脳波を数的に扱う…今では「脳が活動する際に発生する、微弱な電気信号である脳波。この脳波や脳神経由来の信号をもって脳と機械を接続し、自由に機械を操作するブレイン・マシン・インターフェース(BMI)の開発が、現在世界中で盛んに行われている。」
過日の内科医院診断の際、先生にあれこれ叱られた。食べ過ぎとも云われた。自覚の上では食事の量は増えてない。生活習慣の問題か。数日前より、一部の習慣を変えてみた。その効果が出てくるのは早くても一か月後か。もし、好ましい結果が出てきたら、ブログで報告する…かもしれない。
「心や脳の機能をダイナミックなシステムとして捉えようとした先駆的な書。その後の人工知能、カオスや自己組織化といった非線形現象一般を対象とする研究に大きな影響を与えた。また理系分野に留まらず、構造機能主義などの社会学にも多大な影響を及ぼし、今日では認知科学やシステムバイオロジーなどの方法論の基礎となっている。」
脳波を数的に扱う…今では「脳が活動する際に発生する、微弱な電気信号である脳波。この脳波や脳神経由来の信号をもって脳と機械を接続し、自由に機械を操作するブレイン・マシン・インターフェース(BMI)の開発が、現在世界中で盛んに行われている。」
「あなたがこの文を読むあいだにも、菌類は一〇億年以上そうしてきたように生命のありようを変えている。岩石を食べ、土壌をつくり、汚染物質を消化し、植物に養分を与えたり枯らしたりし、宇宙空間で生き、幻覚を起こし、食物になり、薬効成分を産出し、動物の行動を操り、地球の大気組成を変える。菌類は私たちが生きている地球、そして私たちの思考、感覚、行動を理解するためのカギとなる」(本文より)
孤独。その孤独の中で出会ったチェスは世界という眩しすぎる世界への唯一の窓だったのだろう。が、差し込む光は情け容赦のない紫外線…あるいは放射線か。命をも代償に迫る魂を焦がす光。ナボコフは文学と蝶採集に救われたのか。それでも一層の闇に敢えて飛び込んでいったのか。
本書の「「本紀」は、黄帝から秦の始皇帝の全土統一を経て、漢の武帝時代にいたる、歴史における帝王の系譜」で、せめてこれだけでもと、書店で衝動買いした。武田泰淳の『司馬遷―史記の世界』 (講談社文芸文庫)くらいは目を通しているけど、やはり、ホンの一端でも本書に触れたいもの。
驚いたことに…あるいは意外でも何でもないのかもしれないが、清少納言も紫式部も、小野小町も、死後の世評上の零落ぶりは凄まじいほど。文などで活躍する有能な女性は(贔屓する有力者が不在となれば)徹底して貶められる。それだけ男社会の嫉妬と女性への蔑視が根深いということか。タリバンやアフガニスタンなどでの女性の置かれた立場の劣悪さ。世界は今も変わっていない。日本も遅れていることは云うまでもない。
本書は、「西之島をはじめ多くの島の上陸調査も行ってきた著者が、できたての島でなくては見ることのできないこと、そこからわかる地球のダイナミズム、今後西之島はどのように変化していく可能性があるのか、などを解説する。また、西之島以外の国内外の特徴的な島について噴火や成長の過程での地質現象についても紹介する。」というもので、田村氏の本より焦点が絞られている。とにかく気になるので関連本は見逃せない。
天から授かったものに従うことも、自然の命ずることです。私の授かったものは、夢にふけることでした。私は想像の跳梁に苦しめられ、それが鉛筆の下に描き出すものに驚かされました。けれどもはじめ驚かされたものを、逆に私の学んだ、また私の感じる芸術の生理に従わせて、見る人の眼に突然魅力あるものとし、思想の極限にある、言葉ではいい得ないものをそっくり呼び起こすように持っていったのです。(中略)成長し、進化する芸術、生を拡大し、その最高の支点となること、必然的な感情の昂揚によって精神を支持するのが暗示の芸術です。
「一葉舟」は、「ひとはぶね」と読む。岡潔はしばしば土井晩翠(の漢詩)から署名を引いている。「一葉軽く掉さして……姦雄(かんゆう)の雄図砕けぬ波あらく」や「……月を湖上に砕きては ゆくへ波間の舟一葉 …… 訪ふは山寺の松の風」から。尚、樋口一葉の「一葉」は雅号であり、「一葉という筆名は、当時困窮していた事(お足が無い)と一枚の葦の葉の舟に乗って中国へ渡り後に手足を失った達磨の逸話に引っ掛けたもの」のようである。
吾輩は、あくまで直感に過ぎないが、動物植物を問わないほぼ全ての生き物に感覚のみならず何らかの知能めいたものがあると思ってきた。人間にのみ知能があるなんて偏見か、あるいは勝手な思い込みに過ぎない。少なくとも他の生命体に知能がないとは一度も証明されたことがない。犬や猫だけじゃない、蛸にも魚にも、そんじょそこらの雑草にも。あるいは藻や苔や更にはバクテリアにも、その萌芽はあるに違いない…と感じている。
体のために植物…野菜ダイエットを選ぶのはその方の勝手だが、動物の肉だったら食べていいなんて人間のエゴ。仏教などでの精進料理も偽善と吾輩は見做している。断食行という厳しい宗教的修行がある。尊いことだとは思う。だけど、人は口から吸う空気から微細な生き物を呑み込んでいる…消化している。腸内では大腸菌などのバクテリアの壮絶な生存競争が繰り広げられている。その在りようは人間の手の及ばない世界だ(少なくとも嘗ては)。
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「心や脳の機能をダイナミックなシステムとして捉えようとした先駆的な書。その後の人工知能、カオスや自己組織化といった非線形現象一般を対象とする研究に大きな影響を与えた。また理系分野に留まらず、構造機能主義などの社会学にも多大な影響を及ぼし、今日では認知科学やシステムバイオロジーなどの方法論の基礎となっている。」