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Sakurakunnn1
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Sakurakunnn1
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Sakurakunnn1
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名探偵とは論理的で基本的に紳士で、どこか変わっている…変わっているだけが合っている。ヨギガンジーは胡散臭く、俗っぽい。人をペテンにかけるやつだから、同じ人種の企みを見抜けるのだろう。短編の中では「帰りた銀杏」が、ワイダニットを楽しめる稀有な作品。また最初の「王たちの恵み」は逆転の発想が面白い。入手困難な本書だが、閉書架から貸し出してくれた地元の市立図書館には大いに感謝したい。さて、しあわせの書に挑む準備が出来た。
ヨギ ガンジーの妖術 (新潮文庫)
泡坂 妻夫
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2025/02/26
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娘を殺された父親が、相手の男への復讐と自殺による幕引きを図る旨を「手記」により語る。この形式で語られること即ち、ある程度オチが邪推出来てしまうのは難しいところであるが、その後の調査編で法月が手記に違和感を覚え、埋もれた真実を明らかにしていく精緻な捜査方法が見物である。一方、最初に提示された手がかりから読者が真相に至れるかというと不可能なため、期待した本格要素は薄かった。犯人の自決を良しとする思想は古典の名探偵たちを彷彿とさせ、正義の代弁者を気取らないのは好印象。
新装版 頼子のために (講談社文庫 の 7-15)
法月 綸太郎
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勅使河原潤A・Bと森島有佳A・Bがたすき掛けされており、2か所で同時に殺人が行われていたと思いきや、実は勅使河原Bと有佳A・Bは一人の男による多重人格となると、真相のスケールダウン感が拭えない。今まで読んできた男女のパートは偽人格視点の二人により構成された手記であると明かされるのが遅すぎるし、周囲の反応も含めて歪められていることから、手記と分かった後も真相が掴みにくく、極めてアンフェアと思う。カメラの突破や密室の打破等も解明されず消化不良。普段動機は軽視して良いと思う派だが、本作で動機は無いは許されまい。
そして二人だけになった Until Death Do Us Part (講談社文庫 も 28-71)
森 博嗣
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2025/02/24
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いやあ、びっくりした。“幻の女”を求めて論語が挑んだ法廷・双龍会で、ルージュの正体は二転三転する訳だが、流の性別誤認に気付いていた読者はそれ故に作者の掌中にとなった。ルージュの正体は落花でも流でも無ければあおさんしか、と消去法に至った瞬間その展開となり、余計混乱。この時に撫子などは意識の彼方へ跳んでしまい、大和の号が一人二役を形成していたことなど欠片も気付かなかった。落着したかに見えると、終幕で更に落花と撫子が入れ替わりと、勢いが止まらない。振り返ってみれば、ヒロインは撫子しかありえないとなる。傑作。
丸太町ルヴォワール (講談社文庫 ま 69-1)
円居 挽
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住込み家庭教師先の屋敷には幽閉された美少女がいて、青年は彼女を解放するが、代わって自身が囚われてしまう。屋敷の女主人を追っていた刑事と青年の恋人は協力して捜査に乗り出す…という古き良き探偵小説の冒険を受け継いでいる作品と言える。美少女は虜囚からの解放後、東京で次々と無関係と思われる男たちを殺害していき、途中からは二つの物語が並行し進む緊迫感があるのが良い。が、タイトルの意味が分かり物語が収束する際の結び方がやや強引に思われた。もっとシンプルな終わりで良かったんじゃないかなあ。ハピエン村の住民より。
新装版 マリオネットの罠 (文春文庫) (文春文庫 あ 1-27)
赤川 次郎
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クイズ番組ミステリー・アリーナは「早押し形式」により、出題編の進行に合わせて回答者が出てくる仕組みとなっており、出演者による回答のどれもが一定の説得力を持つことに唸る。ストーリー進行ごとに直前の回答者が否定されるが、それもそのはず、回答に併せて出題が「絶対に正解者を出さない」様に分岐しているのだった。正直出題編の方が本格を匂わせている分、一番真っ当な回答編は何だったのかを読んで楽しみたかった感はある。とはいえ、一番最後の力業の回答はバカミスじみており楽しめる。再読したいかは微妙なところ。
ミステリー・アリーナ (講談社文庫 ふ 73-6)
深水 黎一郎
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勇者アレスの業績を編纂するため、パーティーメンバーがそれぞれの視点で思い出を振り返る。王女がアレスの故郷を訪問すると、学院でのエピソードと食い違う話が散見され、早々にアレス=ザックが明らかになるので期待したミステリ要素は薄かったが、タイトルコールがザックから放たれた後女王によって反復されるのは良かった。それぞれのキャラクターも味があって、これぞライトノベルという感じ。エピローグは蛇足に感じるのと、聖女が不遇なのはヤキモキするところ。
誰が勇者を殺したか (角川スニーカー文庫)
駄犬
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女性作家よりも女性的な文章を味わう。「私」の純粋でいてひょうきん、含蓄のある女子大生の一人称と落語家という、他の作家からは出そうにない組み合わせが良い。いわゆる日常の謎としては緊張感のあるものでもなく、敢えて解明したい程のものではないので好みかと言われると少し困る。ミステリというより別の人生を楽しみたいときに読むべき作品なのだなあ。表題作も何のことは無いエピソードなのだが、それ故に温かいし、締めの一文も爽やかである。しかし初読み作家は長編から入るべきか。「盤上の敵」に挑まねばなるまい。
空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書) (創元推理文庫 M き 3-1)
北村薫
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裁判所書記官として働く主人公がタイムスリップにより父の冤罪を晴らすが、過去の改変は公判中の別の事件を窃盗事件から殺人事件へと書き換えてしまう。しかも被害者は無罪を勝ち取ったはずの父…と、一つの裁判の行方が、本来別々の事件とされていたそれらを繋げていく。本作のテーマ「一事不再理」は、罪の有無を断ずる裁判官の在り方を問うだけでなく、無罪を勝ち取ってしまった被告人が罪を受動的に償う機会を奪うことも意味した。最後は一連の公判を通して家族に向き合うことを決意した主人公の志や恋人への変化が見て取れ、読後感は爽やか。
幻告 (講談社文庫 い 153-4)
五十嵐 律人
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絵画の挿絵があることにより、読者に視覚的なサポートが為されている…と見せかけた視覚的なトリックが見事。一章から二章においての記述者の交代が「今後も記述者が交代し得る」ことを示唆しており、実に丁寧な二人一役の叙述と言えるであろう。一人称視点の地の文と実際の芸術家の印象が合わない違和感を抱えたままラストまで行くと、ある瞬間に視界が広がり、読者は驚きとともに真実を見る。畑違いの分野でここまでのモノを書く作者は流石と言えるし、本家でないが故に殊更フェアであろうとする精神が垣間見えて好印象。だが図面の工夫には苦笑。
ロートレック荘事件 (新潮文庫)
筒井 康隆
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2025/02/18
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ユーザーデータ
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1月の読書メーターまとめ
読書データ
読んだ本
254
冊
読んでる本
1
冊
積読本
0
冊
読みたい本
20
冊
プロフィール
登録日
2020/01/09(1878日経過)
記録初日
2020/01/10(1877日経過)
読んだ本
254冊(1日平均0.14冊)
読んだページ
96202ページ(1日平均51ページ)
感想・レビュー
254件(投稿率100.0%)
本棚
6棚
性別
男
年齢
34歳
現住所
愛知県
外部サイト
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