時間はたっても思い出は消えない。思い出は時間を呼び戻す。犬を中心にあたたかなストーリーだったな。。

時間はたっても思い出は消えない。思い出は時間を呼び戻す。犬を中心にあたたかなストーリーだったな。。

英語の直訳というのは、おかしくなる傾向がある。コロナ時、初めて濃厚接触と聞いたときは、セクシュアルなことなのかと本気で思った。（笑）カタカナ語が日本語では表しきれないことを表現する、というのもわかる。でも不必要なカタカナ語を日本語にまぜるのはやめてほしい。いろんな角度で日本語を考察しているのがおもしろい。

「若い」というものはなく、それは「老いていない状態」、というのは新しい視点だった。人間と一部の動物だけに与えられた老いるということ。この時間をどう使うべきか考えたい。

軽いごはんものストーリーかと思うと、結構重い事情をかかえた３人の物語で、年齢が近いせいかちょっと読むのがいろんな意味でつらかった。

科学的な視点からの災害本を読んだあと、歴史視点からも知りたいと思って購入。先人の壮絶な自然との闘いの歴史を、記録に残してくれてありがたい。歴史は変えられないが、歴史から未来は変えられる。教訓を生かしていきたい。

静かで凛としたたたずまいの中、緊張感と美しさが同居するような感覚の本。情景描写が美しく、それを読むだけでその物語に入っていく。話の流れは推理小説的な要素もあり、ぐいぐいとひっぱりこまれ、あっというまに読了。いい本にめぐりあえて幸せなひと時だった。

日本があるから和食がある。あたりまえのように思っていたけど、日本列島がいとおしくなる。豊かな海の幸、山の幸。おいしい水。でも火山と地震は怖い。このジレンマの中、日本人はおいしいものを追求してきたんだな。