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2023年2月の読書メーターまとめ

oku
読んだ本
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読んだページ
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感想・レビュー
25
ナイス
640ナイス

2023年2月に読んだ本
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2023年2月のお気に入り登録
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  • hooligans.nag

2023年2月のお気に入られ登録
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  • hooligans.nag
  • 零崎夢織

2023年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

oku
愛川素直という少女の分身体で、便利な身代わりとして生まれたレプリカのナオ。オリジナルのために働くことが使命という、いわば都合のよい存在だった彼女がオリジナルとは違う自分らしさを認めてもらうことに少しずつ喜びを感じ、恋に落ちていく様子がとても丁寧に繊細に描かれている。真田との秘密の交流にときめきを感じながらも所詮はレプリカであることを認識する感情がとても切なかったけど、それに向き合って手に入れたものは素晴らしかった。空っぽだった心が満たされていくような暖かさが感じられる素敵な青春ラブストーリーだった。
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2023年2月にナイスが最も多かったつぶやき

oku

2023年1月の読書メーター 読んだ本の数:31冊 読んだページ数:9705ページ ナイス数:917ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1074886/summary/monthly/2023/1

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2023年2月の感想・レビュー一覧
25

oku
湖に囲まれた小島に建つあばら屋にひっそりと暮らす魔女のロゼが4年間秘かに片想いしていた王宮の騎士ハリージュから「惚れ薬を作ってほしい」と依頼される話。片想い相手からの依頼にモヤっとしたものを感じつつも仕事をこなすロゼ。生活力皆無の彼女のことを放っておけないハリージュの思わせぶりな行動がキュンとくる。これ以上好きになると困るのでほっといてほしいと思いつつも心の何処かでは構ってほしいと思っているロゼが可愛かった。ハリージュが既にロゼに惚れているのに惚れ薬を飲んでしまって二人で必死に耐えるシーンは悶絶不可避。
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oku
高宇治さんのお兄ちゃんから不純異性交遊を疑われ『ラジオのネタコーナーで採用されたら一緒に帰ることを認めてやる』という課題を与えられる回。妹の沙彩を大事にしていることは伝わってきたがその課題はどうなんだろうと突っ込みたくなったけど面白いからいいや。ヒロインたちが灯と接触するたびにモヤモヤした感情を隠せない高宇治さんがめちゃくちゃ可愛かった。今回のことで高宇治さんとの距離はさらに近づいたと思うが、幼馴染の春も思うところがあるようで今後の展開が楽しみ。
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oku
学生時代のトラウマで引きこもりを続けていた花子がスマホゲームで知り合った蓮とネット上の交流で惹かれ合っていく物語。交流を続けるうちに現実には花子は家から出ていないはずなのに、何故か蓮と実際に会ってデートしたことになっていて、そのことにも矛盾がないという奇妙な体験をする。自分ではない誰が何のためにやっているのか不穏なものを感じたが、その思いと仕掛けが優しすぎて、それに気付いたときにはじんわりと涙が溢れてくる。タイトルの『そして花子は過去になる』の意味を思わず噛みしめたくなるようなエピローグも素敵。
まる子
2023/02/25 11:38

単行本を積んでます😅『みんな蛍を』のチレンさんが強烈でしたが、 okuさんのレビューに惹かれました✨

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oku
面白かった。勉強はからっきしだが、めっぽうモテる高校生・時田秀美。勉強はできなくても台詞の一つひとつが核心を突きすぎていて、大人が読むと思わず目を背けたくなるような気持ちになる。これは現役高校生よりも学生時代を平穏無事に過ごしてきた大人の方がぶっ刺さるかも。こんな頭のいい高校生いないよなあと思いつつも、そんなことを気にも留めなかった高校生の頃が悔やまれる。自分の価値観を持つことの大切さに気づかせてくれる作品。
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oku
イラストレーターの日常を描いた作品。イラストを担当している溝口ケージ先生が企画に加わっているためか、イラストレーターの日常や考え方にリアリティがあって面白かった。イベントの手伝いで来ていた14歳の女子中学生をひょんなことから家に連れ込んで…、という設定は大分非現実的だけど、乃ノ香の可愛さに癒やされているうちに普通に事案だということをすっかり忘れてしまっていた。ストーカーほいほいの美人レーターとの話も面白くて、最後にはなかなかヤバい状況に。1巻なのでまだ登場人物の紹介という感じだけど、続きが楽しみな展開だ。
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シリーズ6作目。花村の叔母夫婦が戻ってくることをきっかけに勝利が一人暮らしすることを決意する回。かれんと二人だけになれる場所を確保するために…、というのが勝利の思惑なんだけど、その思惑以上に勝利くんがすごい大人になったなということを感じさせる回だった。かれんのことを大切に思っているのが伝わってくる。ところで5巻を読んでから随分時間が経ってしまったので、内容を覚えているか不安だったけど意外と覚えているものだ。実際の刊行も1年3ヶ月ぶりだったようなので作者さんもその辺を配慮した書き方だったのかも。
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oku
インターハイでいよいよ青森市条高校と激突。その闘いはまさしく『死闘』と呼ぶに相応しいものだった。この試合抜きにして本作は語れないけれどネタバレ防止のために何も書けないのが辛い。高槻優雅もバケモノだけど篠宮貴希もとんでもない。これでセカンドシーズン完結ということだけど、冬の高校選手権とか優雅と舞原先生の恋の行方とか楓と七海のこととか彼らの卒業後のこととか気になることがたくさんありすぎる。サードシーズン書いてくれないですかね。
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oku
他人の秘密ともいえるステータスが見えるようになった主人公の灯が片想い中の高宇治さんをイケメン(ヤリモク疑惑あり)の魔の手から救うラブコメ。もっと知られてはまずいような秘密が知れるのかと思っていたが、趣味とか性格とか無難な内容だった。でもヒロインたちそれぞれに意外な一面があって、それが見えることでストーリー展開に上手く活かされていくのが面白かった。【口八丁】のスキルによるものからか、灯が無自覚に女子たちにフラグを立てまくりなので次回以降どうなることやら。続きを楽しみにしたい。
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oku
志乃と付き合うようになって初めての冬。クリスマスを一緒に過ごすため、期末試験に向けて猛勉強する志乃。そしてご褒美として三代と志乃の二人きりでの温泉旅行。相変わらず志乃が向けてくる愛情は激重だったけど甘々でとても良かった。ところで筋を通したとはいえ、両親は高校生男女二人きりの宿泊旅行なんてよく許可したな。あとテストでわざと手を抜いたこととか宿泊先の事故のこととか、ちょっぴりモヤっとくるエピソードがあるのはなんだかなあと思う。そういうのはあったけどまあまあ面白かった。
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oku
由那と凜花という美少女二人と合意の元で二股している四葉。2巻では妹二人からも告白されて、今巻では国民的アイドルで幼馴染の小田真希奈から偽装恋人になってほしいと依頼される。偽装恋人という名目ながら本心は…というのはお約束ですね。由那と凜花のことが頭にチラつきながらもキッチリその依頼を受けてしまうところがお人好しな彼女らしい。それが故に女の子から惚れられてしまうのは幼少期の頃から何も変わっていないのだなあ。まだ一波乱ありそうなエンディングだったけど、一番気になるのは小金崎さんが次回本当に壊れるのかどうか。
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oku
八一が最年少で初タイトル竜王を獲得した7番勝負の第7局。ここから1巻に繋がるのだと思うと感慨深いものがある。二日制のタイトル戦を舞台裏含めて余すことなく収めてくれて読み応え十分。盤上での熱い戦いだけでなく、盤外での細かなエピソードもあって将棋ファンには大満足。対局相手が負けを悟ったという某永世七冠によるアイスクリーム飲み干し事件まで取り上げられていて笑った。碓氷竜王はモデルとなった藤井猛九段のように将棋に真摯に向き合う姿勢が節々に見られて格好いい。決着局に得意戦法ではなく相掛かりを選択したのは意外だった。
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oku
空からイケメンが降ってくるなんて少女漫画じゃあるまいし(笑)。このオープニングには思わず笑ってしまった。別の作品のスピンオフとは知らずに読んだが、この作品単体で読んでも特に問題はなかったように思う。序盤から失恋の話に、進路指導の先生に、口うるさい母親にと、かなりの鬱展開で苦しかったが、ほんの少しの勇気を振り絞れば世界は一変することを教えてくれる作品だ。遥と天音くんの恋の行方にはキュンキュンきたけど結局どうなったのか。
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oku
4巻にして遂にタイトル回収。おめでとうございます。ここから二人の関係は一気に変わる?赤面必至の甘いデレデレ攻撃が見られなくなるのは残念だなと思っていたら、今度は田中が気付いていないフリをして斎藤さんを照れさせるというシチュエーションを継続しているのには笑った。一方的に恥ずかしい思いをさせられた田中の反撃が見物だ。こういうやられる方も幸せになっちゃうような仕返しっていいよね。まだまだ楽しめそう。
まる子
2023/02/16 01:22

タイトルもサブタイトルも長いですね😁

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oku
小学六年生のときに四つ年上の従姉の絢音と初めてのキスをした幹隆。高校に進学して仲の良い女友達と恋仲に発展するかどうかのところで同い年の双子の従妹・伊緒と眞耶、さらに初キスの相手である絢音と再会。一応結婚もできてギリギリ恋愛対象になる従姉妹、けれどちょっぴり後ろめたい感情もあって、子供だった頃の懐かしい思い出とともにあの頃とは何かが違うという寂寥感が込み上げてきて何とも切ない気持ちにさせられる。全体的に落ちついた雰囲気の文体も物語のイメージに合っていて好き。それにしてもおじいちゃん豪快すぎる(笑)
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oku
愛川素直という少女の分身体で、便利な身代わりとして生まれたレプリカのナオ。オリジナルのために働くことが使命という、いわば都合のよい存在だった彼女がオリジナルとは違う自分らしさを認めてもらうことに少しずつ喜びを感じ、恋に落ちていく様子がとても丁寧に繊細に描かれている。真田との秘密の交流にときめきを感じながらも所詮はレプリカであることを認識する感情がとても切なかったけど、それに向き合って手に入れたものは素晴らしかった。空っぽだった心が満たされていくような暖かさが感じられる素敵な青春ラブストーリーだった。
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oku
戦時中の東京で少女雑誌『乙女の友』の制作に携わった佐倉波津子と編集者たちの物語。音楽学校で女中として働いていた波津子は憧れていた雑誌の編集部で雑用係として働くことになり、その後作家デビューを果たし、主筆にまで上り詰めていく。戦争によって引き裂かれていく人間関係が何とも切ないが、人間として編集者として成長していく波津子が素敵だった。戦後で何もかもを失った状況下においても時代に必要とされるものを心をこめて届ける。その熱い思いは雑誌を通じて繋がっていると感じさせられるラストは胸にジーンとくるものがあった。
『よ♪』
2023/02/12 11:06

文庫ですが読みました。良いお話でしたよね。ご存知かもしれませんが文庫にはジンと来るスピンオフの短編が収録されています。もし機会あれば。

oku
2023/02/12 11:16

『よ♪』さん、コメントありがとうございます。機会があれば文庫版も読んでみたいと思います。

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oku
八歳年下の花織、同い年の舞花、七歳年上の和花菜。三人の幼なじみの誰かと10000日を経て結婚するシーンから始まる。『幼なじみと結婚する』とあるので多分三人のうちの誰かだよね、流石にこれ以外はないと思うのだが。本作では10000日に至るまでの全ては書かれていないが結構な長い期間を経ているので、その期間でヒロインたちとの関係性に変化が現れるのが面白い。ヒロイン三人とも可愛いので悩ましい。花織を中心に描かれているので本命に見えるが不穏なことが書かれているのが気になるなあ。
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oku
第二部スタート。罰ゲームに一区切りをつけて新たな関係性を構築する話。罰ゲームで始まった恋人関係でも終わり良ければ全て良しといったところだろうか。対話を通じて二人はまた一歩前に進めた気がする。罰ゲームが決着するまでの話で十分すぎるくらいのお砂糖を投下されていたので、これ以上はどうかなと思っていたが…。見ている方が恥ずかしくなってしまうくらいのラブラブの甘々。まだまだ初々しさを残しつつも新婚夫婦のような二人に対して両親や友人たちが火に油を注ぐかのように燃料を投下してくるのが最高だった。6巻も楽しみ。
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oku
お互いの価値観の違いについてが今回のテーマ。結婚して生活を共にするとなると重要なことなのだが、まさか『注射怖い』でモメるとは思わなんだ。深い○○の件もヤレヤレという感じで、見ている方は甘ったるいものを見せつけられて、何かモノをぶん投げたくなること間違いなしなので近くに割れ物など置かないように注意して読まれたし。政略結婚の件も上手いこと価値観をすり合わせることができて二人の絆が一層深まって良かったけど、修学旅行の一夜で愛理沙さんが盛大にやらかしてしまったのにはニヤニヤ。ごちそうさまでした。
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oku
下駄箱でラブレターらしきものを受け取って、いざ待ち合わせ場所に向かったら『先輩のことが世界で一番嫌いです』という思いもよらない告白をされたことから始まる青春ラブストーリー。好きなものの記憶が欠落していく『パズル病』という奇病を患った音葉の治療を手助けするという名目で彼女に翻弄される日々が続き、やがて彼女に想いを寄せていく陽奈斗。病によって残酷にも引き裂かれてしまった二人の運命には胸が締め付けられる思いだったが、それでも彼らを繋ぎ止めてくれたものが確かに存在していた、その結末にはグッとくるものがあった。
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oku
努力と根性で高校デビューした元陰キャの上田橋汰が主人公。見た目は陽キャになることに成功したが、陰キャが恐れる陽キャに成り下がることなく、元陰キャだからこそ陰キャの気持ちに寄り添うことができる、そんな上田がとても格好良かった。登場人物が皆個性豊かで会話も面白い。『コォォォォ…!』『ふしゅぅぅぅ…』で毎回吹き出しそうになる。序盤の『鮭とば、付いてるぜ(キラリ)』これ一発ギャグかと思っていたら意外と重要な場面だったな。笑わせてくれる場面は笑わせて、締める場面ではキッチリ締めてくれて、面白い作品だ。
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oku
学校や家庭で息苦しさを感じる少年と少女の出会いの物語。ふとしたことで拳銃を手にしたことで二人は《世界の最深部》を目指して逃避行へ。いやあ、これは大好き。君とだったら何処まででも行けるみたいな二人だけの愛の世界にどっぷり浸れるボーイミーツガールな話で作品が醸し出す雰囲気とか世界観がとても好き。終盤はかなり際どい局面になるので良くてビターエンドくらいかと思っていたので予想外の結末にウルウルきた。ただ犯罪に片足を踏み入れてしまっていたという後ろめたさがあって、手放しでは喜べないかな。でもこの結末は好き。
まる子
2023/02/04 23:17

okuさんのレビューに興味湧きました!立て続けにポチり👆

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oku
相手の気持ちに人並み以上に共感しすぎてしまい、自分の感情をコントロールできなくなってしまう高校生・シンヤと彼を好きになってしまった少女・まひるの青春ラブストーリー。中盤あたりで盛り沢山な展開になってよく分からなくなってしまったのは残念だが、まひるの真っ直ぐなところが可愛くてキュンとくるし、笑わせてくれるエピソードが満載で楽しかった。最後のおばあちゃんの話や震災の話は思わず涙ぐんでしまう。
まる子
2023/02/04 13:44

「中盤あたりで盛り沢山な展開」に思わず笑ってしまいましたが、読んでみたくなりました✨ポチり👆

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oku
最終巻で高校生活最後の一年の回。京都への修学旅行と海外の大学へ進学する楓と二階堂さんの話。二階堂さんは最初から負け確定な感じで可哀想な役目だったけどきちんと決着つけることができて良かった。勇也と楓の二人は相変わらずイチャイチャがすごくて糖度300%じゃ全然足りていない。勇也が暴走気味な楓をコントロールする術を身に着けたのには笑ってしまった。最後は限界突破の甘々展開だったけど、これは仕方ないかも。これにて完結、お疲れ様でした。
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oku
インターハイに優雅の恋に父親との確執にと物語的にも色々ありすぎて本当に混沌な第5巻。ハイライトは今大会屈指の強豪校である大阪の暁西学院との対戦。守備偏重で退屈なチームだと揶揄されていたレッドスワンがどう戦うのかが見物だが、将棋の盤面に例えて局面を複雑化させるという『泥沼流』の米長邦雄の将棋を彷彿とさせる戦いぶりが見事。優勢な戦いであっても変化を恐れず、頭で勝つを実践する舞原先生の指揮。そして何と言ってもたった10分ながらも圧倒的存在感を見せつけた試合はまさしく高槻優雅劇場と呼ぶに相応しい。最高だった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/12/12(1775日経過)
記録初日
2019/09/30(1848日経過)
読んだ本
1859冊(1日平均1.01冊)
読んだページ
572567ページ(1日平均309ページ)
感想・レビュー
1769件(投稿率95.2%)
本棚
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自己紹介

近畿地方に住んでいる会社員です。最近はラノベを読んでいることが多いですが、面白そうなものは何でも読みます。青春ラブコメやミステリーが特に好みです。将棋が好きなのでたまに将棋に関するつぶやきをします。

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