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2023年4月の読書メーターまとめ

えっくん
読んだ本
8
読んだページ
2472ページ
感想・レビュー
8
ナイス
632ナイス

2023年4月に読んだ本
8

2023年4月のお気に入り登録
2

  • Taka
  • ばたやん@かみがた

2023年4月のお気に入られ登録
2

  • Taka
  • ばたやん@かみがた

2023年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

えっくん
ネタバレ★★★☆☆古びた団地の片隅で出会った結珠と果遠の物語。裕福な家庭で育った結珠、果遠の家庭もシングルマザーであったりとふたりの育った環境は異なるものの、子供と向き合わない親をもつ彼女たちが互いに惹かれあう純真さが伝わります。出会いと突然の別れを繰り返しながら、ふたりが家庭を持っても再会したのは運命というべきなのでしょうか。彼女たちの生活環境が変わっても相手には陽だまりにいてほしいと願う気持ちには心を打たれます。海や空の眩しさが感じられるラストの描写が印象的で、ふたりの居場所が光に包み込まれんことを祈ります。
が「ナイス!」と言っています。

2023年4月にナイスが最も多かったつぶやき

えっくん

朝ドラ「舞いあがれ!」が終了しました。経営難に陥る実家を助けるため主人公の舞ちゃんもパイロットになる夢を断念したかと思いきや、まさに舞い上がれのラストでしたね。最後は色んな事が詰め込まれ一気に解決した感はありますが…。今月からの「らんまん」も走ると熱が出る主人公でして、病弱主人公が3期続くのは「ちむどんどん」の呪いか…。3月のマイベストは「クロコダイル・ティアーズ」★先月に読んだ本はこちら→ https://bookmeter.com/users/102942/summary/monthly/2023/3

朝ドラ「舞いあがれ!」が終了しました。経営難に陥る実家を助けるため主人公の舞ちゃんもパイロットになる夢を断念したかと思いきや、まさに舞い上がれのラストでしたね。最後は色んな事が詰め込まれ一気に解決した感はありますが…。今月からの「らんまん」も走ると熱が出る主人公でして、病弱主人公が3期続くのは「ちむどんどん」の呪いか…。3月のマイベストは「クロコダイル・ティアーズ」★先月に読んだ本はこちら→ https://bookmeter.com/users/102942/summary/monthly/2023/3
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2023年4月の感想・レビュー一覧
8

えっくん
★★★★☆かつて親交のあった著者と橋下氏はなぜ険悪な関係になったのか…その発端となったウクライナ情勢、中国外交、靖國問題、大阪市長時代の中国企業ステルス参入問題などの橋下氏との過激なやりとりが掲載されています。橋下氏の中国への不可解な加担も気になるところですし、場当たり的な発言を指摘されブーメラン返しにあっている橋下氏には不信感さえ感じます。まぁ、橋下氏の研究というよりは大人気ない喧嘩話をまとめた本というところでしょうか…。コメンテーターとして人気のある橋下氏ですが、以前とは違う視点で見てしまいそうです。
えっくん
2023/04/29 01:14

本書はツイッター上でのバトルを転載したもので、わざわざ本にしなくても…と思いますが、このあたりは橋下氏が公共メディアを利用して著者の悪口を言いたい放題なのがよほど腹に据えかねる状況だったのかもしれません。学生時代の橋下氏が「平気で嘘をつく、人を中傷し続ける、相手の話を聞かない…」など人望がない人間だったという元教諭の証言もテレビで見ている橋下氏のイメージと異なり意外でした。相手が相手なだけに、著者も書籍化するにあたり名誉毀損で訴えられないようリーガルチェックも通すなど表現には十分配慮したそうです。

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えっくん
ネタバレ★★★☆☆第154回直木賞受賞作品。江戸時代を舞台に下級武士と妻や女性たちを描いた6編の短篇集。時代小説だけに馴染みのない言葉が頻出し、こんな用語があったのかと著者の語彙力の豊富さにも感嘆しました。当時は男性上位の武家社会と思いきや、登場する女性たちのしたたかな生き方に翻弄される男性たちが印象的でした。お気に入りは、誰もが憧れるほどの妻を娶った男の話「ひともうらやむ」、赴任しても二年ともたない領地へのお勤めを命ぜられた男の話「ひと夏」です。
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えっくん
ネタバレ★★★☆☆集英社文庫の短編シリーズ第12弾で、加納朋子、深緑野分などの七人の作家陣たちが紡ぐ宇宙に関する短編集。お気に入りは惑星を擬人化し宇宙創造を描いた「惑い星(西島伝法)」で、以前読んだ著者の作品「オクトローグ」と同じく、造語らしき言葉が登場し難解ではあるものの意図しているものを想像しながら読むのも楽しめました。万物プリンタから出力された人造人間がミッションを課せられた「キリング・ベクトル(宮澤伊織)」も依頼人の少女とのコミカルな掛け合いが面白く、異星人とのバトルありのアクションSFが最高です。
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えっくん
★★★★☆子供の頃、大人しいと言われるのが嫌で外交型にふるまっていたことがありました。本書を読むまでは外交型がリーダーを成すと疑わなかったですが、壇上で雄弁に語るビル・ゲイツやイーロン・マスクたちも内向型のリーダーであることに驚きます。内向型の長所をどう活かすのか、逆に内向型や外交型の人との関わり合い方のヒントもあり参考になりました。多様性を重視する時代になっていますが、外向型、内向型のそれぞれの得意分野を相互補完するような人材のマリアージュが、働き方への化学反応になるかもしれない点にも注目したいです。
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えっくん
ネタバレ★★★☆☆古びた団地の片隅で出会った結珠と果遠の物語。裕福な家庭で育った結珠、果遠の家庭もシングルマザーであったりとふたりの育った環境は異なるものの、子供と向き合わない親をもつ彼女たちが互いに惹かれあう純真さが伝わります。出会いと突然の別れを繰り返しながら、ふたりが家庭を持っても再会したのは運命というべきなのでしょうか。彼女たちの生活環境が変わっても相手には陽だまりにいてほしいと願う気持ちには心を打たれます。海や空の眩しさが感じられるラストの描写が印象的で、ふたりの居場所が光に包み込まれんことを祈ります。
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えっくん
★★★★☆刑務所に行く予定はないですが図書館返却本コーナーで見かけ借本。受刑者が過ごす目から鱗の特異な世界に驚きの連続でした。刑務作業の報酬は月4500円程度、風呂は週2~3回、トイレが丸見えの雑居房も強烈ですが、同性愛者は一緒にいると興奮してしまうため独居房に隔離らしいです…。日用品以外に本やお菓子も購入可能も驚愕です。豪華ではないものの栄養バランスのとれた食生活で受刑者が出所する頃には健康的になっているとか。刑務所内での引きこもりや受刑者の高齢化による要介護など実社会と同じ問題があることも現実ですね。
背番号10@せばてん。
2023/04/10 23:25

よく「臭いメシ」と聞きますが、結構それなりなんでしょうか? 私も刑務所に入る予定はありませんが。

えっくん
2023/04/10 23:30

せばてんさん。「臭い飯」と言われた諸説はいろいろありそうですが、栄養価も高くそれなりにおいしいらしいですよ。薄味なのが健康的にもいいらしいです。食う寝るには困らないので、再犯して刑務所に戻りたがる受刑者もいるとか…。

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えっくん
ネタバレ★★★☆☆下巻は大上刑事に抗争を止められた呉虎会の沖と孤狼の血を受け継いだ日高刑事のその後の物語です。このシリーズは血を血で洗うヤクザの暴虐な世界に戦慄しますね。父親から暴力を受け家族に恵まれなかった沖は、ガミさんと同じく孤独であり不遇な共通点があります。その沖は幼馴染みの仲間たちを抹殺し、さらに孤立化した空虚さが込み上げます。広島弁も板についた日高刑事はマル暴刑事らしくはなりましたが、体を張った粗暴さが足りないのは守るべきものを失ったガミさんとの違いなのでしょうか。
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えっくん
ネタバレ★★★☆☆「孤狼の血」シリーズ第3弾。内容としては「孤狼の血」以前のガミさんこと大上刑事が暴力団抗争へ介入する話が盛り込まれ、エピソード0といったところでしょうか。やはり強烈な広島弁を発するガミさんが登場すると場が引き締まりますね。ガミさんのトレードマークであるパナマ帽の由来も明らかになりますし、ここで改めてガミさんのむちゃぶりをみられるとは思いもよらなかったので楽しめました。しかしながら苛烈を極める暴力団抗争に妻子が巻き込まれガミさんが号泣するシーンは読みながらが悲痛さが込み上げました。下巻へ
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/04/10(4930日経過)
記録初日
2011/01/03(5027日経過)
読んだ本
1750冊(1日平均0.35冊)
読んだページ
563880ページ(1日平均112ページ)
感想・レビュー
1748件(投稿率99.9%)
本棚
17棚
血液型
A型
職業
役員・管理職
自己紹介

会社の先輩から薦められミステリー系を中心に継続的に読書を始めるようになりました。
通勤時間や休日中心に読書をしていますが、年間100冊を読破することが目標です。
書評をつけるようになったのは読書メーターに出会ってからですが、過去に読んだ本の内容を思い出せないこともあって、備忘録としてできるだけ活用しようと思っています。
(読書メーターを始める前の読了分は★評価のみです)

読了した本を書棚にずらっ~と並べて眺めるのが好きです。

好きな作家さんは、東野圭吾、池井戸潤、伊坂幸太郎、道尾秀介、荻原 浩、奥田 英朗、垣根 涼介、貴志 祐介、高野 和明、辻村深月です。
そして今、注目の推し作家は、今村翔吾、柚月裕子、原田マハです。

中でも、奥田 英朗さんは、高校の先輩と知り、誇らしい限りですが、奥田先輩(と呼ばせていただきます)の作品は是非、読破したいです。

オススメの本などありましたらご紹介お願いします。

よろしくお願いいたします。

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