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2022年3月の読書メーターまとめ

えっくん
読んだ本
10
読んだページ
2940ページ
感想・レビュー
10
ナイス
675ナイス

2022年3月に読んだ本
10

2022年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

えっくん
★★★☆☆東京とシドニーを舞台に12人の登場人物がそれぞれのカラーをコンセプトに紡がれる連作短編集です。マーブル・カフェで始まり、マーブル・カフェで終わるストーリーですが、各短編で登場人物がどこかで繋がっているのが面白いです。人物相関図を作りながら読み返しても楽しめそうです。まさに十人十色(本書は12色ですが…)というべき、ひとそれぞれの生き方や幸せの見つけ方に共感し、優しい気持ちになれます。久しぶりにほっこりした読後の余韻を味わえました。
が「ナイス!」と言っています。

2022年3月にナイスが最も多かったつぶやき

えっくん

3回目のモデルナワクチンの職域接種を受けました。接種直後は何ともなかったのに次第に悪寒と倦怠感が…。翌日も仕事に出たものの倦怠感がひどく早退しました。ワクチン接種の度に副反応に苦しんでますが、早く治療薬ができてほしいものです。2月のマイベストは「沈黙のパレード(東野圭吾)」です2022年2月の読書メーター 読んだ本の数:8冊 読んだページ数:3085ページ ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/102942/summary/monthly/2022/2

3回目のモデルナワクチンの職域接種を受けました。接種直後は何ともなかったのに次第に悪寒と倦怠感が…。翌日も仕事に出たものの倦怠感がひどく早退しました。ワクチン接種の度に副反応に苦しんでますが、早く治療薬ができてほしいものです。2月のマイベストは「沈黙のパレード(東野圭吾)」です2022年2月の読書メーター 読んだ本の数:8冊 読んだページ数:3085ページ   ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/102942/summary/monthly/2022/2
えっくん
2022/03/10 22:53

Hidekaさん、しんどい中、コメントありがとうございました。(^^ゞ 「笑いながら激怒するおっさんの竹中直人」のたとえに笑えました。その状況、想像し難いですが、竹中直人さんなら…妙に納得できるものがあります。Hidekaさんの防衛部隊もさぞかし大変だったことでしょうね。私の防衛部隊たちはようやく平常に戻ってくれましたが、でもまぁ「若年層」ほど副反応が大きいらしいので、そういうことにしておこかな…と。笑

sazen
2022/03/11 14:36

えっくんさんも、副反応が落ち着いたとのことで、良かったです。私もやっと平常に戻りつつあります。若年層ほど、熱血タイプの隊員がいっぱい居るってことなんでしょうね(笑)

が「ナイス!」と言っています。

2022年3月の感想・レビュー一覧
10

えっくん
ネタバレ★★★☆☆主婦、フラワーショップのオーナー、モデル、OLなど9人の女性たちの群像劇。登場人物も多く、複雑に絡みあいながら場面転換の頻度も高いため、人物相関を作りながら読んで正解でした。ごく普通の夫婦が何組か登場し、パートナー側に問題がなさそうにも関わらず一体何の不満があって不倫に傾倒するのか理解を超えていました。是非はともかく罪悪感もない彼らの精力的な行動はカジュアル的にも映ります。離婚、意図的な妊娠、不倫を突きつけられた男たちはどう対したのか…強かな女たちの奔放さも印象的です。このタイトルの意図は何?
が「ナイス!」と言っています。
えっくん
★★★☆☆天星術の星さんが、運やツキを引き寄せるための日常の生活習慣を紹介しています。朝は太陽の光を浴びる、自分に向かってポジティブな言葉を唱えるなど自然とのかかわり方、気持ちの持ち方、食への取り組みなど「幸せ上手さん」であるためのチェックリスト付です。でも星さんの語る「幸せ上手さん」っていったいどこの誰なんでしょうね。運気を逃がさないよう不要物をため込まないといった断捨離に近い考え方もあるようです。春夏秋冬の季節の行事や食べ物が掲載されていますが、こういった伝統を日本人として大切にしてゆきたいものです。
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えっくん
ネタバレ★★★★☆女性への異常性癖をもつ連続殺人犯と犯人逮捕に執念を燃やす刑事の物語。追われる者と追う者が余命幾ばくもない末期癌を患っているという設定であり、死期が二人に迫る中、まさに死命を賭けた攻防は読みごたえがあります。犯人と刑事が同じ病院で診察を受けていたり、数多あるテレクラの防犯カメラで不審人物を発見するなど犯人特定に至る過程について出来すぎ感はあるものの疾走感溢れるストーリーには引き込まれます。それにしても犯人が母親に手錠をかけた場面でまさか…と思いましたが、この一家にこんな悍ましい過去があったとは…。
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えっくん
★★★★☆行動経済学=心理学+経済学であり、合理的に行動しない人の心理を捉え、マーケティングやマネジメントに活用する学問だそうです。タイトルはおカタそうですが、イラストありの解説で分かり易く、行動経済学って面白そうと感じられる本でした。2択は難しいが松竹梅の3択にすると選び易いという「おとり効果」は有名ですが、その他にもバイアスを惹起するヒューリスティック事例が盛り沢山で興味深いです。確かにTVショッピングでは購買意欲をかき立てられるような仕掛けが取り込んであり、ついつい引き込まれてしまいますね。
えっくん
2022/03/22 21:46

◆同じ事柄でも表現の仕方で印象が変わる「フレーミング効果」 例)〇:満足度90% ×:10人に1人は不満足◆販売価格に希望小売価格に併記することで安さを感じさせる「アンカリング効果」◆目立ちやすい特徴に引きずられ他の要素の評価ができなくなる「ハロー効果」◆思い込みで知識が知覚に影響する現象「プラシーボ効果」◆投資した費用が損することがわかっていてもやめられない「サンクコスト効果」

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えっくん
★★★☆☆貴志さん初のエッセイ集。豊富な語彙と技巧的な文体から、国語の受験問題にも出てきそうな文章もありました。貴志作品の原点にもなっている多種多様の生物の話、台湾紀行、四万十川でのキャンプ体験も印象的です。貴志さんも読書好きなだけに「すごい」を連発するほどお気に入りの本を紹介されていますが、本屋に通い立ち読みしながら長編を読了してしまった話も驚きです。熱烈な阪神タイガース・愛で貴志さんの新たな横顔を垣間見えたエッセイでした。それにしても「スッポンの首」「私は監視されている」の話はもはやホラーですね。
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えっくん
ネタバレ★★★★☆子供の死、離婚、引きこもり、癌発症といった事案を抱え苦悩する大学時代のサークル仲間4人の物語。彼らも世界中を震撼させているコロナ禍の中で、もがき苦しんでいる状況ですが、支え合って生きてゆこうとするそんなエールを感じさせる物語でした。幼少の子供を残して親が亡くなる話には従前から弱く、本作品も胸を打たれる場面もありました。その母から子へ遺した「あなたは生涯を通して決して一人にはならない」という言葉が心に響きます。一人ひとりは無力でどんな星の下に生まれていたとしても光は平等に届いていると感じたいです。
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えっくん
★★★☆☆遺品整理業を営む著者が実家の後片付けの秘訣を伝授した本です。高齢化、人口減少により年々空き家が増加しており、今や社会問題になりつつありますが、遺品となった途端に親の物は思い出が募り処分しづらくなるため、親が健康なうちに、残しておく物と捨てる物を引継ぎしておくことが大切だということです。また片付ける際には、床に物を置かないように動線やスペースを確保した上で、99%を捨てる覚悟(残す物を選ぶ)で進めるべきというものでした。片付けには親と子の目線や思いに違いがありますが、日頃からの対話が重要ですね。
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えっくん
ネタバレ★★★☆☆母子家庭の主人公の家に母が連れてきたモヒカン頭の男は料理好きの元超能力者(チキさん)だった…。日本中がテレビに釘付けになったスプーン曲げ、サリンをばらまいた恐怖の宗教団体の話も織り込みながらの展開で、やや古い話題が含まれているものの著者の作品で受け継がれているノスタルジー感はやや薄目でしょうか…。家族の危機を救ったチキさんとともに幸せな家庭を築けなかったのは残念ですが、お人好しのチキさんのハートは彼が作る「満月ケチャップライス」のように隈がなく真ん丸で純粋そのものです。
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えっくん
ネタバレ★★★★☆シリーズ第4弾。事故で障害を負い植物状態となった妻、愛犬の最期の瞬間を看取ることができなかった飼い主、プロポーズした直後に亡くなった彼、追い返した後に父を震災で亡くした娘など、別れを告げられず苦悩する4人の物語です。過去に戻ってもその運命を変えることは叶わないけれど、それぞれ想いを伝えられたことに意味があります。それでも最終話で父に会った娘が、父がトイレに席を立つ間に戻らざるを得ない状況は、その場にもっと留まりたいという想いとともに辛く悲しい行動だったに違いありません。どれも心に響く話でした。
が「ナイス!」と言っています。
えっくん
★★★☆☆東京とシドニーを舞台に12人の登場人物がそれぞれのカラーをコンセプトに紡がれる連作短編集です。マーブル・カフェで始まり、マーブル・カフェで終わるストーリーですが、各短編で登場人物がどこかで繋がっているのが面白いです。人物相関図を作りながら読み返しても楽しめそうです。まさに十人十色(本書は12色ですが…)というべき、ひとそれぞれの生き方や幸せの見つけ方に共感し、優しい気持ちになれます。久しぶりにほっこりした読後の余韻を味わえました。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/04/10(4931日経過)
記録初日
2011/01/03(5028日経過)
読んだ本
1750冊(1日平均0.35冊)
読んだページ
563880ページ(1日平均112ページ)
感想・レビュー
1748件(投稿率99.9%)
本棚
17棚
血液型
A型
職業
役員・管理職
自己紹介

会社の先輩から薦められミステリー系を中心に継続的に読書を始めるようになりました。
通勤時間や休日中心に読書をしていますが、年間100冊を読破することが目標です。
書評をつけるようになったのは読書メーターに出会ってからですが、過去に読んだ本の内容を思い出せないこともあって、備忘録としてできるだけ活用しようと思っています。
(読書メーターを始める前の読了分は★評価のみです)

読了した本を書棚にずらっ~と並べて眺めるのが好きです。

好きな作家さんは、東野圭吾、池井戸潤、伊坂幸太郎、道尾秀介、荻原 浩、奥田 英朗、垣根 涼介、貴志 祐介、高野 和明、辻村深月です。
そして今、注目の推し作家は、今村翔吾、柚月裕子、原田マハです。

中でも、奥田 英朗さんは、高校の先輩と知り、誇らしい限りですが、奥田先輩(と呼ばせていただきます)の作品は是非、読破したいです。

オススメの本などありましたらご紹介お願いします。

よろしくお願いいたします。

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