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2024年5月の読書メーターまとめ

かっこちゃん
読んだ本
18
読んだページ
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感想・レビュー
18
ナイス
431ナイス

2024年5月に読んだ本
18

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

かっこちゃん
ネタバレプロローグとエピローグは書き下ろし。確かに、なくても物語は成立する。けれど、プロローグでミスリードされ、えーどうなってここへ繋がっていくんだ?と考えたし、エピローグでその後が解ったし、二人の思いがより鮮明になリ、物語に膨らみがついた気がする。アラサーのあり方が、辛い。♥明日死んでも百年生きても、触れたいのは彼だけ。♥雨がやんだらきっと?いいえ雨の日には雨の日の、晴れた日には晴れの日の憂鬱がある「別にそんなに幸せになろうとしなくていいのよ。幸せにならなきゃって思い詰めると、ちょっとの不幸が許せなくなる」名言
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2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

かっこちゃん

おすすめは、「サクリファイス」シリーズと、「ブラックサマーの殺人」かな。今月もよろしくおねがいします。かっこちゃんさんの2024年4月の読書メーター 読んだ本の数:22冊 読んだページ数:7208ページ ナイス数:525ナイス ★かっこちゃんさんの2024年4月に読んだ本一覧はこちら→ >> https://bookmeter.com/users/1160549/summary/monthly/2024/4

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2024年5月の感想・レビュー一覧
18

かっこちゃん
ネタバレ久し振りの宇江佐さんの本。やっぱり好きだなあ。体中切り刻まれて、九死に一生を得た権佐。生きる為には、何かしらの生きる力の種が要る。斬られて死んでもいいかと思った時には、あさみが嫁になって良いと言ってくれた。与力の数馬は捕物を手伝わせる。引き回されたおかげでだいぶマシにはなったが、損傷の酷かった身体は、壊れやすい。罪に寄り添い、人に寄り添い権佐は生きた。温石の様な人だったんだなあ。温かい気持ちが読むこちらにも伝わってくる様な話だった。「赤縄」の話が面白い。赤い糸なら切れそうだけど、赤い縄なら無理。柔らかい頭
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かっこちゃん
ネタバレ圧倒的人気を誇る首相大沼堅次郎(ってwwパロディ)が拉致される。SATが保護したと思いきや追従する白バイが転倒させられる。歌舞伎町閉鎖。治外法権の要求。次期有力首相候補が射殺される。こんな滅茶苦茶な筋立。どうするの?ドキドキしながら一気に読んだ。基子、ミヤジ、ジウ、東、美咲、小野。ジョーカーは誰?それにしても基子の判断の凄い事。スピーカー一個でその他大勢を一気に動かし閉鎖をおじゃんにする。自分がいささか甘ちゃんである。という自覚は充分以上にあるが、ジウの最後の行動に泣けた。何故か、白石が好きだなあ❓不思議
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かっこちゃん
ネタバレやっぱり好きだなあ。宮城谷さんの中国古典物。何だか安心して読みすすめる。無論、大好きな楽毅が活躍するのもうれしい。ただ、第一、二を読んでだいぶ経つから細かい事、霧の彼方で情けない限りだけれど、次はやっぱり色的には、黒龍編かしら?藺相如も和氏の璧も出てきたし平原君も登場。♥エピソードだけをあれこれ知ってるけれど、人の生きる年月だもの当たり前なのに、隗より始めよの策が実を結ぶには10年単位の年月と努力が必要だったと言う事に初めて思い至る。😅
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かっこちゃん
ネタバレ道長の依頼により、源氏物語で御上を惹き付ける為、中宮彰子の教育係として宮中に上がることになった紫式部。宮中では、もののけが騒がれていた。ある日、筆の進まぬ紫式部がであったのはなんと清少納言。赤染衛門、和泉式部も出てきて、源氏物語のモデルらしき登場人物もちらほら。楽しい。描かれるそれぞれの人物像はさもありなんと別段もの珍しいものではなかったが、清少納言が余りに定子一筋で、元気良く、笑っちゃいました。♥好みだなあ、清少納言。😥定子、彰子以外にも妃はいたのね。当たり前だけど失念していました。哀しすぎる女達
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かっこちゃん
ネタバレ歯痛から風邪更に喘息っぽい症状が続き、最悪の状況が続くひと月だった。途切れ途切れに読んだこの天子蒙塵。言葉の表すすざましい風景が心に残る。清の最後の皇帝とされる溥儀。その側室淑妃の目で語られる天津への逃亡と日本軍により転換日々へ続く日々。張作霖爆殺事件の辺りのあれこれと、張学良、梁文秀、蒋介石。当たり前の事だけど、歴史はある日パタンと変わらず、ゆっくり回転して変化していくんだなあとの思った。♥陳中佐の伝える(いかなる運命であろうと、人間は己の力で覆す事ができる。没法子と言ってはならぬ)張作霖の言葉が沁みる
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かっこちゃん
ネタバレ簡単な手話を覚えた母に、赤ん坊の時から手話を学び、その手話が機械音で言語化され会話が一般人ともできるようになったローズという雌のゴリラ。ゴリラの檻に迷い込んだ要事が危険だという事で不当に射殺された夫について裁判をおこす。ひとであるという基準は何だろう。「たとえ私が貧しくても人間である。〜 私は黒く、美しく、自分に誇りを持っている。私は神の子供である」このシンプルで強い7角言葉メッセージは、有色人種、女性、奴隷所謂虐げられていた者からのメッセージ。言葉は人への祝福なのか。面白かった
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かっこちゃん
ネタバレ仕立屋探偵シリーズの第2弾。第一弾の長編を読んだ時には余りのキャラ立ちに戸惑ったが、この第2弾は、6個の短編集であり、洋服、手芸に纏わる謎解きをおもしろく読んだ。緊張する子供。緑色を身に纏いたがる理由。下着泥棒の経歴。愛するが虐待を認識出来ない親。フィードサック生地の秘密。苦学生が何者かに殺された証拠は、ミシンの中の糸くずに残されていた。どれも面白かったが、下着ドロの話が気に入った。笑。本筋から離れるが、鶯色の小さな飛梅のある江戸友禅。深い藍色の生地に桜吹雪が織り込まれ絣が紗をかけている夏大島。♥見たい。
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かっこちゃん
ネタバレ大嫌いな昆虫を使った川瀬七緒氏のミステリーシリーズが物凄く面白くて嵌った。で新しいシリーズを読み始めた。服に詳しく、凄腕の職人さんと顧客を結び付けるブローカーもありうるかも知れない。服のシワや形状で身体のぐわいを的確に判断するのは一寸厳しすぎる設定なのかも。隠れている難病の徴候、無国籍の子供、成長した人々。現実世界でも?と思うとやりきれない気持ちになる。服に対して思い入れがあまり無いのでふーんという思いしかないが、友人が姑に対し「漆器じゃ無くベークライトのお重なのに捨てない」と怒ってたのを懐かしく思い出す
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かっこちゃん
ネタバレ浦と山城、まだ独身なんだ。山城は瀬戸内海の島でレモン農家。浦は箱根駅伝の連勝監督。今度はあの山城が、コーチ??スランプを脱していく現代っ子日向より、自分で気付けなきゃ意味が無いと、ただ真っ直ぐに指導する山城に心惹かれる。シリーズで「ヒート」が一番良かったと思ってたけど、この「チームⅢ」も良かった。箱根駅伝学生連合チームの仲間、浦も、朝倉も、門脇もそれぞれに良い。吉池監督のふた文字の手紙も、泣ける程良い。😇「俺はあいつに渡した。いずれあいつも、誰かに襷を渡す。それが、俺たちが生きている世界なんだ」
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かっこちゃん
ネタバレプロローグとエピローグは書き下ろし。確かに、なくても物語は成立する。けれど、プロローグでミスリードされ、えーどうなってここへ繋がっていくんだ?と考えたし、エピローグでその後が解ったし、二人の思いがより鮮明になリ、物語に膨らみがついた気がする。アラサーのあり方が、辛い。♥明日死んでも百年生きても、触れたいのは彼だけ。♥雨がやんだらきっと?いいえ雨の日には雨の日の、晴れた日には晴れの日の憂鬱がある「別にそんなに幸せになろうとしなくていいのよ。幸せにならなきゃって思い詰めると、ちょっとの不幸が許せなくなる」名言
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かっこちゃん
ネタバレシリーズを読んでこれが抜けていたのに気付いた。外伝ぽい。短編集。それなりにどの章も面白く読んだが、「老ビブネンの腹の中で」の記者に妙に腹が立った。(彼の頭の中には僕と会う前から、どんな記事にするかという青写真ができているようだった)💢。巨人の腹の中で生き延びる為、苦しくても越えちゃいけない一線がある。(人生と同じだ。晴れの日には晴れの日の苦痛があり、雨には雨の苦しみがある)この章に、本を貫いている信念を感じた。赤城の視点が面白かった。闘牛の話についても、何故かよくわかる気がする。良書です
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かっこちゃん
ネタバレ甲本を制した山城は、故障を抱えた。初めての不調は、年齢との兼ね合いの焦りもあってなかなか上手に休む事ができない。おりしも所属チームタキタの廃部が決まる。監督須田は何とかチーム全員を引き受ける企業を見つけようと躍起になる。山城の選ぼうとする道は独り五輪記念マラソンへの参加優勝引退。そうなると経済的にもだが、練習する場所が確保出来ない。八方塞がりの様相を見せた時、学連箱根駅伝の仲間と甲本が浦が山城チームを作る。「大人になって利用し利用されろ」言われた山城の選んだ道。♥変わらず競技中の心理描写が秀逸だ。楽し🎶
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かっこちゃん
ネタバレえー須田。なんか現役時代知ってるよなあ???「キング」読んでました。それにしても、なんていう場面で終わるんだ💢。それに、私が応援したいのは、マイペース唯我独尊の山城か?不幸の代名詞秘めた力を持つ甲本か?名伯楽たる吉池か?ガッツリ心に食い込む浦か?それともお節介に近い完璧なる下準備を巡らせた音無か?色々人間模様で楽しませてもらった。一風変わった取り組み方だったけど、どんなふうにレースが終わったら満足するのかしら私。
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かっこちゃん
ネタバレ顔を変え続ける母親と共に、アジア、ヨーロッパを転々として、今は、ナポリのスラムに住みついた、マイコと呼ばれる娘。国籍も、父親の名前も、自分のルーツもわからない。他人と親しくなる事を極端に嫌がる母親は、どんな罪を犯して逃げているのか?ふとしたきっかけで漫画を知り、母親と喧嘩をして家出をした事から、新しい事、仲間らしい友人達や犯罪に巻込み、巻き込まれながら過ごすまいこは、どうなっていくのか?暗い気持ちになる。シュンの存在に揺れるマイコ。最後近く、捨てて行ったと思われた母からの接触と種明かしは驚く。深い話だった
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かっこちゃん
ネタバレ死神の精度の続編。死神の千葉さんが、楽しい。サイコパスに娘菜摘を殺され、巧みに情報を操りまるで、ゲームを楽しむ様に、翻弄されていく山野辺、夫が、千葉さんの可否対象者だ。判定を下す為、共に過ごす7日間。余りのズレに笑いながら、サイコパス本城の信じられない周到さに驚き、恐怖さえも感じる。並の感情を持つ者には到底かなう相手では無い。正しいって何なのだろう?ともかく、人外の千葉さんのおかげでサイコパスとの闘いに勝ったらしいことが嬉しい。(僕たちの為に面倒臭いことをしてくれた)案外そんな事が、心(絶望)を救うのかも
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かっこちゃん
ネタバレ箱根駅伝小説です。三浦しをん氏、佐藤多佳子氏のも読みました。堂場さんのは、学年選抜のチームを扱ったものです。例年正月2日3日に走るのを流して過ごす。力があっても一人だけでは箱根駅伝に参加できない優秀な選手の救済と来年へつなげる貴重な経験のため組まれるものと思っていました。考えてみれば?不思議ですね。記録だけ見れば結構行けそうなのに、毎年下位に沈むって。自分の為よりも誰かの為にという方が力が出るなんて。浦、山城、朝倉、門脇4人の選手を中心に話が生き生きと廻る廻る。単に走る事なのに、様々な物語ができる。面白い
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かっこちゃん
ネタバレ楽しく一気読み。里村五郎兵衞は、神宮寺藩江戸藩邸差配役。(なんでも屋)とも言われる差配役には揉め事の大小問わず色々な事が持ち込まれる。2つの勢力争いの中で起きる諸事、「人が死ぬのは好みません」「勤めというものは、おしなべて誰かが喜ぶように出来ておる」その2つを信条に雑用を又、重大事をさばいていく差配役。久しぶりに、何の屈託なく読み終えた。嗚呼なるほど、それで(毒味)を選んだのか。最後の「秋江賦」殿様とやり取りが秀逸だ。遣わした脇差を取り消しだとニヤリと笑って取り上げる殿様の顔が見えるようだ。好きですこの本
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かっこちゃん
体調が悪いせいなのか?いまいちでした
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/08/10(1653日経過)
記録初日
2020/08/10(1653日経過)
読んだ本
1230冊(1日平均0.74冊)
読んだページ
392341ページ(1日平均237ページ)
感想・レビュー
1199件(投稿率97.5%)
本棚
380棚
自己紹介

文字が書いて有れば何にでも食いついてみる、ダボハゼです。図書館から借りるのが、半分以上です。心ならずも再読して仕舞うと、愚痴ったら、読メで記録する事を息子に勧められました。記録の積りの拙い文に、反応を貰い、おお、これが世にいうイイネなのかと、喜んでいます。面白い本を教えて下さい!

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