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2022年4月の読書メーターまとめ

えっくん
読んだ本
7
読んだページ
2456ページ
感想・レビュー
7
ナイス
489ナイス

2022年4月に読んだ本
7

2022年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

えっくん
ネタバレ★★★★★本屋大賞作品。第2次大戦時、ドイツの侵攻により母親を亡くしたセフィーマはソ連狙撃兵として生きる道を選ぶ…。復讐のために殺し屋を選んだ彼女の物語は、決して虚構でもなく戦時下で女性が生きていくために現実に起こり得る悲劇として捉えなければならないでしょう。次々に死んでゆく仲間たち、目を覆いたくなるような凄惨な場面の数々…人間を悪魔にする戦争の恐ろしさ、不条理さを何度も心痛しました。奇しくもロシアの侵攻が続く現在、本作品中で「ロシア、ウクライナの友情は永遠に続くのだろうか」と回想する場面が重く響きます。
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2022年4月にナイスが最も多かったつぶやき

えっくん

「カムカム」もいよいよ明日で最終話。昨日のアニーさんの衝撃の告白から、今日は、るいとの感動の再会…。長い年月を超え「I hate You」から「I love you」に。それにしても昨日のアニーさんは大激走でしたねw。明日で終わってしまうなんて。涙 2022年3月の読書メーター 読んだ本の数:10冊 読んだページ数:2940ページ ナイス数:678ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/102942/summary/monthly/2022/3

「カムカム」もいよいよ明日で最終話。昨日のアニーさんの衝撃の告白から、今日は、るいとの感動の再会…。長い年月を超え「I hate You」から「I love you」に。それにしても昨日のアニーさんは大激走でしたねw。明日で終わってしまうなんて。涙
2022年3月の読書メーター 読んだ本の数:10冊 読んだページ数:2940ページ ナイス数:678ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/102942/summary/monthly/2022/3
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2022年4月の感想・レビュー一覧
7

えっくん
ネタバレ★★★☆☆信長はどこに消えたのか?秀吉の大返しはなぜできたのか?日本史上、未だ明らかになっていない謎がなんと解明されます。ありがちなトリックではあるもののやはり秀吉が絡んでましたか…。信長推しの私としては遺体は見つからないまま義経伝説のようにどこかで生き延びてほしかった…かな。信長が生きていたらどんな時代になっていただろうかと想像するのも歴史のロマンです。著者の75歳にしての作品ということで牛一とも重なるのですが、かの牛一くんは秀吉へのライバル心からか忍びの女を孕ませるなど文筆以外もお盛んなようで…。
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えっくん
ネタバレ★★★☆☆光秀の本能寺の変の後、かつて信長の部下であった牛一は秀吉より伝記執筆を命じられる…。なぜ信長の遺骸は見つからないのか…。なぜ信長は桶狭間の戦いで義元の大軍を打ち破ることができたのか…。実際の信長公記の執筆者でもある牛一を主人公に、信長に纏わる歴史ミステリーを探求する仕立てに心が躍ります。信秀の葬儀の場での信長の奇行や、信長の傅役・平手政秀の自害の原因の新解釈も印象的です。信長を敬愛し、自ら執筆した伝記で後年に渡り信長のイメージを崩したくない牛一とそれを阻む陰険な秀吉…。さぁ、どうする牛一?
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えっくん
★★★☆☆事故物件住みます芸人である著者の全国各地の心霊スポットの巡礼記録です。前著「怖い間取り」もそうですが、自殺の名所や廃墟を訪問したり、触ると即死するたたり石の前で百物語を敢行するなど、なぜわざわざ真夜中に自ら怖い場所に追い込むのかと思えるような内容でした。にも関わらず、幸か不幸かまだ霊的な現象には遭遇されていないようです。著者の旅の目的は、なぜ「心霊」を探求していたのか…の問いかけから始まり、死を知ることで何か新しい悟りの境地を啓いてしまった感があります。「死る旅ギャラリー」の写真も生々しいです。
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えっくん
ネタバレ★★★★★本屋大賞作品。第2次大戦時、ドイツの侵攻により母親を亡くしたセフィーマはソ連狙撃兵として生きる道を選ぶ…。復讐のために殺し屋を選んだ彼女の物語は、決して虚構でもなく戦時下で女性が生きていくために現実に起こり得る悲劇として捉えなければならないでしょう。次々に死んでゆく仲間たち、目を覆いたくなるような凄惨な場面の数々…人間を悪魔にする戦争の恐ろしさ、不条理さを何度も心痛しました。奇しくもロシアの侵攻が続く現在、本作品中で「ロシア、ウクライナの友情は永遠に続くのだろうか」と回想する場面が重く響きます。
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えっくん
★★★☆☆星さんの天星術の基礎編ということで、人は月、地球、太陽の天室に分かれ、さらに12の天星に導かれるとのことです。私の天星ナンバーは太陽グループの「真昼」でした。穏やかに見える反面、好きなものは好き、嫌いなものは嫌いといった主張を隠し持っているそうです。恋愛は打たれ弱く、考え過ぎると精神的に弱い、仕事運は2月、3月は最悪とのことで、確かにこれは「♪ロックオン~」だったかもしれません。でも、本書に沿って天星ナンバーを確認すると、生れ年も誕生日も同じ人はみんな同じ運勢ってことなんでしょうか…。
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えっくん
ネタバレ★★★★★第166回直木賞受賞作品。石垣造り集団の穴太衆と鉄砲造り集団の国友衆が参加した大津城籠城戦を描く。最強の楯が勝つのか、至高の矛が勝つのか…武将たちの戦の背景で展開される職人たちの攻防が印象的です。特に戦の最中に石垣を補修する「懸」の場面の壮絶さ、命を賭けて城を護り抜く職人たちの矜持には心を揺さぶられます。この籠城戦が後の関ケ原の合戦の戦局に与えた影響を考えると日本の歴史を変えた重要な出来事だったかもしれません。現在は城跡となった大津城ですが、兵どもが夢の跡…遠い過去の出来事に思いが馳せます。
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えっくん
ネタバレ★★★☆☆家族の軋みを描いた9編の短編。そうなるであろうと予測が全て裏切られ思いもしない結末に至る展開が醍醐味です。不倫、裏切り、コンプレックスなど怒涛の如く続くイヤミスにはちょっと満腹感も…。お気に入りは夫の死後に見つかった乳児の骨の真相を描いた表題作「夫の骨」。まさか…夫と義理母の不義の結果なのかと思わせながら、さらに悍ましいどんでん返しが待ち受けており、すっかりやられました。最終話の借金を帳消ししようと夫の保険金殺人を元彼に依頼する「かけがえのないあなた」も妻の強かさにやりきれなさを感じます。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/04/10(4931日経過)
記録初日
2011/01/03(5028日経過)
読んだ本
1750冊(1日平均0.35冊)
読んだページ
563880ページ(1日平均112ページ)
感想・レビュー
1748件(投稿率99.9%)
本棚
17棚
血液型
A型
職業
役員・管理職
自己紹介

会社の先輩から薦められミステリー系を中心に継続的に読書を始めるようになりました。
通勤時間や休日中心に読書をしていますが、年間100冊を読破することが目標です。
書評をつけるようになったのは読書メーターに出会ってからですが、過去に読んだ本の内容を思い出せないこともあって、備忘録としてできるだけ活用しようと思っています。
(読書メーターを始める前の読了分は★評価のみです)

読了した本を書棚にずらっ~と並べて眺めるのが好きです。

好きな作家さんは、東野圭吾、池井戸潤、伊坂幸太郎、道尾秀介、荻原 浩、奥田 英朗、垣根 涼介、貴志 祐介、高野 和明、辻村深月です。
そして今、注目の推し作家は、今村翔吾、柚月裕子、原田マハです。

中でも、奥田 英朗さんは、高校の先輩と知り、誇らしい限りですが、奥田先輩(と呼ばせていただきます)の作品は是非、読破したいです。

オススメの本などありましたらご紹介お願いします。

よろしくお願いいたします。

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