原田マハです。

中でも、奥田 英朗さんは、高校の先輩と知り、誇らしい限りですが、奥田先輩(と呼ばせていただきます)の作品は是非、読破したいです。

オススメの本などありましたらご紹介お願いします。

よろしくお願いいたします。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう