読書メーター KADOKAWA Group

2024年3月の読書メーターまとめ

kei-zu
読んだ本
20
読んだページ
4381ページ
感想・レビュー
16
ナイス
577ナイス

2024年3月に読んだ本
20

2024年3月のお気に入られ登録
6

  • どら
  • Kircheis
  • みー
  • Kazuki
  • 小林涼太
  • 中玉ケビン砂糖

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

kei-zu
最初から最後まで、ずっとおもしろい。一気に読んでしまった。橋本によるこれまでの自作解説までが、著者の取材でひっくり返る展開がスリリング。著者が本書の執筆で当初想定したという「どんでん返し」もその経過があってだろう。「砂の器」「八甲田山」の大ヒットの後、「幻の湖」の失敗ぶりが本書の後半の山場。想定観客数として、マラソン、ペット犬、トルコ風呂(ソープランド)に興味を持つ人数を積み上げる橋本の皮算用ぶりが素晴らしい(褒めてる)。「幻の湖」は配信で見れるので、ぜひ内容のご確認を。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

kei-zu

先日、池袋のグランドシネマサンシャインに「デューン 砂の惑星 PART2」を観てきました。 これほど大きなIMAXは初めてです 砂虫の登場では、映画館が震えるほどの音響効果。 前作を観ていなくてもお話しはわかるので、機会ある方は是非。 主演のシャラメも美しいですよ(o^-')b

先日、池袋のグランドシネマサンシャインに「デューン 砂の惑星 PART2」を観てきました。
これほど大きなIMAXは初めてです
砂虫の登場では、映画館が震えるほどの音響効果。
前作を観ていなくてもお話しはわかるので、機会ある方は是非。
主演のシャラメも美しいですよ(o^-')b
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
16

kei-zu
ブラウザ「Safari」、iPhoneのキーパッドの開発者による、apple社での内幕話。Safariの当初の担当は、なんと2人のみ。初代iPhoneの小さな画面ではキー配置に苦労したとのこと。開発の過程における判断ミスとその打開策を著者が正直に記述しているので、技術論・発想論としても興味深い。なお私のiPhoneは、有料のATOKを入れています(左右のカーソルがあるので)。
が「ナイス!」と言っています。
kei-zu
全2巻、電子書籍を購入後、第1話だけ読んで「男おいどん」ものかとそのままにしていました。X(旧Twitter)で途中からSFに展開すると知り、慌てて続きを読む。日常の崩壊過程の描写が興味深い。Xによれば、「おいどん」のその後の物語を描いたとして、松本ファンに評価が高い様子。連載時の多忙からか、ばたばたと単行本2冊で完結するが、その後の展開をもっと読みたかったですね。
が「ナイス!」と言っています。
kei-zu
写真に写るイメージに、人は何を見てきたのか。何を込めようとしてきたのか。戦後の西欧への憧れから雑誌の読者モデル、プリクラ、コスプレに至るまでの時代の流れと被写体の意識の変化も興味深い。イケメンのお坊さんの写真集「美坊主図鑑」なんて本も、あるんですね。
が「ナイス!」と言っています。
kei-zu
題名の「見取り図」のとおり、各論に踏み込むより大きく位置関係や方向性をとらえる。地方分権改革に関する記述も多く、地方財政のこれまでの大まかな流れがわかる。
が「ナイス!」と言っています。
kei-zu
著者初めての単行本の再刊とのこと。絵柄の若さは当然だが、後の作品のエッセンスといえる不器用な人間関係に胸が締め付けられる。かわいい絵柄でのベッドシーンも少なくないのも著者らしい。
が「ナイス!」と言っています。
kei-zu
約40年ぶりの再読。乱歩自身の解説によれば、販売部数が多い大衆誌「キング」(講談社)の連載ということを踏まえ、ルパン作品と黒岩涙香を意識したとのこと。確かに、謎また謎、追跡また追跡。文体も煽るような講談口調が楽しく、見事な娯楽作品。 創元推理文庫は、連載当時の挿絵の掲載があり、これも楽しい。
が「ナイス!」と言っています。
kei-zu
まるで夢の中の景色のような、緩く、不思議な雰囲気。ビルは種から育ち、移動する商店街は県境を越え、コンビニのおにぎりのシールを剥がすコツが説明される。次作も楽しみ。
が「ナイス!」と言っています。
kei-zu
オビにある「名著」の語に偽りはない。本書の刊行は米ソの冷戦を背景にするものであるが、国家の存立とその相互の牽制に関する説明は今日でも古びない。本書の説得力は、著者の確かな分析と揺るぎない希望の提示にある。著者が存命であれば、現在のロシアのウクライナ侵攻、イスラエルのガザ攻撃をどのように分析したであろうか。
が「ナイス!」と言っています。
kei-zu
ゲッターロボ・サーガ、いったんの完結。本シリーズでは、後年の「真・ゲッターロボ」発表時に描かれた短編もいくつか掲載され、絵柄の変化も見比べながら楽しめる。昭和の時代に描かれた作品にも、絵柄が変わった後年の加筆があるが、これが意外に気にならない。なお、登場人物の手足がちぎれ、ロボットがオイルを血のように吹く本作の初めての単行本は、小学館「てんとう虫コミックス」だったと記憶している(「ドラえもん」1巻と同時期)。昭和の子どものゲッター線への耐性は高い。
が「ナイス!」と言っています。
kei-zu
最初から最後まで、ずっとおもしろい。一気に読んでしまった。橋本によるこれまでの自作解説までが、著者の取材でひっくり返る展開がスリリング。著者が本書の執筆で当初想定したという「どんでん返し」もその経過があってだろう。「砂の器」「八甲田山」の大ヒットの後、「幻の湖」の失敗ぶりが本書の後半の山場。想定観客数として、マラソン、ペット犬、トルコ風呂(ソープランド)に興味を持つ人数を積み上げる橋本の皮算用ぶりが素晴らしい(褒めてる)。「幻の湖」は配信で見れるので、ぜひ内容のご確認を。
が「ナイス!」と言っています。
kei-zu
わかりやすく書ける人は、「よくわかっている人」より「よくわかっていない人」との指摘。なぜなら「わからない人」に向けて「わかりやすく」書けるから。想定の読者に置くべきは「10年前の自分」or「特定の”あの人”」という具体的な指摘にも頷きます。 手当たり次第に本を読んで、「自分が書きたいと思っている」文章の傾向を明らかにしろとのこと。ああ、文章って楽しい。
が「ナイス!」と言っています。
kei-zu
部下が受けて来た研修講師の著作。レジュメを読んでこれはと思い、本書を手に取ってみたら当たりでした。文章術の説明は感覚によるところも多く、添削前の悪文の例にも苦労すると思うのですが、本書は添削例が豊富で、良い文章のイメージがわきやすい。ビジネス文書だけでなく、ネット上の文章作成にも大いに参考になります。添削例には自分が心がけているものあり、胸を撫で下ろしたのは内緒です。
が「ナイス!」と言っています。
kei-zu
著者も書いているが、最近はブックオフが担った役割にを振り返る本が何冊か出始めている。ただ、これも著者が指摘することだが、そこには回顧的な感情も含まれている。現在に比して乱暴な値付け(褒めてる)であった90年代のブックオフは、確かに楽しかった。居場所がない若者(特に地方在住)が、地元のブックオフで「文化」に触れた歴史があるとの証言も。
が「ナイス!」と言っています。
kei-zu
そうそう、こんなだったよと再録の多い記事を読む。偽悪的な文章が時代を感じさせるが、溢れるゲーム愛が今でも胸を熱くする。なお、書名の「VR」はバーチャルリアリティ(これも懐かしい語だ)ではなく、「ベクトル(V)が理解(R)を超えてる」「ハードやソフトがとてもレアすぎる(Very Rare)」の由。取り上げられるハードは、PCエンジン、セガサターン、プレイステーション、ドリームキャスト、プレイステーション2。ちきしょう、涙で前が歪んで見えるぜ。
が「ナイス!」と言っています。
kei-zu
読み友さんの紹介で手に取りました。古代から現代美術まで、駆け足ながら興味深い指摘が少なくない。「ルネッサンス→バロック→新古典主義→ロマン主義」は、ルネッサンス的感性とバロック的感性の間を振り子のように揺れている、というのはわかるが、「身の回りのルネッサンスとバロック」として、楷書(ル)と行書(バ)、松任谷由美(ル)と桑田佳祐(バ)の例示には、ぎゃっと思いました。
が「ナイス!」と言っています。
kei-zu
「砂糖の世界史」(岩波ジュニア新書)ほか著者の世界システム論は何冊か読んでいたので、著者の専門である英国史を解説する本書では理解を深めることができた。産業革命の位置づけの見直しの動向や、英国では古くから核家族化が進行していたなどの紹介が興味深い。本書の刊行は90年代。雇用を重視しない姿勢への批判的な目線など、近年の我が国の動向を見通すような指摘も。良書。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/06/27(1401日経過)
記録初日
2020/06/20(1408日経過)
読んだ本
1583冊(1日平均1.12冊)
読んだページ
315951ページ(1日平均224ページ)
感想・レビュー
839件(投稿率53.0%)
本棚
13棚
性別
血液型
AB型
外部サイト
URL/ブログ
https://kei-zu.hatenablog.com/
自己紹介

基礎自治体の元法務担当。息をするように本を読みたい。
好きな画家は、ルソーとモネ。

参加コミュニティ1

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう