誰かにそっと寄り添い、自分にできることをしたくなる物語。人と人とのあたたかい繋がりや、小さな優しさの積み重ねの大切さをそっと教えてくれる一冊でした。

良識をみじん切りにする短編集。 兎にも角にもデスゲームの話が面白すぎて、あれだけで1冊読みたいと思うほど好きでした。他も世にも奇妙な物語を見ているような不思議な感覚で、面白かったです！

ポンコツ探偵・志谷禄郎と有能助手・和戸村丈の物語。 2人のキャラもいいし関係もいいし(志谷かわいい)就業後本屋さんに直行した甲斐がありました！シリーズ化にも期待大だし、ドラマ化とかもして欲しい！ もっとこの2人の活躍を楽しみたいです。

『月曜日の抹茶カフェ』 木曜日にはココアを、の続編。「マーブル・カフェ」が定休日の月曜日に「抹茶カフェ」を開くことから始まる12のストーリー。 毎回青山先生の作品は人と人との繋がりや縁が優しく連なっていき、優しく登場人物の事も、読んでる私の事もそっと背中を押してくれたり、優しく寄り添ってくれる。 今回はおばあちゃんとお孫さんのお話が特にお気に入りで…人が変われば見えている世界も変わるけれど、自分を信じて相手を尊重して過ごしていけば、きっと大丈夫、そんな風に語りかけてくれる作品でした。

誰かにそっと寄り添い、自分にできることをしたくなる物語。人と人とのあたたかい繋がりや、小さな優しさの積み重ねの大切さをそっと教えてくれる一冊でした。

完全犯罪請負人×少女の復讐譚。特殊設定ミステリだけど、幽霊の人柄が人間臭くてそこが良くてすんなり受け入れられる。小学生の賢さには驚きつつ、伏線がきれいに繋がる快感がとても心地よかったです。

学生アリスシリーズにようやく手を伸ばしました。 大学生活が舞台ということもあり、恋愛の気配や甘酸っぱい青春の空気が漂っていて、友人たちとわいわい語り合うアリスの姿がとても新鮮で、どこか感慨深い。 江神さんとの探偵助手としての関係は、まだまだ始まったばかりという印象だけどこれからどんな信頼関係が築かれていくのか、今後の展開が楽しみ。これが処女作とは…！面白かったです。

『神薙虚無最後の事件』、待望の続編「名探偵たるもの、信じ抜くのです！」 やさしい名探偵の傑作ミステリ 今回も推理の応酬が面白かった。 神薙虚無もまた読みたい。