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2025年1月の読書メーターまとめ

agasa-maru
読んだ本
10
読んだページ
2288ページ
感想・レビュー
9
ナイス
212ナイス

2025年1月に読んだ本
10

2025年1月のお気に入られ登録
2

  • Kーazuki
  • Piichan

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

agasa-maru
ネタバレ非常に面白かった。著者の「納得の構造」「「論理的思考」の社会的構築」「「論理的思考」の文化的基盤 」を基に「4つの思考表現スタイル」について書かれた本。論理的思考は、目的に応じて形を変えて存在する。論理的であること、論理的思考は社会の合意によって存在し、社会の合意をつくるのは価値観であるからそれ自体が排他的である。よって自身の文化圏にない思考表現は、非論理的と判断される。4つの思考表現を比較することで、論理的思考を多元的に捉え、状況に応じて選択できるようになる。異文化理解の助けともなる整理法。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
9

agasa-maru
ネタバレ非常に面白かった。著者の「納得の構造」「「論理的思考」の社会的構築」「「論理的思考」の文化的基盤 」を基に「4つの思考表現スタイル」について書かれた本。論理的思考は、目的に応じて形を変えて存在する。論理的であること、論理的思考は社会の合意によって存在し、社会の合意をつくるのは価値観であるからそれ自体が排他的である。よって自身の文化圏にない思考表現は、非論理的と判断される。4つの思考表現を比較することで、論理的思考を多元的に捉え、状況に応じて選択できるようになる。異文化理解の助けともなる整理法。
が「ナイス!」と言っています。
agasa-maru
ネタバレ著者は「孤独•孤立」を研究している石田光規氏。子供の友人付き合いの今後のために。昔は人間関係の継続性がある程度保証されていた一方で、友達を探す経路は限定的だった。今の社会では人間関係の継続には昔以上の努力が必要だが、友達を探す経路は豊富。境界線もハッキリしてしまった。大事なのは負の側面(1人になるのをおそれて「みんな」にすりよったり、コスパばかりを意識して人間関係を築いたり)にのみこまれないこと。人でなく場とつながることで安定する。ずっと友達でなくていい。
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agasa-maru
ネタバレ良書。以下、覚書。国語には暗黙のルールが沢山ある。例えば「設問の指示は絶対」。問題文が「どういうことか」なら「抽象的かつ一般的に答えよ」の意味で「どのようなことか」とあれば「具体例を入れて書いてもいい」という意味。初耳・・・。要約の肝は「換言/言い換え」と「補足/付け足し」。つまり語彙力ないと要約できない。合理的な評論に慣れ過ぎると、エッセイは書くのが難しくなる。育った文化(ローカル)あってのグローバル。P151図13教育目標の分類学(ブルーム・タキソノミー)◎。P159、八つの問いの類型、意識したい。
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ネタバレ日本薬科大学教授、船山信次氏著。私たちは「毒」というものをただおどろおどろしいものとして怖がってみたり、興味本位で面白がったり、また一方では無神経だったりしてはいないだろうか、と。怖い絵が苦手なので「毒」なのに普通の絵と図解は大変助かる。化学式も1から説明してくれ「最強の毒」ページもある。小学生高学年位から大人まで楽しめそう。英語では由来によって「ポイズン=すべての毒」「トキシン=生物毒」「ベノム=動物の独占から分泌されて毒素」の呼称を使い分けるとのこと。この値段でこの内容は素晴らしい。本屋で購入。
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「すべての悩みは成立しない」
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ネタバレ著者はサイル学院中等部・高等部学院長の松下雅征氏。進路や将来の仕事が気になる子供に。進路選択の軸がステップで示され、ワークもある。ステップは①社会でお金を稼ぐ解像度を高める(知識)②自分の感情に対する解像度を高める(自己分析)③社会と自分の重なりを選ぶ。学校という社会では①も②も意識しないと忘れがち。大学や職業を選ぶのではなく「社会経済の仕組み」と自分がどう関わっていくかを選ぶのが、進路を選ぶということ。中高生の頃からこの視点をもっておくことは、とても重要。
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ネタバレ世界一高い山はエベレスト・・・ではない?地球の中身はどうなっているの?地震や噴火の時、大地や火山の中はどう動いているの?等のふしぎをあつめた本。「地球のふしぎ」「大地のふしぎ」「空のふしぎ」「海のふしぎ」「もしものふしぎ」の構成で、内容が多岐にわたるので一貫性はあまりないです。きちんと理解するのは難しいですが、絵や図が多いのでとっつきやすくはあります。「ウソのような現実の大図鑑」や「小学館の図鑑N EO」でんじろう先生のYouTube「雷をつくる」「台風のしくみ」等が好きな人は楽しめるかな。
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ネタバレ再読。「鋼の自己肯定感」の著者の新作。誤解されやすいかなという表現は「愛」か「恐れか」という部分。「愛」とは内発的動機付けであること、自分が人に何も言われなくてもやろうと思うこと。「恐れ」とは外発的動機づけ、これをやらないと怒られる、評価されない、がっかりされるなど他者の評価を気にして動くこと。自分は今どちらの動機づけで動いているのか、意識する。できるならば、全て内発的動機づけで動きたいもの。「評価されたことで終わらない。他人の評価を自分で評価する」これ大事ですね。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ著者は公立鳥取環境大学の学長、小林明道氏。年末の図書館で見かけて。シリーズ1冊目とのこと。動物の生態やフィールドワークの体験をホンワカしながら読む。「アイヌの伝承」や「ロード・オブ・ザ・リング」、世界の神話に共通な要素と構造の話が面白かった。かなり近い分野の専攻だったが、教授陣がこういう書籍を出す雰囲気は1mmもなかった。自身の時代にこの学校があったら進路選択に入れたかも。広報、大成功である。「わくわく動物ランド」「動物のお医者さん」「ダーウィンが来た!」あたりが好きな人は楽しめそう。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/03/20(700日経過)
記録初日
2000/03/08(9112日経過)
読んだ本
1002冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
235108ページ(1日平均25ページ)
感想・レビュー
251件(投稿率25.0%)
本棚
24棚
性別
血液型
O型
職業
専門職
自己紹介

「ドリトル先生」「はてしない物語」「怪盗ルパンシリーズ」を読みふけった小学生時代から、推理小説・絵画・写真等に心惹かれた10代を経て、今は乱読中。

他の方の感想から読みたい本が広がること、感想に共感すること、自分と違う視点にはっとすること、どれも読メの醍醐味で、楽しいです。

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