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2025年12月の読書メーターまとめ

葉々
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2025年12月に読んだ本
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2025年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

葉々
頭像、円錐、ステッカーの貼られたトランク、木馬。森の奥のような屋根裏部屋で「ひとり きままに」暮らすおばけさん。扉絵の「いいにおいがする マッチばこで ねむる」姿がいじらしい。あれこれ策を講じてこの古い家の女の子を脅かしながらも「あのこ、ぼくのこと こわくないんだな」って丸い開き窓から星を見上げる場面がいい。その丸窓(女の子が初じめて現れた朝)が本のノド、つなぎ目に月色に浮かび角度次第で♡型に映り素敵。おばけと女の子、ふたつの惑星が少しづつランデブーに向け接近していくかのようなその距離の縮み方が堪らない。
が「ナイス!」と言っています。

2025年12月の感想・レビュー一覧
9

葉々
NHKEテレ「怖い絵本」で目にして以来気になっていた。「なこうど」「なこうどぐち」「よめいりび」「ふうふがため」等々改めていちからお話を捲っていくと奥ゆかしくも新鮮な言葉の数々に思わず手が止まる。しかしながら「おばけー」とお化けの娘が鏡を見て驚き絶叫する場面は実にとっておきの隠し球。読み手であるこちらもその娘の過剰な反応に正気に戻る。ホント「きもちが、ゆるんでいたのでしょう」喝を入れられた心持ちになるのだった。絵、町田尚子氏。お化け同士のある意味騙し合い?のさなか猫さんたちが訳知り顔で物言いたげで精霊的。
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葉々
著者初ねこのお話の絵本。角田版ねこのお留守番はまるで岩波少年文庫的メクルメク世界。家族達のドキドキをよそに表紙のたまこちゃん(「ネコメンタリー」に出てたトトちゃんがモデル?)は箪笥奥の森、コップのアクアリウム、洗濯機ドラムのトレッドミル等々の異世界へタイムトラベル。人間の1日はねこさんの3日分に当て嵌るそうだけれど我が家の猫もにこんな風に家族のいない時間を満喫していたら上々です。画家 小池壮太氏の絵、アメショ特有の筋肉質な感じや渦巻模様が固唾を呑む程にリアル。設定はひょっとして長寿なねこさんかな?と思う。
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葉々
あとがきによると始まりは「食がテーマ」のエッセイであったようなのですが読んだ手触りからすると著者の言葉通り「日記なのか報告なのか、詩なのか手紙なのか」な"文章群"でした。川上作品は小説でもエッセイでもそうなのですが毎回なんとなくではあるけれど読後、鳩尾あたりが緩むというか横隔膜が解ける感じの手応えが残る。「わたしは生きていればなんだって、現状から先へ、今いる場所からなにかを乗り越えようとするものの気持ちと意志を信頼している(略)わたしの母のように冷蔵庫で荷出しをしている人も」の文に触れ殊にそれを胸に抱く。
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葉々
目に入ったと途端、本書にも登場する都築響一編「捨てられないTシャツ」が頭に浮かぶ。思えばハルキ氏はよくTシャツを着用されているイメージ。グラフカルなTシャツ、広告T、完走T、選挙用T等など僥倖感満ちたエピがいくつも連なっていて、へぇそんなことが生きていれば身に起きるものなのだなぁと心躍る。著者がいちばん大事にされている「TONY TAKITANI」に何よりそれを味わう。吉本ばなな氏からのお土産も気になりつつハインツの「I PUT KETCHUP ON MY KETCHUP」個人的にグッドタイミングでした。
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葉々
宮田珠己著「アーサー・マンデヴィルの不合理な冒険」表紙絵に触れ著者に瞠目。検索するとギャラリーカスパールフライヤーに「子供の頃はよく人形遊びをしていた」とあり更に魅力倍増。そしてようやっとこの絵本、「空想から生まれた物語や実際に見た夢が描かれた世界」を表紙の郵便屋さんに誘われ開く。最初は暗示めいた静けさと共にあったけど、みるみる無数の生きものが犇めく、無意識の領域にそれらが蠢く混沌世界へ嵌っていく。まるで祭壇画に迷い込み一部繋がったかのような感触を手に扉を閉じた。圧倒された。ミシマ社の絵本おもしろいです。
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葉々
頭像、円錐、ステッカーの貼られたトランク、木馬。森の奥のような屋根裏部屋で「ひとり きままに」暮らすおばけさん。扉絵の「いいにおいがする マッチばこで ねむる」姿がいじらしい。あれこれ策を講じてこの古い家の女の子を脅かしながらも「あのこ、ぼくのこと こわくないんだな」って丸い開き窓から星を見上げる場面がいい。その丸窓(女の子が初じめて現れた朝)が本のノド、つなぎ目に月色に浮かび角度次第で♡型に映り素敵。おばけと女の子、ふたつの惑星が少しづつランデブーに向け接近していくかのようなその距離の縮み方が堪らない。
が「ナイス!」と言っています。
葉々
旅の途中凄まじい渇きを経験し「人が足を踏み入れたことのない世界の静謐」のなかで殺戮を繰り返し、雪山で冬を越え「野生動物の肉ばかり食べる生活」の果てに「ブッチャーズ・クロッシング」に帰り着くと生き残った者たちは浦島太郎状態。「すっかり見慣れたはず」の町が「まるで夢の中に隠れてしまった」ような変容を遂げていたのだった。そして言いしれぬ虚無感。「誰もが、知らぬ間にこのような恐怖を求め、それが襲ってくることを無意識のうちに期待して、わざとそれを招き寄せるようなことをするのだろうか」主人公のこの自問が胸で尾を引く。
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葉々
牛柄猫のスニーカー、頁から立体的に立ち上がってきて、そのもふもふにタッチできそうなほどのリアルさ生々しさ。お話は未知の場所に初めて出向いた(家族と一泊)猫さんの探検譚。さかなつりに即飽き、ちょうちょを追いかけ「ねこを こわがらない とりの あいてなんて まっぴらごめんです」移り気なところが素敵。「なんだか くうきが ひんやりしてきたみたいです」ぽつんと海をまえに浜辺で何を思うのか。黒い「ほわほわの けの」後ろ姿が愛おしい。*絵)アン・モーティマー氏、同名別人のケンブリッジ伯爵夫人が検索ヒットし一瞬戸惑う。
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葉々
キャンプやハイキング等の山行きプランをイメージして開いたので、いい意味で裏切られ先入観を手放せた。ひとりの客人が訪ねたのは深山幽谷を思わす奥地の貯蔵庫跡みたいなひっそりとした場所。レストラン「山」のフルコース、それはあるがままの自然を頂くコース。「滝のスパーリング」「せせらぎの冷たいスープ」はその恵みに預かりたいと思ったけれどもサラダやメインは余りに力強く恐れ多くて困惑。そこが著者の狙いでもあるのかな。ラストの「雪山のシャーベット」の待ち時間は途方もなさそう。"はらぺこめがね”さんはユニット名なのですね。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/08/28(2324日経過)
記録初日
2019/08/28(2324日経過)
読んだ本
864冊(1日平均0.37冊)
読んだページ
146214ページ(1日平均62ページ)
感想・レビュー
714件(投稿率82.6%)
本棚
160棚
自己紹介

bonne année 2026




今年もよろしくお願いします(❁´◡`❁)



老ネコ(保護猫♂)と海辺の町で暮らしています
苔と多肉とハーブを育ててます


学生時代は油画専攻


インド料理好き♥(バックパッカー旅で嵌りました)

ヨガ歴15年(最近はリラックスヨガのみですが)








*02年夏の数ヶ月、ソウルに語学留学






☆ピアニスト務川慧悟氏、田所マルセル氏、桑原志織氏&プレトニョフ樣♡
  

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