
小生は、南北アメリカへの欧米による植民地支配先住民蹂躙関連の歴史には予てより関心を抱いて来た。関連の本も少しは読んできた。本書はまさに「世界各地の植民地独立戦争に参加したかつての島の英雄」を描いていて、ある意味吾輩の関心をえげつない程に満たし掻き立てる作品だった。
正直、圧倒されたままでまるで受け止めきれていない。吾輩の読解力じゃ、咀嚼するなど無理。まして感想など論外。こんな作家を今まで知らずにいたのかと、愕然とした思いである。これから読まれる方は心して読まれるべし。
ブライアン・グリーンは、『エレガントな宇宙: 超ひも理論がすべてを解明するエレガントな宇宙: 超ひも理論がすべてを解明する』以来のファン。以来、『隠れていた宇宙』や『宇宙を織りなすもの――時間と空間の正体』など。嘗ては超ひも理論が流行ってましたからね。
サド論やアルトー論が面白かった。「サドの様々な小説を通じて、同じ物語、同じ人物たち、同じ身振り、同じ行為、同じ暴力、同じ言説、そして同じ推論が際限なく反復されるのをわれわれが目にする」のは何故か。そう、好奇心一杯で読んでも、まさにサド作品を読んで際限ない堂々巡りな叙述に辟易してしまったものだ。何度挑戦しても同じ挫折(?)に終わる。
参考文献はタイトルだけだが、必ず一覧する。邦訳されてない文献、訳して欲しい。学生時代、ギリシャ哲学史の本だって少しは読んだ…けど、優れた物理学者によるデモクリトスやアナクシマンドロスらの理解は斬新で衝撃的だった。地球が宙に浮いていることを示す論及の見事さ!
井波律子氏の本に触れる切っ掛けは、同氏が富山(の高岡市)にゆかりの人物だからでもある。小学校の頃には京都に転居されたらしいが。 最初に読んだのは、井波 律子著『書物の愉しみ 井波律子書評集』(岩波書店)だったか。「中国の古典・歴史書から,ロックンローラーの伝記まで.好奇心と素直な驚きにあふれる三十年間の書評を編む」というもの。同氏の本格的な仕事に関わる本は未読のありさまである。
索引も解説もない。本書刊行当時より研究の進んだ面もあろうし、遺跡の発掘調査も。やはり専門家の解説も欲しかったな。我輩は、三浦氏の古事記研究が一番信頼が置けると思ってる: 『古事記を読みなおす (ちくま新書)』三浦 佑之 #読書メーター https://bookmeter.com/books/958960
ループ量子力学陣営は、落胆どころか案の定という冷静な受け止め。物理学的には「無限」は存在しない。何よりプランク定数が証ししている。本書の最終章の「情報」に至るまで筆者は楽しく読ませてくれる。唯一不満を云えば、ダークマター&ダークエネルギーについて一切言及がないこと。筆者の見解を聞きたかった。これは、観測結果を待ってから、なのかな。
国見弥一…やいっちです。 パスワード不明のため、臨時のサイト。
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