#私の最愛海外文学10選 デュマ『三銃士』/スティーブンソン『宝島』/ラルフ・イーザウ『ネシャン・サーガ』/カフカ『変身』/ポー「黄金虫」/S・キング『スタンド・バイ・ミー』/ジュースキント『香水 ある人殺しの物語』/ローザック『フリッカー、あるいは映画の魔』/ケヴィン・ウィルソン『リリアンと燃える双子の終わらない夏』/アンネ・フランク『アンネの日記』 Twitter(X)のハッシュタグですがこちらでも流してる方がいていいなと思ったので自分も。
ちなみに。前に1回挑戦したときは作中に登場するトラルファマドール星人という異星人パートのディティールのあまりの軽さというかてきとうさに飽きれて読むのをやめたのですが(笑)、改めて読むとこれはまぁ、SF風を装いつつも実際は無常さと人情味が綯い交ぜになった非常に人を喰ったユーモア小説で(たぶん)、あのときの自分はけっこう頭が固かったなーと思ったりしました。ご参考までに。
ただそれと同時に、自分はやっぱり映画は上のもろもろも含めた作り物であるっていう側面も大切だと思うので、全面的に彼に倣うというわけにはいかないなーとも思うけど。それに挑発的な言い回しの多用とか、作家や作品に対するちょっとキツすぎる批判的言辞とか、色んな点でこの方には面白さと同時に反発も感じつつ読んでるところはありますね……。
でも結局のところ他の方の見方や読み方というのはその人のもので、自分のそれは別に立てなきゃいけないものではあるので、刺激的だし参考になるけど“信用”できない批評家というのは読み手からすると実はけっこうちょうどいい距離感なのではないか、と最近は思ったりしています。そのうち映画だけじゃなくて文学を論じた本も読んでみようかなと思ったりしています。
寝床のまわりにある本をてきとうに読んでおります。
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ちなみに。前に1回挑戦したときは作中に登場するトラルファマドール星人という異星人パートのディティールのあまりの軽さというかてきとうさに飽きれて読むのをやめたのですが(笑)、改めて読むとこれはまぁ、SF風を装いつつも実際は無常さと人情味が綯い交ぜになった非常に人を喰ったユーモア小説で(たぶん)、あのときの自分はけっこう頭が固かったなーと思ったりしました。ご参考までに。