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2024年3月の読書メーターまとめ

ひでちん
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感想・レビュー
12
ナイス
4094ナイス

2024年3月に読んだ本
12

2024年3月のお気に入り登録
6

  • オホーツクのトビウオ
  • ペーパーピーポー
  • 風香
  • たなべぇ
  • しゅな
  • ドッケン

2024年3月のお気に入られ登録
5

  • オホーツクのトビウオ
  • ペーパーピーポー
  • 風香
  • たなべぇ
  • しゅな

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ひでちん
表題作含む全5編の単独短編集(所々繋がっている)。全編小学生(回想形式)が主人公の尊く貴重な友情の物語で大変面白かった!!! 第1編表題作:筆者特有の早熟で小生意気な子供の安斎だが「自分が正しい」と決め付ける奴が大嫌い。 久留米の様な児童に優劣を付ける教師、昭和にはまだ居たわ~にしても、最初の何気無い野球中継に繋がるオチと伏線が良かった。 後、終章の新しい父親の虐待かも知れないと心配した友人達が、お金を出し合いゲーセンの景品のドローンを何とか獲得し、偵察しようとする話も良かった。友達って良いなぁ〜と思った
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

ひでちん

2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:9冊 読んだページ数:3343ページ ナイス数:1528ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1173830/summary/monthly/2024/2 2月の読書数と作者まとめ。(敬称略) ①伊坂幸太郎3冊 ②横山秀夫2冊 ③阿部和重(伊坂氏と合作) ③奥田英朗1冊 ③重松清1冊 ③山本文緒1冊 ③雨穴1冊 合計9冊。 結局好きな作家さん中心の月だった(笑)

2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:9冊 読んだページ数:3343ページ ナイス数:1528ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1173830/summary/monthly/2024/2

2月の読書数と作者まとめ。(敬称略)

①伊坂幸太郎3冊
②横山秀夫2冊
③阿部和重(伊坂氏と合作)
③奥田英朗1冊
③重松清1冊
③山本文緒1冊
③雨穴1冊

合計9冊。 結局好きな作家さん中心の月だった(笑)
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2024年3月の感想・レビュー一覧
12

ひでちん
伊坂氏個人が「大好き&面白い」と思う他作家さん達の良い所取り短編集の後編。今巻も趣旨は同様。 伊坂氏曰く、数多ある娯楽の中の1つの選択肢として『小説の読書』を考えている人がコレを読み「小説は面白く無かった」と評されたなら、致し方無い(もぅ諦める)と云わしめる程の作品群。 敬称略で、永井龍男·絲山秋子·筒井康隆·大江健三郎等々の名だたる作家。また、伊坂氏と共作した(キャプテンサンダーボルト)阿部和重の短編もある。 今回は、所謂文豪作家以外はほぼほぼ初読で、面白さを新発見させて貰ったなぁ‥‥
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ひでちん
伊坂先生個人が「面白かった&大好き」な他の作家さん達の良い所取り短編集。 伊坂氏曰く、娯楽が多様化する現代で、1つの選択肢として『小説の読書』を考えている人がコレを読んで「小説は面白く無かった」と評されたなら、致し方無い(もぅ諦める)と謂わしめる程の作品群。 敬称略で、眉村卓·井伏鱒二·谷川俊太郎·芥川龍之介·宮部みゆき等々他の名だたる作家の作品群で、昔読んだ事のある物が多かったが、短編集なのでサクサクっと読めて良さを再認識したし、初読の作家さんの作も確かに面白かった。
ふかやま
2024/03/27 10:27

なるほど、伊坂さん“編”なんですね☺️こんな本があるなんて知りませんでした✨伊坂が面白い大好きと公言する短編なんて全読みしたい…!中学時代のその失敗は泣いちゃう🤣けど笑う🤣

ひでちん
2024/03/27 12:37

ふかやまさん。 そうなんです‥‥作品自体は既読作&未読作家さん含め、大変面白い短編集揃いだったのですが、私てっきり「あっ!! まだ未読の伊坂作品や!!!Σ(゚∀゚ノ)ノ」と思い、嬉々として飛び付いて購入しましたら、伊坂幸太郎”編”だったのです‥‥(苦笑) 「何だか‥‥大昔に似たような経験あったなぁ~?(°ω°?)」と、中学時代の今振り返ると良い笑い話(思い出)ですが、当時の私は暫く立ち直れなかった(笑)、ほろ苦い経験を思い出してしまいました‥‥(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)

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ひでちん
中学の国語教師:檀。 父方の遺伝で、飛沫を浴びると、その人の明日の未来が見える特殊能力(先行上映)を持つが「明日の事が見えたんです!!」と言った所で信じて貰える筈も無く、煩悶しつつ生活する中、ある日生徒が乗る新幹線脱線を予見し、心配の余り伝えた事から物語が展開する。 合間合間に檀の生徒:布藤鞠子の書いた作中小説で、過去に猫を虐待した者達を復讐して回る[ネコジゴハンター]の描写になる奇妙な展開も、5年前に起きた無差別テロ[カフェ·ダイアモンド事件]と作中作が徐々に繋がって来る‥‥
ひでちん
2024/03/26 11:12

前半に張り巡らせていた伏線を終盤一気に回収する様は変わらず圧巻。 ネコジゴハンターのアメショ(楽観的)とロシアンブル(悲観論者)の対極的な2人のやり取り·キャラが非常に良くて、締め方も良かった‥‥ホッとした(笑)

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ひでちん
表題作含む全5編の単独短編集(所々繋がっている)。全編小学生(回想形式)が主人公の尊く貴重な友情の物語で大変面白かった!!! 第1編表題作:筆者特有の早熟で小生意気な子供の安斎だが「自分が正しい」と決め付ける奴が大嫌い。 久留米の様な児童に優劣を付ける教師、昭和にはまだ居たわ~にしても、最初の何気無い野球中継に繋がるオチと伏線が良かった。 後、終章の新しい父親の虐待かも知れないと心配した友人達が、お金を出し合いゲーセンの景品のドローンを何とか獲得し、偵察しようとする話も良かった。友達って良いなぁ〜と思った
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ひでちん
大手食品会社広報部の岸。 先輩社員が苦情案件を閑却に処理し、SNS上で炎上。更にその後の記者会見で上司が火に油を注いで大炎上‥‥が、それを機に不思議な展開に突入する。 人気男性アイドル小沢ヒジリ·都議会議員の池野内と岸の全く共通点の無い3人が共に夢の中(RPGの世界観)で怪物と闘っており、3人の唯一の共通点が8年前金沢のホテルで火事に遭遇した事。 後半は本作では新型鳥インフルも、明らかにコロナ禍の描写になるが、2019年初版のコロナ禍以前の著書で、筆者の先見の明の凄さを再認識。 不思議な物語で面白かった。
ひでちん
2024/03/18 15:15

第1編だが、本当未だに居るよねぇ‥‥SNSやネットの口コミの恐ろしさを全く理解しない&しようともしない『昭和の化石上司(笑)』 加えて、マスゴミのメディアスクラムと切り取り記事の繰り返し報道‥‥苛々が最高潮になった折の大逆転のオチで、この作の感じを掴めたつもりだったが‥‥次章から物語は一気に違う方向へ舵を切ったので戸惑ったのも事実(笑)

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ひでちん
大ヒット作(筆者作は大抵売れるのだろうが)。 双子の常盤兄弟:兄優我と弟風我。幼少期、父に虐待されている弟を助け様とした際、特殊能力「アレ(←阪神優勝の事では無いwww)」が発動。 要は、誕生日だけ互いの人格が2時間毎に入替る事を発見した2人の物語。 前半〜中盤は過去の回想形式で、その能力を活かし、近辺の悪者を駆逐していく展開。特に、高校時の風我(中卒で就職)の恋人小玉の件。小玉が本当に良い子故余計に辛かったが、顛末にはスカッとした(風我が叔父達をボコボコにする描写が、もっと詳細でも良かったぐらい)。
ふかやま
2024/03/15 18:35

間違えた、同志ですっ🫡✨

ひでちん
2024/03/15 19:09

ふかやまさん。 ありがとうございます‥‥‥そのように仰って戴けたら流石に照れますが(笑)、我々は同志です!!! 故に、これからも伊坂ワールドを共に堪能致しましょう!!!!!(⁠。⁠•̀⁠ᴗ⁠-⁠)⁠✧

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ひでちん
2年の刑期を終え出所した空き巣専門の泥棒:真壁が主人公の全7編の連作短編集。題名では無いが、各章毎何処か影のある[横山先生らしさ全開]の物語で大変面白かった。 頭(身体)に実母に焼殺された双子の弟:啓二の魂が宿り、弟の特技、1度見聞きした物は全て暗記出来る能力を持ち、その弟(性格は割と軽い)が頻繁に兄に語り掛けるという、筆者では稀有な幻想的要素も入っている。 章毎の「あっ!!!」と驚くどんでん返しは痛快も、後味の悪い結末ばかり‥‥でも、5章目のサンタさんの代役になる話は、ほろ苦い中にも愛があって良かった。
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ひでちん
「伊坂先生らしさ(ワールド)」が光る、全7編の単独短編集+筆者インタビュー。 中でも、第4編[if]:バスジャックと遭遇し、犯人の「男は全員降りろ」の指示通り降車するが、その後20年間も「何故立ち向かわなかったのか?」と後悔する男にやり直しの機会が来る話は良かった。 後、新幹線清掃員のシングルマザーの話。新幹線内のゴミを回収するだけの単調そうに見える仕事だが、勿論色々苦労や駅内特有の人間模様があって、でも分かち合える良き仕事仲間達が居て、やりがいもある‥‥この話大好き。鶴田さん意識が戻って良かったなぁ‥‥
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ひでちん
手持ちの関係で、2作目〜最新作(4弾)『777』迄を先に読んでしまったが、此方が『殺し屋シリーズ第1弾』 元教師で亡き妻の復讐に燃える鈴木·殺し屋の蝉·自殺請負人の鯨3人が「押し屋」なる殺し屋をそれぞれ追う物語展開で、複雑に絡まる伏線·糸が一気に繋がるさまは相変わらず圧巻で面白かった!!!
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ひでちん
連載開始時期や書籍化の前後により、若干時系列が異なる様だが、書籍化としては伊坂先生の処女作になるのかな?? 未読だったので読んだが、父親違い。しかも、母が強姦された折に宿った弟:春と兄:泉水(兄弟仲は非常に良い)とその家族の物語。 それぞれ成人し、兄は仙台で会社勤め·幼少期より絵の才能があった弟は街の落書きを消す清掃員をする中、弟が仙台市内で頻発す連続放火魔の放火する法則を発見したと兄に云う所から物語が動く‥‥途中で筆者人気キャラ泥棒(副業探偵)黒澤が登場し、こんな初期から登場していたのか〜と驚いた。
ひでちん
2024/03/08 14:45

良い兄貴と超絶美男子で兄を慕う弟。分け隔て無くおおらかな愛で育てた両親。 前半〜中盤に張り巡らせた伏線を終盤一気に回収するさまは初期作から完成されており、コレは伊坂先生流の壮大な家族愛物語だった!!! 大変面白かった!!!!!

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ひでちん
家で読んでいたら、妻が「辞典読んでるの??」と問うた程の分厚い本(単行本で656頁)。 群馬·栃木の両県境界の渡良瀬川で、若い女性の全裸死体が相次いで発見さる。10年前同様の未解決事件と酷似した手口に両県警察も憤懣。10年前の同一犯か?!大長編物語の超大作。 サイコパス池田。胡乱な大男刈谷。県議長男で引き籠り&多重人格者平塚の3人の容疑者。 中盤からは推理しつつ読み進めたが、筆者『破滅系三部作』の様な疾走感と様々な方向に散らばっていた糸が一気に1本に繋がる爽快感は圧巻で流石奥田先生!!大変面白かった!!!
あまみ
2024/03/12 11:22

この本よりコンパクトな辞書も沢山ありますよね!

ひでちん
2024/03/12 12:09

あまみさん。 確かに、遥か昔の私の記憶でも(30年以上前。まだインターネットなど無かった時代)、今作より小さい辞書を使ってた記憶があります(笑)。

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ひでちん
まだ歴史は浅いが(20年強)、本屋大賞同様、今や受賞やノミネートされれば「必ず売れる&映像化される(可能性が高い)⇒更に売れる」が定番の【このミステリーがすごい!】の【2024年第22回大賞受賞作品】で、読メの懸賞当選本。 面白かった!!! 古代エジプトが舞台の幻想ミステリー。 上級神官書記セティ:半年前、誰かの作為的なピラミッド崩落で亡くなるも、冥界の審判神マアトに「心臓が欠けているので審判出来ない」と云われ、3日間限定で現世に戻り、自らの死の真相と欠けた心臓を探す物語展開。
ひでちん
2024/03/01 12:17

要は「自分を殺した犯人を自分が捜す」という奇想天外な物語(笑)。 半年前に死んでるセティが眼前に現れても、皆すぐ甘受している時点で笑うが、兎に角、最終的な謎解きや秘密含めて面白かった!!!

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/09/25(1553日経過)
記録初日
2020/09/25(1553日経過)
読んだ本
1299冊(1日平均0.84冊)
読んだページ
429116ページ(1日平均276ページ)
感想・レビュー
658件(投稿率50.7%)
本棚
29棚
性別
年齢
47歳
血液型
A型
現住所
大阪府
外部サイト
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