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2024年10月の読書メーターまとめ

みかん猫
読んだ本
8
読んだページ
2035ページ
感想・レビュー
8
ナイス
182ナイス

2024年10月に読んだ本
8

2024年10月のお気に入り登録
1

  • 青乃108号

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • 青乃108号

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

みかん猫
ネタバレ〈再読〉村田沙耶香さんを知った思い出の一冊。やはり面白すぎる…古倉さんコンビニの正社員になりなよ!コンビニってマルチタスクレベル鬼級なのにあんなにテキパキできて18年間も無遅刻無欠勤なの超長所でしょ!?(正社員登用もあるだろうに…敬遠されすぎて言われなかったのか)多分今までの面接もそれを活かせない職種ばかり受けてたんだろうな、と思ったけれどこれぞまさに「知ったかぶりの押し付け」で地元の友達と変わらないね、ごめん!義妹は本書の中で一番誠実そうで嬉しかった。古倉さん、どうも他人とは思えなくて、少し苦しかった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

みかん猫

全然関係のない話なのだけれどこの本みたく祖母と同い年のようにお話できたらどれほど楽しいだろうと思った。年の功か、言葉のズレによるチューニングに手間取ってしまうから細かい部分が上手く伝わらない。そのもどかしさを救って欲しいと物語に求める自分が居た。祖母と姉妹や友達になりたかったのかもしれない。

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
8

みかん猫
ネタバレ水槽の創造主になったコウコと水槽によって少女に戻った祖母(さわちゃん)。そしてエンジェルフィッシュ…「無理で、不自然だ」あの子を妬み叶った小さな罰。悪魔に魂を売ってしまったと己を責めるその純真たるや。神聖で高潔で、残酷で愚かで愛しい話だった。コウコはさわちゃんが死んだのは水槽のモーター音が聞こえなくなったからかもと考えていたが私は1つの創造主であるコウコに赦されたから、神のもとへ安心して逝けたのだとそう解釈した。振り返ると主要人物はみな女性で、まだまだ気付けてない部分が多そうでまた読み返したいと思った。
が「ナイス!」と言っています。
みかん猫
ネタバレ〈再読〉村田沙耶香さんを知った思い出の一冊。やはり面白すぎる…古倉さんコンビニの正社員になりなよ!コンビニってマルチタスクレベル鬼級なのにあんなにテキパキできて18年間も無遅刻無欠勤なの超長所でしょ!?(正社員登用もあるだろうに…敬遠されすぎて言われなかったのか)多分今までの面接もそれを活かせない職種ばかり受けてたんだろうな、と思ったけれどこれぞまさに「知ったかぶりの押し付け」で地元の友達と変わらないね、ごめん!義妹は本書の中で一番誠実そうで嬉しかった。古倉さん、どうも他人とは思えなくて、少し苦しかった。
が「ナイス!」と言っています。
みかん猫
麻里子、敬吾の話が気持ち悪くて仕方なかった。理性が未熟なのをエモーショナルにごまかし分からないと大人じゃないみたいな言い方も反吐が出る。だが老若男女が森の中を彷徨うという非現実的な空気感で続きが気になり結局最後まで読んでしまった。この本には不思議な魅力があった。
みかん猫
2024/10/25 13:24

p117~ちづ子の話は興味深かったし夫に不倫された仕返しに夫の商売道具であるぬか床に包丁を入れ漬け続けるシーンとp118.空想の中で頭蓋骨にまでしてやったのに、どうしても好きなのである。←ゾッとした反面、p156.愛なんてもっとシンプルなはずだ。ややこしい言い訳が出てくるときは、きっと、誰かが愛を踏みにじっている。p158.愛は、愛なんかじゃ、守れない。←など気に留まる文章もちらほらあった。

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みかん猫
ネタバレ"僕"こと佐土原のクラスには皆から"神さま"だと言われ頼られる水谷くんがいる。水谷くんはすごいんだ!どんな困りごとでも的確に最善策を出してくれる。僕はそんな水谷くんについていくことにした__そんな2人のお話。小学生だなあと感じる平凡な日常シーンの割合多めでいつ恐ろしいシーンがきても大丈夫なように「著者 芦沢央」ということを常に確認しながら読んだ。ナチスの話は興味深い。やはり人間は罪の意識が一番効くのかね。あの件だっt「正しい水谷くんが肯定してくれたんだ。だから僕は絶対に間違ってない!絶対に、絶対に…」
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みかん猫
霧野十太の歌に魅せられ、夢を追い続けた者、夢を諦めた者たちのお話。登場人物の関係性、神社でのおまじない、霧野家の連鎖、伏線回収や情景の描写が綺麗でその都度驚かされた。登場人物全てを魅了した十太の「凪に溺れる」。読者はその曲を実際に聴くことは叶わないけれど、きっとこの本を読むことで生まれた感情の全てがきっと彼らが感じた"予感"に通ずるのだろう。歌と本で違いはあれど、物凄く近くに感じる表現に脱帽。とにかく表現力がすごい。1章1章夢の代償、葛藤、その渦中で悩み続ける登場人物たちの話がどれも切なくて好きだった。
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みかん猫
ネタバレいつも目にするけど何一つ知らないあの子と主人公の話。赤の他人以上知り合い以下の関わりで卒業式当日そういった子達に対し未回収のストーリーを見損ねた(逆に仲良くても知らない面が垣間見えたりの)ようなちょっぴり物惜しい、そんな気持ちを思い出した。職場でもそういうことあるけど"学校"なのが良いんだよな〜!表紙に相応しい澄んだ空気感だけど憂鬱さや物騒な話もチラリ。謎解きは、少し強引な気がするが雰囲気が好きだった。4話目(近寄りがたい子が実は自分と同じ年相応の子だと気付いて親近感が湧くシーン)がお気に入り。
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みかん猫
鬱憤を晴らすために誰かを貶さないとやっていけない人は卑怯だと嫌っていた。でもその相手を嫌う時点で同じ穴の狢だ。被害者加害者両方の面を持つ嫌な人間ばかり出てくる話だった。「他人に優しく生きる人間が損をする」のは「優しい人が傷つけられない為に卑怯である生き方を選んだ結果」だという気付きにやりきれない。ただこの苦みを忘れずにいようと思った。p263.だれもが過ぎ去った時代と未だ来ない時代のあいだで板挟みになっている。 各々が両側から受けるその重さが「生きづらさ」の正体だとすれば、彼らはそれを決して共有できない。
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みかん猫
児童相談所の松本悠一、荒れている南部で生きる少年少女・海と那希沙と家出少年・晴、不妊治療に勤しむ郁美の3つの視点で進んでいく。近年ひたすらしんどいがどこかフィクションだからと安易に可哀想って言えるような話が多いけれど本著は実際にある話なんだろうなと理解した、本著は軽い気持ちで言葉にできず詰まるというのが率直な感想。生まれる環境を選べず業を背負わされる子どもたち。これは知らない世界だ。知らないけど実際に存在するものなんだ。この本はどうか沢山の人に読まれて欲しい。登場人物の幸せを願わざるを得ない。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/08/22(824日経過)
記録初日
2022/08/22(824日経過)
読んだ本
228冊(1日平均0.28冊)
読んだページ
63921ページ(1日平均77ページ)
感想・レビュー
127件(投稿率55.7%)
本棚
4棚
自己紹介

みかん猫です🍊
※感想は2022/8/22のから新しく読んだ本のみ投稿していきます。読んだ本は今までの記憶を辿って登録してる為順不同。感想のコメントは知らない言葉など。〈ちょこっと読了〉は流し読みしたものやジャンルが小説以外のもの。

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