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2024年4月の読書メーターまとめ

yupaki
読んだ本
10
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4383ページ
感想・レビュー
10
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187ナイス

2024年4月に読んだ本
10

2024年4月のお気に入り登録
1

  • 鍵ちゃん

2024年4月のお気に入られ登録
1

  • 鍵ちゃん

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

yupaki
昨今、声高に叫ばれる「多様性」に鉄槌を。マイノリティを守る、理解すべき。マジョリティ達により作られた似非社会救済と社会通念の間に落とされた本当のマイノリティ。人は皆誰も欲には逆らえない中、自分の欲が社会的に間違っているとされた欲だった者はどう生きれば良いのか?【感想】共感度100%の一品。そもそも人を受け入れる、理解することを他人に求める時点で大きくずれている。そこも結局欲であり欲に忠実でないと動けないのが人間。「理解してもらわないでいい、ひっそりと居させてくれ」言う意見に大いに賛同する。
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2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

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2024年4月の感想・レビュー一覧
10

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正しく生きるためにはどうすればよいか?当の昔に教えられ忘れ去ってしまっている、教科書には載っていない生き方のお手本がそこにある。先生に差別される友人、頼りない先生、バスケの最終試合、多感な時期を過ごす子供達の素直な生き様を描く短編集。【感想】その字面だけ見ると、当たり前、語りつくされた教訓達。子供目線での解釈、理解を挟むことであの頃を思い出して語りつくされる訳が分かるような気がする。言えるぐらい強くなって欲しいし、自分もそうありたいよね「僕はそうは思わない」
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現世に舞い戻りし昭和の猟奇殺人犯達を地獄に戻せ。とある成らず者の儀式で地獄から戻った過去の殺人犯達を、これまた天から戻った名探偵が捜し出し地獄に送り返す。探偵助手、もとい従者となった亘は探偵に振り回されながら彼等を追い詰める。【感想】新鮮なストーリーに見事な伏線回収。本格ミステリ1位にも納得の名作に連休初日から舌鼓を打つ。ただ各事件の犯人達を捕まえていくだけでなく、事件同士に関連を持たせたり、現世の人間を上手く使うことで話を膨らませる技が素晴らしい。
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ネタバレそのクラゲは空を揺蕩う、強い思いを乗せて。革新的な技術を搭載して実現した飛行機体ジェリーフィッシュ。それを開発した技術部面々は飛行実験に出たまま帰らぬ人となった。遺体となって見つかった六人と焼け落ちたジェリーフィッシュ、遺体には全て他殺の痕跡が見られた。彼らを殺害した七人目は存在するのか?技術の盗作疑惑と謎の少女、密室殺人の新たな答がここにある。【感想】真実を見ると納得する反面、事前にグレーながら潰してあった案に近しいこともあってちょっと納得感薄。でもトリックとしてはおもしろかったかな。
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32年前の事件が男を悪夢へ引きずり込む。辰男は離れて暮らす息子との面会後に美禰子が電車に飛び込む現場に居合わせる。美禰子は辰男の悪夢の元凶であり、行方不明のはずの女だった。32年前の事件の真実を知るために息子と共に故郷のO村を訪ねる辰男。そこでも新たな事件が起こってしまう。【感想】悪夢パートのダラダラと理解しにくい方言でなかなか読み進めれなかった。今作は自分にはあまりむいていなかったかなぁ。道尾さんだけにちと残念です。
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この傲慢な女に断罪を。クラスのヒエラルキー、グループが一番の重要事項である高校生達。それを利用した嫌がらせ、イジメから発展しまう死。我が子を失った安達とイジメを隠蔽しようとする加害者咲。壊れ行く安達は彼女にどのような罰を与えるのか。【感想】子供の死という親としては耐え難いシチュエーションと絵に描いたような悪。読んでる間中、咲に対する憎悪で心が満ち溢れていた。誰も救われないのはわかってたけど早苗というエッセンスで希望が見えるのはいい構成だと思った。
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ミステリー×人の温かさ。小学校教員の楓には認知症の祖父がいる。幻覚が見える時もあれば博識で知的な時もある祖父。楓は身の回りで起こる事件を祖父に相談して見事に解き明かす祖父。二人の優しい関係がいつまでも続けばいいのに。【感想】各種謎解きを、ただ解決するだけでなくてわざと間違った解釈を挟むのが新しい。またタイトルがぐっと来るね。出てくるキャラも皆映えてるし渾名もおもしろい。楓の人生を支えているおじいさんとの語りと卒業を思わせるラストで読後感がよいよい。
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人生初の善行、この骨髄は必ずあの子のもとへ。八神は今までの人生をやり直すためにドナー登録し骨髄移植の直前だった。しかし、病院に行く直前に死体を発見し、さらに謎の男達に追われ始める。逃げながらも病院へ向かう八神、追ってくる男達の後にはさらに別の異形の男グレイヴディッガーが。果たして八神は無事ドナーとしての役割を全うできるのか?そして追ってくる男達とグレイヴディッガーの正体とは。【感想】この手の話は犯人の動機に納得できないことが多いがこの作品は納得感高い。二重鬼ごっこでこそ魅せられるグレイヴディッガー恐怖に〇
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昨今、声高に叫ばれる「多様性」に鉄槌を。マイノリティを守る、理解すべき。マジョリティ達により作られた似非社会救済と社会通念の間に落とされた本当のマイノリティ。人は皆誰も欲には逆らえない中、自分の欲が社会的に間違っているとされた欲だった者はどう生きれば良いのか?【感想】共感度100%の一品。そもそも人を受け入れる、理解することを他人に求める時点で大きくずれている。そこも結局欲であり欲に忠実でないと動けないのが人間。「理解してもらわないでいい、ひっそりと居させてくれ」言う意見に大いに賛同する。
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玩ばれる記者、全ての事件は名探偵レイチェルの仕業なのか?とある殺人事件を見事解決したレイチェルに興味を持った記者のジェイコブ。彼女にコンタクトを取るが軽くあしらわれてしまう。だが、数日後匿名の手紙が届き手紙に書かれた場所に行くと別の殺人事件現場があり、特ダネを掴むことができた。手紙の差出人がレイチェルであると信じたジェイコブはさらに彼女に近づこうとするが素性が掴めないまま次の事件が起こる。彼はもう事件の螺旋から抜け出せずにいた。【感想】ストーリー、構成ともにお見事!翻訳ならではの新鮮な言い回しも良かった
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yupaki
その穢れは土地、人、物を介して感染する。この本にも残穢がないとは言えない。 作者の怪談話の募集に投稿された怪異。投稿者と作者が原因を追ううちに見えてくる穢れの連鎖。それは戦前まで遡り数々の苦しみ、罪、死が各所で繋がっていく。【感想】こんな不審な事がありました。きっと原因はこれです。でも違うかもしれません。ってな感じがずっーーーと続くだけ。何がおもしろいのやら。一応本自体が呪われているかも的な怖さがあるらしいがどうでもいいかな。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/02/22(821日経過)
記録初日
2022/02/22(821日経過)
読んだ本
254冊(1日平均0.31冊)
読んだページ
102580ページ(1日平均124ページ)
感想・レビュー
227件(投稿率89.4%)
本棚
1棚
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