昔読みかけて最後まで読めず、今回やっと読み終えた。これは…現代の時間の使い方、心のあり方の問題に通じる、というかそのままの話では…。途中で本当に灰色の人たちに会ったみたいに怖くなりました。名作と言われる所以、納得。子供より大人に読んでほしい本。

自転車に乗っていて、トラックにひかれしんでしまった少年の、死後の世界の物語。まだ生きていたかったのに、という想いを抱えながら、それでも現状を受け入れていく主人公が、前向きで強いと思いました。幽霊としてこの世に残ることもできたのに、それでは先がない、救われないと分かったのも偉い。悲しいけれど、爽やかな読後感。死後の世界がこの通りなら、死ぬのを恐れなくてもいいかもしれないと思えました。

おひさまやシリーズ、最新刊？うさぎさんかわいい。

岩手県出身の作家さん。おへんじシール、いいなあ。

昔読みかけて最後まで読めず、今回やっと読み終えた。これは…現代の時間の使い方、心のあり方の問題に通じる、というかそのままの話では…。途中で本当に灰色の人たちに会ったみたいに怖くなりました。名作と言われる所以、納得。子供より大人に読んでほしい本。

カボちゃんシリーズと同じ絵なので、そちらも思い出しつつ。シリーズあり。

落語のネタが絵本に？話はどこかできいたことある。シリーズあり。

ご先祖様、いのちのつながりについて考える絵本。巻中にたたんである大きなページがすごい。

どろぼう三にんぐみが、一人の女の子を連れてきたところから、話は意外な方向に。根はいい人たちなんだな。

何かでおすすめになってたので借りたのだけど、これシリーズで、あと9冊あるのか…。ペルーから単身ロンドンにやってきたくまのパディントンが、色々やらかす話（笑）かわいいからか、悪気はないからか、最後はなんとかなるパターン。割と読みやすかった。

こちらは子猫から飼っているのに、膝に乗ってくれない、時に噛まれたりもする猫。どちらにしろ、猫ってけっこう賢いと思う。って、この漫画家さん、出版直前に急逝されてたのか…。

SNSではみてました。うちも白猫だけど、爪たてるし噛むし、こんなに甘えたがりではない。真っ白モチモチ風に描いてるのがいい。これ図書館にあったんだが、入荷早いな（笑）

吹奏楽経験者としては、とても楽しめた。私自身はあまり上手い方ではなかったが（笑）演奏前の緊張感、演奏中のハーモニー、コンクールの結果発表の様子等、分かる!と思いながら読んだ。習志野レベルの演奏ができたら、さぞ気持ちいいんだろうな。

現在の地球環境が水に及ぼしている影響、異常気象との関係やそれによる水問題など、水の大切さを改めて理解し、水問題に対して自分は何ができるのか、考えさせられる本。先進国の豊かな生活が、発展途上国の生活をおびやかしている、と思うと、本当に他人事ではないと思う。具体的にこうしよう、とは作者は言わず、まずは自分の周りの水を感じてみよう、とのこと。

韓国の小学校が舞台。水泳を頑張っている女の子が主人公。強い相手がいてなかなか勝てず、悩みながらも、最後は自分と向き合うことができて、成長していく物語。何事も、最終的には自分との戦いになる。そのような経験ができていると、将来何かあっても、強くいられるのかも。

食べることにしか興味がなかった男の子が、お菓子づくりを通して、成長する話。お菓子美味しそう。

読みやすく面白く、みそに詳しくなる本。

最近日本でまたはしかが話題になっているけれど、この時代はワクチンがなかったから、隔離するしかなかった様子。弟がはしかになったため、おじさんの家に隔離されたトムが、真夜中に、現在には存在しない庭をみつけ、そこにいた少女と友達になる話。英語を日本語に訳した昔の文章としての読みにくさは少々あるものの、庭の美しさ、そこで遊ぶことの楽しさは伝わってくる文章だと思う。庭の謎、結末はちょっと予想外。

コロボックルは、本当に賢い。ついに空とぶ装置を作り上げた!しかし世界が広がると、危険も増すわけで。ついにコロボックルの一人が子供につかまってしまう。諦めずに探し出すコロボックルたち、最初は金儲けしようとした子供。けれど最後は…。せいたかさんの娘さんが、思いがけない働きをしたり、意外な、でも平和な結末でした。

コロボックル2作目。昔コロボックルが飼っていた豆つぶほどの小さな犬、マメイヌを探すお話。今回の主役はコロボックルの若者。前回から10年くらい経っている？コロボックルも年はとるのね。せいたかさんたちが、彼ら彼女らを大切にしていて、にこにこして話を聞いてくれる、その関係がすてきです。

Kindle版で読了。英語でもローマ字でもない文章…これがアイヌ語なのか。訳された文章は、詞のような感じ。言葉の意味や内容は難しかったけれど、韻を踏む文章のようで、どこかリズム感が含まれる。神様にいたずらや悪いことをすると殺されて地獄にやられる、という話が多かった、と思う。

Kindle版で読了

kindle　Unlimitedで読了。宮澤賢治の表現は独特で理解しにくいところを、自然や科学の知識をあわせて考えて、わかりやすく解読してくれる本。自然の美しい写真もたくさん載っているので読みやすい。賢治の作品も読み返したくなりました。

慎重で賢い小人族。小人側も人間を調べていたので、完全に姿をあらわすまで時間がかかった。住処を守れて良かった。

岩手県在住、しかも時計屋店主が書いた作品。自分の誕生日でもある、クリスマスイブの日。父とも兄ともけんかしてしまった小６の主人公が、自分が生まれる5日前にタイムスリップ。お母さんもお祖父さんも生きていて賑やかだった頃。知らなかった家族の過去。寝ている時だけ聞こえる謎の声、タイムスリップした意味は…？終盤この展開は、泣いちゃいますよ…。でもハッピーエンドで、あったかくなるいい話でした。

東日本大震災のニュースの中で、写真を修復している方たちがいる、という話はテレビでみていました。そのうち、紙本・書籍保存修復士という専門的な資格を持った人が、大船渡で写真や古書の修復に携わっていたことは、この本で初めて知りました。人命救助が最優先の状況で、廃棄されそうなものの中から写真や書面を救出する作業をするというのは、理解されにくかったでしょう。でも記録を後世に残すというのは大事なのだと、そのためには紙の本は必要なのだと、この本を読んで思いました。

岩手県葛巻町の小学校でカメムシずかんができるまでのお話。いくら詳しくなっても、やっぱりカメムシは嫌だ（笑）危険を感じさせないよう、そっと扱えば、匂いは出さないらしいけど…でも、ねぇ（笑）

この本の通りに、戦争がなくなればいいのに。

絵本だけれどノンフィクション。当時小学校3年生の女の子が書いた作文。二平方メートルは病院のベッドの広さ。毎年検査入院を受け、生活に制限もある女の子の本音がたくさんつまった本。今は中学生なのかな。

作者は岩手県生まれ。方言混じりの文で、リズムがいい。

8世紀の中国に実在したハン・ガンという画家をもとにした話。子供が、この絵本を「巻物みたい」と。確かに横長で続いていくような作りの絵。ハン・ガンと同じ、絹地に描いた絵だそうです。

絵が繊細でリアル感が強い。鹿に感謝しながら、生きるために狩る生活をいろんな擬音を交えながら、細かく表現している。「くまの子ウーフ」の作者だったとは知らなかった!

一つ一つはささいなことがつながってけんかになって、おおごとになったけれど、最後は仲直り。

腰が痛いだけだと思ったのに…。でもあったかくなるお話

日本にはまだたくさんの職人さんがいるんだなあ。南部鉄器も載せてほしかったなあ。

第二次世界大戦中の、ユーゴスラヴィアでの諜報活動に従事した若者たちの話。導入部で、主要人物のうちの一人は亡くなっていることがわかるのだけど…。当時の戦争はすでに情報戦でもあったのね。無線やモールス信号が重要だった時代。しかしカタカナ名やら略語やら多くて、理解が難しかった。