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2024年4月の読書メーターまとめ

のん
読んだ本
11
読んだページ
2986ページ
感想・レビュー
11
ナイス
384ナイス

2024年4月に読んだ本
11

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

のん
石見銀山が舞台。赤子のときから夜目が効くウメ。田畑、村を捨てて夜逃げする一家。村の追手に追われて独り離散してしまう。山を彷徨う中、山師の喜兵衛に拾われる。銀を採るために掘られる穴、間歩。銀に群がる欲、命を削って働く銀掘の生命を飲み込んでいく深い深い闇が間歩。ウメの役割はその深い闇にのみ込まれていく銀掘達を見守る事だったのかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

のん

四年目なのに外した。悔しいからヤケケーキする。おかしい!!(T ^ T)

四年目なのに外した。悔しいからヤケケーキする。おかしい!!(T ^ T)
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
11

のん
ネタバレスウェーデンの三兄弟が少年時代に湖と森に囲まれたコテージで過ごす。あるひと夏の事故を境に家族のかたちが明確に変わってしまう。過去から現在へ時間はすすみ、現在は過去へと遡る。時間が現在で交錯するとき過去の真実が明らかになる。構成と文章は上手いし、面白い。ただ内容が解せない。モリーの存在、ベンヤミンの悪ふざけによる事故の前から家族は破綻にすすんでいた。事故は決定打に過ぎない。その前から中途半端な教育理論にネグレクト、アル中。死後のたった一通の手紙で思いを伝えようなどおこがましい。
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のん
過去の栄光自慢したがり、昔の思い出語り、死にたがり、病気自慢、趣味自慢、説教したがりに孫自慢と盛りだくさんの老害様たち。聞いてる(読んでる)と笑える。これから登山行くぞーの気合い入った姿を見るのも良いことだと思える。それはやっぱり他人事だから。関わるとなるとそんな気持ちではいられない。自分の親なら優しくもキツくもなれる、それだってずっとではない。とにかくどんなにうるさくめんどくさくても心身ともに元気でいてほしい。それだけ。自分がそうなるときには元気な老害になりたいと思う。
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のん
おいしい文藝シリーズの珈琲編。珈琲の抽出方法で、サイフォン式とドリップ式の他にパーコレーター式というのがあるのを知る。全ては好みの問題で浅煎りの方が生豆本来の味が解るって言われても中煎り〜深煎りが好きなんです。珈琲が好きで飲んでる人もいれば喫茶店の雰囲気が好き。もしくはまずい珈琲について語る人もいる。戦後の珈琲事情を振り返って嘆き、現代の進化した家庭用珈琲を語る人もいる。それぞれの好みや語りたいことがある、珈琲蘊蓄。
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のん
こじらせというよりは好きすぎることが夢へと繋がり、夢を現実にするための奮闘記。好きって強い。とにかくやってみよう精神と楽しめる性格で、バイタリティ溢れすぎている。フィンランドは沈黙を愛する。そしてあたたかい孤独がある。
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のん
70代で認知症と診断された元中学校校長の東昇平。10年、老妻の曜子による老老介護を続ける。トンチンカンなやりとりも時々微笑ましくなってしまうのは曜子の昇平に対する覚悟と愛情の深さの現れ。徘徊や排便、ときに暴れ奇声を発する。親がこんな風になって自分のことを忘れてしまうなんてどんな長い期間で覚悟をしたって受け止めることなんて出来ない。脳の手術の後に一時的におかしなことを言っていた母を安心させる為に、にこにこしながら随分怯えてたことを思い出した。突然のお別れもツラいけれど、長いお別れはなんて苦しいのだろう。
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のん
ぶたぶたさんの世界にもどっぷりコロナ禍が。現状こちらの世界はだいぶ落ち着きましたよ。無くなってしまったお店は戻ってこないし、以前と同じにはならなくて、いまだにマスクしたり消毒と気になります。時短営業や3密回避がどれくらいの意味があったか本当のところはわからない。それでも月日が過ぎれば日常が少しずつ戻ってくる。ぶたぶたさんのコロナ禍で苦しんでいる様子が苦しかった。それでもぶたぶたさんに会えた人たちは幸せだ。寝落ちしたら起こしてください。
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のん
ロシアW杯の時のモドリッチの攻守ともに献身的なプレーに魅了されてクロアチアのモドリッチを応援してる。そこしか目がいってなかったくらいに。しかーし、ブロゾビッチの奇人ぶりにやられ、オルシッチの苦労人エピソードに声援を送りたくなり、グバルディオルのヒゲ貫禄とのギャップ好青年さに虜となる。後半のユース育成のインタビューに小国クロアチアサッカーの成功が詰まっている。刊行までに22年、間違いなくクロアチアサッカーの歴史を追える名著。
racco201
2024/04/15 07:29

モドリッチ選手、レアル時代にTVで見ていました。すごい人ですよね。

のん
2024/04/15 07:42

いまも!いまもレアルで活躍してますよ。先週のシティとのCLにも出てました∩^ω^∩

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のん
三歩は頭の中忙しい。どうしてそれが好きなのかが、行き着くまでの思考、行動が忙しない。こんなにもたくさんの事柄&妄想を繰り広げていたら、行動がついてこないのもわかる。そして基本良いやつ。めんどくさいやつ、鈍臭いやつでもある。愛されキャラってやつだと思うけど、それが許せない人だってもちろんいて、良い思いだけしているわけじゃない。日常のほろ苦さもちゃんとあるのがいいところ。やることがないっていうのは今の気分にあった楽しいやることがないってことっていうのが今回のイチ同感ポイント。
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のん
ぱらぱらっとめくったときに原稿用紙に書かれたような頁に惹かれて手に取った。3年前に読んでた。既読本を気づかず再読しているのが続いてる。途中で気づくけど。手に取るってことはいま読みたい本だったということで受け入れる。珈琲の印象が強いけど、美味しくない珈琲についてよく書かれている。やっぱり再読しても幸せな時限爆弾が好きだ。傷だらけの古机も良い。著書の雰囲気を纏ったエッセイ。
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のん
石見銀山が舞台。赤子のときから夜目が効くウメ。田畑、村を捨てて夜逃げする一家。村の追手に追われて独り離散してしまう。山を彷徨う中、山師の喜兵衛に拾われる。銀を採るために掘られる穴、間歩。銀に群がる欲、命を削って働く銀掘の生命を飲み込んでいく深い深い闇が間歩。ウメの役割はその深い闇にのみ込まれていく銀掘達を見守る事だったのかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。
のん
リタイア後、田舎に移住がしたい夫と考えが合わず悩む成美、移住のアドバイザーとしてぶたぶたさん登場。移住を前向きにオススメするわけでもなく話を聞いて気づくと解決しているスーパーアドバイザー(脚色あり)。家賃の安い告知事項あり物件に引っ越すことになった詠斗の前に現れたお隣さんはある意味告知事項なぶたぶたさん。友だちになりたいのにうまく声がかけられないまま引っ越してしまうことになるのは…。どんなバージョンでも聞き上手なんだよね。わたしもぶたぶたさんに話し聞いてほしい。わりと切実に。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/08/16(4701日経過)
記録初日
2011/01/08(4921日経過)
読んだ本
1797冊(1日平均0.37冊)
読んだページ
576093ページ(1日平均117ページ)
感想・レビュー
1797件(投稿率100.0%)
本棚
101棚
自己紹介

甘いものを呟きますよ。

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