話題作なので買ってみたら、面白くてグイグイ読み進められた。出身地や職業は全く違うけど、真実は私？と思ってしまった。人間関係下手で受け身で地味なライフスタイルで対人恐怖気味なとことか。架の女友達はムカつくし私も大嫌いだ。婚活が上手く行かない人の多くは自信はないのに自己愛が強いという箇所にはグサリときた。人間の深層心理のブラックさが随時出てきて、突き刺さりまくり。最後ハッピーエンド過ぎて、なーんだ、、という気持ちと羨ましいという気持ちが入り混じった複雑な読後感があった。映画も近いうちに観ます。

冷やっとするラストが多い短編集。どの話も最後にシニカルなオチがあって思わずやられた！という気分にさせられてしまうのはさすが。人が死ぬ話が割と多いので、そういうのが苦手な人は要注意です。

うーん、ストーリーにまとまりがないし、結局何なんだ？というラスト。共感出来る登場人物も１人もいなかった。

よくある前向きになる自己啓発本という感じ。特に心に響くことは書いていなかった。

テレビも書籍も凄い良くて感動したし、24歳の若い女性が乳がんで死ぬのは悲しい。壮絶な病と向き合う闘病記のはずなのに、暗い雰囲気が漂わないのは千恵さんの人柄や周りから愛されていることも関係しているのだろう。でも捻くれ者の私は「死」というものは、もっと孤独だったり悲惨だったりするものでは？孤立した状態でガンと闘っていてひっそり死んでいった人の方が多いのでは？と思ってしまった。24時間テレビが好きそうなノンフィクション番組を見ているような気分にさせられるのは何故だろう？

柳美里さん、大学に時代凄い好きな作家さんだったな～。こちらの本は、柳さんについて色々知れた良かった。

哲学の勉強でもしてみるか、、と何となく購入。分厚く広く浅くという感じで、あまり頭には入ってこなかったかな。唯一興味を持てたのがエミール・デュルケームの「自殺論」だった。最近は個人主義社会が普遍化しているから自己本位的な自殺をする人が多いのだろうか。

日本人は血液型診断(個人的に糞だと思ってる)とか好きな割にはエニアグラムやMBTIには無知というかアレルギー反応を示すのは何故だろう？しかし、エニアグラムも知れば知るほど人の性格を9つにピッタリ当てはめるのは無理がある気がしてきた(血液型占いよりずっと信憑性があるだけマシだけど)本書については、エニアグラムを知っている人から見ると、やや型通りで特別な面白さや発見はなかった。ウィングや後退や成長方向によって同タイプでも差がある気がするし、本書のようなそのままのタイプにハマった型の人はあまり見ない気がする。

40代同士の一見軽く見えるけど、実は凄くピュアな関係。歳と共に人を思う気持ちは打算がなくなり純粋になっていくんじゃないかな。私も彼等と同世代ですが結婚とか出産とか出世に興味なく、世間から外れて好き放題に生きている側の人間なので何となく分かる気がした。「世間体なんて気にしても、誰も褒めてくれねえよ」←名言ですね！

これの単行本も昔買いました。キョンキョンの文章凄い好き。飾らなく自然体の日常が綴られている。今の年齢の小泉今日子さんの「パンダのanan」が読みたい。企画してくれないかなー？

話題作なので買ってみたら、面白くてグイグイ読み進められた。出身地や職業は全く違うけど、真実は私？と思ってしまった。人間関係下手で受け身で地味なライフスタイルで対人恐怖気味なとことか。架の女友達はムカつくし私も大嫌いだ。婚活が上手く行かない人の多くは自信はないのに自己愛が強いという箇所にはグサリときた。人間の深層心理のブラックさが随時出てきて、突き刺さりまくり。最後ハッピーエンド過ぎて、なーんだ、、という気持ちと羨ましいという気持ちが入り混じった複雑な読後感があった。映画も近いうちに観ます。