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2024年2月の読書メーターまとめ

小説を読む人
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17
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感想・レビュー
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ナイス
71ナイス

2024年2月に読んだ本
17

2024年2月のお気に入り登録
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  • Kircheis

2024年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

小説を読む人
ネタバレどんでん返しが秀逸でおもしろかった。婚活をめぐる中編集。1作目、杉下さんがいかにも怪しいが、それは目くらませだった。2作目、恋に落ちたら婚活マニュアルも無視してしまう。固定概念を逆手に取った女性二人。3作目、目的のためなら手段を択ばず。これも恋は盲目ゆえ。4作目、代理婚活で恋に落ちて目が曇ったのは、父親だった。もう一ひねりして、詐欺師の偽装家族。目が覚めて、自分の夫婦関係再生に向かったのが後味の良い終わり方。読みやすかった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年2月の感想・レビュー一覧
17

小説を読む人
ネタバレ著者は、とあるセミナーで自分と向き合い、「宇宙の愛」を悟り、新興宗教を抜けたという。精神的に成長し、恐れから解放され、カミサマなしに人生を歩むことができるようになったという体験談。「宇宙の愛」は、誰にとっても存在するものではない。あるいは、著者の言う「宇宙の愛」における「宇宙」は、「神」と言える。宗派や教義のない「神」と出会って新興宗教を抜けたというように読めた。とても興味深かった。
が「ナイス!」と言っています。
小説を読む人
ネタバレ前作よりもおもしろかった。祖父の陰謀がだんだん明るみに。主人公は祖父をとるか、正義をとるかの岐路に立たされたところで終了。続きが読みたい。
が「ナイス!」と言っています。
小説を読む人
ネタバレ主人公に全く共感できず、時代背景も馴染みがないのに、おもしろくてぐんぐん読んでしまった。作者の力量がすごい。椿は先のことを考えず、本能と欲望のままに生きる23歳のバブリーな美人だが、本音むき出しで、魚住と何度も大喧嘩する癖にコミュニケーションを絶たない。将来のことを考えて慎重かつ打算的に行動したり、合わない人は何も言わず切ったりすることが流行している現代だからこそ、一周回って椿が憎めなくなった。しかし、ラストのセリフの真意がつかめず、題名の「君」が誰かわからないので、この作品を理解できていないと思う。
が「ナイス!」と言っています。
小説を読む人
ネタバレおもしろかった。映画のよう。高頭かっこいい。高頭を美女・女言葉で描かれていないからこそ、良かった。高頭と猛の疑似親子関係は下手をすると陳腐になりかねない素材だが、二人の描き方が巧であるため、いい感じだった。A地区とそこの人々の描写は、別の作品で調べたことが生きているのではないだろうか。猛はどこに帰るんだろうか。シリーズ化の可能性を感じた。
が「ナイス!」と言っています。
小説を読む人
夏希をはじめとする登場人物のキャラクターやセリフ、ストーリーに違和感。全体的にそぐわない感じだった。脳科学の薀蓄が多く、ストーリー展開がゆっくりに感じられた。わんこはかわいかった。
が「ナイス!」と言っています。
小説を読む人
ネタバレ53教場の人々が登場するが、新たなシリーズのようだ。仁子の相貌失認は早いうちにわかったが、島本と小春のことは種明かしまで全然わからなかった。吉川さんらしく、ラブストーリーも盛り上がる。読みやすく、おもしろかった。しかし、警察官が大勢で偽島本にすっかり騙されていたのは相当まずいんではないだろうか。しつこく手帳を確認しようとしていた彼は正しかった。
が「ナイス!」と言っています。
小説を読む人
表現や内容にツッコミどころはあるが、気楽に読めた。登場人物も最低限、背景も最低限、定番の設定で読みやすかった。
小説を読む人
ネタバレ5作目の「スクエア」の次に読んだが、こっちのほうがずいぶん怖かった。ヤバいマルBが一般人に危害を加えて恐ろしいと思ったら、なんと潜入捜査官だという。結局最後までこの潜入捜査官の事情は明かされることがなく、何だったんだろう??終盤で諸橋が拉致られて命の危機に瀕する。仲間が助けに来るんだろうとは思ったが、随分とラッキーないきさつだった。
が「ナイス!」と言っています。
小説を読む人
ネタバレ不動産詐欺がからむ話。「スクエア」は何のことだろう?笹本がいろいろ突っ込んだり質問したりしてくれるので、読者としては説明を読むことができて、笹本はよい働き。しかも、だんだん諸橋たちのやり方を認めるようになってきて、そのやり方を勧めるまでいったのがおもしろかった。諸橋が、逆境には強いが順境には肩透かしをくった感じがするというのもおもしろかった。シリーズ5作目らしいが、これから読んでしまった。でも問題なく楽しめた。
が「ナイス!」と言っています。
小説を読む人
学園ミステリ。変わった文体で、少し読みにくかった。種明かしも何だかわかりにくかった。娯楽小説としては、ぼんやり読んでもわかりやすいということを求めてしまう。全寮制学園ものと言えば、恩田陸の小説たちを連想するが、それらほど学園が作りこまれておらず、雰囲気も薄かったのが残念。3人組の獅子王以外の二人の区別がつきにくかった。
が「ナイス!」と言っています。
小説を読む人
ネタバレ冒頭から引き込まれた。エンディングで呼応する表現があり、巧み。文章も物語の内容も構成も良かった。一見小さい失敗が次なる失敗を生み、取り返しがつかなくなった男女。根っからの悪人ではないのに、転落して極悪なことをしてしまう。そんな人に寄り添ってくれるわんこ。いろんな人に誘拐されて、わんこも大変だった。ラストは希望の形をしたわんこで終わって、後味が良かった。
が「ナイス!」と言っています。
小説を読む人
ネタバレ以前ワーグナーの楽劇を鑑賞しかけたが、ラインの乙女たちが歌っている冒頭で挫折。どんな話なのか気になるので、マンガで読んでみた。妖精、侏儒、半神、神々、巨人族、欲望、指輪、権力、呪い、滅び、永遠の若さ、と神話の要素がてんこ盛り。一族とか禁断とか。こてこてすぎて、あっという間に読めるのに胃もたれした。本編では、血で血を洗う権力闘争が繰り広げられるのだろうか。
小説を読む人
ネタバレどんでん返しが秀逸でおもしろかった。婚活をめぐる中編集。1作目、杉下さんがいかにも怪しいが、それは目くらませだった。2作目、恋に落ちたら婚活マニュアルも無視してしまう。固定概念を逆手に取った女性二人。3作目、目的のためなら手段を択ばず。これも恋は盲目ゆえ。4作目、代理婚活で恋に落ちて目が曇ったのは、父親だった。もう一ひねりして、詐欺師の偽装家族。目が覚めて、自分の夫婦関係再生に向かったのが後味の良い終わり方。読みやすかった。
が「ナイス!」と言っています。
小説を読む人
ネタバレ警察学校を卒業したての新人がいきなり蓮見と架川の下に配属になる。小説お約束の新人で、やる気のあまり暴走気味。蓮見と架川に驚きながらも薫陶を受ける。3人で事件を解決しながら、裏の話も進む。異例の配属の裏には、新人の祖父がいた。読みやすく、楽しめた。蓮見と架川コンビがおもしろく、これからどうなっていくのか気になる。
が「ナイス!」と言っています。
小説を読む人
ショッキングで恐ろしいコミックエッセイ。大切な家族が陰謀論者になったら、自分でどうにかできる気がしない。予防法はないのだろうか。真面目でよく考える人が陰謀論者になってしまったケースが描かれている。昨今、真面目の価値が爆下がりではないか。解説にはピンとこなかった。自分は不安が強いほうだが、陰謀論では全然不安が鎮まらないし、劣等感も補償されない。医師や看護師にも陰謀論者はいるのだから、科学教育の有効性にも疑問。いい加減な人は大丈夫な気がするけど、努力でいい加減にはなれない。
が「ナイス!」と言っています。
小説を読む人
ネタバレギャグマンガ短編集。かわいいは正義、もふもふかわいい、パンダかわいい、休日は仕事を忘れるべし、という内容。とにかく癒される平和な世界。主人公を地球を滅ぼしにかかる悪の勢力にしたのが、平和な休日とのギャップを引き立てる。主人公が地球征服をやめてしまったら、その効果的なギャップがなくなってしまっておもしろくないので、主人公はどんなになごんでも地球人を滅ぼす企てをやめない。すぐにネタがつきないか心配になった。
小説を読む人
ネタバレ非常に読み応えがあった。序盤で真相がわかったと思ったが、話が進むにつれてだんだんわからなくなってきて、新たな要素が提示され、意外性のあるラスト、という珍しい展開になった。人間について考えさせられた。単純に善と悪に二分できることばかりではない。でも。けど。あとがきも怖かった。価値観の違い。どちらもわかる。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/09/03(654日経過)
記録初日
2019/11/01(1691日経過)
読んだ本
893冊(1日平均0.53冊)
読んだページ
295241ページ(1日平均174ページ)
感想・レビュー
348件(投稿率39.0%)
本棚
13棚
自己紹介

小説が大好物。紙の本で読んだり、kindle paperwhite で読んだり。

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