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2024年4月の読書メーターまとめ

針
読んだ本
8
読んだページ
3133ページ
感想・レビュー
8
ナイス
113ナイス

2024年4月に読んだ本
8

2024年4月のお気に入り登録
1

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2024年4月のお気に入られ登録
1

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2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

針
何年も謎に包まれたままの海洋惑星に降り立った主人公が遭遇する怪現象とは……? っていう有名なお話。「実はこの海は生き物なんじゃね?」というのがオチなのかと思ってビクビクしてたら、それは出発点に過ぎませんでしたね。ホラー調で始まりややベタな人間ドラマに転化し最後はしっかりセンス・オブ・ワンダー! な感じでかなり良かったです。根本的な“異物”とのコンタクト感がすごくて、確かにこれは名作かも、と。特に惑星の(仮想)探索史&論究史の部分がSF的に面白くて、ここは作者も書いてて楽しかったろうなー。
山川欣伸(やまかわよしのぶ)
2024/05/22 10:46

惑星の探索と人間の内面の掘り下げが見事に融合していて、読み応えのある一冊でした。

針
2024/05/23 00:10

山川欣伸さん、コメントありがとうございます! 異生物との遭遇が人間っていう自らの種を顧みさせるとこまで繋がってる感じは自分も受けました。「海」の設定が根源的というか突き抜けてる感じがあるので、時代を超えられる名作なのかもしれないですよね。

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

針

3月下旬はコロナで寝ていたおかげで読書ぐらいしかできることがなく、多少は捗りましたができれば健康な状態で読みたいところ……。みなさまもお気をつけください。 2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:10冊 読んだページ数:2738ページ ナイス数:178ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1354352/summary/monthly/2024/3

帽子を編みます
2024/04/01 14:34

針さん、お具合いかがですか?病気になると健康のありがたさをしみじみ思いますね、どうかお大事に!

針
2024/04/01 15:38

帽子を編みますさん、ご心配いただきありがとうございます! 昨日あたりでなんとか症状は治まりました。注意してるつもりだったのですが実際なってみるとこれは避けがたい……という気持ちになりました。帽子を編みますさんも健康にお気をつけて!

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2024年4月の感想・レビュー一覧
8

針
こう言ってよければ、フィクション的には非常にありふれた青春人間ドラマをやってる作品だと思うんだけど、なのにどうしてこう胸を突かれるんでしょうかね……。3巻は数年の歳月を経ての折り返しの巻ですね。あーあーあと1冊で終わっちゃう。
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針
読書会の課題本。患者の夢の中に直接入ってさまざまな精神疾患を治療する女性セラピスト、「パプリカ」の活躍を描く。精神分析の枠組みを使ったエンタメ小説で、話が混沌としてくる後半が本題かなー。さすがのリーダビリディでぐいぐい読めましたが、うーん、この方にしては珍しく何でもありの非常に奔放な展開という感じはして、納得感はまあまあ。あとは心理的な抑圧が夢では解放されるってところからでしょうが、パプリカと男性キャラとの性的な絡みやそれ関連の描写がちょっと多すぎる気も……。→
針
2024/04/29 19:31

それと意図的かどうかは分からないけど、全体的に主人公の千葉敦子&その分身たるパプリカを理想の女性像とした、(特に中年以上の)男性の甘い願望充足物語みたいな雰囲気はとても強い小説かなーとは正直。まあそれもそれでエンターテイメントのひとつの形ではあると思うのですが。後半の夢由来の描写の荒れっぷりはけっこう楽しかったですが、もっとこちらを侵犯してくるようなドロドロしたもののほうが自分は好みかなー(でもあんまりやり過ぎると楽しくなくなっちゃうかもしれないからムズイか)。

が「ナイス!」と言っています。
針
何年も謎に包まれたままの海洋惑星に降り立った主人公が遭遇する怪現象とは……? っていう有名なお話。「実はこの海は生き物なんじゃね?」というのがオチなのかと思ってビクビクしてたら、それは出発点に過ぎませんでしたね。ホラー調で始まりややベタな人間ドラマに転化し最後はしっかりセンス・オブ・ワンダー! な感じでかなり良かったです。根本的な“異物”とのコンタクト感がすごくて、確かにこれは名作かも、と。特に惑星の(仮想)探索史&論究史の部分がSF的に面白くて、ここは作者も書いてて楽しかったろうなー。
山川欣伸(やまかわよしのぶ)
2024/05/22 10:46

惑星の探索と人間の内面の掘り下げが見事に融合していて、読み応えのある一冊でした。

針
2024/05/23 00:10

山川欣伸さん、コメントありがとうございます! 異生物との遭遇が人間っていう自らの種を顧みさせるとこまで繋がってる感じは自分も受けました。「海」の設定が根源的というか突き抜けてる感じがあるので、時代を超えられる名作なのかもしれないですよね。

が「ナイス!」と言っています。
針
ようやく読了。展開自体はけっこう王道ながらも「果たしてこれでいいのだろうか……」という不安が常に付きまとってくる感じが自分はとっても好きでした! 特に予言能力の開花によって複雑化した主人公の内面描写の部分が一番よかったです。でも正直展開はけっこう飛ばし気味ではあったかも。巻末に設定資料集みたいなのが付いてて、SFファンタジーの世界背景を知るのに役立ちます。これでやっと『砂漠の救世主』まで辿り着いたよ……
が「ナイス!」と言っています。
針
国書刊行会「未来の文学」シリーズの最終巻は伊藤典夫によるアンソロジー。数年掛りで通読。うーん、個人的にはほぼどの短編も構成がちゃんとしてるなーと思ったのですが、アイデアとトーンが若干古めかしいのは否めず、肝心のセンス・オブ・ワンダー!が足りないかなーとは正直。SF描写のアクチュアリティって難しいですよね……。その中でも自分は、「地を統べるもの」のビジョンがちょっとよかったのと、「フェルミの冬」の陰鬱な終末世界が好きでした。あとは「キング・コング墜ちてのち」が独特な感触だった記憶……。→
針
2024/04/09 04:16

ただ「キング・コング……」は読んだのが数年前でちゃんと覚えてないので、1933年の映画を観てから読み返したいところです。

が「ナイス!」と言っています。
針
中巻。運命論みたいな進行とSFのビジョンがかなり剣呑。けっこう面白い。けど、キャラクターへの感情移入は若干むずいところがあるかな。それと映画と比べるとやっぱり純なアクションパートはちょっと敵わんなーとは正直思ったり。その代わり、フレメンの習俗&信仰の描写とか、キャラクター同士が言葉でやり合う場面とかは総じて楽しいです。
が「ナイス!」と言っています。
針
実は盟友だったお二人による公けの対談(&鼎談)を全収録した一冊。まぁそのときどきのプロモーション的な語らい集ではあるので正直どうもこうもないところはあるのですが(^^)、この本のために行った最後の「真・みかん対談」が和気藹々たる映画談義になっていてすごく楽しかったです。押井守はいつもの押井守ながら、この回は鈴木敏夫もわりと自由に自分の嗜好を語ってるのがいいのかなーと。あとは『立喰師列伝』という異色の日本戦後論映画の回も面白かったです。
が「ナイス!」と言っています。
針
主人公ヒースの過去回想パートがまたいいですね。悠々たる筋運び。この方の漫画、どこがどう好きなのかはっきり言語化できないので今回も読みながら考えてるんですけどまだダメですね……。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/07/31(700日経過)
記録初日
2017/04/08(2640日経過)
読んだ本
704冊(1日平均0.27冊)
読んだページ
202737ページ(1日平均76ページ)
感想・レビュー
444件(投稿率63.1%)
本棚
7棚
外部サイト
自己紹介

寝床のまわりにある本をてきとうに読んでおります。

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