うん、普通に面白かった。ちょっと期待しすぎた感は否めないが、全体的に没入感がすごくじんとさせてくる描写が多くいろいろ考えさせてくれた作品。読了感がすごく爽やかで読み切り小説として優秀。これがデビュー作とは中々...8.8

タイトルだけで読んでみた作品。ちょっとくどいような気もするが、とても丁寧にヒロインたちの思いを描写しているところが良き。自分って曇らせの方がやっぱり好きだわ、と再認識させられた作品。続きも読んでいくと思われる。8.7

阪柳の綾小路に対する想いが不憫すぎる、だからこそ輝く。下振れることなく最初から最後まで面白かった。頭脳戦と言ってるもののそこまで読者に対して小難しいルールを叩き込むことを強要せずともインパクトを与えてくれる展開はさすがといったところ。切れ味が段々増していく綾小路の今後がさらに期待できる。9.5

いろいろなことが明らかになったものの、それ以上に伏線が張られ続けた聖域編の終わり。複雑な解決編が予想されたけど意外とさっぱりした展開だと感じた。ロズワールとスバルの関係性は良き。エミリアも一皮むけて本格的に王選変になっていくことへの期待感が上がった印象。しかし長編の物語あるあるの物事がはっきりしない展開が少々もやもやする。今後もゆっくり読んでいく。8.9

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