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2023年3月の読書メーターまとめ

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感想・レビュー
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693ナイス

2023年3月に読んだ本
26

2023年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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『月に一度、わたしの夫は恋人に会いに行く』思わずギョッとしてしまうプロローグの一文だが、エピローグまで読むとそういう愛の形もあるのかなと思わせてくれるような中身の濃い一冊だった。普通とか正しさとか誰もが持っている価値観を揺さぶってくる場面が多くて心に突き刺さる。閉鎖的で噂が絶えない島に自分を振り回す親。自分を優先させても、他人を優先させても上手くいかないこともあって、生きていくことは本当に難しい。北原先生の優しさが身に沁みる。ものすごい過去を背負ってきた人だけど先生だって一人の人間だ。
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2023年3月にナイスが最も多かったつぶやき

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2023年2月の読書メーター 読んだ本の数:27冊 読んだページ数:8038ページ ナイス数:642ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1074886/summary/monthly/2023/2

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2023年3月の感想・レビュー一覧
24

oku
第5巻。3人の関係は今回で決着ということになる。結果はある意味予想通りというか、とんでもないドラマが起こるわけではないんだけど、琉実目線での回想シーンとか那織の『私じゃ無きゃ駄目』という確証を欲しがるめんどくさいところとか、そこに至るまでの感情やプロセスが重厚でとても面白かった。綺麗に終わったけど意外なことにまだ続くとのこと。ここからまたひっくり返る可能性もあるのかな?
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苦手な兄の琢磨が屋敷に帰ってくると知った雛子が伊月の以前住んでいたボロアパートに避難する話。今回も面白かった。恋愛未経験どころか知識すらなかった雛子。そんなウブな彼女に少女漫画を与えるなんて…、あまりに過激すぎて鼻血どころかショック死してしまうのでは。過激な教材に対する雛子の反応が可愛すぎて大いに笑わせてもらいました。それでも雛子に成長のきっかけを与えてくれた少女漫画の力は偉大だ。ようやく恋心を自覚した雛子と自分の進むべき道を决めた伊月。二人の関係はどうなるのか次巻も楽しみ。
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第5巻。温水の妹の佳樹がバレンタインで兄以外の誰かに手作りチョコを贈る気配が…。ということで中学校の制服に身を包んで桃園中学に潜入調査。面白かった。でも高校一年生が中学一年生を演じるというのは流石に無理がないかな(笑)。高校見学会で佳樹が橘くんに想いを伝えるのかどうか。ブラコン妹の佳樹に限って…と思わないわけではないが。兄妹いつかは離ればなれになる。それでも積み重ねたものは決して変わることはない。最後のゴンちゃんとのやり取りでそれを再確認する場面がエモくていい。
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下宿仲間でクラスメイトの女子サブレ(鳩代司)に片想いをしているめえめえ(瀬戸洋平)が彼女のとある不謹慎な目的のために旅行に誘われる話。片想い相手と一緒に夜行バスで旅行というシチュエーションが青春してて好き。深夜のサービスエリアって独特な雰囲気があって最高。それにしてもサブレの気にしすぎなところとか、めえめえの実は…なところとか、二人とも実にめんどくさい。でも否定もしないし肯定もしない、そういう曖昧なのもいいんじゃないかとなんとなく思う。
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第3巻は司がバイトを始める話。バイト先のおっとり系女子大生の飛世さんと司の近すぎる距離感に気が気でない聖ちゃんが思わぬ行動に出てしまうが、この自爆エピソードは可愛すぎた。司と凛恵の兄妹二人で聖ちゃんをいじりたおすのも好き。『宝物を自分のものだけにしたい』だからこそ嘘をついてまで関係を隠すことをしたくないという複雑な乙女心にはキュンときた。クライマックスの花火大会も最高。可愛い聖ちゃんがたくさん見られて大満足。
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悠斗の姉の京橋彩華が登場。彩華のブラコン拗らせっぷりがすごかった。そんなブラコン姉が弟の仕事を横取りするという疑惑が発生してまさかと思ったが、その真相には苦笑いしかなかった。一方で悠斗やイラストレーター仲間たちと自分の間にある壁を感じて、一抹の寂しさと悔しさを感じる乃ノ香だったが、自分のやりたいことを見つけ、そして悩める悠斗の本当の力を引き出したところはまさしく勝利の女神だった。単に上手いだけではお客さんの目を惹きつけられない、そんなラノベのイラストの難しさと奥深さもよく理解できた。
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関東大会とインターハイに出場する話で、寂しいけれど今巻で完結。インハイ最終盤での青春の熱量と眩しさに圧倒されてエピローグは涙目になりながら読んでた。1巻の時点では一年生だった恵梨香と舞奈の成長ぶりが目立つけど、希衣と千帆の先輩二人もカヌーの技術だけでなく人間として成長しているのだと実感する場面が多かった。改めて、ながとろ高校カヌー部の面子を見ると初心者からオリンピック出場レベルまで勢揃い。カヌーにかける情熱も考え方も様々で、そんな中で自分なりにカヌーに向き合って進んできたのだなと思うと胸にくるものがある。
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フルマラソンを100M走並みのペースで息も切らさず爆走しているような、そんな成瀬あかりの生き方が痛快な青春小説だった。『200歳まで生きるのが目標』そう宣う成瀬あかりはちょっとどころか大分変わっていて周りからは変人扱いされているけど、可能性がある限り愚直に突き進むところが清々しい。自分の意志は曲げないけど決してワガママではなくて、人のことを悪く言わないところも魅力的。彼女だったら本当に天下を取ってくれるんじゃないかと期待したくなる。個人的にはどんな歴史上の偉人よりも推せる。
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本屋で支払い時に財布を忘れて困っていた仙台さんに宮城さんが五千円を渡したことがきっかけで、週に一回五千円で宮城さんが仙台さんに命令する権利を買うという奇妙な関係が生まれる。一回五千円って女子高生にはかなりの大金だと思うのだが、命令の内容に金額が釣り合っているとは思えないところがこの関係の歪さを際立たせている。友達でもないし恋人でもない。五千円で繋ぎ止めている二人の関係がどうなっていくのか続きが楽しみ。
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エロゲの世界に転生するも、主人公ではなくてヒロインの絢奈を寝取る親友キャラの斗和に転生して主人公の幸せを願うという設定が面白い。結構な序盤から絢奈が積極的かつ過激に攻めてくるので、タイトル通りの『寝取らない』を実現するために精神力が試される展開かと思いきや、中盤あたりから思わぬ事実が明らかになり、絢奈の抱える幼馴染の呪縛に感情を揺さぶられた。表側であるゲームのシナリオの裏側で別の物語が進行するというのが面白くて、二つの線がどのように交わっていくのか興味深い。その結末は見えないけど、幸せを願うばかりである。
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このタイトルから異世界帰りの元勇者がチートスキルで学園生活を無双する話とは想像もつかなかった(笑)。でも現世の話がメインなので、学園ラブコメとして読んで問題はない。それにしても主人公の織田が強すぎる。一緒にクラス委員をやることになる蓮見さんとは確実に友達以上であることを意識しつつも、蓮見さんの付かず離れずな態度と織田の鈍感な性格によって絶妙な距離感が保たれているのが素晴らしい。それに火をつけようとする友人たちと蓮見さんの内面描写もあわさってニヤニヤ必至。両想い確定なのにいいところで終わった。続きが楽しみ。
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第2巻はウサギの悪魔に取り憑かれた三雨を助ける話。悪魔とエクソシストというファンタジー要素はあれど、これは紛うことなきアオハルな物語だった。恋と友情と文化祭とバンド…もうこの設定だけで大好物。衣緒花に憑依してしまうくらいまで何かを手に入れたかった三雨をどうやって救うのかが見物だったが、それに向き合う衣緒花の覚悟には心に突き刺さるものがあった。それにしてもこの作家さん、文章が綺麗。飽きることなくグイグイ読ませてくれるのも良い。3巻も楽しみ。
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親友からの裏切りによって孤立してしまった中学1年生の由加が主人公。自分は悪くないはずなのに突然孤立してしまう状況がとても辛い。周りのことをよく見ていなくて自分本意で突っ走るのはありがち。全部解決してハッピーエンドとはならず、ちょっぴりほろ苦さを残す結末だったが、問題から目を逸らさずきちんと向き合ってみた結果なら仕方ない。
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親友の妹をモデルにした官能小説を執筆してネットに投稿していたら本人にバレてしまったというラブコメ。あらすじ見たら18禁スレスレの内容かと思っていたけど、直接的な場面はそれほどではなかったので安心して読める(嘘)。それにしても鈴音は淑女という名の変態というか天才かな?驚異的な変態発想力には舌を巻く。変態錬金術師(笑)の名は伊達ではない。変態糸電話とか、時空を超えた間接キスとかパワーワード連発で腹筋が死にかけた。
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ネタバレ第2巻。今回もキャンプ飯が超絶美味そうだった。外で食べるカップラーメンが最高なのは間違いない。今回は四海道先輩が何だかキャンプを楽しめていない雰囲気を匂わせていたので、てっきり高校卒業をきっかけに黒山と一緒にキャンプができなくなる事情でも抱えているのかなと思ったけどそういうわけではないようだ。もうちょっと二人の関係が進展すれば彼女も心の底から楽しめるようになるかな。次巻も期待したい。
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冒頭の夢について話すシーンめっちゃ好き。高瀬さんの「何回も見てると…」の台詞でニヤけてしまう。高瀬さんと距離が縮まってきたタイミングで、サッカー部の先輩女子の魚見さんと一緒に練習するように。魚見さんは性格が少しキツめだけど、女の子らしい一面もあってとても可愛かった。魚見さんと仲が深まるにつれて何故か高瀬さんのことが頭に浮かんで、悪いことしているわけではないのに、罪悪感を覚えてしまうところなんか無茶苦茶可愛かった。告白待ったなしの場面に追い込まれて交わした言葉でエモさが最高潮に。青春だなー。
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『月に一度、わたしの夫は恋人に会いに行く』思わずギョッとしてしまうプロローグの一文だが、エピローグまで読むとそういう愛の形もあるのかなと思わせてくれるような中身の濃い一冊だった。普通とか正しさとか誰もが持っている価値観を揺さぶってくる場面が多くて心に突き刺さる。閉鎖的で噂が絶えない島に自分を振り回す親。自分を優先させても、他人を優先させても上手くいかないこともあって、生きていくことは本当に難しい。北原先生の優しさが身に沁みる。ものすごい過去を背負ってきた人だけど先生だって一人の人間だ。
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2巻も面白かった。1巻の終わりで修羅場不可避と思いきや大したことはなかった。今回は友人でラノベ作家の小倉に長崎旅行に誘われて乃ノ香も一緒に行く話。事件らしい事件もなく男1女2の楽しい旅行の雰囲気を味わえた。これを書くための取材が男3で行われたという溝口先生のあとがきにはクスッときた。家族風呂でのハプニングはお約束ですかね。ナスさんは特に意識せずに悠斗の近所に引っ越しを考えているようだが、本心はどうなのか。ラブコメ的には面白くなりそうで次巻も期待大。
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片思いの相手である姫城冬花に告白するもフラれてどん底の気持ちで帰宅したら、その冬花が家に居た。彼女は六年後の未来からやってきて、しかも未来では自分(白馬)と結婚していると言う。冒頭から興味を惹かれるストーリー展開で会話もコミカルで面白かった。冬花と結婚していて勝利は約束されているので、フラれたばかりの相手をどうやってオトすのかが興味津々だったのに、その辺がワリとアッサリしていて期待とは違う方向に話が膨らんでいったのはちょっと残念。全体的には読みやすくて面白かったので続きも読みたいと思う。
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惚れ薬から始まった魔女のロゼと騎士のハリージュの恋物語。1巻で綺麗にハッピーエンドで終わっていたが、2巻では一緒に住むところから結婚まで。二人とも可愛いし、前巻以上に甘やかしてくるハリージュには激萌えだった。これでも本人は出力を弱めているつもりなのだと思うと結婚後はどうなってしまうことやら。ごちそうさまでした。
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一人暮らしを始めてかれんといつでも二人きりになれると思いきや、なかなかそうはならないのがもどかしい。丈が勝利に『気持ち』を忍ばせたせいでこの辺の事情が筒抜けなのには苦笑い。バイトでは失敗続きでマスターからの言葉が痛烈だった。かれんとの恋の行方も人間としてもまだまだで、タイトル通り『坂の途中』という感じだった。追い抜きたいなら自分がペースを上げるしかない。勝利は少しだけ成長できたかな。
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種族間戦争終結後、十七の種族が平等に暮らす実験都市・ミイスが設立。その街で異種族が訪れる結婚相談所に見習いとして採用された猫人族のアーニャがワケありの相談者たちの対応にあたる物語。恋愛経験も仕事の経験も乏しいアーニャが種族の違いという人間の多様性よりもはるかに難しい壁が存在する世界で、しかも一癖も二癖もある相談者のお悩みに向き合って成長していくところが面白かった。後半の方はバトル要素が多めで意外な展開だったけど、種族の違いを越えた結婚を後押しするというこの結婚相談所の平和的な思想はすごく好き。
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大和に朝を齎す「暁の射手」花矢とその従者である弓弦の物語。花矢と弓弦、お互いに大切に想い合っているからこそ一緒にいたくても突き放すようなチグハグな行動をしてしまうところはとても切ない。どこにでもいる普通の女子高生にもかかわらず神に選ばれてしまった彼女だからこその境遇が辛かった。砂糖菓子のように甘い日常パートも二人に訪れる試練を乗り越える熱い展開も全部好き。
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小学生のころ、クラスの中心でいたいという欲望から幼馴染の少女の芹愛を貶めて孤立させてしまった綜士。高校進学後も彼女への罪悪感を拭い去れないまま、いつしかその気持ちは恋心へと変わっていく。そんな中での彼女の突然死と謎のタイムリープ現象。そしてそれと同時に起こるあまりにも残酷な代償。全4巻の1作目ということでまだまだ導入部分だと思うのだが、既に面白くてグイグイ引き込まれる。綜士とともに謎を追いかける千歳先輩と雛美の存在も面白い。千歳先輩がここまでやる気を見せているのは何故なのかとても気になるなあ。
oku
2023/03/02 21:15

雛美の台詞で『部室にベッドを持ち込む駄目男』の話がでた場面はクスッときた

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/12/12(1775日経過)
記録初日
2019/09/30(1848日経過)
読んだ本
1858冊(1日平均1.01冊)
読んだページ
572263ページ(1日平均309ページ)
感想・レビュー
1768件(投稿率95.2%)
本棚
5棚
自己紹介

近畿地方に住んでいる会社員です。最近はラノベを読んでいることが多いですが、面白そうなものは何でも読みます。青春ラブコメやミステリーが特に好みです。将棋が好きなのでたまに将棋に関するつぶやきをします。

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