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2024年6月の読書メーターまとめ

かっこちゃん
読んだ本
21
読んだページ
7247ページ
感想・レビュー
21
ナイス
464ナイス

2024年6月に読んだ本
21

2024年6月のお気に入り登録
3

  • W-G
  • Atsushi Kobayashi
  • オホーツクのトビウオ

2024年6月のお気に入られ登録
2

  • オホーツクのトビウオ
  • Atsushi Kobayashi

2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

かっこちゃん
ネタバレ子供より男を選んだ母親。18歳の理佐は、居場所を失ってる8歳の妹律を連れて、別の場所で暮らす事を選んだ。お蕎麦屋さんの手伝いと、蕎麦粉を作る水車小屋のネネという名のヨウムの世話。蕎麦粉を作る粉の量をネネが見張って、空臼になる前に空っぽ!と叫ぶのだ。それを合図に蕎麦の実を補充する。このネネが面白い。洋楽が好きなんだ。ネネを通じて沢山の心優しい人達との交流が緩やかに本当に少しずつ広がっていく。特別な事は起きないが、互いが互いを思う事で広がっていくその様がいい。「人に親切に(でも?)しないと人生は退屈だ」
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2024年6月にナイスが最も多かったつぶやき

かっこちゃん

体調不良の割に読めた。「藩邸差配役日日控」「チームⅢ」「斬られ権佐」が好き。6月はどんな本と巡り会えるでしょうか。六月も、よろしくおねがいします。2024年5月の読書メーター 読んだ本の数:18冊 読んだページ数:6597ページ ナイス数:431ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1160549/summary/monthly/2024/5

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2024年6月の感想・レビュー一覧
21

かっこちゃん
ネタバレ結婚して、子供を産み、暮らして行く。当たり前だけど、夫婦も子供も別の人間。暮らす内には思いがけない事も起きれば、必ずしも思う通りの選択が出来ない場面もおきます。光は強かったのか弱かったのか。妻となり、母となった身としては、様々な場面で共感できる事が沢山あります。それでも、選択して思う限りの最善を尽くすしかない。物語の最後が、とても素敵です。海にざぶざぶと入っても、速乾性で、濡れた重たげな葡萄色が、もとの薄いラベンダー色にみるみる間に戻るズボン。盲点は、靴と体は、普通に濡れたまま(笑) 愛の終りのお祝いです
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かっこちゃん
ネタバレ登山が趣味の人であれば、もっと深く楽しめたかも。登ったことも登りたいと思ったこともないので、半分以上貧相な想像力で読んだ。マッキンリーで消息を断ったサトル(津田)を探すクニト(吉沢)。絶望的な条件を何度も、それこそ蜘蛛の糸的希望にすがる様に、ガイド仲間、軍のヘリコプター迄巻き込んで、救出活動が行われるのは迫力満点だった。サトルが、目指していた事業の行方はどうなるのか。なかなか昏睡状態から抜け出せないサトルを、薬を使って2時間だけ覚醒させる事になった。そこで、サトルの出した答えは??
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かっこちゃん
ネタバレシリーズ2巻目から読んだ本の1巻目。いや面白い。理想を追う聖徳太子と現実的な大豪族蘇我馬子。聖徳太子に仕える調首娘磨呂。犯罪を調査するのが彼の仕事である。この頃の人々の暮らしの厳しい現実、貧しいと言う事は、古代ではこんな風に非人間的扱いを受けるものだったのか。能力のあるものを登用したいという理想を目指す冠位十二階や十七条憲法の制定せんとする厩戸皇子の凄さと馬子に代表されるような現実的暮らしのきしみがどの話にも見える。新羅、隋、高句麗との外交を選ぶ世界情勢。基本的に、今もちっとも変らない😱
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かっこちゃん
ネタバレ聖徳太子、推古天皇、馬子の活躍した時代。シリーズ物第2弾らしい。聖徳太子(厩戸皇子)に仕える調首子磨呂が、様々な事件を追って、人間の根本を探る様な、調べをし、解き明かしていくお話。様々な時代背景、聖徳太子の家柄に偏る弊害を抑える冠位十二階制の意味も少しわかった気がする。最初は、違和感のあった人の名前や時代背景や婚姻関係など面白かった。
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かっこちゃん
ネタバレ気弱な人形遣い月草。真実を語ると言われた真の井戸から出てきた2つの小さな玉を目に持っている鋭い洞察力を持つ?人形の華姫。まるで華姫がしゃっべっている様に動かす腹話術。その2つの丸で違う人格?が、事件を解決していく。山越の跡目を誰が継ぐのか?からはじまり、かぐや姫になぞらえて、お夏の婿騒動。山越を犯人にしたい理由迄、本当に毎日色々起きます。楽しく読了
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かっこちゃん
ネタバレ幕末、勘チャンは、会津藩のお武家様となっていた。会津藩の藩士とは、何だか不安だ。あんは花見弁当を工夫して作ったり、鰹を美味しく食べる方法に考えを巡らしたり、毎日を料理を中心に暮らしている。ころりが流行ったりしているうち、とめ吉が麻疹に罹った。この頃は、本当に怖い病気だったんだなあ。読みながら、ドキドキしてしまった。島津斉彬が死去し、進之介は薩摩へ旅立った。若女将の妹桔梗は京都へ。ほうき星も現れるし、幕末のざわざわした時代への不安が感じられる巻でした。
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かっこちゃん
ネタバレ体力勝負であるようなラグビーが、実は、だからこそと言うべきかラグビーの本質は紳士的精神なんだという今川。そして自分の言葉に、心に深く根ざす思いを新たにする。会社を護る正義と自分の目指す正義。現実に自分の行く末とも深く関わることだから、みんな大なり小なり選んで判断して生きている。ある事件をきっかけに、ラグビー仲間として深く友情を結んでいる今川と原、それぞれの立場で、どうするべきか、殺人、海外賄賂、パワハラ、不倫、失踪。コンサルタント会社と警察それぞれの立場で、打開を試みる。最後は余韻を残し、読者に丸投げ♥笑
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かっこちゃん
ネタバレ仕事の前と後に読んだ違いがあるのかも知れないが、断然ダムドの方が面白かった。と言ってもセブンがなきゃダムドもないか。ミサキの事情、ジロウとの出会い。なんと「新世界秩序」の警察官関係者リストを、ある意味見込まれて、手に入れた東警部補。その為複数の殺人者に狙われる事となった彼を、ミサキは、子供を質に殺せと強要され、歌舞伎町セブンは、なんと警護する事を選ぶ。勘違い男のダムドは、ただの脇役。♥「新世界秩序」の陰謀に巻き込まれた面々はどう動いていくのか。いろいろな歯車が噛み合い、東と陣内が絡み合う。滅茶楽しい読書。
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かっこちゃん
ネタバレ歌舞伎町で人が死んだ。ころされた高山は、町長で、歌舞伎町の不動産を持っている人物。さて、岩谷の名前で出鱈目に近い荒い不動産取引をしているのは誰か?歌舞伎町セブンとは何を指すのか?都市伝説なのか?歌舞伎町で生きている怪しげな人々警官、ヤクザ、フリーターにバーテンダー。それにしても元気な人が、心不全でなくなるのか?いくつもの謎が少しづつ集約し点と点が結ばれて、解き明かされていく。岩谷は誰?黒幕は誰?セブンの仲間の正体は?昔の事件との繋がりはあるのか?まだまだ先がありそうだ
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かっこちゃん
ネタバレ15篇の短編集。いくつかは薄っすら記憶があるので、どこかで読んだのかも。どれも40ページ前後のお話で、合間に読んだ。「幸せの家」や「ナナカマド」が怖かったが、山形弁で書かれる「白い崩壊」や、うっかりが、棚ぼた結果で進む「署長・田中健一の憂鬱」に、今野氏のスカッとする本当の能力が冴えるおっさんを描く「暁光」も面白かった。長編は、確かに、言い難い面白さが満載だけど、短編は短編の凄みと面白さがある。
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かっこちゃん
ネタバレ子供より男を選んだ母親。18歳の理佐は、居場所を失ってる8歳の妹律を連れて、別の場所で暮らす事を選んだ。お蕎麦屋さんの手伝いと、蕎麦粉を作る水車小屋のネネという名のヨウムの世話。蕎麦粉を作る粉の量をネネが見張って、空臼になる前に空っぽ!と叫ぶのだ。それを合図に蕎麦の実を補充する。このネネが面白い。洋楽が好きなんだ。ネネを通じて沢山の心優しい人達との交流が緩やかに本当に少しずつ広がっていく。特別な事は起きないが、互いが互いを思う事で広がっていくその様がいい。「人に親切に(でも?)しないと人生は退屈だ」
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かっこちゃん
お腹が空いていた時に読んだせいもあるかも知れないけど、とにかく、何も入ってない、素ラーメンを無性に食べたくなる。それと、特に(勘違いシリーズ)が面白くてハマってしまった。
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かっこちゃん
ネタバレ旗本次男坊、免許皆伝でもある真木誠二郎は、血に弱い臆病者との自覚もある。裏目付の佐野に見込まれて、思わぬ支度金を貰い、江戸から京迄、凄腕の刺客を送る役目を申しつかる。現れた良く食べ、鬼の顔を持つとされる12才の少女と、人を斬った事のないお供の面白い道中記。色々な目にあいつつ、真剣の扱いや、喧嘩の遣り方等を学んでいくが、獅子身中の虫がいる様で、不穏な空気が漂ってくる。面白かった。最後の落ちには、不満な方(旦那)もいるようだが、私は、好きだ。願わくば、会津藩とは距離をおいて、市井の中で生き抜いてほしいなあ
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かっこちゃん
ネタバレ長徳の変之描かれ方は、事実ではありえないにしても、本の設定の方が納得できるし、花山院のすがたも生き生きしている。朝廷内の色々何争いに留まらず、渤海国、高麗、契丹、宗、等の国の事情も少しだけ絡めて描かれる。(国を建てたくば祖霊の地に建てよ。異郷の地に建てれば、地霊に呪われるだけぞ)今となれば虚しい気持ちになるのは、私が、素朴な信仰に近い自然への恐れを無くしたからか? 無事に刀伊を退けた後の高級公家達の褒賞に対する考え💢に笑った。道長が弱っていて良かった。TV版と人物像がかけ離れて戸惑ったが面白い視点だった
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かっこちゃん
ネタバレ竹刀打ちの掛かり稽古と木刀を用いた形稽古が精神に及ぼす違いを面白く読んだ。(真剣で気が遅れれば、光が引いて視界に闇が差す。盲の様に、杖と化した刀をただただ振り回す)回向院の出開帳で迷子の子供達と内与力の老侍に抜刀している浪人を切捨てた事で下役を得た青木昇平。仁志兵衛は、その幸運を羨みながら、その実、天性の技量の差に悩んでいる。村上登もまた屈託を抱える。大膾と呼ばれる辻斬り徒、妖刀と、身なりも貧相なのに使命感に鬼と化す老侍。刀に異常な位惹かれる巳之助。刀の腕も有る薬草に強い渋江長伯。青山が何故か一番親しい。
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かっこちゃん
ネタバレえーわからないままなの?まあ、武士の本分が言いたかっただけなのか。なんだか気分は宙ぶらりん。まあ枝葉末節については、結構面白かったとも言えないこともないけれど、それ程、奇想天外でも無く、理詰めで納得出来るものでなく、何となく胡散臭い部分が多過ぎて。(なんやのこれ)と思ってしまいました。いや、一応素直に(加倉井良かったね)とは思いはしましたが。・・・
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かっこちゃん
ネタバレ張学良、周恩来、蒋介石、中国の前夜の話をもっと読みたかったので、梯子を外されたような不満が残ります😱。物語としては、残酷だ。溥儀の告天礼の日、日月をも動かす状元の進士、光緒陛下のご遺命にござりますればと述べる梁文秀と西太后のご遺命に順い天壇にお供つかまりまするという李春雲の二人がいて青空よりなお青い蒼穹があればまがい物じゃない♥「没法子(どうしようもない)とさえ言わなければ人間は存外まともに生きていけるものです」「嘆く間があるなら、どうにかするのですよ」全ての人に向けられた祝福メッセージですね。きっと
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かっこちゃん
ネタバレあの江戸城無血開城の時のお話し。会談が整い、開城の為官軍の先発隊として江戸城に来た尾張徳川家・徒組頭である加倉井隼人。勝安房の守に伴われ宿直部屋で見たのは、無言で居座る御書院藩士的矢六兵衛だった。西郷との約束で穏やかに無血開城を行う為、説得を試みるが、無言を貫き、どんな説得にも応じない。調べて見ると、ある正月、奉公人は変わらず、主人一家(本人と妻と子供達)が入れ替わったらしい。新六兵衛(金で買ったとすれば、5000両?)は武士の中の武士。皆、不思議と思えど組織中では誰も何も言わないのが面白いWWW。下巻へ
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かっこちゃん
ネタバレ読んだのは単行本だけど、見つけられず、まあ良いかと文庫本で記録。毛沢東、吉田茂、川島芳子、張学良、ココ・シャネル。馬占山。張作霖の5番目の女房の、寿玉梅。甘粕正彦。王逸。満州を目指した二人の少年。お話ではあるけれど、目が回るようだ。最終巻に向かって物語はどう回って行くのだろうか?それにしても武藤将軍が、今少し健在であったなら満州の辿る道は変わっただろうか。
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かっこちゃん
ネタバレ作者はギリシャでEU当局の財政緊縮策にNOを示した大臣。100%理解できたかは不明だが、少し解った気になった。土地を耕さなければ生きていけない場所でだけ農耕が発達し余剰が生まれ、共有倉庫を使う為文字が生まれた。支配者だけが国を支配する権利を持つ為に、宗教が生まれ国家権力を維持するに役立った。生きる人々の共通意識が変化するに連れ、経済の在り方が変化していく。色々面白かったが、(オイディプスの悲劇は予言がなければ起こらない)が心に残った。😂昔、マトリックスを見て??だったが、今なら、少しはわかるだろうか?
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かっこちゃん
ネタバレ5月はずーっと体調がすぐれず、更年期障害と言っては、図々しいといわれましたが、気分の落ち込みはそれ以外に形容の仕様がない。さて、満州国設立の日々、馬占山、張景恵、武藤将軍、李春雷、春雲、吉永將、志津邦陽、粱文秀。溥儀。色々な人々が描かれる。最後の春雲達の故郷で聞いた馭者の、蹄の音に合わせて唄う様に語った事に度肝を抜かれた。「還 我河山」我に山河を返せ。拙い字で書かれた馬占山の叫びが心を巡る。
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読書データ

プロフィール

登録日
2020/08/10(1567日経過)
記録初日
2020/08/10(1567日経過)
読んだ本
1195冊(1日平均0.76冊)
読んだページ
381189ページ(1日平均243ページ)
感想・レビュー
1164件(投稿率97.4%)
本棚
374棚
自己紹介

文字が書いて有れば何にでも食いついてみる、ダボハゼです。図書館から借りるのが、半分以上です。心ならずも再読して仕舞うと、愚痴ったら、読メで記録する事を息子に勧められました。記録の積りの拙い文に、反応を貰い、おお、これが世にいうイイネなのかと、喜んでいます。面白い本を教えて下さい!

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