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2024年1月の読書メーターまとめ

ひでちん
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感想・レビュー
12
ナイス
2057ナイス

2024年1月に読んだ本
12

2024年1月のお気に入り登録
6

  • ブルーベリー※更新は控えめです
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2024年1月のお気に入られ登録
6

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2024年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ひでちん
安心·鉄板の筆者人気キャラ泥棒黒澤が登場するシリーズ。 主要人物兎田孝則の仕事は、組織に属した誘拐請負業。妻綿子と幸せに暮らしていたが、ある日逆に妻が組織に誘拐され、人捜しを要求さる。そこに黒澤や警察等が絡み、最後に繋がる物語展開。 兎田の立て籠もり·人質視点·救出作戦の警察視点に、不運にも居合わせた黒澤視点とクルクル描写や時系列が入れ替わるが、様々な箇所に散りばめられた伏線回収と共に最後には1本に繋がる手法や真相のどんでん返しは相変わらず絶妙で、実に面白かった!!!
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2024年1月にナイスが最も多かったつぶやき

ひでちん

2023年12月の読書メーター 読んだ本の数:9冊 読んだページ数:3465ページ ナイス数:1795ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1173830/summary/monthly/2023/12 12月の読書数と作者まとめ。(敬称略) ①伊坂幸太郎5冊 ②万城目学2冊 ③奥田英朗1冊 ③今野敏1冊 合計9冊。あけましておめでとうございます〜〜✧⁠◝⁠(⁠⁰⁠▿⁠⁰⁠)⁠◜⁠✧ 先月は新刊旧作入り混じる中、基本伊坂先生月間だった。

2023年12月の読書メーター 読んだ本の数:9冊 読んだページ数:3465ページ ナイス数:1795ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1173830/summary/monthly/2023/12

12月の読書数と作者まとめ。(敬称略)

①伊坂幸太郎5冊
②万城目学2冊
③奥田英朗1冊
③今野敏1冊

合計9冊。あけましておめでとうございます〜〜✧⁠◝⁠(⁠⁰⁠▿⁠⁰⁠)⁠◜⁠✧

先月は新刊旧作入り混じる中、基本伊坂先生月間だった。
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2024年1月の感想・レビュー一覧
12

ひでちん
ある地方都市で、高校迄は地味で全く目立たない並の容姿だった糸井美幸。 だが、短大期に色香の能力を開花させ、中古車販売店社長の愛人を皮切りに、地元の有力男性を次々と誘惑&籠絡し、どんどんのし上がって行く連作短編集。 筆者破滅三部作でもあったが、ド田舎特有の[異様に狭い社会]·[目立つ人(様々な意)は非ぬ噂の対象になる]·[田舎特有の縛り(風習)が未だにある]等の描写が抜群に上手い‥(笑) で、結局真相は?美幸は?? でも、こういう終わりの方が逆に綺麗かも知れない‥‥
ひでちん
2024/01/31 11:19

中盤[柳ヶ瀬の女]の章の夜間保育士:博美の両親の情けない事よ‥‥‥読んでて業腹で仕方が無かった。 自分の夢(欧州旅行)の為、一所懸命働く娘の懐を充てにするなど言語道断!!! ホント情けない‥‥‥おかんよ、アンタまだ50歳で専業主婦やろ??まずお前がパートに出ろ!!! タワケ!!!!!(笑)

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ひでちん
青春期を大のロック好きで過ごした筆者の随筆+青春日記(中1〜高3迄)。 巻末に書き下ろしの短編もあり、私、ロックは余り明るく無いのだが、そこかしこに奥田先生色が出てて楽しめた。 中でも、郷里岐阜の中学時(1970年代前半)、厳しい校則で理不尽な体罰もあったと‥‥‥で、後年筆者が直木賞受賞すると、掌を返したように、講演や記念行事に参加して欲しいだと依頼が来たが、母校のだけは全て断った話とかは、如何にも「筆者っぽいなぁ~」と笑った。
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ひでちん
8年後小惑星が衝突して地球が滅亡する。衝撃の予告から5年、滅亡迄後3年となる仙台北部の新興団地の住民達を描いた全8編の連作短編集。「伊坂先生って、こんなタッチの物語もあるの?!」が第1印象で、いつもの特有の言い回しがほぼ無く、ス〜ッと入る文体や会話、終末に向かいつつも心が温かくなる話で良かった。 中でも、2編目の結婚して10年強、夫婦共欲しくても出来なかった子供(夫側に原因)が、地球滅亡迄後3年となったタイミングで妊娠した話(しかも双子ちゃん)。 普段は優柔不断王の夫が決断した事含めて良かったなぁ‥‥
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ひでちん
手持ちの関係で読む順番が前後したが『D県警シリーズ第2弾』表題作含む全4編の単独短編集。 括り的には2弾目らしいが、D県警の人物はほぼ登場せず、二渡警視が林檎を送って来る程度(笑) が、全編手に汗握り面白かった!!! 第2編:かつて、女子高生と一夜の浮気後に強請られ、衝動的に殺害していしまい、出所後も暗い人生を歩む山本。 ある日突然、高額の報酬で殺人依頼が来るという展開。ころころ変わる山本の心情と近辺、緊迫の展開でどうなるのかと思っていたが、まさかまさかの結末に驚愕‥‥
yumiha
2024/01/24 13:48

いつもナイスをありがとうございます。

ひでちん
2024/01/24 14:00

yumihaさん。 いえいえ、此方の方こそありがとうございます!!!

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ひでちん
安心·鉄板の筆者人気キャラ泥棒黒澤が登場するシリーズ。 主要人物兎田孝則の仕事は、組織に属した誘拐請負業。妻綿子と幸せに暮らしていたが、ある日逆に妻が組織に誘拐され、人捜しを要求さる。そこに黒澤や警察等が絡み、最後に繋がる物語展開。 兎田の立て籠もり·人質視点·救出作戦の警察視点に、不運にも居合わせた黒澤視点とクルクル描写や時系列が入れ替わるが、様々な箇所に散りばめられた伏線回収と共に最後には1本に繋がる手法や真相のどんでん返しは相変わらず絶妙で、実に面白かった!!!
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ひでちん
『D県警シリーズ第4弾』2012年僅差の本屋大賞2位、大ヒット作の下巻。 14年前の未解決事件【64(ロクヨン)】事「翔子ちゃん誘拐殺人事件」で警察庁長官(日本警察の長)が慰問視察に来る。 組織内外の板挟みの中、調べる内に長官視察の真の目的と警察全体をも震撼させる級のD県警の大失態を知る三上警視だが‥‥三上の役職の警視は、警察では管理職(小さな所轄なら署長)だが、これ程板挟みになるか?という窮状(笑)。 前半からの失踪中の娘からの無言電話(?)が物語最大の伏線になっていたとは参った‥‥面白かったなぁ〜♪♪
石油監査人
2024/01/18 21:16

ひでちんさん、ナイスをありがとうございました。

ひでちん
2024/01/19 07:18

石油監査人さん。 此方こそありがとうございます!!

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ひでちん
『D県警シリーズ第4弾』2012年惜しくも僅差の2位で本屋大賞を逃す、横山先生の大ヒット作。 1人娘が失踪中のD県警本部広報官:三上警視。時効が迫る14年前の未解決事件【64(ロクヨン)】事「翔子ちゃん誘拐殺人事件」で警察庁長官(日本警察の長)が慰問視察に来るという‥‥元刑事の矜持、上役や同僚部下·新聞記者達や被害者等との板挟み。また、娘が失踪中という中、苦悶·葛藤す三上。加えて、決して許すまじ幼女誘拐殺人事件の犯人は?? また、秘匿され続ける警察側の痛恨のミスとは?!滅茶滅茶面白い!!!下巻へ行きます。
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ひでちん
表題作含む全5編の単独短編集。どの話にも裏(真相)やどんでん返しがあって、後味が少しほろ苦く、如何にも横山先生流だった。 第1編表題作の[真相]:何とも云えない気分になったなぁ‥(苦笑) 第3編:会社の為に一身に働き、簡単にリストラされる世相‥‥切ないなぁ‥‥ただ、主人公山室氏が少し前を向いた締め方だったのが救い。
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ひでちん
『D県警シリーズ』順番的には第3弾(?)も積読故此方を先に‥‥第1弾で、とある事情から無断欠勤&失踪後、休職扱いになる平野瑞穂巡査23歳。(2作目飛ばし故経緯は解らぬが)その1年後県警本部広報課で復職しているが、「婦警」を軽んじる封建的な警察社会内で葛藤·奮起する連作短編集。 初作でも描写があったが、一昔前(下手すりゃ未だに??)の警察は男尊女卑が当然の如く罷り通る[男社会]だったんだろぅ‥‥志高く警察に入ったのに、面と向かって「婦警は要らん」「これだから女は‥」的な事言われたら、そらぁ心も折れるで‥‥
ひでちん
2024/01/15 15:12

ただ一方で、この子自身の心が脆すぎるとも感じた。 組織というのは、巨大になればなる程「生き馬の目を抜く」ぐらいの図太さとある種の狡猾さ(他人を蹴落としでも的な要素)も必要。 畢竟、彼女のメンタルは弱過ぎる‥‥本音を云えば、辞めて民間企業に行った方が良いとも思った。

drago @メリクリ&ハッピーニューイヤー。
2024/01/16 11:10

ナイスありがとうございます。 >辞めて民間企業に行った方が良いとも思った。 ⇒でも民間企業の方が、生き残り競争は厳しいと思いますよ~。 たしかに男尊女卑社会はいまだに残っていると思いますが、公務員は仕事ができなくても、犯罪をおかさない限りクビにはなりませんから…。(^^;

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ひでちん
警察小説の巨匠が描く[D県警シリーズ第1弾]表題作含む全4編の連作短編集。私好みのキャリアやノンキャリの概念が絡む内容で大変面白かった!!! ノンキャリ出世の警務課エース二渡警視が軸(主人公)で回るが、監察や秘書課等章毎に語り部が代わり、所謂[花形部署]では無い人事部や監察等の裏方視点から描く。 第1編表題作:何故か天下り先に固執する元県警刑事部長:尾坂部の説得を一任さる人事担当の二渡警視。説得する過程で、ある未解決事件(OL強姦殺害事件)に行き当たる展開。あっと驚く真相とオチに一気に心を鷲掴みにされた。
ひでちん
2024/01/11 09:43

だいぶ前(20年以上前)に、上川隆也氏主演(二渡警視役)で連続ドラマ化もされ人気を博したらしく、それも納得の内容だった。 続編が何作もあるようなので、追っていきたい。

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ひでちん
バブル崩壊や少子化等で過疎化するニュータウン。かつての巨大団地の小6クラスの同級生達が26年後の39歳になって再会し、皆それぞれ歳を取り、現在の生活や仕事に疲弊しつつも前を向いて頑張っていこう的な物語。 ただ、筆者作でいつも思うが、枯れる年齢が早過ぎるわ‥‥‥感性がそれこそ大阪万博の年代ぐらいで停まっておられるのかなぁ‥‥今は70代でも元気でバリバリ働いている人が大勢居る中で、39歳はまだまだ若いって‥‥39で「俺も中年。リストラされたら後が無い」的な事言われても、正直あまり感情移入出来ない‥‥
ひでちん
2024/01/10 11:08

後、主要登場人物達皆共感出来なかったなぁ‥‥妻(かつての静香ちゃん)に暴力を振るい、仕事も長続きせず、口だけ番長の徹夫(ジャイアン)なんか苛々して仕方無かったわ‥‥‥同窓会とかで、過去のクラスの順列(ピラミッド)通りにマウントをとろうとする奴が個人的に唾棄·蛇蝎の如く大嫌いなので‥(苦笑)

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ひでちん
表題作含む種種雑多な全8編の単独短編集+2本の筆者インタビュー。 思春期特有の性の萌芽の話や虐め·涙する様な話がある。 あくまでも私感だが、筆者は短編集こそ力を存分に発揮する故、筆者十八番的な内容だった。 特に第3編:17歳で不慮の死を遂げた姉の元恋人(武田)と弟の話で、武田が何年も姉の命日に線香をあげに来るが、その真相を弟が知っていると‥‥‥重松先生っぽい話なのだが、私が弟なら、真相を知った中学(ぐらいかな?)の時に武田を徹底的に打擲してるわ‥‥弟がまず情けない!!!
ひでちん
2024/01/05 12:01

後、親も親。 以前も筆者作で同様の話があったが、死後何年も経って、子供が本当に交際してたかどうかも解らない奴を命日に呼び付けるのもどうかしてる。 武田が悪人描写なのがまだ救いだが、コレが真の善人で、本当は交際などしてなかった場合、呼び付けられた方は堪らんで?? 十三回忌で、既に妻子ある武田の足下にしがみついて、娘の手作りチョコを食べてやって欲しいて‥‥‥私も子の親なれど、申し訳無いが正気の沙汰とは思えなかった。

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/09/25(1554日経過)
記録初日
2020/09/25(1554日経過)
読んだ本
1299冊(1日平均0.84冊)
読んだページ
429116ページ(1日平均276ページ)
感想・レビュー
658件(投稿率50.7%)
本棚
29棚
性別
年齢
47歳
血液型
A型
現住所
大阪府
外部サイト
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