懐かしい文通。手紙を書くことで冷静でいられる一方で熱い感情にも浸れる。言葉や文字にすることで、喜怒哀楽すべての気持ちを確認できる。

懐かしい文通。手紙を書くことで冷静でいられる一方で熱い感情にも浸れる。言葉や文字にすることで、喜怒哀楽すべての気持ちを確認できる。

魂を持つ〝まほろ本〟を取扱うまほろば書店は神聖な場所となる。どの人やまほろ本にも最初があり、最初のトラウマを乗り越えたとき成長する。本好きの私達にとって、本から受ける影響は無限であり、乗越える手引きは人であり本であると感じた。

ディヴィットを想う愛と友情が描かれている。最後の手紙・最後のクリスマス・最後の愛。これら最後になるには必ず訳があるという。最後をハッピーエンドで終わらせるには、時間がかかるものかも知れない。

時間術の一つに、早起きがある。どこかで一度早起きをしたら、毎日継続するのが良いとあった。要するに、誰にも邪魔されない時間をどれだけ作れるかが肝らしい。

偉人 モーツァルトでさえ〝やることが多すぎる〟と嘆き苦悩している。朝夜型や習慣・未習慣化はあるが、主に早起きを無意識的に習慣化している。天才は別として、ゆるぎない習慣は精神の安定につながり、感情の波に流されるのを防ぐ。自分にできる習慣が日課になれば心に余裕が生まれる。

オズ・シリーズ第2弾、少年チップによる大冒険。この冒険を布石に、オズ国の王座（パストリア→オズ→かかし）の歴史が明かされる。本作は一人の少女からの願いで執筆されたことや、本書を読んだ読者からの要望によりドロシー再登場について書かれている。本は人を変え、人は著者の考えや物語を変えさせる。

本書は子供たちの〝夢〟を、親や先生達が支えてる。大人になっても諦めないことや、夢を持つことの大切さを教えてくれた。叶わないかも知れないが、可哀想なのは夢や希望を持たなくなった大人かも知れない。いつまでも輝きたいと思わせる一冊でした。