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2024年10月の読書メーターまとめ

yupaki
読んだ本
9
読んだページ
3293ページ
感想・レビュー
9
ナイス
164ナイス

2024年10月に読んだ本
9

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

yupaki
ネタバレ自分を売ることのかっこ悪さと難しさ。就活に励む大学生達、留学や海外インターンという聞こえの良さを売りにする人、バンドマンあがりで本能のまま戦う人、就活自体を嘲笑い個の失楽だと馬鹿にする人。そんな仲間に囲まれて俯瞰的に眺める拓人。なかなか内定が出ない彼らは焦りと共に関係性が悪化する。【感想】嫌な奴集めたから誰が一番嫌か選べと言われているような読後感。拓人に共感させて地の底に落とす狙いなんだろうけど見事にハマってしまった。あんなボロクソ言われるほど悪くはないと思ってるけどやっぱり拓人に共感してしまうなー。
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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

yupaki

yupakiさんの2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:10冊 読んだページ数:3169ページ ナイス数:185ナイス ★yupakiさんの2024年9月に読んだ本一覧はこちら→ >> https://bookmeter.com/users/1320268/summary/monthly/2024/9

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2024年10月の感想・レビュー一覧
9

yupaki
女同士にも咲く打算、嫉妬のない友情。自分の母を刺して逃げたチエミを探すみずほ。純が故に向けられる旧友からチエミへの嫌悪感をきっかけに自分の本心に向き合う。あんなに仲が良かった母娘は何故加害者と被害者になったのか?みずほには少し答えが見えていた。【感想】確かにチエミの家族関係は気持ち悪いし、独り立ちできないチエミにはイライラする。そこを鏡に見立てて自分の姿を映す元同僚へのみずほの言葉が胸に刺さった。
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yupaki
その家に入ったらおしまい。犯行現場を優子に見られた晴男は脅しをかける。しかし、怯まない優子は逆に晴男の貧を見抜いてもてなす提案をしてくる。飯と酒にありつけることに喜んで家まで着いていった晴男が見たのは、異常な家族の関係と優子の支配であった。そのまま家族として受け入れられることになった晴男が辿る運命とは。【感想】1ページ目からトップギアで不穏、想像通りの展開、でも怖いもの見たさでどんどん読んじゃう。人間こういう話好きよなー。ひねりの効いた話の展開もあってすごいんだけど尻切れトンボ感だけはもったいない。
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死仮面の呪いか復讐か。それぞれ父が異なる三姉妹、三女は死に際にデスマスクを作り姉に送る。そんな姉のもとに現れる謎の怪しい男とできあがる死体。長女の教え子とともに金田一が謎に迫る。【感想】いつもよりちょっと短めだけど安定のおもしろさ。もう一つ短編が収録されているがそっちは切なくて金田一とは別路線系で良かった。
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人の死の裏で揺れる天使と悪魔の思惑。死後や死の直前に現れる謎の存在、少しだけ死の背景を教えてくれたり、お願い事をしてきたり。10個の死の裏で暗躍する天使と悪魔に転がされる人の運命。【感想】死という重い話を少しポップに、暖かく書けるのがさすが小野寺さん。残された人たちは応援したくなるような人が多く、ちょっとした裏切りみたいな所もアクセントになってて〇。
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殺すために殺させない。幼馴染の敵を殺すために潜り込んだテレビ業界、ターゲット三人を含んだテレビクルーで孤島での撮影が決まる。島での殺害を計画した竜泉であったが島には呪われた伝説があり人ならず者がターゲットの一人を殺害してしまう。自分の手で殺ることにこだわる竜泉は無関係のメンバー含めクルーを助けるために推理を始める。【感想】やっぱ特殊設定が入ると納得度低いなーまぁある程度は楽しめたけど。読者への挑戦無しでただの推理小説だったほうが良かったかも。
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数奇な運命を辿る予言者が見た本当の未来。街中で急に見知らぬ女性に死の宣告をする山葉圭史。彼は、非日常的なことが起こる人の未来の目線であるビジョンが見える予言者であった。6時間後に刺されるビジョンが見えた女性との出会いから始まる、彼がビジョンを見た人達の運命を辿る連作ファンタジー。【感想】最初短編集かと思ったが、しっかり圭史を通じて繋がっていて最終話は美緒との再会がある。予言に抗おうとするだけでなく順応しようとする人がいたりそれぞれ色が出てた。お気に入りは「時の魔法使い」。
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yupaki
色んな友情の形。あんなに仲が良かったのに結婚式に呼ばれなかった訳は?喧嘩別れした親友の部屋から帰らないのは日記を隠すため?謎の裏には女同士の友情が作る深い理由が。様々な窮地シチュエーションで魅せる動機特化型短編ミステリー集。【感想】芦沢作品にはめずらしく心温まるラストもあり新鮮だった。お気に入りは「答えない子ども」、毒親に見えるけど少なからずに似たような感情を自分の中にも見る。以前も感じたけど、子育て中の親の心理描写が秀逸だよね。
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ネタバレ自分を売ることのかっこ悪さと難しさ。就活に励む大学生達、留学や海外インターンという聞こえの良さを売りにする人、バンドマンあがりで本能のまま戦う人、就活自体を嘲笑い個の失楽だと馬鹿にする人。そんな仲間に囲まれて俯瞰的に眺める拓人。なかなか内定が出ない彼らは焦りと共に関係性が悪化する。【感想】嫌な奴集めたから誰が一番嫌か選べと言われているような読後感。拓人に共感させて地の底に落とす狙いなんだろうけど見事にハマってしまった。あんなボロクソ言われるほど悪くはないと思ってるけどやっぱり拓人に共感してしまうなー。
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yupaki
この青空できっと父とも繋がる。母子の逃避行が始まる、原因は父が関わった事件。有名女優が事故を起こした車に父も乗っていた、そして女優は自殺する。女優との不倫を疑われた父はマスコミに追われ行方不明に。報道の手は母子にも向かう。苦し紛れで逃げ出した東京、行く手を追ってくる者からさらに逃げる中で青空に人との繋がりを見る。【感想】息子の力が頑張る場面は電車の中で。隣に座る力と同年代ぐらいの少年。我が子の影も重なり涙腺がやばい。泣かなくて良かった。母の強さ、家族の大切さを今一度痛感できる良作でした。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/02/22(1011日経過)
記録初日
2022/02/22(1011日経過)
読んだ本
312冊(1日平均0.31冊)
読んだページ
124503ページ(1日平均123ページ)
感想・レビュー
285件(投稿率91.3%)
本棚
1棚
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