ネタバレ冒頭で心奪われるよね。加奈子が入った箱を雨宮さんが持って逃げ出していたという衝撃展開だけど、ラストで旅先にいた男が中に黒いものが入った箱を見せてきたという『匣の中の娘』の現実世界での落ちには震えた。雨宮さんが自分の世界で自分だけの満足を満喫していることが、久保の小説と現実の伝え聞いた話からこんなにも伝わってくる

ネタバレ本屋さんで見つけ、絵柄が好みだったので読んだ。中国は規制があるなかでもBLが人気と聞いていたけど、それは夢言さんみたいな熱心な読者・創作者がいるからなんだと思った。親が子の結婚のために相手を探す相親角、早恋、高考、復読、始めて知った。なんか親や国から「不真面目」認定されるなかで異国に来て「これでダメだったら諦める」って言えるの本当にすごくて、表現の自由があるってなんて素晴らしいんだと思う。致遠が夢ちゃんの描いた漫画を捨てたとかほんと腹立たしいのだけど、そんな過去を乗り越えた先にある物語がこれから楽しみ

ネタバレ20年続いてるシリーズの一発目。高校の図書室で冒頭だけ読んだことがあったなという思い出。サクサク読めて楽しかったけど、超電磁砲の子が二回しか出てこないとか学園都市の構造が説明はされるけどキャラクターが色々歩き回ることで描かれる風景描写がそんなに多くない。それらは既刊で描かれるのだと思うから頑張って読む。それはともかく、上条くんが記憶を無くした上でインデックスたちと付き合っていくことを決める展開は驚いた。過酷な運命にある女の子を救った代償に、主人公は記憶を失う。ありそうで今まで読んだこと無かったので新鮮だた

ネタバレ冒頭で心奪われるよね。加奈子が入った箱を雨宮さんが持って逃げ出していたという衝撃展開だけど、ラストで旅先にいた男が中に黒いものが入った箱を見せてきたという『匣の中の娘』の現実世界での落ちには震えた。雨宮さんが自分の世界で自分だけの満足を満喫していることが、久保の小説と現実の伝え聞いた話からこんなにも伝わってくる