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2025年11月の読書メーターまとめ

koma-inu
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感想・レビュー
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2025年11月に読んだ本
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2025年11月のお気に入られ登録
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2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

koma-inu
衝撃作「禁忌の子」シリーズ2弾。医者の城崎先生が探偵、春田先生がワトスン役で続投。医療と社会派要素を残しつつ、今作は本格ミステリ要素が強い。霧と毒ガスで極限下のクローズド環境になった病院で起こった殺人。前作のような派手さはないが、緻密なロジックで謎を解いていく終盤が面白い。犯人との対決も圧巻。動機は共感得にくいが、現代医療の問題に斬り込んだところが印象深いです。見取り図がありますが、人の移動経路と時間軸が分かりづらいのが惜しい。全体としては良く出来た佳作と思いました。
キイ
2025/11/29 11:38

私も読みました🎶城崎さん鋭かった✨階段のところ、じっくり読んだのですが難しかったです💦霧にガスに地震に首切りと、盛りだくさんであっという間でした😆🎶

koma-inu
2025/11/29 16:56

キイさん、共読嬉しいですー🤩城崎さんら鋭すぎますね😅図解で人の動きあればより楽しめたかなーと思いました。あれだけガスだ地震だ起きて、気づかない&パニックにならない患者さん達、シュールでした😂

が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
15

koma-inu
特殊設定SFミステリー。地球から10光年離れた、2100年頃の惑星で起こる連続殺人。主人公の零司と相棒のAI・ディセンバーが、謎を解き明かす。理系色が強い市川さん作品の中、本作は過去最高の理系度。AIや量子力学用語は、ググりながら読むと、より楽しめそうです。解決編で犯人が暴かれると共に、もう一つとんでもないどんでん返しが!こちらを描きたかったと思われますが、強烈壮大な事実とエピローグに、ただただ閉口・・。SF色が強く読み手は選ぶと思います、一応理系の端くれの私は、満足な作品です。
yukaring
2025/11/30 22:37

私も積んでいます🎵😊SFは好きなのですがバリバリの文系なので「過去最高の理系度」についていけるか少し心配かも😅

koma-inu
2025/12/01 07:34

ゆかさん、私は細かなところは知ったかぶりで読みました😂が、読み進めれるので大丈夫です!SF好きならマッチすると思います、お楽しみください〜レビュー楽しみにしてます😍

が「ナイス!」と言っています。
koma-inu
過去に妻殺しの容疑をかけられた俳優、雪宗衛。「左右田警部捕」という刑事役を演じていたが、最終回が事件のためにお蔵入りに。そして30年後、手口が似た事件が起こり、雪宗が再び口を開き始める。阿津川さんの人物ドラマ作で、メインは雪宗という人物を描いたストーリーモノ。巧みな本格ミステリを期待すると、肩透かしくらうかも。雪宗が、過去と現在の事件を推理するパートは読み応えあり。殺人の謎解き以上に、雪宗のこだわりが何処にあるかが焦点。阿津川さんの試験的作品と思って読むべしと思いました。
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koma-inu
赤ずきん探偵3弾、4短編。今回は魔法のランプ、アリババ、シンドバッドなど、アラビアン話。いつものように赤ずきんの決めセリフも健在。特殊設定ギミックがいつもより強めの印象です。「アラジンと魔法のアリバイ」の図解トリック説明が秀逸。バカミストリックが多い本シリーズの中でも、屈指の失笑トリック。第3話で、赤ずきんの推理にまさかの待ったが入り、第4話でもう一つの解明が入る。新たな趣向が、新鮮です。エピローグ、珍しく?ホッコリする締め方でした。
雪紫
2025/11/30 19:06

職場の休憩室で読んでなければ絶対あのトリック吹いてました🤣🤣🤣。今の時点でこのシリーズ、これが一番好きです。

koma-inu
2025/11/30 19:47

雪紫さん、あの豪快なトリック、吹いてしまいますよね😂😂よく考えたものです!破天荒さではシリーズNo.1ですね!

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koma-inu
衝撃作「禁忌の子」シリーズ2弾。医者の城崎先生が探偵、春田先生がワトスン役で続投。医療と社会派要素を残しつつ、今作は本格ミステリ要素が強い。霧と毒ガスで極限下のクローズド環境になった病院で起こった殺人。前作のような派手さはないが、緻密なロジックで謎を解いていく終盤が面白い。犯人との対決も圧巻。動機は共感得にくいが、現代医療の問題に斬り込んだところが印象深いです。見取り図がありますが、人の移動経路と時間軸が分かりづらいのが惜しい。全体としては良く出来た佳作と思いました。
キイ
2025/11/29 11:38

私も読みました🎶城崎さん鋭かった✨階段のところ、じっくり読んだのですが難しかったです💦霧にガスに地震に首切りと、盛りだくさんであっという間でした😆🎶

koma-inu
2025/11/29 16:56

キイさん、共読嬉しいですー🤩城崎さんら鋭すぎますね😅図解で人の動きあればより楽しめたかなーと思いました。あれだけガスだ地震だ起きて、気づかない&パニックにならない患者さん達、シュールでした😂

が「ナイス!」と言っています。
koma-inu
特殊設定ミステリ。ナイフで殺した命が、16時32分に生き返る。逆デスノート的な設定がユニークで、何を仕掛けるのだろうと、ワクワク。映画監督が殺害シーンをリアルな撮るために使うが、それに警察が気づいて・・という展開。ルールに則ったアリバイトリックは、面白い。ジョ◯ョ4部ぽいです。そもそも殺人なのか?をテーマにした正義と悪の駆け引きの結末は、予想外。痛々しい描写が多いのと(最後のアレは・・イテテ)、警察や学生の口の悪さは、やや気になりました。
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koma-inu
SF消失ミステリー短編5編。館や街を全て消しまくる、スケールの大きな作品。作者得意の物理トリックの本格作に加え、幻想系作品もあり、色んな角度から楽しめる。本格系は「一九四一のモーゼル」が好み。ソヴィエトの宝石装飾部屋「硝子の間」が消失。図解入りの消失方法は脱帽。そしてラスト4行に、もう一度脱帽。幻想系は「シンクロニシティ・セレナーデ」が好き。夢の中で何度も消える館の謎を追う。館の消し方だけでなく、夢の真相にビックリ。ラスト4行もビックリ。トリックがストーリーを美味しく際立たせた、傑作集。
koma-inu
2025/11/24 09:26

さっちゃん、共読出来ました😍今作は物理トリックだけでなく、雰囲気作りが素晴らしかったですね😄少し前の北山さん作を思い出しました。丸ごと消失縛りでこの一冊書けるのは、確かに凄いですよね😳

koma-inu
2025/11/24 09:28

ゆかさん、消失のさせ方、あまりにもバラエティ飛んでるので、飽きずに読めました🤩ここまでやるか!という感じです😅幻想雰囲気も良いですよね、消失ネタで長編も見てみたいです😁

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koma-inu
綾鹿市◯◯的シリーズ5弾、連作5短編集。おなじみの変態数学者・増田米尊が主役。増田の学会資料が、何者かに変えられる、不思議な事件が起こる。その5編は全て作中作(幾つか、作中作中作も)で、読者への挑戦状入り。どの話も堂々としたバカミス。個人的には「問題作」が好み。上段に事件、下段に大量の注釈が入る、驚きの書籍構成。注釈に事件のヒントがあり、見逃せない。最終話では増田に、驚きの結末が。増田のコミカルさが本作では抑えめだった気もして残念、もう一度出てきて欲しいです。
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koma-inu
孤島×見立て殺人ミステリ。首無し鬼が現れるとされる孤島に集められた人々、伝説同様に腕や首を切断された死体3つも4つも。解決編は二段構えで、見立ての意味が明かされる第一の解決編。見立てがあからさまなので、これは驚き少ない。そして警察捜査の裏をつくまさかの第二の解決編。会話にヒントはあるものの、これは当てるの無理!専門知識必要ですが、斬新で反則感は無いので満足です。エピローグは、予想に反してしみじみした内容。このコンビの作品、もう少し見てみたいー。
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koma-inu
「やりミス」と呼ばれる作者の意欲作。タイトル見ると館モノに見えるが、そうでは無かったです。20年前の殺人、不可思議な現象が書かれた手紙など、過去の難解事件を解く事メイン。消失死体、首の無い死体と言った本格要素に惹かれる。終盤はどんでん返しに次ぐどんでん返し。うん、これはやり過ぎと言えよう😂何のためにこのトリック仕掛けたっけ?成立する?と言ったのは野暮で、怒涛の展開を楽しむべきでしょう。お腹いっぱいでした。キャラの口調は好みが分かれるところ。
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koma-inu
死神めいた乙姫警部の、倒叙式ミステリ2弾、4短編集。前作以上に静かに少しずつ追い詰める乙姫警部が、もはや怖い。刑事は捜査のプロ、犯人は犯罪の素人。そう言われるとそうですが、見事な追求力に脱帽です。イチオシは表題作「世界の望む静謐」過去を掘り起こそうとする先輩を葬った美大予備校講師。クールな殺害方法を、どうやって落としていくか。本作は幾つかの偶然を、捜査の中で発見して、証拠を集めていく。美大生のとある特殊能力がフォーカスされます。ホントにこの能力持っている人いるのだろうか。
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koma-inu
どうした、バカミス王の霞さん?良い意味でいつもと違う、本格ロジックミステリ。暗黒街の密室殺人の「犯人」が、次々名乗り出る、それを探偵が論破する、逆多重解決設定。其々の「犯人」の殺害トリックも面白いが、各ストーリーがヒントになり、真犯人とトリック解明に繋がるロジックに唸らされる。あそこにも、ここにも伏線あり、2度読み必至。それだけでなく、最後に大きな仕掛けも明かされ、締め方がエレガント。完全完敗!霞さん作品イメージを、良い意味で一新する傑作。一読の価値ありです、読メレビュー伸びて欲しい!
雪紫
2025/11/20 21:43

伸びて欲しいとのレビューに全力で同意します(わたしも落ち着いて、言葉をまとめたら書く予定です)!最後の最後まで驚かされました!これ、「夕陽はかえる」からの自白合戦の正統進化です( ̄ー ̄)ニヤリ。

koma-inu
2025/11/21 00:14

雪紫さん、共読嬉しいです😄最後の畳み込み展開、驚かされましたよねー🤪格闘シーンも、わりかし好きでした😈是非レビュー数伸びて欲しいですね、レビューお待ちしております🤩

が「ナイス!」と言っています。
koma-inu
青春日常ミステリ5編。なかなかインパクトある題名。大学ミステリ研究会女子二人組が、出会った謎を解く。謎解き度合いは控えめ、学内ストーリーを楽しむのが醍醐味です。イチオシは表題作「朝からブルマンの男」一杯2000円もするコーヒーを頼んで残して5分で去る客。謎の行動を追ううちに、意外な企みが見えてくる。ドイルの「赤毛組合」思い出しました、トリックは全然違いますが。2000円という金額がポイント。他にも「ウミガメのごはん」は、実際あり得る謎で、面白い。シリーズモノになりそうな予感です。
さっちゃん
2025/11/08 13:55

面白かったですね〜😊2000円の珈琲のお味が気になります☕🤭私もシリーズ化希望でーす🖐️

koma-inu
2025/11/08 17:03

さっちゃん、大学生2人の掛け合いが良かったです☺️ブルマン、実際に2000円位で出すお店あるみたいですね、飲んでみたいです☕️

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koma-inu
大正〜昭和の、花をモチーフにした時代ミステリ名作。有名作なのでハードル上がりましたが、それでも面白かった!どの作品も、ホワイダニットが痛烈。殺人の理由がここまで尖った短編集は類無しです、どれも長編に出来そう。イチオシは「白蓮の寺」寺の子として産まれた主人公は、母が男を殺害する過去の記憶を持つ。その記憶の秘密は何か?解明の過程から、とんでもない秘密が暴かれていく。動機も一際凄まじく、愛情を突き詰めれば、ここまでできるのか。ラストの花に込めた母の想いは、胸打たれました。
雪紫
2025/11/09 03:07

読友さんに紹介されてわたしも読みましたが「白蓮の寺」より花の印象が強くなってわたしも好きです。表題作の詩も凄い素敵でした。

koma-inu
2025/11/09 09:56

雪紫さん、私も昔から積んでて、ようやく読めました😁どの話も花が前面に立ってて、美しいですよねー😊表題作、動機も含め、衝撃的でした😳

が「ナイス!」と言っています。
koma-inu
ドロドロ系で、しっかり騙されるミステリ。無実だが殺人の罪で40年服役した弁護士と、その愛する女性との手紙のやり取りで謎解きが進む。毒入りチョコレートを誰が仕込んだか?を主軸に、多重推理の応酬。真相は想定内の内容かな・・と思いきや、終盤で新たな事件が発生。どうやって締めるのだ、と気になりつつ、導かれる真相は驚愕。トリックや犯人は前例がある気がしますが、それでもこの壮大な仕掛けを実行する犯人と作者の執念は凄まじい。人の黒さを味わいたい時に、うってつけの作品。
が「ナイス!」と言っています。
koma-inu
神麻嗣子の超能力事件簿シリーズ5弾、短編集。本作はサブキャラクターが増えたり、保科、聡子、能解さんの三角関係がよりボリューム割いて描かれている。結局どうするんだ、保科さん。新編集者の超能力の導入もあり、次作の伏線になってそう。イチオシは「(擬態)密室」人に擬態する超能力を使ったアリバイ?もの。超能力という特殊設定を使うだけでなく、裏をかいた仕掛けが盛り込まれる。超能力設定で続いていたシリーズなので、新鮮でした。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/05/15(2035日経過)
記録初日
2018/09/01(2657日経過)
読んだ本
743冊(1日平均0.28冊)
読んだページ
262966ページ(1日平均98ページ)
感想・レビュー
743件(投稿率100.0%)
本棚
6棚
性別
職業
技術系
現住所
大阪府
自己紹介

今まで読者履歴はスマホに残してましたが、
世の方とつながるきっかけにしたく、
20年5月から始めました。よろしくです!
過去の読書内容も、随時あげていけたら、
と思います。

好きなジャンル:推理小説、経営関係の本
好きな作家:クリスティー、カー、クィーン、
      ディヴァイン
      麻耶雄嵩、飛鳥部勝則、三津田信三
       など。

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