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2024年11月の読書メーターまとめ

ポルコ
読んだ本
11
読んだページ
3763ページ
感想・レビュー
11
ナイス
572ナイス

2024年11月に読んだ本
11

2024年11月のお気に入り登録
5

  • おっぽう
  • ラムネ
  • mae.dat
  • CCC
  • 木梨子(きりこ)

2024年11月のお気に入られ登録
6

  • おっぽう
  • ラムネ
  • mae.dat
  • 睦
  • hideiz
  • 7010R

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ポルコ
下巻はまさに一気読み。すごいものを読んだと、しばし呆けてしまった。人間の残虐さ、脆さ、おぞましさ、その全てをさらけ出した人々の姿。為政者の人格に頼らざるを得ない平和の不確実さ。けれども詳らかにされる獣性とは真逆に、信念の元、自らの大切なものを投げ出してまで他者に奉仕する人々もまた存在する。新人類にはその心が自分に向けられたことを忘れないでいてほしい。『猫でも飼うよ』に笑って読了。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月にナイスが最も多かったつぶやき

ポルコ

中山七里さんの『ヒポクラテスの誓い』に端を発して4作。カエル男で力尽きました。ヤヴァかった…。救いを求めて有川さんの『植物図鑑』、夏川さんの『神様のカルテ』で癒されまくった10月でした。2024年10月の読書メーター 読んだ本の数:8冊 読んだページ数:2989ページ ナイス数:431ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1238829/summary/monthly/2024/10

が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
11

ポルコ
再読。ずいぶん前に読んだけれど、わたしにしては珍しくけっこう記憶に残っていた。ほんの短い4ページばかりの話のラストにはひねりの利いた余韻が残されるテクニック。毎度唸らされます。『リオン』と『ふしぎな放送』がお気に入り。
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ポルコ
初めての長編ホームズ。前半は館で起きた殺人事件の解決で、ほうほうなるほどと読んでいたが、二部構成になっていた後半がまあ面白かった。20年前にさかのぼり、前半の登場人物がなぜイギリスに住むことになったのかの顛末だったのだけれど、ギャング映画を観ているかのような、内部からの臨場感にくぎ付け。そしてラストのホームズの反応。一気読みでした。
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ポルコ
前作から一息ついて、気合いを入れて読み始める。弱者であり、世界への恨みを募らせている救世群に、カルミアンの強大なテクノロジーという後ろ盾ができたその時、恐ろしい勢いで時代が動き始める。生き方すら変えた救世群たちの姿は進化なのだろうか、それとも…。絶望と隣り合わせで生きてきた人々の箍が外れたその先に広がるのは、希望か悲劇か。彼らの望むものは一体なんなのか。恐ろしい悲劇が待ち受けているとしか思えないストーリーに、何故か読む手が止まらない。
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ポルコ
全くの無表情、無感情の、能面だと揶揄される大阪地検検事の不破。彼が”能面”を持ちうることになったのはなぜなのか。そのバックボーンを知るに、さもありなんと思いました。独立した司法機関である検事という仕事であるがゆえか、彼の仕事への徹底した深堀りぶりは、周囲には脅威にも奇異にも見える。けれどそのスタンスを持つからこそ見えるものもあって…。最後まで振り回される事務官の美晴のてんてこ舞いぶりには同情するも、このまま食いついてほしいと強く願いました。面白かった!
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ポルコ
”コレクター”の投稿に右往左往させられる県警と法学部の面々。もう遺体が荼毘に付されてしまって解剖できないという今までにない事件に、関連性が見えてきた時、古手川と真琴の猪突猛進さがいよいよ発揮される(笑)思い切りの良さを若さゆえと言い切れないバックボーンがある古手川刑事を応援したくなる。真琴も同じ気持ちなのかな。ラストの二人の姿が脳内に浮かび笑ってしまった。
が「ナイス!」と言っています。
ポルコ
下巻はまさに一気読み。すごいものを読んだと、しばし呆けてしまった。人間の残虐さ、脆さ、おぞましさ、その全てをさらけ出した人々の姿。為政者の人格に頼らざるを得ない平和の不確実さ。けれども詳らかにされる獣性とは真逆に、信念の元、自らの大切なものを投げ出してまで他者に奉仕する人々もまた存在する。新人類にはその心が自分に向けられたことを忘れないでいてほしい。『猫でも飼うよ』に笑って読了。
が「ナイス!」と言っています。
ポルコ
イラクで戦うアメリカ人傭兵と日本の大学院生の運命が交錯するとき…。どうやって?と思っていたら、おぉ…あまりにも膨大な距離が縮まっていく。人類絶滅を防ぐためとはいえ、机上で人命を左右する決断を一言二言でさばいていくアメリカ政府も恐ろしいし、日本で突如公安に追われることになった研人の様変わりした立場も恐怖でしかない。けれど新人類とも言えるアキリの未知数の能力や、各方面から攻撃されるイェーガー隊の攻防が見られるかと思うと、これは下巻が楽しみだぞ。
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ポルコ
こちらから見ればディストピア、あちらから見ればユートピア。楽に流される私にしてみれば、個は全という概念はもしかしたらユートピアなのかもしれない。完璧な人間とは意志のない画一的で合理的、そして魂のない全き存在。果たしてそれは完璧と言えるのだろうか。魂は不要なのだろうか。トァンとミァハ、個人と社会という鏡写しのような二つの存在に導かれ、まるで迷路をさまよっているかのように途方に暮れる一冊でした。にしても、おもしろかった。
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ポルコ
この物語に出てくる医療関係者は誰もが端然として冷静、静かに物事を考え、しかし情に厚い。激昂することがあっても、そこには揺るがない信念がある。上っ面の設定ではなく、まるでそこに確かに存在しているかのような熱を感じる登場人物たちが、本当に好き。泰然自若とした一止が心乱れてしまうときでも、周囲の人々がいちいち支えてくれる。なんて素敵な人たちなのだろう。読み終わるのが勿体なくて、ものすごくじっくり読んだ本は久しぶりでした。
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ポルコ
本棚の奥底から出てきて再読。迷路の外にはなにがある?そこに至るまでの新しい道を進んでいく恐怖は、どうやって克服するのか?慣れ親しんだ場所にもう益がないと分かった時にする行動の是非は?そんなことをシンプルなストーリーで明らかにしてくれる本作。たまに読み返すと、ちょっとした燃料が投下されて生きる時間を大切にしなければという気分にしてくれる。
が「ナイス!」と言っています。
ポルコ
はっ!ノルルスカイン!前巻であんなにノルルスカインとミスチフに興奮したのに、今作でまたもや全く違う方向性からストーリーが始まって飲み込まれていたおかげで、すっかり頭から飛んでいた。時代が変わって救世群、アンチオックス、MHD社のバランスが難しくなってきている。ものすごくおもしろいこのシリーズだけど、情報多くて頭を使うので、休息を入れながらじゃないと体力もたない。一息ついてから次巻へ行くぞ。わくわく!
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/04/03(1342日経過)
記録初日
2024/02/15(294日経過)
読んだ本
91冊(1日平均0.31冊)
読んだページ
31643ページ(1日平均107ページ)
感想・レビュー
90件(投稿率98.9%)
本棚
0棚
性別
現住所
北海道
自己紹介

再読なのにそれに気が付かずに半分くらいまで読んで、ずいぶんと展開が読めるなぁと首を傾げることのないよう、いまさらながら備忘録的に読書記録をつけることを決意。
毎回新鮮な気持ちで読めるということなので、忘却術持ちはある意味うれしい特技なのかもしれない。

マンガも好き。
ファイブスター物語、マスターキートン、パトレイバー、エリア88,中村明日美子さん、オノナツメさんetc……

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