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2023年5月の読書メーターまとめ

河合奈緒美
読んだ本
41
読んだページ
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感想・レビュー
37
ナイス
354ナイス

2023年5月に読んだ本
41

2023年5月のお気に入り登録
2

  • かな
  • 西風75

2023年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

河合奈緒美
ネタバレ犬のコーシローを通じてある受験校の高校生達の青春を描くって感じですね。でもスカーレットの章では美人な青山さんは東京のお嬢様的女子大生活を送るために、援交で学費貯めてる。性的虐待と言うのか、商売道具として母親に扱われたりとか(しかも中学生の時から)扱ってるテーマは爽やかだけでは無い。音楽が結構懐かしくて、トレイントレインとか、howeverとか、安室ちゃんとか口ずさみそうに良かったですね。自分が聞いてた時の状況とか考えて思わず苦笑い。自分も飼い犬2回亡くしてるので、犬が出てくる小説、ちょっと辛いですけどね。
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2023年5月の感想・レビュー一覧
37

河合奈緒美
ネタバレメデタシメデタシ的な平和な終わりで良いが、あまりにも外戚の話が濃くて寿雪と高峻が完全に影が薄かったのが残念。高峻の息子をただ一人産んだ、鶴妃・晩霞の実家のさなめ家つまりは高峻にとっての外戚の事なので、この一家の話無しでは、話は説明はつかなかったのかもだけど、6巻の途中から7巻にかけて完全にさなめ家の父と長男、次男の悲劇の物語になっており話少し広げすぎでは?1~7と短い話じゃないだけにわかりづらい。ビジネスマンになった後の寿雪の活躍と、高峻との密かな交流を描いた方が一般受けしたのでは?って正直な感想。
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河合奈緒美
ネタバレ寿雪はほとんど出て来ないんだけど。寿雪を救うため、博学の冬官の千里を始め、周りの人が大活躍って感じですか。。。高峻、全王朝の生き残りだと万民に知られてしまった寿雪を巫婆だ触れ回させ、祭祀を司る使といて置くようにする手際さすが。そして後宮をとりまとめる花娘の思慮深さ、素晴らしい。今までにたっくさんあった思わせぶりの内容が少しずつ点と線を結んで来たのかな?まあ、衛青と寿雪は異母兄妹なんだろうなとは読者はわかっていたと思うが・・・高峻の外戚である、さなめ家の朝陽の闇と長男シンの出生の秘密が明らかになる。
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河合奈緒美
ネタバレ高峻の後継を2人の妃の間に作った事で、付人の九九が寿雪の本心を心配しているが、当の寿雪が自分には全く関係無い事、しかも政治として捉えているのが、幼くて可愛いって感じ。逆に寿雪と高峻が、互いに文を交換して碁遊びをしているのが微笑ましい。高峻が、自分に敵わない寿雪の様子を見て悦に入ってたり、寿雪が悔しくてオタオタしているところが目に浮かぶ。寿雪の身を案じて海外へ逃がそうと計画する高峻、互いが己の半身なのだと認め合う高峻と寿雪。ついに結界を破り、自由の身になれるはずの寿雪。でもそうそう簡単に事は運ばないようで?
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河合奈緒美
ネタバレ泣きながら読んだ。今回の見せ場は赤福がヒカルの懐に入って行くところだろうな。ヒカルは自分や自分の母親が平凡な人間を容赦無く傷つけるんだってこと、ちゃんとわかってるんだよね。ヒカルの母親は私に言わせると毒親の典型だけど、どうやら事情も?ヒカルは漫研のメンバーに出会えた事でもしかしたら母親の呪縛から逃れて前に進めるかも知れないなと思えた。赤福に気持ちを開きはじめたヒカルのシーン号泣もの。ロストワールド3⭐︎野0の過去。⭐︎野0の心の中のマグマは消えても消えても噴き出て来て欲しい。
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河合奈緒美
ネタバレなかなか不思議な小説だった。年末の渋谷スクランブルで100人にインタビューして平成を見続けた話し。友達に贈るのに続けたと書いていあるが、全部がフィクションではないんだろうな・・・って感想。平成まるっと解説してもらったみたいで、中々面白かったですよ。ちょっと懐かしさも交じりつつ。。。 そ~だったね・・・そんな感じだったね。。。
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河合奈緒美
ネタバレいや~、今回も良かったわ。アマチュア漫画の天才、ストーンドラゴンこと石龍さんことヒカルちゃん・・・謎に満ちた才能あふれるキャラの持ち主。この子が漫研に入って来たおかげで、一気に話がピリッとしまって、今までは田舎の女子高生の夢物語的な話が一気に、現実に向けて流れ出したと言うのかしら?手島先生こと☆野0も、高校教師の硬さを保ちつつも、漫研の彼女達があぶなかしくて心配で愛おしくてしかたないんだよね・・その不器用さが可愛いと言いますか。ロストワールド2も、☆野0を鍛え上げたへびちか誕生。二人の因縁も強そう
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河合奈緒美
ネタバレドラマのソロ活の女子すすめの江口のりこさん演じる、五月女恵さんが好きで思わず買った本。 ◎参考になった文面ピックアップ 年齢がソロ活の味方になってくれる 自分は自分と吹っ切れた 学校は一番ソロ活と遠い場所 思い切ってキャラ変してみる 一人狂乱渋谷ヤロゥィンに潜入、どさくさに紛れてみる 一人クリスマス=寂しいの正体;家族で一緒のチキンのCMと町中に流れるきっと君は来ない~と音楽のせい・・あはっ!笑ってしまった~ 私も一人カラオケ、一人温泉宿、一人ディズニーあたり挑戦してみようかな!
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河合奈緒美
ネタバレこれもなんか可愛くてジャケ買い。。。 中々読みやすくて面白かった。漫画読んでるみたいな感じ。はるか大昔に読んだマーガレットの名作《ガラスの城》の逆バージョンか?あれは超ドロドロだったけど、こちらはなかなか心温まる恋人同士と、母娘のお話。 何かと話題の中心の社交界の有名人・ジョシュアと、小さいころにさらわれていたが生きていたと言う設定のメアリの偽物から始まった本物の恋のお話。なんか楽しいお話だった・・って感想
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河合奈緒美
ネタバレどんでん返しと言うより犯人、それぞれの登場人物の意性にびっくり。とても読みやすい文章で、私や犯人の佐神なる人物の思いが1人称の形で書かれています。主人公が父親にぶたれて泣いていた原因もいわゆる幼児虐待?とにかく悍ましいし、佐神親子は完全なサイコパス。真凛の恋人の渚もサディスト。妃奈も悪魔と天使の二面性が極端だし、主人公の美桜も病んでる。で、その語り書きが、何回も混乱して前に戻って読み直すと言うね?基本、保険金は他人は受け取れません。本の帯の位置がわざとなんだろうね?口元が見えなくなってるのね?
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河合奈緒美
ネタバレ井上荒野さん;《狂暴な気分》が良かったですね~!不倫してる女性編集者が、同じ高級マンションに住む女性の猫を成り行きで拉致して、なぜか数日監禁。で、偶然お互いの正体が分かって猫は知らんぷりで返すんだけど、女性編集者の複雑な気持ちの描写が美味いの~。何やってんだよ?って感じなんだけど、自分に不誠実な恋人に対する気持ちの描写とか、マンションの金持ちそうな女性に対するなんとも割り切れない気持ちとか・・キャットフードをぶちまけて、とにかくこの部屋を出なくっちゃって。。うんうん、エール送りたい、頑張って前に進んで!!
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河合奈緒美
ネタバレ《恋》蘭花がひたすら哀れ。こんなに1人の男に惚れ抜いて都合よく愛されて幸せだと思う人もいるだろうけど、私は茂美に見初められて気の毒だったなと言う感想。でも結論だけ見ると最後にはダニと化した彼が自殺して下さって、他の誠実な男性と結ばれて(しかもたった一年半ぐらいで)良かった、これで幸せになれると?思いきや?《友情》こっちの章の方が不気味。蘭花は男に入れあげておバカだったと思うけど留利絵の蘭花に対する友情とやらは不気味そのもの。美波の存在も大きかった!父親が変態であるし家族環境も彼女に影を落としたのかも。
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河合奈緒美
ネタバレ不気味で怖くて悲しかった。息子・湊を教師のイジメと学校から守ろうとするシングルマザーの早織、生徒達を守ろうとしてた筈がすっかり暴力教師にされてしまった保利、学校の体面と自分の立場を守ろうとした校長の伏見(彼女、相当不気味なんだけど実は生徒の秘密を守れる器量のある先生なのかも?誰かしか手に入らないものは幸せって言わない、なんて名セリフ)依里を同級生からのイジメや父親の虐待から守ろうとした湊、抱く恋心、自分の気持ちに戸惑う湊。自分と依里を守る為に大嘘を付く湊。それぞれの立場からの真実があって。。
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河合奈緒美
ネタバレ面白かったわぁ。先が気になって一気に読んだ。 言葉では表せない人間の気持ちの深い深い奥底は、本当は暖かいのかも?と思わせてくれる感動のお話し。 自分も亡くなった母の祈念を受念してみたいけど、怖い。母が実は何を考えていたのかはっきり知るのは知りたいけど怖い。逆の立場でも怖い。自分が何を娘に伝えられるだ出来るろうか?自分さえも知らないドロドロした本心も娘に知られてしまうのだろうか?そう考えるとやっぱり知らぬが仏という言葉の通り、亡くなった肉親を、心から出来る範囲で精一杯供養する事でいいのかなって感想。
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河合奈緒美
ネタバレ この作家さん美味いわ~ プロローグで私はベトナムに飛び込むと書いてあるから、ああ、ニャンさんと結婚することになったのね?でも違和感。 エピローグでどんでん返しの種明かし。 介護や、貧困への恐怖、職場でのセクハラ。扱ってるテーマはそれぞれ重い。主人公の都も、ちっと嫌な女。結婚はしたいけどどうしたらいいか分からないし。誰が好きなのかも分からない。。ベトナム人のニャンにも、こいつ女舐めてんな~と腹立つけど、この物語の謎解きの大きなキーワードですしまあ、異国の大富豪って事で華を持たせてくれたので許しましょう
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河合奈緒美
ネタバレ犬のコーシローを通じてある受験校の高校生達の青春を描くって感じですね。でもスカーレットの章では美人な青山さんは東京のお嬢様的女子大生活を送るために、援交で学費貯めてる。性的虐待と言うのか、商売道具として母親に扱われたりとか(しかも中学生の時から)扱ってるテーマは爽やかだけでは無い。音楽が結構懐かしくて、トレイントレインとか、howeverとか、安室ちゃんとか口ずさみそうに良かったですね。自分が聞いてた時の状況とか考えて思わず苦笑い。自分も飼い犬2回亡くしてるので、犬が出てくる小説、ちょっと辛いですけどね。
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河合奈緒美
ネタバレ初美に腹が立ち、グダグダ語ってないで、死にたければ一人で死ねば?気の弱い男の子巻きむなって言いたいけど。初美のプロフィールがほとんど出て来なかったのが残念なんだけど、親も京大辞めた時点で戸塚ヨットスクールにでもぶち込めば良かったのに~。あとこのヘタレの主人公の徳山君も何なの? でもまあ、恋愛至上主義の人達にはこれ以上甘美なお話のないと思いますよ。二人で心中していくんでしょうけどきっと死ぬのは徳山君だけ。初美はコロッと生きて行きますって。令和版太宰治です。
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河合奈緒美
ネタバレ一生懸命生きてきた遼賀は33歳にして、突然の胃ガンの宣告。普段は目立たない、でも肝心な事では頼りにされてきた存在。友人の看護師、矢田の告げる、遼賀君はリモコンの5の突起みたいな人、どこででも、目の悪い人にもわかるようなデザイン、(ユニバーサルデザインと言うのね?初めて知りました)何とも素敵な例え!弟・恭平(実は双子の母の妹の子供)が送って来た、雪山・那岐山で遭難し、送って来た靴、二人がその時に書いた手紙。もう泣きポイント一杯です。遼賀の思い出を胸に、矢田も、恭平も健やかに生きて下さい!がんばりすぎずね!
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河合奈緒美
ネタバレ台は大阪万国博覧会のエリートスタッフ同士の恋という事で、ザ昭和です。主人公の直美は23歳という事ですが、読んでて嬉しかったのは、自分も似たような歳の頃、縁ありまして梅田阪急デパートや京大近くの百万遍のあたりをうろついておりました。祇園のスナックなんてのも地元の人に連れて行ってもらったなぁ。親に逆らいたいし、自負の意思も通したいんだけど、自分の手に余ると最終的に親元に逃げ込んだって言うね?だから読んでてイラつく直美の気持ち、手に取るように分かるような気がしますね。逆らいたいけど逃げたいみたいな?
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河合奈緒美
ネタバレう~ん。これから独りぼっちで76歳に向かっていく人全員へ告ぐ・的な?。老後資金問題、孤独化問題、健康への不安、行政不慣れの問題・・・全て不安だから、犯罪を起こして刑務所で世話になろうと考える。扱ってるテーマは非常に重いが、それをコミカルかつ、ところどころほろっとさせるように人情的に書いてあるのが作者の筆力かという感想。まだまだ安心して年齢を重ねて行くのが難しいって事なんでしょうね!この小説の雪菜ちゃんや久遠君のような気持ちのある若者にはそうそう出会えません。これも桐子さんの人間力の賜物でしょうけど。
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河合奈緒美
ネタバレ何とも不思議なSFと言うかファンタジーな短編集。 《紙の動物園》 気持ちが通じ会えなかった母と息子、全ての人に贈る的な話。母の作ってくれた魔法の折り紙の老虎に母の心を知る青年。 《結縄》 面白かった。作者は生物学、歴史学にも詳しいんだろなって感想。結縄と言う古代の記録文字に遺伝子学を絡めるとかロマンがあった。 《文字占い師》 台湾に来たアメリカ人の少女が不思議な老人に出会い、文字の魔法を理解するようになる。 文字って、書いた人の単なる記号では無く、意志が込められていると思う。
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河合奈緒美
ネタバレガガちゃん可愛い(龍神様なのに大変失礼致しました)夢をかなえるゾウのガネーシャ思い出しちゃいました!あちらは仕事で成功するための心得、こちらは楽しく生きて行く上での精神修行のイロハとでも申しましょうか? 普段から無心でゴミを拾ったり、掃除したり、人を楽しい気持ちにさせたりとか、自分の気持ち次第で前に進めるとか、結構分かっているようで、はたまた、普段の生活に埋もれて忘れてるって事多いと思うんですよね。 まず私のやる事は東窓の依代です!どんな龍が遊びに来て下さるか、いや叱りに来て下さるかな?楽しみ〜!
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河合奈緒美
ネタバレうーん?日本の三大ドヤ街の一つと言う事で、ちょっと私には想像付かないの事が多かったです。病院からの薬の横流しとか、映画の世界のようだなって。私、大阪好きでUSJにも行ってハリーポッターにも乗ってパレードにも興奮して来たし、通天閣にも行ってしっかり写真撮りました。たこ焼きも串揚げも食べたし。でもこの西成って通天閣のすぐ近くですよね?脇道行ったら別世界。そっかぁ。まぁパリ18区の治安は最悪との事ですが、観光スポットの一つ、サクレクール寺院があるそう。全然違うんだろけど同じ感じがするなぁ。無知ですいません
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河合奈緒美
ネタバレ馴染みの薄い世界の話ではありましたが、水墨画と言う奥深い芸術に出会い、救われて行く一人の青年の物語。いや素晴らしかったわ~。両親を失い喪失感から抜け出せなく生きていた、主人公の青山霜介はある日、水墨画の巨匠、篠田湖山に出会い、水墨画の世界に引き込まれて行く。青山に才能はあったのでしょう、加えて、篠田の強烈な孫娘の千瑛や、先輩弟子の西濱からの刺激を受けながら成長し、自らを見つめ直し、そして再生し前に進んでゆ、ゾクゾクする、こんな話!先輩達にしか見えない、西濱さんが牡丹を書いて見せるシーンとか好きだな~。
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河合奈緒美
ネタバレいや~!ちょっといいですよ!この漫画はいいわ。 絵心標準以下の私にだけは言われたくないと思うのですが、絵が決して美しい~って感じではないと思うんですよ。逆に昔っぽいって言うのかしら?ゴルゴ13みたいな?(大変失礼致しました)話だって、これから大展開するのかもだけど、漫画家に憧れてる田舎の女子高校生が、友達や意外な指導者に囲まれて成長して行くって話なんだよね?多分?で、大好きな漫画のキャラがいつも自分を励ましてくれて・・・て王道中の王道。でもその微妙な泥ささが病みつきになりますね。手島先生のエピソードも◎
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河合奈緒美
ネタバレ整君は、いつもの鋭い観察力と推理力で、鳩村家の秘密を暴き出し、娘達や家政婦さん夫婦を守り、追い出された祖母との交流などを戻す役目を果たす。 謎のカウンセラーに網をはってるガロ達。昔の診察記録の画像を見る。そこには殺された鳩村一葉の姿が・・? そして、またまた偶然、整君が関わった挙動不審の人物は、過去の幼女連続事件の冤罪事件の犯人とされ無罪となった小諸。そして青砥警部の娘がなんと誘拐されてしまう・・整君に助けを求める青砥。いつも整君に手柄立てられて、むかついてるのにね!整君に推理してもらいたいのね!
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河合奈緒美
ネタバレ せっかくライカさんと美術館に行くという素敵な出来事なのに、またまた二人はそこで事件に巻き込まれる。二人の観察力に加えて整君の推理力、膨大な知識と記憶力で真実を暴き出し、犯人と元学芸員・黒松の大犯罪を未然に防ぐ。 お騒がせ女子高生・狩集汐路が突然あらわれ、大富豪鳩村家の双子を見分けて欲しいと頼まれたとの事。結局、気になって断り切れず、双子の家庭教師をやりながら一家の闇の巻き込まれていく整君。
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河合奈緒美
ネタバレ整君が大好きだった喜和先生の旦那さんであり、整君の恩師の大学准教授の天達先生からアルバイトを頼まれる整君と、レン君。先生の友人の別荘でなんやらミステリー好きのお仲間が集まる。そこは喜和がストーカーに殺された場所。いまいち良くわからないメンバー達の行動。整君の持ち前の観察力と、推理力で、なぜ、喜和がストーカーに襲われる事になったのかを結論出してゆく。いや~、人間の闇って深いな・・・やっぱり個人での介護は人が病む大きな原因の一つなんだろうな・・自分もいずれも必ず歩く道なんだけど。
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河合奈緒美
ネタバレ今までの事件に星座のマークが関係しているのでは?と気づき始める整君。初詣の約束をする整君とライカさん。入った焼き肉店で犯人を突き止める二人。 一方、愛珠の行動の謎を追うガロ達は、ホームレスや裏カジノに近づき、世の中を騒がせている連続殺人犯・羽喰十斗を暴き締め上げ、その彼の父親、羽喰玄斗がすでに殺されている事や愛珠の恋人らしき人にたどり着く。そして十斗と愛珠がかかっていた、カウンセラーに、当時の愛珠の謎の行動は誘導されていたのでは?と考え始めるガロ達。
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河合奈緒美
ネタバレ ライカさんが、放火事件の謎を解くために整君をおびきよせ、二人はいい感じに友達になって行く。虐待されている子供の親が次々に放火で殺されて行く。炎の天使の正体は?天使なのか悪魔なのか?整君が導き出した悲しい真実。子供は親が好きだという気持ちに親はつけこむ、しかし母親もまた追い詰められているのだと言う整君。ライカが時々つぶやく妹の千夜子とは誰なのか?
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河合奈緒美
ネタバレ狩集家の遺産相続騒ぎ。狩集家の抱えた闇を、ほぼ解決しかけていた汐路達の親達。やはり真相に近づいた親達は交通事故に見せかけて殺されていた・従弟達、遺産争いでぎすぎすしていたがいつの間にかすっかり歩み寄っている、良かった良かった。そして、謎の爆弾犯?との出会い。崖から転げ落ちての運ばれた病院での、不思議な元刑事からの謎かけの事件。解いてみせる整君。この犯人が、バスジャック犯・犬堂ガロの姉の愛珠が殺された時や当時の行動の謎に、間接的に関わって来るというね?そしてそして謎の美人、ライカさん登場!!
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河合奈緒美
ネタバレう~ん、男のロマンってやつを作者は書きたかったのかな~?ミステリータッチに仕上げてるんだけど、主人公の建築家としてのプライドを取り戻すと共に、父との強力な思い出、別れた妻や娘との絆を再確認する・・・的な?謎解きのキーワードとして、実在したドイツのブルーノ・タウトの椅子を使った事が凄くロマンティックな響きを持たせていると思った。思わず調べながら読んだよね・・・横山さん、お得意の警察ミステリーではなく、競争の激しい建築の世界に、日本を愛したドイツ人建築家の逸話を絡めて、中々素敵な作品に仕上がってるなって感想。
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河合奈緒美
ネタバレどうやら犬神家の一族のような、狩集家のおどろおどろしい遺産相続戦争勃発!この3人の鬼が狩集家を乗っ取ったと言う話が、本当っぽくて読んでゾクゾクした。結局、代々受け繋がれた狩集家の秘密を守って来た人達が歴代条件に該当する人間を殺して来た訳だけど、それを解いてみせた整君、凄すぎ!でも4巻でいろんな意味で解決!だけどね。
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河合奈緒美
ネタバレ世の中では連続殺人事件が勃発中。 バスジャックで連れて行かれたのは大きなお屋敷、犬堂家。バスジャック犯はガロ、オトヤ、ハヤの3人組だと正体がわかり、肖像画の女性・犬堂愛珠の殺された原因を探っていた事。またまた整君の物凄い観察力と推理から、肖像画の女性を殺した犯人を突き止める。いや、この犯人が結局連続殺人犯人だったと。 で、印象派展を見に広島に向かった整君。新幹線の中で隣の席の人にちょっとした推理を繰り広げる遺言状公開の場にむりやり連れて行かれる。しかも彼女はガロに整を頼れと言われているのだと言う・・・
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河合奈緒美
ネタバレまずは整君が殺人容疑で逮捕されてからの、あざやかな推理で藪刑事に被らせられた冤罪の無実を証明して見せてからのスタート!あ、でもその前に大切なもの、整君の手作りカレー。そして、印象派展に行く時に、オトヤ兄弟によるバスジャックに巻き込まれる。何だか乗車客全員に何かがありそう。もうバスジャックされてる最中なのに整君、犯人にベラベラ説教しちゃうという・・笑
が「ナイス!」と言っています。
河合奈緒美
ネタバレ光源氏が亡くなった後の時代の寵児は、薫、匂宮。源氏・頭中将・朱雀帝の子孫はやっぱりお騒がせなんですね~。 この時代の人たちは女性に会うたびに歌を詠んだり、琴や琵琶を奏でたり、華やかな恋を彩る文化も本当に風流で美しいものだったんでしょうね!
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河合奈緒美
ネタバレ歴史は繰り返し、源氏は父親の桐壺帝の妃であった藤壺に密通して冷泉帝を生んだが、今度は源氏の正妻になった女三の宮に頭中将の息子・柏木が密通し、女三の宮は薫を出産。源氏は過去の自分を内省したのか?源氏に幼い頃出会い最愛の藤壺の身代わりとはいえ、誰よりも源氏に愛された、しかし幼い正妻・女三の宮が来てから体調を崩しがちになり、とうとう亡くなってしまう紫の上。他の妃の産んだ娘・明石の君を育てされたり、一生源氏に降りまわれ続けた人生。気の毒なのか、そうやって生きるしかなかったのか、誰よりも愛されたから幸せだったのか。
が「ナイス!」と言っています。
河合奈緒美
非常にわかりやすく解説してありましたが、多少の基本知識は必要かと。源氏のめくるめく恋でお腹一杯であります。 恥ずかしながら高校時代、理系だった私。古典にギブアップで悪戦苦闘していたおり、嫌いな古典の先生が、源氏物語に目を白黒させていた私に、言ったっけな~。『この作品をプレイボーイがただあちこち浮名を流しているだけの話だと思ったらとんでもないんですかんね?』って。うんうん、わかりましたとも。まじ眠れなくなるほど面白いわ!ばっちり予習して、もぅ一回あの頃の授業に戻って古典の先生に質問攻めしてやりた~い!(笑)
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/10/08(662日経過)
記録初日
2022/10/08(662日経過)
読んだ本
371冊(1日平均0.56冊)
読んだページ
102864ページ(1日平均155ページ)
感想・レビュー
220件(投稿率59.3%)
本棚
1棚
URL/ブログ
https://ameblo.jp/17138619naomi/
自己紹介

感想はほとんどアメブロにあげています。

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