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2023年6月の読書メーターまとめ

コトラー
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2023年6月に読んだ本
18

2023年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

コトラー
心理学みたいな本かと思ったら、母親を殺害した娘を勾留時から追ったルポルタージュだった。別居しているとはいえ父親や離れて暮らす祖母との交流もありながら、「母を殺すしかない」とまで追い詰められた娘の人生は気の毒としか言いようがない。否認していた殺害を認めようと思ったのは、判決を聞いてから。裁判員や裁判官に「しんどさ」を分ってもらえたと思ったからだという。他者を「分かる」ことは「救い」につながる。
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2023年6月にナイスが最も多かったつぶやき

コトラー

いつもありがとうございます。 記録しておかないと読んだことすら忘れます。 備忘録のつもりですが、やっぱり「ナイス!」をいただくとうれしいのです(笑) 2023年5月の読書メーター 読んだ本の数:20冊 読んだページ数:5210ページ ナイス数:189ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1206217/summary/monthly/2023/5

が「ナイス!」と言っています。

2023年6月の感想・レビュー一覧
18

コトラー
武田山荘があった場所の近所に別荘を所有することになった著者が、『富士日記』に登場する場所や人を訪ねる。まず武田山荘があった場所を特定するのに一苦労。花さんに聞けばいいのにと思っていると、やっぱり結局そうすることになったり・・・。「石屋」の外川さんや「スタンド」のおじさんを知る人は果たしているのか。地元の人は『富士日記』を読んでいないというのがおもしろかった。
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コトラー
依存症には何らかの治療が必要、薬物によって変化した脳は元に戻らないなど、常識とされてきたことが必ずしも正しくないことを知った。科学的仮説をあたかも唯一の解決策のように報じるマスコミによって、物事が単純化されている面もありそうだ。自らアルコール摂取の問題を抱えた医師である著者は、本書の執筆によって「お前は失敗している」という声から解放されたという。依存症が「人間性の一部であるなら、それは解決すべき問題ではない」「なくすことはできないが」「うまくつきあう方法を見つける必要がある」目からうろこの一冊だった。
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コトラー
タイトルまんまの話。今の時代、やろうと思えば何でもできるんだな。著者はルーマニア映画の上映会に出かけるのに逡巡する、六本木ヒルズのエレベーターに昇るだけでもエベレスト登山など、いわゆる「引きこもり」。子供部屋は世界に通じている。
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コトラー
「美術は時代を映す鏡」美術がわかれば歴史をより深く理解できるらしい。彫刻はそのために大変便利なツールだということだ。絵画に比べ地味な印象で、どこをどう見ていいかわからなかった彫刻だが、本書を読んで見る楽しみができた。著者が美術の勉強を専門にしてきた人でないのも、素人が抱く疑問などもうまくすくっていてよいのだろう。
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コトラー
「#読書記録」で本の表紙を撮影してアップしてもいいのか、引用はどの程度認められるのか、あいまいだったところを知ることができた。炎上したときや自分の著作物が使われたときの対処法なども参考になった。
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コトラー
心理学みたいな本かと思ったら、母親を殺害した娘を勾留時から追ったルポルタージュだった。別居しているとはいえ父親や離れて暮らす祖母との交流もありながら、「母を殺すしかない」とまで追い詰められた娘の人生は気の毒としか言いようがない。否認していた殺害を認めようと思ったのは、判決を聞いてから。裁判員や裁判官に「しんどさ」を分ってもらえたと思ったからだという。他者を「分かる」ことは「救い」につながる。
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コトラー
既存の電気線やガス管を使わない暮らしの本は何冊か読んでいるが、牛師を名乗り、何でも作る「全作」さんと建築家の中村さんのコラボが楽しかった。
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コトラー
複雑だ。あまりに複雑だ。イスラエル建国に至る歴史から、それに関係する人々の様々な立場はなんとか理解できた。クリストファー・ノクソンのほのぼのするイラストがとてもわかりやすい。
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コトラー
猪熊弦一郎さんの部分を読みたくて、図書館で借りました。昭和13年、マルセイユまで40日。船賃二人往復2500円、2万円で足かけ3年パリで暮らせたという。マチスが好きすぎて、マチスっぽくなってしまったこと、ピカソに会えたこと。戦争がひどくなる中、藤田嗣治とパリから逃げたこと、戦後、再びフランスへ向かうつもりが、ニューヨークに居ついてしまったことなど、全てのエピソードが興味深い。「絵画とは「そのもの」を描くのではなく「そのこと」を描くのだ」。ほかに中川一政、土門拳など。
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コトラー
若き日の有吉さんがかわいい。小説はほとんど読んでいたが、ルポルタージュの分野はこのあいだ『女二人のニューギニア』を読んだだけだった。発掘エッセイ、単行本未収録の文章なども紹介され、読みごたえがあった。
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コトラー
すばらしいの一言に尽きる。
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コトラー
「いい食べ物と悪い食べ物の境界を引いているのは人間」情報のあふれる時代、頭でなく、五感で食べる「人としての感覚」を取り戻すことが大切だと感じた。「神がきよめたものを、清くないなどと言ってはならないー使徒言行録10:15」聖書の言葉を思い出す。
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コトラー
人間には「ギバー(与える人)」と「テイカー(自分の利益を優先させる人)」がいる。だけど、忘れちゃいけないのは損得のバランスを考える人「マッチャー」の存在。ほとんどの人はマッチャーで、自分なりの損得を考えて行動する。たいていの人はギバーから受けた恩を返さずにはいられないから、結局のところ得をするのは「ギバー」だということでしょうか。テイカーの見分け方、ギバーが自己犠牲的にならないで、他者志向性を持って相手に接することで、利用されるのではなく、「ウィン・ウィン」の関係を築ける。成功するギバーになろう。
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コトラー
この本を読んでから、美術展の見方がガラッと変わりました。うまい絵は「手」がうまい。キャプションも読む。特に日本画の見方が参考になりました。《曜変天目》は機会があれば見てみたいです。美術館に行きたくなります。
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コトラー
ダンスのケガと関係する内因は、テクニック不足、筋肉のアンバランス、力不足、外傷既往歴、・アライメント不良、疲労、心配自給力の弱さなど。特定の動きをするときにどの部分が使われているかイラストで解説されていてわかりやすい。エクササイズも手軽で取り入れやすいものが紹介されている。
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コトラー
再読。脳単、臓単は未読なので読んでみたい。
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コトラー
読友さんにおススメしたので再読してみた。肉単のほうが好みだったが、こちらもおもしろい。
たかちん
2023/06/08 00:14

オススメありがとうございます(^^)

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コトラー
台湾人作家と台湾に関心を寄せた日本人作家とその作品を論じたもの。大鹿卓『野蛮人』、谷崎潤一郎『武州公秘話』、山部歌津子『番人ライサ』で描かれた台湾、丸谷才一『裏声で歌へ君が代』が台湾独立運動に対して広範な資料調査を基に書かれていることが、評論家たちに正しく評価されていない点など、興味深く読んだ。お金の神様としか認識していなかった邱永漢についても知らないことだらけだった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/01/08(1807日経過)
記録初日
2020/01/01(2180日経過)
読んだ本
1496冊(1日平均0.69冊)
読んだページ
357377ページ(1日平均163ページ)
感想・レビュー
1231件(投稿率82.3%)
本棚
6棚
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