2024年8月の読書メーターまとめ

読んだ本: 11冊

読んだページ: 2824ページ

感想・レビュー: 11件

ナイス: 325ナイス

2024年8月に読んだ本
11

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2024/08/28
四つの白昼夢
- 篠田節子
240
登録
615
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2024/08/25
美しいものを見に行くツアーひとり参加 (幻冬…
- 益田ミリ
196
登録
1996
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2024/08/24
タイムトラベル世界あちこち旅日記 (毎日文庫)
- 益田ミリ
240
登録
833
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2024/08/22
考えごとしたい旅フィンランドとシナモンロー…
- 益田ミリ
208
登録
161
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2024/08/20
たぶん私たち一生最強
- 小林　早代子
224
登録
751

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2024/08/18
残照の頂　続・山女日記 (幻冬舎文庫み 2…
- 湊かなえ
352
登録
440
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2024/08/14
コイモドリ時をかける文学恋愛譚 (幻冬舎文…
- 浜口倫太郎
380
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51
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2024/08/08
おいしい旅しあわせ編 (角川文庫)
- 大崎梢,近藤史恵,篠田真由美,柴田よしき,新津きよみ,松村比呂美,三上延
288
登録
763
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2024/08/07
こんな日は喫茶ドードーで雨宿り。 (双葉文庫…
- 標野凪
240
登録
2116
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2024/08/05
あなたを待ついくつもの部屋
- 角田光代
224
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575

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2024/08/02
パリと本屋さん
- パリュスあや子
232
登録
71

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

遙

2024/08/20

噂に違わない面白さ。すっかり著者さんのファンになりました。あけすけで赤裸々で、奔放だけどバランスのとれた女4人の生活。日頃もやもやしてる事が自分も誰かに打ち明けられたかのような開放感を味わえたような気がしました。女特有の熟れたトマトみたいにじゅくじゅくした欲望を彼女達は飲み込み、結果4人で居る事を選び続ける、本来の目的である友情を超越して家族になるという目的を達成しようとする様は清々しく、こんな人生も大アリ。私も最強になりたいと気持ち羨ましくもなりました。深夜11時枠でいけそう。とても楽しめました。

たぶん私たち一生最強

小林　早代子

あらすじ・内容

が「ナイス！」と言っています。

2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

遙

2024/08/01 13:04

2024年7月の読書メーター読んだ本の数：7冊読んだページ数：1896ページナイス数：241ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1127474/summary/monthly/2024/7 おひとり様カフェでの読書。この本もまた凄く面白くて、一目惚れして買ってよかったです☺️ また読書熱に火がつき始めました。読書夏☀️

4件のコメントを全て見る

遙

2024/08/01 20:30

あやさん☺️ コメントありがとうございます😊 とてもいいカフェなのですが、人気があってカウンター席になってしまいあんまりリラックスできないのが難点です😅 こちらこそよろしくお願いします！！

遙

2024/08/01 20:31

mariannさん☺️ こちらはまだ涼しくなる猶予がありますがそちらはやはり大変そうですね😰 くれぐれもお体に気をつけてお過ごし下さい！！こちらこそ宜しくお願いします！！

が「ナイス！」と言っています。

2024年8月の感想・レビュー一覧
11

遙

2024/08/28

とても面白かったー。篠田節子さんの美しく読ませる文章と、どこか奇妙ながら引き込まれる四つの短編集。日常の中で選ばれた人物達が体験した、それは忘れられない出来事。各話好きでしたが、［妻をめとらば才たけて］［遺影］がぐっと心に余韻を残しました。［多肉］は、別世界に足を踏み込んでしまった恐ろしさ、植物の生々しさを感じるような、毛色の違う一話でした。素晴らしいシナリオ力。魅了されました。一度読むと止まらない濃厚な白昼夢・・・すっかり堪能。好きな短編集。

が「ナイス！」と言っています。

厳選益田ミリさんの旅エッセイ3冊目でした。（読む順番間違ってたけども）今作もとてもよかったです。このゆるーい挿絵は毎度とても魅力的。文庫では白黒写真が多い印象ですが、カラフルな景色やお土産の写真も嬉しい。北欧オーロラツアーの、みんなと気持ちを共有したいという気遣いや、想像するだけで楽しいドイツクリスマスマーケットの旅、赤毛のアンの舞台プリンスエドワード島の旅など盛り沢山。益田さんならではの人間観察も読んでて楽しいです。ツアー旅行で背伸びしてないのも良いです。毎回素敵な旅をありがとうございます。

美しいものを見に行くツアーひとり参加 (幻冬舎文庫)

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とても贅沢な海外数カ国の旅の記録。日記を見返しても思い出せない程の出来事を克明に書かれているのはまさに手腕。人生の中で旅が習慣になっている方はなんてキラキラしているのだろう。時折書かれている、東京でやっていけない事があっても、私にはこの国があるといった発言は、旅をして知るからこそ。今自分が居る場所だけが全てではないと身をもって知るのは素晴らしい、それぞ旅なのでしょうね。いつか人は死ぬのだとも書かれています。旅をできない誰かのため（飛行機嫌いな私の為にでも）ずっと素敵な旅エッセイを書き続け欲しいです。

タイムトラベル世界あちこち旅日記 (毎日文庫)

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フィンランド、北欧の旅エッセイは色々な方のを読んできましたが益田さん初読み。ちょこちょこ入るイラストに和み、カフェやシナモンロールが美味しそうでほっこりし・・・益田さんのフィンランドも凄く良いんだと思うんだけど北欧ってやっぱり素晴らしいんだなって、度々思わされます。また私の中の北欧が潤いました。考え事をする為に海外なんて・・・おっしゃれやなー。益田さんの積読本、消化しようと思います。

考えごとしたい旅フィンランドとシナモンロール (幻冬舎文庫ま 10-27)

が「ナイス！」と言っています。

噂に違わない面白さ。すっかり著者さんのファンになりました。あけすけで赤裸々で、奔放だけどバランスのとれた女4人の生活。日頃もやもやしてる事が自分も誰かに打ち明けられたかのような開放感を味わえたような気がしました。女特有の熟れたトマトみたいにじゅくじゅくした欲望を彼女達は飲み込み、結果4人で居る事を選び続ける、本来の目的である友情を超越して家族になるという目的を達成しようとする様は清々しく、こんな人生も大アリ。私も最強になりたいと気持ち羨ましくもなりました。深夜11時枠でいけそう。とても楽しめました。

が「ナイス！」と言っています。

文庫化をずーっと待ち望んでいた作品、やっと手に取れました。地上から離れて登山をする事で、前向きな気持ちになったり、何かを見出していく人々を描く暖かな物語。有名な山じゃなくても良い。地元の山だって、そこが山なら登ってみる価値はあるんだから。本格的な登山なんて考えられない、する暇もない、それで読んでみても登場人物達が目にして感じる山の描写を想像しながら楽しめる、とても良い作品です。只前作の方が好きだったかな？という感じ。山女日記シリーズはまた出して欲しいです。

残照の頂　続・山女日記 (幻冬舎文庫み 23-3)

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"令和の寅さん"成程、愛すべき恋バカ晴渡時生は、晴渡の長男しか使えない特殊能力で恋のサブリミナル（タイムリープ）を駆使して、出会っては恋に落ちる美少女達と両思いになるべく奮闘していく。各話が文豪達の物語りを交えながら進んでいくのは趣があり、テンポも良く楽しめました。それにしてもタイムリープに頼らず今の彼女と親密になれよ！！と思わずにはいられない、なかなかツッコミどころの多い作品笑いつか時生の恋が報われる日がくるのか・・・文学、人情をコミカルに描いた変わり種の一冊。進行役に変な天使も居ます！笑

コイモドリ時をかける文学恋愛譚 (幻冬舎文庫は 41-1)

が「ナイス！」と言っています。

シリーズで1番好きだったかも。登場人物達の思いが深く、そこでの食が色濃く伝わってきて、美味しそうなんだけど切なくて、得るものの大きな旅の数々がとてもよかった。柴田よしきさん［夕日と奥さんのお話］篠田真由美［夢よりも甘く］三上延［美味しいということは］近藤史恵［オーロラが見られなくても］この四遍が特に好きでした。良い作家さん達が揃ってて、極上の旅アンソロ第三弾。第四弾も是非出して欲しいです。アミの会さん、流石です。

おいしい旅しあわせ編 (角川文庫)

大崎梢,近藤史恵,篠田真由美,柴田よしき,新津きよみ,松村比呂美,三上延

あらすじ・内容

が「ナイス！」と言っています。

遙

2024/08/07

とても読みやすく、相変わらずの優しい物語。登場人物達のドラマがしっかり書かれていて、人からしたら悪意がなくても不快になる言葉だったり、女性として共感できうる事柄がとても多かったです。結末もロマンチックでした。難を言えば、基盤のカフェメニューをもう少し練って欲しい。割と単純なメニューしかでてこないのが少し物足りなく感じました。都会の小さな森のようなカフェというシチュエーションの方に重きを置いている感じなので、仕方ないといえば仕方ないのかもですが。雰囲気はすごく好きなので、シリーズ追って行きたいです。

こんな日は喫茶ドードーで雨宿り。 (双葉文庫し 45-02)

が「ナイス！」と言っています。

どこから読んでも心温まる数十話が沢山入った、境遇様々な人物達がホテルを利用していく短編集。角田光代さんの美しくぬくもりのある文面が、たった数ページ、登場人物達のエピソードを切り取って綴られています。全て読もうと努力しないで読めそうなところも魅力的かも知れません。数話ほど自分の中で格言になりそうな言葉があったりして印象深い一冊になりました。人生の中で１つ思い出深いホテルがあるという事は、生きてきた証が一つ増えるという事なのかも。

が「ナイス！」と言っています。

装丁に一目惚れして購入したけど大正解。パリの生活に欠かせない様々な本屋さんを写真付きで、その場所のエピソードと共に紹介しているエッセイ本。贈り物の多くは本というのも素敵。人の為に本を選ぶのはとても楽しいと思います。フランスのコミック、［BD］の存在。アメコミに近い画風なのかな？カラフルでおしゃれな印象です。日本の漫画で向こうで大人気の作品、［ONE PIECE］はやはり強い。コロナ禍時の様子など、興味深い内容でとても楽しく読めました。第二弾も是非刊行して欲しいなと思います。

パリと本屋さん

パリュスあや子

あらすじ・内容

が「ナイス！」と言っています。