アニメを見たのをきっかけに再読しました。結構忘れてしまっていたので、新鮮な気持ちで読むことができました。最終的にいろいろな出来事がひとつにまとまっていく過程はお見事ですね。

強烈な個性を持つ父と母を持つ娘。立て続けに二人を亡くし、その空白を埋めるべく、親交のあった人たちとの対話を重ねていきます。重いテーマでもありましたが、丁寧な筆致でするすると読めました。

著者の作家になる前の姿や、漫画家になってからの編集者との打ち合わせ風景などが描写されたマンガでした。刺さる言葉もたくさん出てきて、面白かったです。

平和なシーンが描かれるたびに、暴力とのギャップが重くのしかかってくる内容でした。続きが気になります。

なぜこうも島崎のまわりには暴力が集まってしまうのか…

世の中に出回っているお金の仕組みについて、学べる一冊です。小説のような構成になっているので、物語の登場人物と一緒にお金について考えることができます。比較的簡単な言葉で綴られているので、大人から子どもまで読める作品ではないでしょうか。

男性視点と女性視点を交互に描いた恋愛小説です。しかも、二人の作家がかき分けて一つの作品になっているという構成が面白いですね。

思わぬきっかけで有名作家のシリーズ作品を引き継ぐことになった主人公。彼女が作家の家で見つけた手記の内容は驚くべきものだった。性愛のドロドロした要素も合わさって、全体的に思い雰囲気を漂わせたイヤミスでした。

様々な理由で一緒に暮らしていた生き物（例えば犬や猫）とお別れすることになった人たちの姿を描いた4編の物語が収められています。同じような経験がある人は共感性の高い作品ではないでしょうか。作中のいぬたろうさんの言葉がとても重く響きました。

腕利きの戦闘員が平和な日本で穏やかに暮らし始める…かと思いきや、暴力の陰が彼の方を離さない。 展開も早くて読み応えがあり、今後の展開がとても気になる作品でした。

北極冒険家の著者が自身の体験を元に構成された絵本です。美しい部分も、過酷な部分もそれぞれに表現されており、楽しめました。

８０年代に流行った音楽を軸に、多感な中学生の視点でその時代を切り取るように描かれた作品でした。著者の実体験も多分に含まれているのだと思います。

タイトル通り、著者が寄せられた悩みに対して、丁寧な語り口で真摯に受け答えされています。読みながら、学ぶことも多いなと感じたし、とても参考になりました。

アニメを見たのをきっかけに再読しました。結構忘れてしまっていたので、新鮮な気持ちで読むことができました。最終的にいろいろな出来事がひとつにまとまっていく過程はお見事ですね。

いつも一緒に行動しているおじいさんと猫。ある日小さなきっかけで別行動になってしまい…お互いに相手のことを好きと言えず、大事に思っているけどそれを伝えられないもどかしさを感じます。訳者が村上春樹さんというのも驚きでした。

ここまで濃密なオノヨーコに関する書籍は他にない気がする。彼女の姿を通して初めて見ることのできたジョンレノンの姿もあって、読み応えがあった。これまでの活動も一気に振り返ることができるし、ファンなら一読の価値あり。