最後が意外な結末だった。シャミッソーはフランス革命によって没落した貴族だが、家族がフランスに復帰することに躍起になる中、ドイツ人に帰化したフランス系ドイツ人であることを、あとがきで初めて知った。影を無くし宙ぶらりんな気まずさを抱えた主人公の心情とシャミッソー自身の状況の一致についても書かれいる。主人公がシャミッソー自身と同じく自然科学研究に邁進し始めるシュレミールや、作中でシュレミール自身がシャミッソーに語りかけるのはある種、ドイツ的フモールではないか。シューマンの連作歌曲集《女の愛と生涯》の詩人。

Es ist ein gute Buche für Anfänger. Ich denke, dass 1-30 Lektion einfach ist, aber 80-100 Lektion schwierig ist. Ich bin etwa A2-B1. Ich habe etwa 3. Jahre lang deutsch gelernt. Wann ich frei habe, habe ich dieses Buch gelesen. Zum Beispiel in den Zug.

カントの哲学全般を分かりやすく書いてある。対象は中高生だが、哲学系の書物を読んだことがない大人でも結構難しいのではないか？平易な書き方はしてあるけれど、字面を眺めているだけではあっという間に取り残されていく。批判三部作の理解のために読んだが、それ以外の著作に関して全く知らなかったため、その点も勉強になった。ただ、おそらく今後読み返しは必須。

ラストの読本の部分は、単語力がまだ追いついてないため読まなかった。大学受験できるくらいの英文法が分かっている人であれば、かなり納得して読めるのではないかと思う。「英語は格変化をしない」という格変化をしている、という記述でものすごく腑に落ちたし、ドイツ語のことがわかることもそうだが、英語の理解が何故か深まるという不思議な時間だった。ドイツ語で小説や論文を本格的に読む時に折に触れて読み返したい。途中の練習問題の解答があれば最高。

最後が意外な結末だった。シャミッソーはフランス革命によって没落した貴族だが、家族がフランスに復帰することに躍起になる中、ドイツ人に帰化したフランス系ドイツ人であることを、あとがきで初めて知った。影を無くし宙ぶらりんな気まずさを抱えた主人公の心情とシャミッソー自身の状況の一致についても書かれいる。主人公がシャミッソー自身と同じく自然科学研究に邁進し始めるシュレミールや、作中でシュレミール自身がシャミッソーに語りかけるのはある種、ドイツ的フモールではないか。シューマンの連作歌曲集《女の愛と生涯》の詩人。