2024年1月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:4106ページ ナイス数:2059ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1173830/summary/monthly/2024/1 1月の読書数と作者まとめ。(敬称略) ①横山秀夫6冊 ②伊坂幸太郎2冊 ②奥田英朗2冊 ②重松清2冊 合計12冊。 基本横山先生月間だったかな??
で、第2編が、1編から数十年先の近未来の話で、主要人物や視点は全く代わっているのだが、1編の登場人物も繋がっていて、伏線を回収する手際も伊坂先生らしさが出てた。 あの後子供が出来て、幸せに暮らしたみたいで良かったなぁ‥
後、今作初版は2014年で、コロナ禍より遥か前だが、新型感染症が蔓延した際の性急なワクチン開発や接種に疑義を投げ掛ける描写は、先見の明があるとしか思えない‥‥‥
鳥井は気の毒だったが、皆が彼を元気づけようとしたり、麻雀での西嶋の行動には泣けた‥‥世界平和を願い、いつも『ピンフ(平和)』を狙ってビリになる変な男だが(笑)、終盤の東堂との結果も「俺は友達に恵まれた」という台詞も感動した。 でも、最後に上がる役が『清老頭』て‥‥(笑) 相も変わらず、前半〜中盤部分で散りばめた伏線を疾風怒濤の如く終盤に回収するさまは圧巻で、実に天晴の気持ちの良い終わり方だった!!! 実に面白かった!!!!! ありがとう伊坂先生。またこういうのを読みたい!!!
中盤以降虐めた(とさる)側や近くに居た女子生徒視点描写で、成程‥‥‥真相はそうだったのか?!と知り、がらっと印象が180°逆転する。 確かに夭折した名倉君と親(特に1人息子だった)は気の毒だったが、やはり一方的な方向·視点から物事を捉えちゃ駄目だ。 無論、虐めは良くない。 ただ、事が起こる前後の過程·経緯は、中学生達にとって許せない事だったのも充分理解出来る。 同じ[虐め]が題材でも、重松先生とは全く切り口が違っていて、此処が奥田先生の絶妙な所だと唸った‥‥コレは本当に凄い作品だった。
今の我々の恒久の平和は、国の為、戦争で犠牲になられた英霊の元に成立つのを絶対忘れてはならない。 数多の特攻兵や回天兵が、まだ20歳にも満たぬ青年達だった‥‥‥彼等の殆どが、女性の柔肌を全く知らぬまま国の為に果てたのだ。 赤い血が通っていたら、涙無くしては読めんよ‥‥
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で、第2編が、1編から数十年先の近未来の話で、主要人物や視点は全く代わっているのだが、1編の登場人物も繋がっていて、伏線を回収する手際も伊坂先生らしさが出てた。 あの後子供が出来て、幸せに暮らしたみたいで良かったなぁ‥