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2025年1月の読書メーターまとめ

くまたす
読んだ本
3
読んだページ
1279ページ
感想・レビュー
3
ナイス
60ナイス

2025年1月に読んだ本
3

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

くまたす
★★★★☆やり投げ選手としての道を諦め、小学校の代用教員となった悌子。当局の意向で二転三転する教育方針に翻弄されながらも、子どもたちの健やかな成長を守ろうと奮闘する。職を転々とし、貧相な体格ゆえに徴兵もされず、肩身の狭い権蔵は、母の下宿先で正反対の体格の悌子と出会う。戦後にかけて変化する時代を背景に、ひたむきに生きる家族の絆を描いた物語。一つの家族史を読み切った満足感。戦争の理不尽には胸が痛い。雪代にはオイオイと思ったが、時代がそうさせた部分もあるのだろうか。清太を引き取る経緯では朝子がナイスアシスト!
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
3

くまたす
★★★★☆やり投げ選手としての道を諦め、小学校の代用教員となった悌子。当局の意向で二転三転する教育方針に翻弄されながらも、子どもたちの健やかな成長を守ろうと奮闘する。職を転々とし、貧相な体格ゆえに徴兵もされず、肩身の狭い権蔵は、母の下宿先で正反対の体格の悌子と出会う。戦後にかけて変化する時代を背景に、ひたむきに生きる家族の絆を描いた物語。一つの家族史を読み切った満足感。戦争の理不尽には胸が痛い。雪代にはオイオイと思ったが、時代がそうさせた部分もあるのだろうか。清太を引き取る経緯では朝子がナイスアシスト!
が「ナイス!」と言っています。
くまたす
★★★★☆護の幼馴染・徹子は真面目な女の子だけど、突然知らないおばあさんに抱きついたり、授業中に涙を流したりと奇行もあって少し浮いた存在。大人になるにつれて奇行は減ったけど、すぐに自分を卑下するところにもやもやしてしまう。徹子が何か隠しているのは薄々気付いているけど…。前半の護パートが穏やかに進むのと対照的に、後半の徹子パートで秘密が明かされ、全く予想しない展開に。徹子の苦しみと孤独な戦いが切ない。メグは良い子だが、母親がなぁ。著者の作品にしては闇多めというか、大人な内容。出来過ぎな気もするけど良かった!
が「ナイス!」と言っています。
くまたす
★★★★☆経済的に困窮する派遣社員のリキは、同僚に勧められて報酬のある卵子提供に興味を持つ。しかしいざ申し込もうとすると、ある夫婦の代理母となることを提案される。巨額の報酬、保障された妊活・妊婦生活。お金のために始めたはずなのに、リキの気持ちは現実に追いつかない。これはビジネスか、搾取か。年明け一発目にしては重い本を読んでしまった。何度も提示される「女の体は子どもを産む道具なのか」というテーマ。シビアな問題提起もありつつ、赤子が持つ理屈を超えたパワーにも感慨深くなった。ラストは個人的には痛快だった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/10/27(1941日経過)
記録初日
2019/10/27(1941日経過)
読んだ本
618冊(1日平均0.32冊)
読んだページ
213164ページ(1日平均109ページ)
感想・レビュー
253件(投稿率40.9%)
本棚
7棚
性別
年齢
36歳
現住所
東京都
自己紹介

読書ペースはその時々、多ければ年100~120冊、少なければ0冊。近所の図書館のサービスが良く、基本的には図書館本。
貪欲に読書を楽しむ派です。マンガも大好きですが、キリがないのでここでは主に小説だけ記録しています。読んだ作品はできるだけ5段階評価で感想を書きますが、星5はできるだけ出さないようにしています。

★×5…めっちゃお薦め!!好みはあれど、読後に絶対「何か」が残る!図書館で借りて読んだけど、お金出して買う価値がある!
★×4…面白い!読んでよかった!
★×3…面白いけど再読はしない。軽い読み物にちょうど良い
★×2…よく分からない…。1年後にはタイトル忘れそう
★×1…時間無駄にした(>_<)

<好きな作家>
古井由吉
藤沢周平
横溝正史
江戸川乱歩
横山秀夫
大沢在昌
吉田修一
笹本凌平

湯本香樹実
小川洋子
恩田陸
瀬尾まいこ
三浦綾子
辻村深月
角田光代

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