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2024年5月の読書メーターまとめ

コーヒー牛乳
読んだ本
3
読んだページ
893ページ
感想・レビュー
3
ナイス
155ナイス

2024年5月に読んだ本
3

2024年5月のお気に入り登録
1

  • 旅するランナー

2024年5月のお気に入られ登録
2

  • 旅するランナー
  • ゆう

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

コーヒー牛乳
「おもしろかった!シリーズの他の本も読みたい!」と曇りなく思う一冊。どこかにいて欲しいと思わずにいられない伊良部医師&マユミちゃん、悩み、もがいても最後に一歩踏み出す患者たち。どのキャラクターも味わいがある。20年以上前の作品だけど、今にも通じる現代人の生きづらさが描かれていて、コミカルな展開に笑いながらふとした場面で患者が自分と重なる。大雑把に言えば「自分の気持ちに素直になりなさい」ってメッセージで、それを伊良部医師がかなり極端に体現している。マユミちゃんの優しさが垣間見える瞬間に痺れる!
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
3

コーヒー牛乳
ネタバレ軽めで気楽に読める短編集。「サボテンの花」の子ども達は、意志が強く胆力があるユニークなキャラクター。そして教頭が子どもを想う良い教育者というのがこの話の一番の肝だった。何より素敵なのは、教頭が子どもを信頼し、周囲の大人から守ってくれたところ。大人にはぶっ飛んで見える発想でも受け止める度量と覚悟があった。我が子が「サボテンのコミュニケーション能力を調べる」と言い出したら「やってみな!」と二つ返事で言えるけど、教員の立場ではまた違うだろうに、こういう先生がいたら子どもはのびのび成長するだろうな。
が「ナイス!」と言っています。
コーヒー牛乳
「おもしろかった!シリーズの他の本も読みたい!」と曇りなく思う一冊。どこかにいて欲しいと思わずにいられない伊良部医師&マユミちゃん、悩み、もがいても最後に一歩踏み出す患者たち。どのキャラクターも味わいがある。20年以上前の作品だけど、今にも通じる現代人の生きづらさが描かれていて、コミカルな展開に笑いながらふとした場面で患者が自分と重なる。大雑把に言えば「自分の気持ちに素直になりなさい」ってメッセージで、それを伊良部医師がかなり極端に体現している。マユミちゃんの優しさが垣間見える瞬間に痺れる!
が「ナイス!」と言っています。
コーヒー牛乳
ネタバレ脳が心のあり方や思考、行動の源であると具体的にわかる。人間は結局脳の働きの産物に過ぎないという淡白な思いの一方、生物の不思議さ、たくましさや高尚さも感じる。脳卒中になる以前の自分を見つめ直して前向きに進んでいく著者の姿に感じ入るものがある。相手が言葉を理解したり表出したりできるかに関わらず一人の人として尊重するって、当たり前でとても重要なこと。後半はマインドフルネスのすすめのようなスピリチュアルな内容だけど、左右の脳の働きを踏まえているのでそんなに抵抗なく受け入れられる(前半とのギャップに戸惑うが)。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/01/04(1634日経過)
記録初日
2020/01/02(1636日経過)
読んだ本
298冊(1日平均0.18冊)
読んだページ
99251ページ(1日平均60ページ)
感想・レビュー
181件(投稿率60.7%)
本棚
0棚
自己紹介

早朝にコーヒー牛乳を飲みながら読書するのが至福の時です。
記録のために読書メーターを始めましたが、皆さんの感想で違った視点や解釈に刺激を受け、読書がより楽しくなりました。

ミステリーが好きで、ノンフィクションやサイエンスものの読んだりします。社会性があってずっしりくるテーマも好みです。「世の中いろんな本があるなー」と読みたい本リストが増える一方ですが、年間50冊を目標にしつつ、深みのある読書&レビューができるようになりたいと思います。

これまで読んだ中で最も印象に残っている物語は、高校時代に教科書で読んだ中島敦の「山月記」です。簡潔でありながら風景が目に浮かぶような描写、ドライな文体から切々と伝わる人間の性、その悲哀。静かで淡々とした文章に表現し難い美を感じ、文章を読んで「美しい」と感じることがあるのかと衝撃を受けました。

好きな作家:米澤穂信、塩田武士、朝井リョウ、重松清、平野啓一郎、星新一、東野圭吾、角田光代、福岡伸一、サイモン・シン、山本文緒、中島敦

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