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2023年3月の読書メーターまとめ

レモングラス
読んだ本
7
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1587ページ
感想・レビュー
7
ナイス
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2023年3月に読んだ本
7

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2023年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

レモングラス
科捜研のエースだった土門誠。現在は民間の鑑定所、土門鑑定所を開設している。短篇4遍どれもよかった。引き込まれるように読み、読み終えるのがもったいなくて中盤から読むペースを落とそうとしたが、読み始めると眠れず、深夜まで読んで読了。土門の淡々とした言葉は読む者の心に冷静さを取り戻させる。なぜだか癒される。読んでいるうちに事件を俯瞰し、考えるようになる。そして読書を離れ日常に戻ると、いつもより落ち着いた自分がいることに気づく。技官の高倉、土門の元妻、刑事‥登場人物のことをもっと知りたくなる。まだ読みたい気分。
J D
2023/03/11 12:29

レモングラスさん、これシリーズになったらいいなと私は願ってます!

レモングラス
2023/03/11 12:55

J D さん、私も切に願ってます。ずっと読み続けたい❗️

が「ナイス!」と言っています。

2023年3月にナイスが最も多かったつぶやき

レモングラス

2023年2月の読書メーター 読んだ本の数:6冊 読んだページ数:2132ページ ナイス数:777ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1114521/summary/monthly/2023/2

J D
2023/03/01 21:20

レモングラスさん、今月もよろしくお願いいたします!

レモングラス
2023/03/01 23:10

JDさん、いつもありがとうございます😊こちらこそよろしくお願いいたします!

が「ナイス!」と言っています。

2023年3月の感想・レビュー一覧
7

レモングラス
ネタバレ文章を学びつつ、なんか楽しくて、始まるぞ新しい私って気分になれます。著者のコラムの筆力、読むと自然と前を向く力があります。「天気は天の気」には「たとえば激しい暴風雨の天気予報に、ああ嫌だと思ったところでどうなるものでもない。空模様がどうあれ、仕事で出かけなければならない以上、覚悟を決めるほかはなく‥‥」とあり「アジサイを振り返り眺めつつ」には「後方を確認して前方の仕事に取り組み、なんとか乗り切った」と。振り返ると違って見える、大丈夫って気持ちに。60歳を迎える時には素敵に人生を振り返ることができるように!
が「ナイス!」と言っています。
レモングラス
ネタバレ再読。読む度面白さを増す。週刊朝日に昭和45年から連載されたシリーズ。浅井は農林省係長。ノンキャリアだが実務のエキスパートとして頼られる存在。出張先の宴会の席で妻の死を知る。妻が死んだのは聞いたことのない場所。昼間妻がよく外出していたことが気になり始める。調べ始めたことから追う側から追われる側に。解説にある一文「人間というものは、いつ不運の波におそわれるかもしれない。最後の日がくるまで、幸ある者とよぶことはできない」に、立場一転の怖さを感じる。穏やかな日々がそうでなかったとしても自分を見失ってはいけない。
が「ナイス!」と言っています。
レモングラス
「うちの部屋で人が死んだら」義父が残したアパートで人が死んだ。何もしない考えようとしない夫に代わり対策を思案する妻。事故物件になると人が入ってくれないが、そういう物件に人が一ヶ月だけ住むと、次の入居者には説明責任を回避できるロンダリングがあると聞く。ロンダリングという職業は著者の創作。事故物件にまつわる人間模様8遍短編連作。あまりの面白さ、ハッとする言葉、魅力ある登場人物に心持っていかれる。爽快感の中、読了。前作の「東京ロンダリング」未読でも楽しめる。失踪って必要なのか。人との絆や生き方、考えさせられる。
10$の恋
2023/03/19 17:08

面白そう♬頂いていきますね😄

レモングラス
2023/03/19 17:29

10$の恋さん、ありがとうございます😊まあちゃん、どうしてるかなとか、読み終えた後、登場人物が心に残ります。

が「ナイス!」と言っています。
レモングラス
技術、スキルの面からとらえた話し方の本が沢山出ているが、話術があれば人は相手に信頼され尊敬されるのだろうか。相手に伝わりやすい、相手に関心を持ってもらえる、それなりに意味はあるが、自分自身のありようを棚に上げて、いくら話を技術的に高めても、伝える、伝わるという点ではおのずと限界がある。人望とは見えないところを見ようとすること、人気があるからといって人望があるわけではないなど、講演で瞬時に心わしづかみにする近藤さんが会得した聞き方、話し方。長年の新聞記者経験からの「逃がす」あえて逃げ道を作るなどの体験談。
レモングラス
2023/03/17 13:17

数ヶ月前、毎日新聞夕刊で「初代編集長近藤勝重さんと語らう、記者よ!驚きの奥を掘れ」を読み、それ以来近藤さんの著書をあれこれ再読している。大きな記事で、読んでいると、書いた記者がどれほど近藤さんを敬愛しているかがよくわかる。

レモングラス
2023/03/17 13:24

「正しいことを言えば言うほど人望を失う」の章では、それを言ったところで仕方がないとわかっているようなことを言わず相手の考えを聞く、人望のある人というのは、このあたりの兼ね合いがよくわかっている。言葉の持つ力とか、残酷さといったことも自分の人生体験の中でわかっている、と書かれている。読むほどに少し自分が成長できるかのように思える。優しく生きていきたい。

が「ナイス!」と言っています。
レモングラス
何度読み返したかしれないくらいに好きな本。「その日のことを中心に はじめにに代えて」は読む度に心の奥深くに沁みてくる。手紙の他、近藤勝重さんの早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコースの授業に高倉健さんが聴講生として来た日のことや、学生さんとの写真も紹介され、すべてが優しい。ジャーナリストの近藤さんのニュース解説は健さんも聴いていたそう。先日川柳のラジオでの近藤さんはお茶目で可愛くて大笑いさせてくれた。ニュース解説の時の迫力と、文学を語る時の趣き、いろいろが著者の魅力なのだと思う。人を想う量が人生。
ガジュマル
2023/03/12 15:08

人を想う量が人生… 深くて素敵な言葉ですね

レモングラス
2023/03/12 16:01

ガジュマルさん、近藤さんと健さんとの手紙には「想」とか「優」といった言葉がよく交わされたのだそうです。

が「ナイス!」と言っています。
レモングラス
科捜研のエースだった土門誠。現在は民間の鑑定所、土門鑑定所を開設している。短篇4遍どれもよかった。引き込まれるように読み、読み終えるのがもったいなくて中盤から読むペースを落とそうとしたが、読み始めると眠れず、深夜まで読んで読了。土門の淡々とした言葉は読む者の心に冷静さを取り戻させる。なぜだか癒される。読んでいるうちに事件を俯瞰し、考えるようになる。そして読書を離れ日常に戻ると、いつもより落ち着いた自分がいることに気づく。技官の高倉、土門の元妻、刑事‥登場人物のことをもっと知りたくなる。まだ読みたい気分。
J D
2023/03/11 12:29

レモングラスさん、これシリーズになったらいいなと私は願ってます!

レモングラス
2023/03/11 12:55

J D さん、私も切に願ってます。ずっと読み続けたい❗️

が「ナイス!」と言っています。
レモングラス
「大人になるにしたがって、僕はいろいろなものを交換した。僕が欲しいものと、僕の時間を。僕が欲しいものと、僕の気持ちを。そうして手に入れたものたちに囲まれて、僕は少しずつ、何かに、どこかに、近づいているように感じる。そして、ときどき、なくしてしまった時間と、忘れてしまった気持ちを、思い出すのだ。あの交換は元には戻らない。他に方法はなかった?もっと効率の良い道があったっけ?何故、こんなふうに振り返ってしまうのか?そうした議論の余地はたぶんない」そんな感じで始まって森博嗣さんの著作からの文章と写真。とてもいい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/03/21(2113日経過)
記録初日
2019/11/05(2250日経過)
読んだ本
349冊(1日平均0.16冊)
読んだページ
85831ページ(1日平均38ページ)
感想・レビュー
346件(投稿率99.1%)
本棚
3棚
自己紹介

皆さんの素敵なレビューのおかげで、
読みたい本が沢山で嬉しく思っています。
拙いレビューにナイスをくださり、
ありがとうございます。
ログインしないまま日が過ぎたり、
至らないこと気づかないこと多々ありますが
よろしくお願い致します。

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