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2025年11月の読書メーターまとめ

わさび
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2025年11月に読んだ本
46

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

わさび
ネタバレ本にはいろいろな読み方がある。自由に読める。どこからでも単語だけに注目してもどう読んでもOK。走れメロス、一房の葡萄、杜子春と昔から何回も読んだことがある本ばかりで、ここまで熟読していると自分も気付いていなかったポイントにも気づけて面白かった。メロスはそういえば羊飼い。杜子春に繰り返し出てくる、刀を呑んで見せる魔法使いなど共感して笑った。これは一体、と思うことがページをめくるタイミングで出てくるので、紙の本の良さも感じつつ読むことができた。みくのしん氏はなんと本名。
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2025年11月にナイスが最も多かったつぶやき

わさび

2025年10月の読書メーター 読んだ本の数:39冊 読んだページ数:8141ページ ナイス数:78ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1337783/summary/monthly/2025/10 ※海を渡った日本人に関する本をよく読んでいることに今更気付いた。10月は開高健「新しい天体」がかなり気になった1冊だった。

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2025年11月の感想・レビュー一覧
46

わさび
ネタバレとても良い本だった。読む治療というのか、今の気持ちがすっと楽になった。著者のスタンスや文体が自分と合うので、また他の本も読みたい。▽自己肯定感:自分に嘘をつかない誠実さ。▽評価:そのときその人が下しているにすぎない主観的なもの、人間は他人にも自分にも本当に正しい評価を下すことなどできない。評価を真に受けないよう心掛けて「不安を自分で処理できないから、こっちにぶつけてくるんだな」程度に受け流してください。▽傷つかないためにも、与える姿勢でいるほうがよい。自己犠牲とは違う。むしろ自分のことを守る姿勢。
わさび
ネタバレマンガなので深刻になりすぎずに読めた。著者は漫画家で上京。鹿児島県出身の一人暮らしなので、手術の際の付き添いや退院後の生活のサポートなどとても考えさせられた。同じ病気の方との情報交換の様子も勉強になった。一般的な患者会と違って、情報が偏る危険性もあるのだけれど。都市部は医療機関の選択肢がある意味多すぎるのかなとも感じた。選ぶのが大変な面もある。情報の取捨選択も難しい。▽2014年の本なので、著者のその後がとても気になった。それを調べてみる事はある意味で著者の選択の答え合わせになってしまうのだけれど。
わさび
ネタバレ大林組の橋づくりの技術者、種苗開発者、オリンパスの内視鏡が興味深かった。大きいものは男性技術者、小さいものは女性技術者が登場している。これはこれから変わるのかどうか。大きいものはすべて土木工学や電気工学、機械工学を学ぶ必要があるとはっきり書いてある。
わさび
ネタバレ「いらないものをやめてみたことで 思いがけず”本当に大切にできるもの”に気付くことができた私」「若い頃はとにかくいろんなことを吸収しようと頑張ってきたし おぼえることもすべきこともたくさんあったけど ここらで少し荷物をおろして 自分に必要なものだけ選んでみるのもいいかもしれない」、と著者の試行錯誤の人生の一場面。
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わさび
ネタバレ渡部潤一先生の、カノ―プスが見える場所に家を建てたエピソードがとても素敵。スプリングエイトと考古学やカレー事件の分析も勉強になった。遠藤秀紀先生の『パンダの死体はよみがえる』、竹内郁夫先生の粘菌について、村上和雄先生の著作も読みたい。
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わさび
ネタバレシンプルだけど、トウモロコシご飯とたたきキュウリがおいしそう。夏に食べたい。枝元さんは今年ご病気で亡くなられたことを考えつつ読んだ。
わさび
ネタバレ人の気持ちを勝手に決めつけない、苦手なタイプの人がいても私は私らしくしていればいい、楽しい友だちを作ろうと行動するより楽しいことをして友達をみつけよう、人見知りや付き合い下手を恥じない
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わさび
ネタバレ肉の中でコレステロールや中性脂肪を気にせず安心して食べられるのは鶏肉。ただし鶏肉の皮はコレステロールを上げる。お酒をよく飲む人には羊肉がおすすめ。羊肉にはLカルニチンが含まれている。マトンの方がたくさん含まれているが、ラムにはコレステロールを減らす作用のある不飽和脂肪酸も豊富に含まれている。
わさび
ネタバレ2014年~2021年までの読売新聞夕刊連載より。雑誌『月刊住職』、12年ぶりに復活したaibo、AIBOのお葬式、炎上供養(真言宗豊山派国上寺)、携帯電話祓い(照天神社)、来訪神が無形文化遺産に、銀座にナマハゲ居酒屋、2020年のマスク不足、中国でペットボトルやビニール袋をマスクに(苦しくないのか)、高級マスク(ダイヤがちりばめられていて1億6000万円)、QRコードでお賽銭、クジラにのみ込まれた男(アメリカのロブスター漁師マイケルさん)、等がとても気になった。自分の興味関心が浮かび上がる。
わさび
ネタバレ少年の日の思い出、良いよね。実は自分は、時々今でも「君はそういう奴だったんだな」っていうフレーズがよみがえることがある。どういう人生送っているんだと言われそうだけど。あと、教科書で思い出深い作品と言えば、しろばんば、夏の花、故郷、和辻哲郎『風土』、森鴎外『高瀬舟』『舞姫』あたり。昔と感想が違うかもしれないので、読み返してみたいと思う。かまど氏の国語の授業での思い出もなんだか共感してしまった。自分も似たような経験があるから。一緒に読む、自由に読む、自分のペースで、というのは楽しいなと思った。
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わさび
ネタバレ『南洋と私』でこの作品について触れていたので久々再読する。パラオの未婚女性や結婚の風習について。いろいろあったが、結局夫婦二人ともそれぞれ幸福になれたと意外なオチがあった。独逸領になった際に未婚女性の風習は禁じられたとのこと。植民地になると、やはり西洋の価値観や結婚観により無くなるものなのだと認識する。
わさび
ネタバレタイトルが参考になったが、野菜のパウンドケーキも良かった。さつまいも、とうもろこし、かぼちゃ。
わさび
ネタバレ「それ自身には改変を加えず、その人の持って生まれた<傾き>のままで生きられるように、背景(言葉、人間関係、環境)を変えること」。傾きを正す方向じゃなくて、むしろその傾きを強調することによって、逆に魅力にしてしまうような方法。そのものが魅力になるような背景をどう整えるか。▽この本をたまたま読んでいて命びろいした。著者に感謝しかない。読書のセルフケア習慣があって良かった。シリーズケアをひらくの未読本を読み、再読もしていきたい。
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わさび
ネタバレ聞くことの比重を大事にする。場を共有するだけでいい、その瞬間だけの仲間でもいいのではないか?「相手を批判や否定するのではなく、自分が正しいかどうかは保留にして、感じたことを言葉にすること、相手の言葉もひとまず受け取ることをしてみれば、もし問題が起きたときも大きく間違った方向には進まない気がしている。」傷つけないことを意識すれば大丈夫。思いもよらずうまく伝わらないことが出てくる。人はみんな違うから。その時にちょっと違和感があったなんて素直に伝えられたらそれでいいのでは?…などなど今の自分にタイムリーな内容。
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わさび
ネタバレ変わらなきゃと心底思った時点で、問題の大部分は解決しているのでは。2か月続けると習慣になる。自分へのプチギフトでモチベーションを上げる。着られる服じゃなくて着たい服が選べるようになる。自分もこの半年ちょいで何年もできなかった体重を減らすことができたので、共感できるところもあった。やせる方法よりも太らない生活。
わさび
ネタバレ田の神さま、国東仁王さま、鹿児島仁王どん、人形道祖神(東北地方、特に秋田県)と自分の居住地とは違う文化を知り、面白かった。中世の国東半島は山岳仏教のメッカだった。全国の石造仁王像の約1/3が鹿児島県に集中。苛烈な廃仏毀釈で大半の仁王像が破壊。人形道祖神については小松和彦「村を守る不思議な神様」を読みたい。長野の道祖神がラブコメなら、秋田のは金田一耕助シリーズ?
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わさび
ネタバレ著者の夫がうつ病から回復する時に、役に立ったのは仏教の教えだった。カトリックの夫が仏教に助けられたのはなぜなのか?と不思議に思って勉強をしたのだそう。釈徹宗先生の「なりきる すてる ととのえる」を読んで頭の中にパアッとイメージが湧きマンガにしたいと執筆した。「生きづらさを抱えたまま生きていくためにはどうしたらいいんだろう?」心の悩みを抱く人たちに向けた1冊。今後、仏教関係の本ももう少し読んでみたいし、自分の関心からだけでなく体系的に読めたら良いのかも。
わさび
ネタバレ気になっていたけど怖くて、偶々返却本コーナーにあり読んでみた。元理事長とA元院長のインタビューが欲しいというのが正直な感想だった。今もどこかの病院で表面化しない虐待行為が繰り返されているという現実問題がある。自分も組織で働く人間だけど、閉鎖空間は本当にいろいろある。組織における虐待のトリガーでの5つ目の原因帰属理論(行動の原因を誰かや何かのせいにするプロセスを考える研究)がひっかかった。誰も責任をとらない。他人には厳しく、自分に甘い。閉鎖的な環境から距離を置く。カルト脱会と同じプロセスで洗脳に気付かせる。
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わさび
ネタバレ海外での一発芸で、一枚の紙から四羽がつながった折り鶴を折って見せることとあり、ちょっとびっくり。なるほどね。海外のスーパーでお土産を探す場合はハーブティがおススメとのこと。日本のスーパーではご当地ドレッシング。国内外共通で博物館などのミュージアムショップでのお土産も良いとのこと。数年に1回読書旅行と称して本を抱えて旅をするというのは自分もやってみたい。友達と京都にいくときはアンテルーム京都が理想的と。
わさび
ネタバレ大人の処世術。独特の文体と物事の見方なので、どう読んだら良いのか自分が試される感じが面白い。歯科治療で「前日は不安と恐怖でいっぱいで、なぜ地球が自転すると次の日が来てしまうのか、なんとか止めることはできないか、などと考えて鬱々となっていた」「当日は白装束でも着たいところ」とのくだりには笑ってしまった。地球の自転が憎い。自分も使わせてもらいたい発想でもある。「治療の訓練は心の訓練」「委ねるということと感謝」「不安にスイッチを入れずに、感謝と信頼のエネルギーに心身を委ねましょう」笑
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わさび
ネタバレ世界の副菜。「働く女性が多い国のきんぴらはフライパン任せで、専業主婦が多い国のきんぴらは、手がこんでいること。どの国でも、にんじんやじゃがいもはきんぴらに多く使われること。近い国同士ではきんぴらが似ていること。」
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わさび
ネタバレ第七夜が一番印象に残った。今何か漠然とした不安があるのかも。夢十夜と言えば、木から像を彫り出す話や、豚に追いつめられる話も思い出すのだけれど。静謐な感じのマンガで楽しめた。
わさび
ネタバレフランス人はお肉をしっかり食べるが、同じように野菜もたっぷり食べるのだそう。付け合わせの野菜料理が他のレシピ本に無い雰囲気で見ていて楽しかった。夏野菜のグリル、青梗菜のグリル、レタスのエチュベ、ねぎのブレゼ、じゃがいもの重ね焼き、ズッキーニのマリネ、など。
わさび
ネタバレ龍谷大学ミュージアムになかなか行くことができていないのを思い出した。佐川美術館は全館メンテナンスがあるそう。ミュージアムカフェやミュージアムグッズの情報があった。ひと足のばしてアートトリップ、も参考になりそう。四国村ミウゼアムは知らなかったので行ってみたい。
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わさび
ネタバレ釜石鉱山(近代製鉄発祥の地)、笹畝坑道(銅とベンガラの生産)、小坂鉱山(日本最大の黒鉱型鉱床)がとても気になった。佐渡金山も興味あり。鉱山はどのように発見されたのか、錫鉱山:明延鉱山(錫は青銅などの合金の材料として太古から利用されてきた。奈良時代は大仏の鋳造にも)、砂金採り、金山は九州地方が多い、生野銀山とトロッコ、生野銀山職員宿舎と俳優・志村喬氏の記念館など、鉱物について無知だが自分の視点で面白く目を通した。日立は銅鉱山で使う機械の修理工場から創業。▽著者の苗字は「いずみの」とルビ。
わさび
ネタバレ第二章の「ナンブさんとマンガと紙モノ」が印象に残った。庵野秀明監督の投稿イラストや、黒澤明監督のアルバイトでの雑誌の挿絵は勉強になった。大日本製薬が発売していたヒロポンや武田長兵衛商店が発売していたゼドリンの空き箱や空き瓶、戦前に専売公社が売っていた阿片の瓶も所持しているらしい。坂口安吾は「安吾巷談」でゼドリンの効果を記す。▽この本では3名の収集家を取材しているが、3名とも健康生成(サルトジェネシス)に成功しているのでは?と著者のまとめ。著者は趣味人として「レトロ商のなりそこない」と。
わさび
ネタバレさらっと読めるが、もう少しざらつきのある読書の方が自分は好み。著者の出身地四国の小学校が閉校になること、校長先生に「総理大臣にはなれないだろうが、総理秘書くらいにはなれるかもしれないから頑張れ」という妙に現実的な声掛けが心の支えになっている思い出、細川貂々氏の映画を見たエピソードが印象的。認知行動療法:気持ちが動揺した時に立ち止まって、意識しないで考えたり行動したりしていることを振り返る。そのうえで現実に目を向けて十分に必要な情報を集め、問題に適切に対処できるように取り組んでいく。
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わさび
ネタバレ著者の30秒スクワットを少し前に読んだけど、毎日1回はルーチンに出来ている感じ。著者の本と、牧田先生の糖質中毒の本を読んでここまで〇kg体重が落ちた。もしかしたら食事の改善の方が大きいかも。でも著者の本では運動の必要性が良く理解できた。自分でもここまで落とせてびっくりしたけど、なんとかしないと、と思って情報収集した時点で問題の大部分は解決しているのかも。
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わさび
ネタバレ下平尾直氏の出版社。読んでから著者の本は実は4冊目だったことに気付く。著者の出身地(島根)の墓地が曾祖父母まで土葬だったこと、自宅で葬儀を行い庭で何回か回転してから出棺した記憶、1990年代から火葬になったこと、との部分を読んで地方は違うけど同世代だと気づく。「米と繭」から「米と牛乳」へ、はもっと考えてみたい部分。1973年動物行動学者K・ローレンツによる「人間の文明化も動物の家畜化と同様の経過をたどる」という自己家畜化の予言。人間の生命が厩舎に詰め込まれた家畜のように管理維持されること=食の記号化。
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わさび
ネタバレ道路付属物。北区など漢字をデザインしたガードパイプがおもしろかった。長い北区も。「あれ発音すると楽しいです。キタッていうのとキターーっていうのと」
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わさび
ネタバレ月と文社の本2冊目。前に読んだ本が良かったので。自分のものさしを大事にして生きていけるといいなと思う。産婦人科医師・高尾美穂氏の本は読んでみたいと思っていたところ。装丁:鈴木千佳子
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わさび
ネタバレ光クラブ事件、金閣寺放火事件があった時期の様子。湯川秀樹京大教授、ノーベル物理学賞受賞も。▽昭和22年1月22日:探偵作家クラブ賞 長編賞「不連続殺人事件」(坂口安吾)、短編賞「眼中の悪魔」(山田風太郎)の2作が入選決定。
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わさび
ネタバレ本庶先生の研究室で学んだ思い出が印象深い。読んでみたい本がいくつもあった。▽「大村智 2億人を病魔から守った化学者」、上山明博「うま味を発見した男」、「やめられない心 毒になる依存」、久坂部羊「悪医」、「死すべき定め 死にゆく人に何ができるか」←末期がんの場合、緩和ケアをしっかりうけるようにした方が。抗がん剤などの治療を中止するタイミングもホスピスに入るタイミングも早くなった、そして臨終の苦痛が少なかった、という研究結果が紹介されている。寿命が短くなるわけでなく、平均25%も長生きした。装丁:文平銀座
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わさび
ネタバレ開高健「新しい天体」での鹿児島の酒ずしがどのようなものかわからなかったので読んでみた。酢を使わず灰持酒を使う。4~5時間おいて酒とご飯がなじんだら食べ頃。▽その他、すしを包む・はさむ・のせる葉っぱ、酢が無かった鎌倉時代からある「どどめせ」も気になる。高知の魚の姿ずしは地域の男性「器用料理人」(素人ながら料理上手な男性)が冠婚葬祭の時につくるという部分で、地方は違うけど自宅で葬儀を行った時に、地域の高齢男性がこのような時にいつも巻きずしを巻くとのことで上手に量産していたことを懐かしく思い出した。
わさび
ネタバレ本にはいろいろな読み方がある。自由に読める。どこからでも単語だけに注目してもどう読んでもOK。走れメロス、一房の葡萄、杜子春と昔から何回も読んだことがある本ばかりで、ここまで熟読していると自分も気付いていなかったポイントにも気づけて面白かった。メロスはそういえば羊飼い。杜子春に繰り返し出てくる、刀を呑んで見せる魔法使いなど共感して笑った。これは一体、と思うことがページをめくるタイミングで出てくるので、紙の本の良さも感じつつ読むことができた。みくのしん氏はなんと本名。
が「ナイス!」と言っています。
わさび
ネタバレニュートンの「自分は波打ち際で遊ぶ一人の子どもに過ぎない。真理という大きな海は、いまだ発見されないまま目の前に果てしなく広がっている」という言葉が印象的。パブロフのおじさんのいたずら話も面白い。ハッブルは法律まで学んで遠回りが多い人物。▽読みたい本:畑正憲「人という動物と分かりあう」、高田宏「木のことば森のことば」、寺田寅彦「柿の種」、ローレンツ「ソロモンの指輪」、小川洋子「科学の扉をノックする」、鈴木一誌「重力のデザイン」、竹内薫「夜の物理学」、「クラカトアの大噴火」、松井孝典「地球システムの崩壊」
わさび
ネタバレてぃ先生の話がとても良かった。立派な方。夢を持って憧れの仕事に就いたけれど、働いてみたら気持ちがどんどんしぼんでいったこと。1年目は仕事の97%が嫌だったけれど、3%のいいことに目を向けたこと。仕事の深さに気付くには何年もかかったこと。マイナスな情報だけでなく、いい面も見てほしいという思いが強くなり、周囲の協力を得て発信してみたこと。子どもを尊重するとはどういうことか。深い内容だった。
わさび
連日のクマに関する報道で興味を持って読んでみた。森の町、軽井沢でのクマチームについて。クマが人里におりてくるのにはさまざまな理由がある。秋の実りの凶作、里山が森に帰ったこと、全国的にクマの生息域が広がり、数も増えていること等。軽井沢では食べものが少ない夏にクマが出て、秋の出没は少ない。地元の小学生のドングリ返し:カラマツの伐採地に植林する活動が30年程度続けられてきた。
わさび
ネタバレ「寛容」は英語ではtolerance、大学受験の時は「忍耐」と習ったのに、という部分が身に染みた。「寛容にはもちろんつらい面もあるんだろうけど、おおらかさがポイントかと思います。広い心で受けいれていこう、というニュアンス」。▽以下個人的な話。職場で協調性が無いと、上司2名に一方的に責め立てられたんだけれど、この本をたまたま読んでいて命拾いした。上司とは横道さんの考えを拝借して、来世で仲良くやることにする。読書含め、セルフケア大事とつくづく思う。『ケアする対話』『向谷地さん、幻覚妄想ってどう…』も読みたい。
わさび
ネタバレとっても面白かったし、大人が読んでも勇気が出る言葉が多かった。大村智先生「『思いやり』大切に研究を」、山口耕生先生「失敗は『予期せぬドアが開いた』と考えよ」。岡崎恒子先生は白血病で44歳で倒れた夫(広島で黒い雨を浴びていた)の研究を引き継ぐ。坂口志文先生の研究内容もマンガでわかりやすい。
が「ナイス!」と言っています。
わさび
ネタバレ後半は「安吾探偵とそのライヴァルたち」で同世代の文学関係者との交流など興味深い。荒正人「戦争の影響を最も強く受けたものに、探偵小説がある」。江戸川乱歩「この頃はアメリカ軍政によって、武士道小説、仇討小説、斬り合い小説、つまり刀を抜く小説が禁じられていたので、大衆文壇は探偵小説のひとり天下といってもよいほど」。▽1945年8月15日、安吾=東京に居残り、荒=埼玉へ疎開し麻生鉱業に勤務、大井=飯塚の麻生鉱業に勤務、佐々木=岩手に疎開、平野=飯塚の麻生鉱業に勤務島崎藤村論を書く、埴谷=直前に召集。解説:野崎六助
わさび
ネタバレこの本いいなと思ったら、同じ著者の本が自宅にあった。既視感か。お弁当作りの時短方法がいろいろある。
わさび
ネタバレ読書の流れで、気になる部分が多すぎだった。クジラの供養(金子みすゞ「鯨法会」:長門市仙崎)、バッタ塚(北海道開拓と蝗害)、蚕霊供養塔(骨葬の風習と養蚕、岡谷市照光寺:世界恐慌時に寄付者3万人の願いで建てた慰霊碑)
わさび
ネタバレ読書の流れで手に取ったが、これは幼稚園の時、毎月の配本で我が家にあった1冊。まさか作者が中島敦と南洋で一緒だった方とは。三匹が四つ角で「ばあい」と別れるページ、ぶたぶたくんのあるいたみちの見開きが好きでよく眺めていた。やおやさんが逆さに書いてあるのが気になってどうしてかな、なんて可愛いことを考えていたものだった。おばあさんって本当におばあさんに描かれているけど、何歳くらいの想定なんだろうか。
が「ナイス!」と言っています。
わさび
ネタバレファンタの瓶など子供の頃は瓶が身近だった。ペットボトルに切り替わっていった時期を思い出す。気になったのは神薬の青い瓶。(神薬:着つけ薬のことで、当時は万能薬とされていた。1976年、クロロホルム使用禁止の勧告を機に市場から姿を消す。)その他、コカイン剤など時代を感じる瓶も。ボトルディギングは危険かも。昔のごみ捨て場を掘るなんて。
わさび
ネタバレ昔から気になっているけど、案外関連図書が無い事に気付く。小説や映画が証拠になって裁かれるというのも。常に、中国と日本の狭間におかれた不安定な立場。「死刑判決を受けた芳子は日本語で自白書を書き始める。中国語といっても日常会話を多少話せる程度であった」「法官とのやりとりにしても筆談を用いたり、数度聞き返してようやく理解していたようだ」最後は日本への不信感、しかし幼いころから慣れ親しんだ国日本を簡単に否定することは出来なかった。単に慣れや親しみのみに拠るものなのだろうか。昭和23年3月漢奸罪で国民党によって、
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/05/06(1318日経過)
記録初日
2022/05/06(1318日経過)
読んだ本
2216冊(1日平均1.68冊)
読んだページ
457031ページ(1日平均346ページ)
感想・レビュー
2216件(投稿率100.0%)
本棚
19棚
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