手に取った時の本の分厚さに、はじめは読めるか自信がなかったけど… 映像を観ている気になりつつ読めて、進展もスムーズ。一気に読み進みました！ 各話の内容はわかりやすくて簡潔。さらにそれぞれが伏線的につながっていて、最後の推理で納得。 面白かった！！

映画をたまたま見たのがきっかけで、今一つ細かい内容がよくわからずちゃんと原作を読みたくなって。 読みながら、中村玉緒のおばあちゃんと、本田望結の千秋ちゃんを思い出して楽しめました。 身近な人を亡くして消化しきれないものをかかえて生きる人たちのつらい気持ちを織り込みながら、死について身近に、だけどどこかユーモラスな内容。 私も手紙を届けてみたい。 千秋ちゃんと他の人たちとのやりとりもまた優しく愛おしく、たどたどしい手紙も含めて隠れた名作でした。

良かったです！ 猫飼いにもおすすめ。 あらためて飼ってる猫とのやりとりが愛おしくなりました。 九生を生きた主人公（猫？）の目線を通した、様々な時代背景の描写もリアルだし、悲しくなるくらいにつらい猫生を読んでて涙ぐんだりもしたけれど、最後まで読むとまたなかなかの展開で… うちのネコは何生目かなぁ、今それなりに幸せに過ごせてるかな？と思いつつ。 装丁の絵も何度も見てるとなんとも優しい感じでまた素敵です。 ぜひ読んでみてほしい一冊✨

手に取った時の本の分厚さに、はじめは読めるか自信がなかったけど… 映像を観ている気になりつつ読めて、進展もスムーズ。一気に読み進みました！ 各話の内容はわかりやすくて簡潔。さらにそれぞれが伏線的につながっていて、最後の推理で納得。 面白かった！！

ミステリーだなあと思いながら最後まで読んだけれど、単調な流れの中での説明系が長すぎて、途中読み進むのに時間がかかってしまった。 限られた空間の中での心理描写も細かめで、最後の結末は、たしかにまさかの展開。 でもそんな終わりはあんまりだわ… 後味は悪い。イヤミスになるのかな。 できれば後日談が欲しかったかなあ。