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2024年8月の読書メーターまとめ

やいっち
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2024年8月に読んだ本
12

2024年8月のお気に入られ登録
1

  • 秋田 優

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

やいっち
第一版は1956年、第二版は1961年のもの。岩波文庫入りして古典という評価。専門家には知悉した内容だろうが、大英百科辞典を愛読書とする著者の広範な素養は、今も(専門家はおろか)門外漢の者にも読ませる中身となっている。まさに古典。
やいっち
2024/09/03 14:10

「心や脳の機能をダイナミックなシステムとして捉えようとした先駆的な書。その後の人工知能、カオスや自己組織化といった非線形現象一般を対象とする研究に大きな影響を与えた。また理系分野に留まらず、構造機能主義などの社会学にも多大な影響を及ぼし、今日では認知科学やシステムバイオロジーなどの方法論の基礎となっている。」

やいっち
2024/09/03 14:10

脳波を数的に扱う…今では「脳が活動する際に発生する、微弱な電気信号である脳波。この脳波や脳神経由来の信号をもって脳と機械を接続し、自由に機械を操作するブレイン・マシン・インターフェース(BMI)の開発が、現在世界中で盛んに行われている。」

が「ナイス!」と言っています。

2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

やいっち

過日の内科医院診断の際、先生にあれこれ叱られた。食べ過ぎとも云われた。自覚の上では食事の量は増えてない。生活習慣の問題か。数日前より、一部の習慣を変えてみた。その効果が出てくるのは早くても一か月後か。もし、好ましい結果が出てきたら、ブログで報告する…かもしれない。

過日の内科医院診断の際、先生にあれこれ叱られた。食べ過ぎとも云われた。自覚の上では食事の量は増えてない。生活習慣の問題か。数日前より、一部の習慣を変えてみた。その効果が出てくるのは早くても一か月後か。もし、好ましい結果が出てきたら、ブログで報告する…かもしれない。
spunkylively@低浮上
2024/08/15 12:46

絶景…

やいっち
2024/08/16 11:51

富山市街では、随所でこうした光景に出会います。

が「ナイス!」と言っています。

2024年8月の感想・レビュー一覧
12

やいっち
第一版は1956年、第二版は1961年のもの。岩波文庫入りして古典という評価。専門家には知悉した内容だろうが、大英百科辞典を愛読書とする著者の広範な素養は、今も(専門家はおろか)門外漢の者にも読ませる中身となっている。まさに古典。
やいっち
2024/09/03 14:10

「心や脳の機能をダイナミックなシステムとして捉えようとした先駆的な書。その後の人工知能、カオスや自己組織化といった非線形現象一般を対象とする研究に大きな影響を与えた。また理系分野に留まらず、構造機能主義などの社会学にも多大な影響を及ぼし、今日では認知科学やシステムバイオロジーなどの方法論の基礎となっている。」

やいっち
2024/09/03 14:10

脳波を数的に扱う…今では「脳が活動する際に発生する、微弱な電気信号である脳波。この脳波や脳神経由来の信号をもって脳と機械を接続し、自由に機械を操作するブレイン・マシン・インターフェース(BMI)の開発が、現在世界中で盛んに行われている。」

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
掘り出し物だった。60年近くまえの本とは思えなかった。数式もないし中高生向け…らしいが、我輩にはちょうどかも。科学は失敗と挫折と論争…あるいは突飛過ぎて無視されたり。科学者にも頑迷な常識に囚われ、新説は産みの苦しみを味わう。…科学は人間の真剣な営み。ライプニッツやファラディを再認識。
が「ナイス!」と言っています。
やいっち
内容が濃い。敢えて日に30頁にセーブして10日で読了。本文もいいが、冒頭の数十枚のカラー画像が素晴らしい。動画で観たくもあるが、怖いもの見たさの感が極まるかも。菌類…地衣類は専門家の想像をも超える! 感想など要らない。植物でも動物でもない謎の生命体なのだよ。
やいっち
2024/08/26 13:05

「あなたがこの文を読むあいだにも、菌類は一〇億年以上そうしてきたように生命のありようを変えている。岩石を食べ、土壌をつくり、汚染物質を消化し、植物に養分を与えたり枯らしたりし、宇宙空間で生き、幻覚を起こし、食物になり、薬効成分を産出し、動物の行動を操り、地球の大気組成を変える。菌類は私たちが生きている地球、そして私たちの思考、感覚、行動を理解するためのカギとなる」(本文より)

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
「知の巨人は、かくも深く日本を理解し、そして愛した――。人類学者の眼差しが捉えた日本、日本人、日本文化に関する文章を集成」というもの。 必ずしも全てに説得力があるとは思わなかったが、日本への思い入れは感じられた。遠い昔、学生時代、『悲しき熱帯』やその後、『野生の思考』などを読んで以来、久々のレヴィ=ストロース。レヴィ=ストロースへの入門編になるか、微妙かな。
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やいっち
「チェスに魅了された少年は、たちまち才能を発揮して世界的プレイヤーとなる。優しい恋人でさえ入りこめない孤独な内面。著者の「最初の傑作」にして、最高のチェス小説」というもの。ナボコフの本は何冊も読んできた。あとは古書店で物色するしかない。ファンとまでは言い難いが。
やいっち
2024/08/20 13:14

孤独。その孤独の中で出会ったチェスは世界という眩しすぎる世界への唯一の窓だったのだろう。が、差し込む光は情け容赦のない紫外線…あるいは放射線か。命をも代償に迫る魂を焦がす光。ナボコフは文学と蝶採集に救われたのか。それでも一層の闇に敢えて飛び込んでいったのか。

やいっち
2024/08/20 13:14

文学にはナボコフをも畏怖させる存在が綺羅星の如く、何事かを語り表現してくれている。表現世界に限界はないのだろうし。とにかく、傑作。数年以内に再読したい。

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やいっち
何とか通読完了。尤も、ほとんど眺めたようなだけに終わった。本書を読むのは長年の懸案だったが、とりあえず端緒に着いた? なんたって「中国の古典中の古典ともいうべき『史記』」だからね。
やいっち
2024/08/15 12:34

本書の「「本紀」は、黄帝から秦の始皇帝の全土統一を経て、漢の武帝時代にいたる、歴史における帝王の系譜」で、せめてこれだけでもと、書店で衝動買いした。武田泰淳の『司馬遷―史記の世界』 (講談社文芸文庫)くらいは目を通しているけど、やはり、ホンの一端でも本書に触れたいもの。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
仕事の車中の待機中に楽しんできた。同氏の本は三冊目か。「卑弥呼から古事記の神々、僧尼、源氏物語の登場人物、大奥の女性権力者など、古代から幕末まで、多様なひとりみたちの「生」と「性」を追う」というもので、日本ではあまりに遅れている女性の活躍の機会を考える上でも時代の関心に沿う内容か。
やいっち
2024/08/15 12:33

男女を問わず貴賤や貧富で大きく左右される結婚事情だが、その中でも女性は宮中にあってもあまりに過酷(レイプは当たり前。稚児愛玩も日常)だったりする。

やいっち
2024/08/15 12:33

驚いたことに…あるいは意外でも何でもないのかもしれないが、清少納言も紫式部も、小野小町も、死後の世評上の零落ぶりは凄まじいほど。文などで活躍する有能な女性は(贔屓する有力者が不在となれば)徹底して貶められる。それだけ男社会の嫉妬と女性への蔑視が根深いということか。タリバンやアフガニスタンなどでの女性の置かれた立場の劣悪さ。世界は今も変わっていない。日本も遅れていることは云うまでもない。

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やいっち
つい先日読了した田村 芳彦著『大陸の誕生 地球進化の謎を解くマグマ研究最前線』(ブルーバックス)に続く関連書。日本近辺に限らず地球環境が怪しくなっている気がするので。温暖化すると大地が緩みプレート境界の歪もタガが外れやすくなるはず。
やいっち
2024/08/15 12:31

本書は、「西之島をはじめ多くの島の上陸調査も行ってきた著者が、できたての島でなくては見ることのできないこと、そこからわかる地球のダイナミズム、今後西之島はどのように変化していく可能性があるのか、などを解説する。また、西之島以外の国内外の特徴的な島について噴火や成長の過程での地質現象についても紹介する。」というもので、田村氏の本より焦点が絞られている。とにかく気になるので関連本は見逃せない。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
「20代の若き日から晩年にいたるまで、幻想の画家の人生と芸術と芸術家をめぐる自分自身との対話が記録されている。「黒と白」の版画の世界、色彩ゆたかなパステル画の群。ルドンの言葉は、彼の作品とともに限りなく美しい」のだが、惜しむらくは表紙を除いて一つも画像がないこと。版画、石版画の作家なのだ。カラーでなくていいから画像が欲しかった。今だからネットで眺められるが、本書で言及されている画像を見つけるのは案外と難しい。
やいっち
2024/08/12 12:59

オディロン・ルドンの言葉を内容案内(つまりは本書)から:

やいっち
2024/08/12 13:01

 天から授かったものに従うことも、自然の命ずることです。私の授かったものは、夢にふけることでした。私は想像の跳梁に苦しめられ、それが鉛筆の下に描き出すものに驚かされました。けれどもはじめ驚かされたものを、逆に私の学んだ、また私の感じる芸術の生理に従わせて、見る人の眼に突然魅力あるものとし、思想の極限にある、言葉ではいい得ないものをそっくり呼び起こすように持っていったのです。(中略)成長し、進化する芸術、生を拡大し、その最高の支点となること、必然的な感情の昂揚によって精神を支持するのが暗示の芸術です。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
再読。感想は後で。
が「ナイス!」と言っています。
やいっち
8年ぶりに読んだ。案の定 煙にまかれて 何が何やらだった。が、岡の嘗ての古き良き日本を想う気持ちは伝わる。理解はし難いが。 (08/06 13:01)  以下、8年前の感想から:
やいっち
2024/08/06 13:20

「一葉舟」は、「ひとはぶね」と読む。岡潔はしばしば土井晩翠(の漢詩)から署名を引いている。「一葉軽く掉さして……姦雄(かんゆう)の雄図砕けぬ波あらく」や「……月を湖上に砕きては ゆくへ波間の舟一葉 …… 訪ふは山寺の松の風」から。尚、樋口一葉の「一葉」は雅号であり、「一葉という筆名は、当時困窮していた事(お足が無い)と一枚の葦の葉の舟に乗って中国へ渡り後に手足を失った達磨の逸話に引っ掛けたもの」のようである。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
素晴らしい本だった。長年探し求めていたテーマをほぼ正面から捉えた本。「知能は人間の独占物ではない。自動運転車もチンパンジーもタコも木も菌類も、独自のあり方で知的といえる。それらが体感する「世界」とは?」という本。
やいっち
2024/08/06 13:19

吾輩は、あくまで直感に過ぎないが、動物植物を問わないほぼ全ての生き物に感覚のみならず何らかの知能めいたものがあると思ってきた。人間にのみ知能があるなんて偏見か、あるいは勝手な思い込みに過ぎない。少なくとも他の生命体に知能がないとは一度も証明されたことがない。犬や猫だけじゃない、蛸にも魚にも、そんじょそこらの雑草にも。あるいは藻や苔や更にはバクテリアにも、その萌芽はあるに違いない…と感じている。

やいっち
2024/08/06 13:19

体のために植物…野菜ダイエットを選ぶのはその方の勝手だが、動物の肉だったら食べていいなんて人間のエゴ。仏教などでの精進料理も偽善と吾輩は見做している。断食行という厳しい宗教的修行がある。尊いことだとは思う。だけど、人は口から吸う空気から微細な生き物を呑み込んでいる…消化している。腸内では大腸菌などのバクテリアの壮絶な生存競争が繰り広げられている。その在りようは人間の手の及ばない世界だ(少なくとも嘗ては)。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/08/22(380日経過)
記録初日
2023/09/15(356日経過)
読んだ本
126冊(1日平均0.35冊)
読んだページ
41763ページ(1日平均117ページ)
感想・レビュー
97件(投稿率77.0%)
本棚
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外部サイト
自己紹介

国見弥一…やいっちです。 パスワード不明のため、臨時のサイト。

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