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2024年3月の読書メーターまとめ

みうむん
読んだ本
11
読んだページ
3341ページ
感想・レビュー
10
ナイス
240ナイス

2024年3月に読んだ本
11

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

みうむん
ネタバレ就活生の視点から描かれた物語。今は遠い日々になってしまったが、目指す道が特に決まっていないのに、内定をもらうことがゴールのように思えて、懸命に走っていたあの頃が脳裏によみがえった。社会の中での自分がいかに小さな存在かを思い知らされ、途方にくれた。そして今、このSNS時代の就活生事情。見せたい自分を作り上げ、誰かの本音を覗き見し、互いに牽制し探り合う。精神的に疲弊していく現代の就活生のリアルが痛々しい。何かが解決したわけではないが、就活浪人した主人公の姿に吹っ切れたような清々しさが漂うラストに安堵。佳き。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

みうむん

松江城に行ってきました🏯内部には靴を脱いで入り、急な階段を上ります👟天守閣からの松江市内や宍道湖の眺望は素晴らしかったけど、下り階段が怖かった💦

松江城に行ってきました🏯内部には靴を脱いで入り、急な階段を上ります👟天守閣からの松江市内や宍道湖の眺望は素晴らしかったけど、下り階段が怖かった💦
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
10

みうむん
人も人外も宿泊できる出雲のホテルが舞台の2作目。神在月に出雲大社の神議にやってきた神々をおもてなししたり、雪神様の子どもとの出会いや自分の闇に呑み込まれた女性が巻き起こす騒動が描かれていた。周囲から押し付けられた「らしさ」に苦しむものは人も妖怪も同じ。主人公の見初はホテルの様々なお客様や騒動を通じ「まとわり付いた印象や否応なしに与えられた『らしさ』に囚われてはいけない。その本質をしっかりと見ていたい。」と思うのである。そうした真っ直ぐな心が人や人外を救うのかもしれない。まだまだ謎多き物語。さぁ次へ
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みうむん
ネタバレ読友さんのレビューで興味を惹かれ読んだ。最近、出雲大社へ行ったばかりだったので興味深く、旅行前に読んでいたらもっと出雲を楽しめたかもしれないなぁと思った。さて、内容だがまだまだ序盤といった印象でこれから主人公の人外を視ることや触れることができる能力の秘密が解き明かされて行くのだろう。妖怪?なのに可愛らしい兎の「白玉」の鳴き声「ぷぅ」に萌えました。次へ
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みうむん
ネタバレいよいよ就活が始まった深町くん周辺のストーリーを絡めつつ、謎解きに挑む。今回は本物の怪異は無しだが、深町くんはアキラ先生の中から現れるもう1人とやや長めの会話をすることができた。アキラ先生も自分の失踪について本腰を入れて向き合おうと実家を訪れる。今後、最大の謎である高槻自身の幼いころの失踪事件を解明するため本格的に動きだすのか?次巻からの展開が楽しみ。
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みうむん
立花マスターが淹れるコーヒーのようにほろ苦く、味わい深い短編3つ。トルンカに集う人々には陽だまりのような温かさがある。心の拠り所になるような行きつけのお店があったらどんなに素敵だろうと夢想してしまう。読了後、ちょっぴり優しくなれる気がするそんな作品だった、
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みうむん
谷中のレトロな喫茶店を舞台にしたハートウォームストーリー。下町の雰囲気とそこで暮らす人々の喜び悲しみが温もり溢れる筆致で描かれていて実に魅力的だった。ストーリーがどう展開していくかは、何となくわかってしまうのだが、それで興ざめになることはない。むしろ、その安心感が心地よかった。そして、物語の舞台となった谷中銀座やよみせ通り、夕やけだんだんに行ってみたい気持ちがむくむくと膨らんだ。
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みうむん
ネタバレ就活生の視点から描かれた物語。今は遠い日々になってしまったが、目指す道が特に決まっていないのに、内定をもらうことがゴールのように思えて、懸命に走っていたあの頃が脳裏によみがえった。社会の中での自分がいかに小さな存在かを思い知らされ、途方にくれた。そして今、このSNS時代の就活生事情。見せたい自分を作り上げ、誰かの本音を覗き見し、互いに牽制し探り合う。精神的に疲弊していく現代の就活生のリアルが痛々しい。何かが解決したわけではないが、就活浪人した主人公の姿に吹っ切れたような清々しさが漂うラストに安堵。佳き。
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みうむん
ネタバレ全体的に不穏さが増してきた。前回チラッと登場した御堂の妹が今後の展開に大きく絡みそう。そして、礼央くんは守ろうと必死なんだけど、爽良がどうにも無防備過ぎて、読んでいてちょっとイラッっとしてしまった。視えてしまうことが怖くて辛く、幼い頃の記憶を封印して生きてきた爽良が楽しかった記憶を1つ取り戻したエピソードにはほっこりした。
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みうむん
この世のものではない者が見えてしまう爽良。そうしたことを忌み嫌う父親と困惑する母。その為、見えるのに見えない振りをして、息を詰めるように生きてきた。子ども時代の彼女の境遇が切ない。祖父の遺産である鳳銘館を相続することで、新たな一歩を踏みすが、そこは想像以上に厄介なアパートで……ホラー要素とスリリングな展開にほんのりラブも織り込まれ、盛りだくさん。ストーリー的にはまだまだ序盤の雰囲気。次へ
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みうむん
ネタバレ今回は七重さんの活躍が際立っていた。ちょっぴり厄介でピント外れなところのある七重さんだが、彼女の存在が周囲の人々にとって大きな助けになっていることを再認識させてもらった。そして、相変わらずほっこりする猫弁ワールドだったけれど、百瀬にもどうにもならないこともあった。ネット上の人々の悪意や好奇心を満たすサイトの存在だ。他人の不幸を暴きたて覗き見する不毛に気がついてくれたら良いのにと心から思う。さて、事務所の移転先が決まり本格的に公私ともに新しい環境になった百瀬。これからがますます楽しみだ。
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みうむん
ネタバレファンタジーが読みたくなって選んだ。派手さはないがしっかりと構築された独特の世界観と人物像に心を掴まれた。大事な人たちを目の前で殺され、復讐を誓った主人公のカリュドウは魔法ならざる魔法を扱う「夜の写本師」という道に行きつく。物語の中心は煌やかな魔法ではなくカリュドウの魂の変遷で、非常に読み応えがあったし、終盤の仇敵との戦いの描写は圧巻だった。そして、カリュドウが心に描く理想の世界が性別や年齢、身分などの関係なく皆が等しく暮らす世界であっことは、わたしたちの暮らす現実世界とリンクし問題点を突き付けてきた。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/02/08(1540日経過)
記録初日
2020/02/01(1547日経過)
読んだ本
713冊(1日平均0.46冊)
読んだページ
216113ページ(1日平均139ページ)
感想・レビュー
474件(投稿率66.5%)
本棚
1棚
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