2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:19冊 読んだページ数:6008ページ ナイス数:62ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1250481/summary/monthly/2024/9
、しっかりと民俗学の面白さそのもので勝負を挑む姿勢は、今後も重宝されて欲しい。因習村というワードを出すと、よく漫画なんかではありきたりな殺戮シーンや性描写がなされる事があるが、ああいった『異文化への恐怖を煽る』で留まっているようなものは、有り体に言って低レベルであり、本書のように、異文化や過去の文化に対して、尊重しつつ紐解くといったスタイルこそが、真に尊ばれるべきと考える。
余談だが、本書は他の人も言っているように、次作に続けることのできるような作品ではない。ので、おそらくは作者の新作は今回の登場人物とは関係の無いものになると思うが、著者には是非とも、本作のようにきちんと民俗学を扱った、連作短編小説を書いて欲しい。
はならなさそう。ラブコメとしては前に読んだガガガの新人賞作品(大賞じゃないほうのやつ)のほうが面白かった。壮年のポエムみたいな文じゃなかったらもっとお話に入り込めてたかも。残念。
超濫読人間
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はならなさそう。ラブコメとしては前に読んだガガガの新人賞作品(大賞じゃないほうのやつ)のほうが面白かった。壮年のポエムみたいな文じゃなかったらもっとお話に入り込めてたかも。残念。