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2024年5月の読書メーターまとめ

さなこ
読んだ本
9
読んだページ
3810ページ
感想・レビュー
9
ナイス
343ナイス

2024年5月に読んだ本
9

2024年5月のお気に入り登録
1

  • Sato19601027

2024年5月のお気に入られ登録
1

  • Sato19601027

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

さなこ
分厚さにずっと積んでいましたが、何とか読み終えました。日露戦争から世界大戦後まで、架空の都市を舞台にそれこそ地図のように物語と登場人物達の生き方が広がっています。満州とは何だったのだろうか、それこそ亡霊のようだけど、確実に存在してそれぞれに爪痕を残したはず。真新しい大きなうねりがやってくるわけではないのですが、過去からの人の足跡から先の可能性を見据えることは、深い学びといくつもの洞察や検討が必要なのでしょうね。現代でもそれはまだまだ難しいことなのかもしれません。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

さなこ

久しぶりの海外‼️ホント円安恨む、けど凄く凄く楽しかった✨機内でも本は開かずじまいで、読書ペース落ちています💦

久しぶりの海外‼️ホント円安恨む、けど凄く凄く楽しかった✨機内でも本は開かずじまいで、読書ペース落ちています💦
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
9

さなこ
出仕してすぐに里帰り。イメージにあるネガティブな紫式部が出てきました。いつの時代も人生いろいろですね。香子はこの先どうなるのか気になりますが、やはり源氏物語パートが長くて、あと3巻分は時間を置きつつ読もうかなぁとも感じます。書写を重ねているので、内容が変わっていたりとか散逸していたりとか実際はあるのでしょうが、源氏物語を読んで感じるこちらの疑問点を、香子の周囲の読者が問いかけることで解消されているのが、スマートで面白いです。
が「ナイス!」と言っています。
さなこ
大河ドラマの影響で、読み始めてみました。もちろん道長との恋物語はないですが、香子とした紫式部の人生に源氏物語が挿入されて読み応えがありました。漢籍の逸話を下敷きにしていたのだと知り、読み手になる家族の着眼点も面白いです。今巻は「末摘花」まで。まだまだ先は長いです。個人的には源氏物語の挿入よりも香子の人生に長くページを取って欲しいなぁとは思いますが、この先どうなるのでしょうか。
が「ナイス!」と言っています。
さなこ
シリーズ物だとは気づかず、いきなりこの作品から読んでしまいました。序盤はなかなかページが進まなかったのですが、事件が起きてからは色々と謎がこんがらがって何がどうなっているのか、最後まで謎が溜まりに溜まる感じです。でも真相は解き明かされると「そういうことなのね」と納得。動機はそこまでのものかなって気がしなくもないですが、最後の仕掛けはうわーってなります。奥様が勇ましくて素敵です。
が「ナイス!」と言っています。
さなこ
どんな物事や関係も色々な見方があって、片方から見たら良いことでももう片方からしたら不快で不思議なこと。6つの短編も、登場人物たちがそれぞれの意味を含んで本のタイトルを発しているだろうと思うと、軽快な気持ちにも少しゾッとする気持ちにもなります。商店街マダムショップは凄くわかります、必ずどこかに一つは存在しているんですよね。
が「ナイス!」と言っています。
さなこ
分厚さにずっと積んでいましたが、何とか読み終えました。日露戦争から世界大戦後まで、架空の都市を舞台にそれこそ地図のように物語と登場人物達の生き方が広がっています。満州とは何だったのだろうか、それこそ亡霊のようだけど、確実に存在してそれぞれに爪痕を残したはず。真新しい大きなうねりがやってくるわけではないのですが、過去からの人の足跡から先の可能性を見据えることは、深い学びといくつもの洞察や検討が必要なのでしょうね。現代でもそれはまだまだ難しいことなのかもしれません。
が「ナイス!」と言っています。
さなこ
再読、カンボジアのまとわりつく空気を感じられる一冊。主人公が本当に他力本願でやっと旅に出たと思っても周りの意のままでまったく成長しない、周りも狡い奴ばかりなのに知らず知らず読み手も深みにはまってしまいます。やっと自分で決断する選択はかなり過酷。宝石の輝きを失った残りの影を引き連れることにしたのは、愛情なのか投げ出したかったのか…どちらにせよラスト数行に更にゾクッとさせられます。
が「ナイス!」と言っています。
さなこ
登場する人たちがもれなくどうしようもない人たちばかり、笑っちゃうのを通り越しているけど何故か読むのをやめられません。行き着くところまで行っちゃったのかな…でも飛んでもきっとその先も変わらないのだろうけど、不器用な家族愛が見られたのはせめてもの救いとなるのでしょうか。幸子みたいなかわいさと健気さでねじ伏せられる器用さと強かさがあれば良かったのかも。
が「ナイス!」と言っています。
さなこ
何となく新選組の終わりって土方の最期なイメージがあったのですが、当たり前に袂をわかって生き残った人たちが幕末から維新後の人生を生きている、斎藤一から名前を変えた生き方は苦しいながら梶原と一緒に聞くことを止められません。市村鉄之助との邂逅、別れは、ここしか行き着くところがなかったのだろうな、所詮どこまで行っても新選組であったと感じます。果たして梶原は剣士になれたのでしょうか。
が「ナイス!」と言っています。
さなこ
新選組の物語は数あり大体辿った道もわかってはいるけれど、かつて斎藤一であった藤田翁が語る饒舌とも言える語に知らず知らず引き込まれます。講談ではこう語られているけど、実は…、読み手も目の前で語りを聞いているかのようで本当にそうだったのかと思わせる筆力。新選組の行く先とともに市村鉄之助との関わりもどうなるのか下巻に進みます。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/10/28(955日経過)
記録初日
2021/10/01(982日経過)
読んだ本
442冊(1日平均0.45冊)
読んだページ
164896ページ(1日平均167ページ)
感想・レビュー
438件(投稿率99.1%)
本棚
0棚
血液型
A型
職業
専門職
現住所
千葉県
自己紹介

主に自身の忘備録として利用することにしました。レビューや新刊情報で気になる本をチェックして読んでいます。積読になっているものもありますが、順々に自分のペースで読んでいます。主な読書タイムは通勤時間。電車内で本を読んでいる人を見かけると、何を読んでいるのかすごく気になります。(読んでいる本がわかると嬉しい)
おもしろい本、おすすめの本、ぜひ教えてほしいです。

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