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2025年2月の読書メーターまとめ

石橋陽子
読んだ本
9
読んだページ
2125ページ
感想・レビュー
9
ナイス
546ナイス

2/12/42/72/102/132/162/192/222/252/28103722104071104420104769105118105467105816ページ数411413415417419421423冊数読書ページ数読書冊数
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2025年2月に読んだ本
9

2025年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

石橋陽子
現役女医による医療ミステリーという事で一気にファンになった。非配偶者間体外受精、胚盤胞移植、双生児等、医師が一般人に分かりやすくストーリー展開してあり良い。虐待をも扱い、同じDNAでも生い立ちにより全く性質が異なる人間になる事も恐ろしい。生殖医療による出生の秘密が鍵。非配偶者間人工授精では子供が望めない親にとっては希望だが、産まれてくる子供の権利、人権を、あまりにも蔑ろにしてはいないか?という重いテーマを扱う。子供の知る権利が出来、出自を知ることが出来るようになった。そういった倫理観を問う斬新な作品。
石橋陽子
2025/02/11 00:17

くりんさん、すごく面白かったです。評価4にしました。こういった有り得なさそうな設定を読んだとしても、そこから知ることは多くあり勉強になります。禁忌の子が産まれてしまったというのも、有り得ないですがゼロではないですものね。本当、新生児室から出てからは、各自の人生の幕開けです。今回は育て方によって人間は変わるのが如実に現れていました。次回作も楽しみです。

石橋陽子
2025/02/11 00:19

CABINさん、いや~面白かった。よく練られていました。赤ちゃん片手によくぞこのようなものが書けるのか、凄すぎます。

が「ナイス!」と言っています。

2025年2月にナイスが最も多かったつぶやき

石橋陽子

10年ぶりの大寒波の中、福井県にカニを食べに行ってきました。甘エビは食べ放題🦀この他にも、カニ鍋やカニ雑炊その他次から次へと運ばれてくるカニ🦀今年は蟹座の運勢が最高らしいですが、蟹座の私はジャンケン大会で優勝し、日本海の干物を沢山ゲットしました٩(>ω<*)و

10年ぶりの大寒波の中、福井県にカニを食べに行ってきました。甘エビは食べ放題🦀この他にも、カニ鍋やカニ雑炊その他次から次へと運ばれてくるカニ🦀今年は蟹座の運勢が最高らしいですが、蟹座の私はジャンケン大会で優勝し、日本海の干物を沢山ゲットしました٩(>ω<*)و
CABIN
2025/02/05 20:10

カニの食べ放題はあまり魅力は感じないけど、20年前に食べたタグ付きのカニの美味しさは忘れられません。ちなみに私も蟹座です。お互いに良い事があればいいですね😊

石橋陽子
2025/02/05 20:25

CABINさん、カニは食べ放題じゃなかったんですよ。甘エビです。これもね、水槽の写真があるのですが、タグ付きのカニなんです🦀20年前のカニの美味しさを覚えてるなんて(>ᴗ<)そして、蟹座なんですか♋今年一年は12年に1度の幸運らしいですよ🎶

が「ナイス!」と言っています。

2025年2月の感想・レビュー一覧
9

石橋陽子
アプリで出会った二人に起きた誘拐や殺傷事件。咄嗟の行動は人間性が出る。しかし、救う側とやられる側に分かれた。ちょっとした事で大腸検査を受けることになったが、その出来事が無ければ命を左右するかもしれなかった。手先が器用だねと言われて無かったら、自信を持った前向きな人生でなかったかもしれなかった。東日本大震災の日時が違ったら生きていたかもしれなかった。行動の選択により、その後の人生の有り様が変わる短編集。自分の人生が、偶然性の連続で成り立っていると思ったと同時に、自分の選択で未来を変えられる可能性も感じた
CABIN
2025/02/28 13:31

生活の中で、これは偶然なのか?なのか必然なのか?と考えてしまう出来事ってあります。でもタイトルのイメージとは全然違いますね〜。

石橋陽子
2025/02/28 14:16

CABINさん、私も必然だろうって思うことよくあります。『富士山』は短編の中の1つの作品です。車内で富士山が見える席の話しがあるのでね。

が「ナイス!」と言っています。
石橋陽子
全てが目からウロコで大変面白かった。青い海と白い建物がキラキラしたギリシャ旅行のイメージが吹き飛びました。激安パッケージでは飛行機の中からして地獄で、椅子はボロボロ、酒場化した機内、入れ墨が入った人やモヒカンの人だらけで。仮設住宅にしか見えない空港。目が飛んでしまっている人だらけとか。安倍元総理は海外では評価されまくっていたこととか。お骨を拾う日本の葬式は海外で奇祭として研究されているとか。面白いので、5も読みたい。
maxa
2025/02/24 17:08

お骨を拾うのは奇祭なんですね。お箸を使ったりなんか奇妙であることは確かに。青い海と白い建物のイメージは保持していたいけど、怖いものみたさでちょっと知りたいかも。

石橋陽子
2025/02/24 19:07

maxaさん、私は昔からお骨拾う行事に違和感があります。ここが喉仏ですとか、膝が悪かったからね~とかブツブツ話しながら、ちょいと涙を拭きながら、焼き上がったばかりの親族の骨を箸で掴むって異様。骨に関してお金がかかるのも日本ならではらしい。散骨とか分骨とか。なんか怖いことばっか書いてあったから、海外旅行行くのちょっと躊躇っちゃいます。

が「ナイス!」と言っています。
石橋陽子
性行為で受精させる妊娠方式はもう古く、人工授精により効率よく受精させる近未来予測小説。効率よくとは、年1回選ばれた人が一斉に人工授精を受ける。人口は管理され適正な数に保たれるというもの。少子化対策としては一発解決出来る秘策に感じる。女性だけでなく男性にも人工子宮を取り付け妊娠させる。こうすることで、同性婚も可能になるし、女性だけが妊娠出産で身を削る側にならなくても良い。とても斬新かつ合理的な発想で惹き付けられた。実際こうなったら~の想像ばかりで消滅世界の中にどっぷり浸かった。
CABIN
2025/02/20 21:23

『コンビニ人間』の作者ですね〜。なんとなく説得力ありそう😊

石橋陽子
2025/02/20 22:33

CABINさん、やっぱり『コンビニ人間』は有名ですね。すごい世界観、結構楽しめますよ。

が「ナイス!」と言っています。
石橋陽子
「馴染む」ということが社会では求められる。「空気を読む」とは少し違いその場の雰囲気に溶け込み浮いていない状態の事だと思うが、これが上手く出来立ち回れる方が良しとされる世の中。同僚は好きに会社を休み、出会いの場にも自由に行く。「私」は、同僚の業務のしわ寄せに心底嫌気がさす。が、文句を言えないし、感謝をされる訳でもない。15年が経ちマイペースだった同僚は、やりたいこと尽くしで固めた充実した日々。私はというと離婚してたった一人。踊る人と踊らされている人。そんな両極端な人たちの心情の差が表出され面白かった。
セシルの夕陽
2025/02/16 12:10

テイカーとギバーが頭に浮かびました。その間のマッチャーがよいとか? テイカーとまではいかなくても、少しずつ相手の時間や好意を搾取していく人はスライサーと呼ばれるみたい。ストレスにならないよう、テイカーやスライサーには関わらないようにすることが大切だとか。

石橋陽子
2025/02/16 14:20

セシルさん、確かにテイカーとギバー関係なのかも。ギバーするつもりはないんだけど、いつの間にかいい人なだけにそうなっちゃう感じ。職場にもこれらに当てはめると大抵どれかに当てはまりますね笑

が「ナイス!」と言っています。
石橋陽子
このミス大賞受賞し、選考員が絶賛したという本作。可愛らしい装丁を見る限り、難解ミステリーとは程遠そうな予感がしたが的中。ミステリー初心者や小学校高学年の子が楽しめそう。パンにクープを入れる時の悲鳴なんてすぐ謎は解けたし、伏線だらけでどんでん返してない。でも、可愛らしい作りで、パンの香りも漂い続けながらのミステリー。コロネなんて久しく食べて無いしあまり選ばないパンだが、食べたくなったし、カレーパンなんてハシゴしたくなる。ちょっとした豆知識なんてのも手に入れることが出来ます。
maxa
2025/02/16 17:20

すぐ解ける謎というのも、当たった喜びを知ることができるからミステリー初心者にはいいですね。コロネは私ももう30年は食べてないかも。自分で言っておいてなんですがびっくり(笑)。

石橋陽子
2025/02/16 18:58

maxaさんもコロネ長年食べて無いですね。コロネと書こうとしてもコロナと書きそうになる💦コロネの名前がなんか変に感じるー😂

が「ナイス!」と言っています。
石橋陽子
1906年『俚諺辞典』に「積讀法」という項目があり、書籍を購ひて讀まず徒に積み置くをいふと説明されているそう。「積ん読」という言葉が、当時も知られている言葉だったようだが、現代の造語でなかったことに驚くと共に、明治でも起きうることだったことにさらに驚いた。作家や翻訳家の人たちの自宅にある山のような積ん読本。絵的にも楽しめるが、各々積ん読本に対する考えが違い、大変興味深かった。どんな理由であれ縁があり我が家にやってきた本たち。私は、もっぱらワクワクの種を撒いていると思っていて増える一方である。
CABIN
2025/02/12 18:56

ほとんど図書館なので、今は積ん読本がありません。積ん読本は趣味的要因が大きいような気がします。手に入れたら満足みたいな…。

石橋陽子
2025/02/12 21:11

えーCABINさんも積ん読しないんですか?びっくり!作家の方の積ん読の量すごいんですよ。私は、図書館で2週間以内という制限がなく読みたいものはほとんど購入しています。手に入れ、次何読もうかなーと思った時、積ん読本はワクワクして最高な気分になるからです。手に入れて満足とは思ってないんですけどね。

が「ナイス!」と言っています。
石橋陽子
現役女医による医療ミステリーという事で一気にファンになった。非配偶者間体外受精、胚盤胞移植、双生児等、医師が一般人に分かりやすくストーリー展開してあり良い。虐待をも扱い、同じDNAでも生い立ちにより全く性質が異なる人間になる事も恐ろしい。生殖医療による出生の秘密が鍵。非配偶者間人工授精では子供が望めない親にとっては希望だが、産まれてくる子供の権利、人権を、あまりにも蔑ろにしてはいないか?という重いテーマを扱う。子供の知る権利が出来、出自を知ることが出来るようになった。そういった倫理観を問う斬新な作品。
石橋陽子
2025/02/11 00:17

くりんさん、すごく面白かったです。評価4にしました。こういった有り得なさそうな設定を読んだとしても、そこから知ることは多くあり勉強になります。禁忌の子が産まれてしまったというのも、有り得ないですがゼロではないですものね。本当、新生児室から出てからは、各自の人生の幕開けです。今回は育て方によって人間は変わるのが如実に現れていました。次回作も楽しみです。

石橋陽子
2025/02/11 00:19

CABINさん、いや~面白かった。よく練られていました。赤ちゃん片手によくぞこのようなものが書けるのか、凄すぎます。

が「ナイス!」と言っています。
石橋陽子
トリアージ2020は、コロナ禍で孤独と戦う女性目線での話し。女性の立場が弱く、妊娠出産を一人で抱える性だと浮き彫りにしているように思える。商店街のマダムショップでは、医学部入試で女性の点数が減らされるという女性差別案件。マダムショップの社会的意義を考察する視点はとても鋭く、女性が社会の最前線に居ない事を指摘しているかのよう。6章どれも女性軽視に繋がる話だが、女性はそこで終わらず男性に立ち向かい切り開いていく。コロナ禍や妊娠期等息苦しい思い出を振り返ることになり苦しくもあったが、パワーを貰える小説でもあった
が「ナイス!」と言っています。
石橋陽子
『字滑り』タイトル通り、字の持つ意味は時を経て変わりつつある。滑るというマイナスな意味合いでである。人々は伝承のために文字を作りパピルス等に書き残すが、文字は劣化したり消失可能である。しかし、デジタル世では文字は半永久的に残る。デジタルタトゥーのように。失敗は許されない。それゆえ人々は発言を恐れ安全性を重視した結果、生成AIに権利も自由も受け渡すこととなった。字というものが大変革期を迎えた今、さらにその先の変化もあることを示唆しているかのよう。読者側としては今後も永久に人が生み出す字や言葉を失いたくはない
maxa
2025/02/04 17:44

文字は消えない方がいいのかと思いきや、半永久的に残ってしまうと考えるとマイナス的なことは残ってほしくないですね。だからと言って正しいことだけが選ばれて残されるってのも変だし。その先の変化?暗号化とか?いや〜難しい。

石橋陽子
2025/02/04 20:57

maxaさん、その先の変化が暗号化って想像してくれたmaxaさん良いおセンス👌作家だからこそ選ばれたテーマで考え深いです。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/01/10(1558日経過)
記録初日
2023/02/04(803日経過)
読んだ本
434冊(1日平均0.54冊)
読んだページ
109715ページ(1日平均136ページ)
感想・レビュー
423件(投稿率97.5%)
本棚
6棚
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