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2024年7月の読書メーターまとめ

J D
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感想・レビュー
19
ナイス
1992ナイス

2024年7月に読んだ本
19

2024年7月のお気に入り登録
8

  • 横山也寸志
  • シバ
  • オレンジ
  • ジュン
  • ハルめめ
  • とろりんとう
  • おりーぶ
  • 榊原 香織

2024年7月のお気に入られ登録
6

  • オレンジ
  • ジュン
  • とろりんとう
  • hkkirmks-_-
  • おりーぶ
  • 榊原 香織

2024年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

J D
 青春が眩しく、真宙の成長が心に迫り嬉しい。そして、ここに登場する中高生の若き星々の青春の輝きが羨ましくもあり、ほろ苦くもあった。「そりゃ、泣くでしょ。青春だから」こんな透き通ったセリフを口にし、受け止め、成長して行く。そして、登場する教師たちの姿勢がとてもイイ。こんな先生に出会えた子どもは幸せなだな。コロナ禍の等身大の中高生がここにはいた。爽やかな風のような作品だった。オススメです。
J D
2024/07/10 05:39

maxaさん、先生方の「生徒に任せる」という姿勢は、作中で森村生徒も言ってましたが、なかなかできるものではないですね。綿引先生は理想型。あっ!コロナは、完全回復しました。心配して頂きありがとうございます。

J D
2024/07/10 05:43

maxaさん、訂正です。☓森村生徒→◯森村先生。ごめんなさいm(_ _;)m

が「ナイス!」と言っています。

2024年7月にナイスが最も多かったつぶやき

J D

おはようございます。6月はコロナにやられ酷い倦怠感で本を読む事があまりできませんでした。健康の有り難さが身に沁みました。そんな中でも千早茜「しろがねの葉」良かったです。2024年6月の読書まとめ読んだ本:6冊#読書メーター https://bookmeter.com/users/1328527/summary/monthly/2024/6

レモングラス
2024/07/02 08:42

コロナ完全回復と書かれていて、ホッとしました。大変でしたけれど、よかったですね。今月もよろしくお願いします。

J D
2024/07/02 17:45

レモングラスさん、ご心配かけました。元気モリモリです。今月もよろしくお願いいたします!

が「ナイス!」と言っています。

2024年7月の感想・レビュー一覧
19

J D
 「夜空にひらく」を読んで以来気になる作家さんいとうみく。この作品、小学中学年の夏の課題図書らしく、今日図書館で借りる時に「1週間で返却願います」と言われた。おじさんが子どもの読書機会を奪っては良くないと思ったが、いとうみくさんの作品が気になる。ということで先程読了した。図書館には明日の出勤前には返しに行こう。前置きが長くなったが、子どもはこうして学習して、成長して行くんだろうなと思った。他人との距離感や適度な自己主張。子どもの頃にこれを学ばずに大人になるとかなりきつい。そう思わせる作品でした。
まゆこ@低浮上
2024/07/31 05:34

JDさん、おはようございます。うちの近所の図書館では、夏の課題図書は「大人は借りられません」と張り紙された棚に並んでいます…。いとうみくさん、気になる~!

J D
2024/07/31 05:47

まゆこさん、おはようございます。そちらでは大人は借りれないのですね。なんという徹底ぶり!「夜空にひらく」なら借りられるかもです。今から図書館に返してきます。良い1日を!

が「ナイス!」と言っています。
J D
 明治時代の奥ゆかしすぎる恋。好きだという感情。伯爵夫人が麻酔を拒む理由が、理解の範疇を超えてくる。高峰医師への恋心。泉鏡花初めて読んだと思うけど、時代を感じるなぁ。漱石の青春三部作を思い出した。そうそう、今回も挿絵が作品にマッチしていて、難解な言葉を理解することを後押ししてくれた。このシリーズ次は何読もうかな。
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J D
 5つの短編。いづれも窪美澄さんらしさの表れた作品で堪能しました。最後の「星の随に」が好きだな。子どもの視点からの家族愛を感じる優しさのある作品。若干物語の先行きに不安を抱くが、そこは「想」がなんとかしてくれるはず。星に願えば人生は案外うまくいくのかも。この短編集を読んで窪美澄さんの抜群の安定感を感じる事ができました。これまでは、好きな作家の一人だったのが、好きな作家に格上げです。
パトラッシュ
2024/07/27 23:31

ジャストnice900! ありがとうございます。

J D
2024/07/28 04:12

なるほど、そうでした。記念のナイスでしたね!

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J D
 太宰治何十年ぶりに読む。「女生徒」は初めてなはず。一言、面倒臭い少女だな。下着の刺繍と靴を買ってもらう代償に母の肩を揉む以外は、なんだその感情という感じ。朝起きてから夜寝るまでの少女の一日。誰しもこんな時期あるような無いような。充足感のない心は、こんな感じなんだろう。女生徒の姿を借りた太宰のつぶやきのような作品だった。挿絵は今井キラさん、さすが乙女の本棚の本領発揮。良かったです。
秀玉
2024/07/27 15:11

これ買いましたよ。倉庫に眠っています。

J D
2024/07/27 16:00

秀玉さん、機は熟したかもですよ!レビュー楽しみに待ってます。

が「ナイス!」と言っています。
J D
 少年法改正前に出版された改正反対の本。世の改正の流れを止めることは叶わず、改正された。令和4年4月から施行され今年で3年目。多少のざわつきはあったが、今のところ大きな問題もなく運用されているように思う。ここでは、改正反対の立場の人たちから如何に改正前の少年法が機能し、改善更生に寄与しているか耳にタコができるくらい語られる。そうなんだよね。20歳未満の少年には刑事罰よりも保護処分なんだけどな。社会の流れは誰にも止められない。虚しさの残る読書だった。
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J D
 こんな図書館があったら好きな作家の本棚の前では涙が止まらない。きっと。本への愛が詰まった作品。読みながら本に囲まれる幸福感に包まれていた。「蔵書というものは究極の個人情報です」篠井は言った。これまでの読書が私の生き方に影響を与えているんだからその通りだよなと大きくうなずいた。だから、この図書館は小説の中でのみ成立する。なかなか楽しい読書だった。そうそう二宮が髙木に送った武者小路実篤「愛と死」私も好きな作品で久しぶりにその名前を聞いた。私が高校生の頃、新潮文庫で150円位だった。「馬鹿一」も好き。
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J D
 ページを繰るのが辛かった。こんな思いは川上未映子「ヘブン」以来。図書の帯には「感動のヒューマンミステリー!!」とあったが、この作品を読んでいったい誰が、どの部分に感動するのだろうと、この帯の文句を考えた人に聞いてみたくなった。感動などせずに「いじめ」に対しての怒り、ペニーにやるせない感情を抱いた。3人殺せば死刑確定といった通説に流されたペニー、そして、それをそのまま描いた作家小林由香。題名が悲しく胸に迫るのは最後の行を読み終えたとき。何とも腑に落ちない読書だった。
やも
2024/07/21 20:22

帯文句詐欺、ありますよね😵‍💫

J D
2024/07/21 22:15

やもさん、あるあるでしたね!

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J D
 若干のドタバタ感は否めないけど、思いの外深い内容だった。ローズが話すことには違和感を感じなかったのは、私自身が、幼い頃から「猿の軍団」や「猿の惑星」に慣れ親しんできたからだろう。ローズには、「猿の惑星」だけでなく「猿の軍団」も観て欲しかった。ローズ視点では、物語はめでたし、めでたしなのだが、ホプキンス園長の苦悩に心が痛む。この作品はない何度も言うが、深い。麻酔弾と実弾どっちが正解だったんだろう。まぁ、それはそれとして、プロレスのくだりいるかな?
至流
2024/08/06 10:23

JDさん、コメントありがとうございます!これはもう完全に「猿の惑星」ありきで成立していると思います。プロレスのくだり、皆さん引っかかってるようで納得です。笑 あの展開から一気にひと昔前のハリウッド映画のノリに一転しますもんね。法廷の展開しかり。僕は違和感までは感じなかったけど、なんだろ逆に「猿の惑星」の原作読んでみたくなっちゃいました。

J D
2024/08/06 10:28

至流さん、そう言われれば「猿の惑星」って原作あるんですよね。映画しか観ていないので、確かに原作も気になりますね!

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J D
 この本の内容と全く関係ないけど、登録数1というのは、初めてなので少し嬉しい。ニヤケた。さて、内容は、これでビギナーならエリートはどんな内容になるんだろとどうでも良いことを思ったりした。基本的なトピック「審判」、「調査」、「処遇」などはしっかり押さえた上で「福祉」や「推知報道」を章立てして解説しているのはなかなか興味深く読めた。ただ、3訂版と言いながらも章によってはやや内容が古く残念だった。
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J D
 良くも悪くもタイトル通りの作品だった。惹きつける力が強くてページを繰る指を止められなかった。出勤まで時間がないとか思いながら、朝から読んでいて今読み終わった。ラストがね、ハシゴを外された感じ。自分は何を期待して読んでいたんだろう。ちょっと複雑な読後感でした。論理的に積み上げながらクイズに挑む姿勢が興味深かった。そんな感じの読書でした。
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J D
 町田そのこさん、2作品目。夕方を表す描写がとても美しくて、何度かそこだけ二度読みをした。タイトルからは、想像しづらい程の悲しみが詰まった物語。章が進むたびに、宙はいくつになったんだろうと、宙の成長とともにこの作品の「家族」だとか「手を差し伸べる」といった要素が深化して行く。それだけに、記憶に残るシーンやセリフは多い。マリーと宙の公園での会話シーン。好きだな。これだけの悲しみや傷を一つの作品として描けるなんて町田そのこさん素晴らしすぎる。残り半年で町田作品すべて読みたい。そう思わせる作品だった。
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J D
 なんと萩原朔太郎は、初読みです。なんで今まで読まなかったんだろう。浅はかな知識で詩人として認知していたため手を出さなかった。高校時代にあんなに国語便覧見て、虱潰しのように古典を読んだのに!残念!と思うほどこの作品良かった。最初は、ヤク中の話かとか引いたけど、実にワクワクする世界観に引きずり込まれた。いや、こういう非日常世界をあの時代に書くなんて素晴らしい。しきみさんの絵も作品を盛り立てていた。荻原浩「ワンダーランド急行」を少し思い出した。まだ、読まれてない方には、オススメです。
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J D
 亘理町、鳥の海、荒浜、阿武隈川河口。仙台に3年住んでいた私には何れも馴染み深い土地、場所。それだけに、描かれる情景は手に取るように分かる。震災については、繰り返し語られるが、そこはヨウイに触れてはならないような気持ちにさせられた。側溝にタイヤが嵌まった時に助けてくれた男は、幽霊なんではなかったかとか考えてしまう。もうあれから13年経っているけど、爪痕は沢山残っている。洪水と海の膨張がどうしても重なってしまう。私には重い読書だった。
が「ナイス!」と言っています。
J D
 愛しくて、可愛くて、悲しみ包まれるんだけど、前を向きたくなる絵本。読み友さんのレビューを読んで、手に取ったんだけど、たまには、こういう作品も良いな。ネコっていいな。
が「ナイス!」と言っています。
J D
 青春が眩しく、真宙の成長が心に迫り嬉しい。そして、ここに登場する中高生の若き星々の青春の輝きが羨ましくもあり、ほろ苦くもあった。「そりゃ、泣くでしょ。青春だから」こんな透き通ったセリフを口にし、受け止め、成長して行く。そして、登場する教師たちの姿勢がとてもイイ。こんな先生に出会えた子どもは幸せなだな。コロナ禍の等身大の中高生がここにはいた。爽やかな風のような作品だった。オススメです。
J D
2024/07/10 05:39

maxaさん、先生方の「生徒に任せる」という姿勢は、作中で森村生徒も言ってましたが、なかなかできるものではないですね。綿引先生は理想型。あっ!コロナは、完全回復しました。心配して頂きありがとうございます。

J D
2024/07/10 05:43

maxaさん、訂正です。☓森村生徒→◯森村先生。ごめんなさいm(_ _;)m

が「ナイス!」と言っています。
J D
 かつて読んだような気がする。まだ、続いて行きそうな温度のままプツリと物語は終わる。妹の男性に対する思いを姉に伝えて妹は旅立つ。この時代を考えるとこれはこれでモガだったのかな?妹の思想が。紗久楽さわさんの現代風な絵がいい。作品の言外に漂う雰囲気を良く表している。このシリーズいいなぁ~!
が「ナイス!」と言っています。
J D
 うふふでした。これ心が柔らかなって幸せな作品でした。いつも、参考にさせて頂いている読み友さんが、読みたい本に挙げられていたので、読んだんだけど、やっぱり当たりだった。ジェファのヨンギに対する愛が深い。その逆も。文章の言い回しもウィットに富んでいるのもあり、他の作品も読みたくなりました。ラブストーリーだね!ラブジェネ(死語)だねぇ~!とおじさんはニヤニヤと読み終わったのだった!
が「ナイス!」と言っています。
J D
 読みやすくて、分かり易い良書だった。裁判官、調査官、法務教官、保護観察官等その道のスペシャリストが一つの事例を足掛かりにそれぞれの段階での業務、少年の扱い等を細かく法律と実務を混ぜながら解説してくれる。章によっては専門過ぎてとっつきにくいところもあったが、それはそれ。調査官、法務教官、保護観察官の方々にオススメです。少年の非行による逮捕から保護観察までの流れがこれほどわかりやすく書かれている本はないのでは??
が「ナイス!」と言っています。
J D
 タイトルと表紙絵を見たときは、ただただ笑うしかなかった。苦笑い。あの映画だ。グランドキャニオンに飛び込む??そんなわけもなく、照子と瑠衣の年齢を感じさせないドラマがここにはあった。照子や瑠衣のパワフルさに既視感を覚え、本棚からある一冊を取り出した。私が井上荒野にハマるきっかけになった「キャベツ炒めに捧ぐ」。年を取っても自分の人生に向き合う意志をしっかり持っていれば人生は色褪せない。そんな気持ちを抱かせる作品でした。爽やかな風が吹いていました。
明日のかぜ
2024/07/03 20:17

60代の女性3人が登場する「キャベツ炒めに捧ぐ」は照子と瑠衣のように自由でいいですよね😊

J D
2024/07/04 05:08

明日のかぜさん、共感頂きありがとうございます。照子のいなり寿司等料理上手と前向きさでピーンと繋がりました。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/03/27(940日経過)
記録初日
2022/03/05(962日経過)
読んだ本
543冊(1日平均0.56冊)
読んだページ
139308ページ(1日平均144ページ)
感想・レビュー
539件(投稿率99.3%)
本棚
32棚
性別
年齢
54歳
現住所
沖縄県
自己紹介

 はじめまして!高校生の頃から宮本輝や村上春樹、椎名誠、サリンジャーなど読み始めました。図書館を利用して読書しています。ここで皆さんの本への想いなど知り、読書の幅を拡げたいです。よろしくおねがいします。
コメント、お気に入り大歓迎です。
私の原点となる作品
宮本輝「星々の悲しみ」
ケストナー「飛ぶ教室」
三木清「読書と人生」
今現在推しの作家さん
岩井圭也、小野寺史宜、今村夏子、寺地はるな
辻堂ゆめ、伊与原新、ケン・リュウ。

2024.4月更新

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