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2023年1月の読書メーターまとめ

えっくん
読んだ本
9
読んだページ
3422ページ
感想・レビュー
9
ナイス
629ナイス

2023年1月に読んだ本
9

2023年1月のお気に入り登録
1

  • 読書太郎

2023年1月のお気に入られ登録
4

  • 轟直人
  • ゴンゾウ@新潮部
  • 読書太郎
  • T.Masa

2023年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

えっくん
ネタバレ★★★★☆前篇の物語はいったい何だったのか…。前篇冒頭に記されていた作中作であることを完全に失念していました。いや…これから真相究明が始まるいいところでちゃぶ台をひっくり返されてしまった感もあり、これは「カサ詐欺」じゃないかと…一時は呆然。出版社の編集者が著者アランの死の真相を追うも恋人からのプロポーズを受け、どうのこうの(最後は彼に救われますが)と…どうでもいいじゃないかと途中で投げ出したくなりましたが最後まで読んでよかったです。これは事件トリックが2度楽しめる作品ですね。物語構成のギミックが絶妙です。
が「ナイス!」と言っています。

2023年1月にナイスが最も多かったつぶやき

えっくん

新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。2022年も目標としていた年間100冊以上読了の目標を達成することができました。これで12年連続達成となりましたので今年も継続して頑張ります。12月のマイベストは「孤狼の血(柚月裕子)」です。2022年12月の読書メーター 読んだ本の数:8冊 読んだページ数:2385ページ ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/102942/summary/monthly/2022/12

新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。2022年も目標としていた年間100冊以上読了の目標を達成することができました。これで12年連続達成となりましたので今年も継続して頑張ります。12月のマイベストは「孤狼の血(柚月裕子)」です。2022年12月の読書メーター 読んだ本の数:8冊 読んだページ数:2385ページ  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/102942/summary/monthly/2022/12
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2023年1月の感想・レビュー一覧
9

えっくん
★★★★★先月、日銀が7年ぶりの利上げを発表しましたが、まだまだ日本は低金利水準が続いています。本書は家計ポートフォリオ再生のプロである著者が投資の基礎を解説したものです。基本的にはインデックスファンドによりコツコツと長期に渡り分散投資する点で他の投資関連の本とほぼ同等の内容かと思いますが、著者推薦の銘柄名や運用方法などがズバリ指定されているのがよいですね。面倒だなと感じていた投資の印象がほったらかしでいいんだとハードルが下がる思いです。最初は小さく、慣れたらだんだん大きくと…わかりやすい内容でした。
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えっくん
ネタバレ★★★★★「後悔と真実の色」の続編で警官への復讐を続ける雅也とレイ、事件の真相を追う刑事・理那、彼女を支援する元刑事西條の倒叙形式の作品です。登場人物たちがそれぞれ辿り着いた「宿命」に物語の奥深さを感じました。誠也を思うがまま操りモンスター化させたレイも狂気の存在ですが、保身のため組織隠蔽する警察も伏魔殿ですね。セクハラ・女性蔑視の警察体質に耐えながら西條の指示の下、成長してゆく理那の変化も読みどころがあります。650頁の大作ですが読みだしたら止まらない面白さです。転身した西條の続編を期待したいです。
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えっくん
★★★★☆四字熟語とにゃんこ写真のコラボの第2弾です。「犯行現場」など四字熟語と呼ぶには怪しい言葉もありますが、今回は103個もの四字熟語が掲載されています。にゃんこたちの愛らしい表情に癒されました。印象的だった写真は、香箱座りしながらじっと何かを見つめ思案する猫「沈思黙考」、トムとジェリーの一場面を彷彿させる「千載一遇」、涙目になって本当に残念そうな表情の猫「残念無念」、寄り目でへろへろになっている猫「意識朦朧」、口に手をあててほくそ笑む猫「一顰一笑」です。大きなくりくりお目めのにゃんこは可愛いですね。
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えっくん
ネタバレ★★★★☆前篇の物語はいったい何だったのか…。前篇冒頭に記されていた作中作であることを完全に失念していました。いや…これから真相究明が始まるいいところでちゃぶ台をひっくり返されてしまった感もあり、これは「カサ詐欺」じゃないかと…一時は呆然。出版社の編集者が著者アランの死の真相を追うも恋人からのプロポーズを受け、どうのこうの(最後は彼に救われますが)と…どうでもいいじゃないかと途中で投げ出したくなりましたが最後まで読んでよかったです。これは事件トリックが2度楽しめる作品ですね。物語構成のギミックが絶妙です。
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えっくん
ネタバレ★★★★☆屋敷の家政婦の不審死、続いて屋敷の主人の惨殺により名探偵アティカス・ピュントが登場し、事件の真相を解くことに…。アガサ・クリスティのオマージュ作品ということで、物語に出てきた「数え唄」も事件の謎を解く鍵になるのでしょうか。それにしてもラスト一行で犯人が判明したような会話が唐突に出てきましたが、後半開始前に解決は早すぎでは?読みにくい翻訳本が多々ある中で、本書は登場人物が多い割には意外と読み易さもありました。ただ文字数がびっしり詰まっているので、ページ数以上のボリュームもあるように思えます。下巻へ
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えっくん
ネタバレ★★★★☆「変な家」に続く第2弾。第1章で出産と同時に亡くなった妻が描いた絵の中に隠された謎を起点に展開される4編の短編集です。読み進むにつれ各章の登場人物が次々に連鎖し、忌まわしい驚愕の事実に辿り着く構成に夢中になり、一気読み必至です。狂気ともいえる母性愛が生んだ殺人事件ですが、全章を読み込んで初めてパズルのピースが埋まる仕掛けですので、時系列的な人物相関を確認しながら再読したくなります。ダイイングメッセージやブログタイトルなど設定にやや強引さもありますが、人間の業を描いた物語としても楽しめました。
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えっくん
ネタバレ★★★★☆孤島の中で追い詰められて、まさに四面楚歌の鑓水、修司、相馬の3人はいったいどうなるのか…。絶望的な状況の中、読み手側が心配になるほどの緊迫感溢れる展開でした。それにしても窮地に陥っても相変わらず飄々とした鑓水の人物像は最高ですね。本作品の起点となるイシューとして、戦時中の情報規制や偏向報道により真実が伝えられないという愚かな時代がありました。そんな時代を経験した登場人物たちが、時を経て起こした波紋が大きなうねりとなり、元凶でもあったメディアを利用して変化をもたらしたことに意義を感じる作品です。
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えっくん
ネタバレ★★★★☆シリーズ第3弾。渋谷の交差点で絶命した老人の死の解明と、失踪した公安刑事の行方を興信所の鑓水、修司と刑事の相馬が追う…。全く関連性のない2つの事件を結び付けるものは何か…調査を続ける中で3人が警察からも指名手配を受け、追われる立場になるなど最大のピンチです。これは背後に得体の知れない強大な陰謀が潜んでいそうですね。そして彼らが辿り着いた瀬戸内海の孤島の中で島民たちの不穏な動きも気になるところです。登場人物が多く混乱気味になり、読了するのに時間がかかってしまいました。下巻へ
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えっくん
ネタバレ★★★★☆戦国末期に家族とはぐれ、山師・喜兵衛に拾われた幼いウメは銀山に魅せられ坑道で働くことに…。銀山で肺を患い血を吐きながら儚く死んでゆく男たちと遺された女たちの過酷な運命の凄まじさが伝わる作品です。ウメが山師より情愛を受け、勝気だった少女から女へ、妻から母へと成熟し、男たちが朽ちゆく中でも生き抜くことを選んだ気丈さが印象的です。恋敵の遊女・夕鶴と対峙し夫・隼人を最後まで看取ると言い放ったウメの孤高さにも胸が熱くなります。死を看取った後にいつも静かにウメの傍らに佇む弟分・龍の優しさにも救われました。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/04/10(4930日経過)
記録初日
2011/01/03(5027日経過)
読んだ本
1750冊(1日平均0.35冊)
読んだページ
563880ページ(1日平均112ページ)
感想・レビュー
1748件(投稿率99.9%)
本棚
17棚
血液型
A型
職業
役員・管理職
自己紹介

会社の先輩から薦められミステリー系を中心に継続的に読書を始めるようになりました。
通勤時間や休日中心に読書をしていますが、年間100冊を読破することが目標です。
書評をつけるようになったのは読書メーターに出会ってからですが、過去に読んだ本の内容を思い出せないこともあって、備忘録としてできるだけ活用しようと思っています。
(読書メーターを始める前の読了分は★評価のみです)

読了した本を書棚にずらっ~と並べて眺めるのが好きです。

好きな作家さんは、東野圭吾、池井戸潤、伊坂幸太郎、道尾秀介、荻原 浩、奥田 英朗、垣根 涼介、貴志 祐介、高野 和明、辻村深月です。
そして今、注目の推し作家は、今村翔吾、柚月裕子、原田マハです。

中でも、奥田 英朗さんは、高校の先輩と知り、誇らしい限りですが、奥田先輩(と呼ばせていただきます)の作品は是非、読破したいです。

オススメの本などありましたらご紹介お願いします。

よろしくお願いいたします。

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